2009年1月4日日曜日
2009年1月3日土曜日
モンポウ自作自演集

どの曲もモンポウならではの音数の少ない、減衰音の響きを生かした作品にふさわしい弾き方をしていて、まさに作曲家の頭の中で鳴っていたに違いないであろう音響となっています。ショパンの前奏曲(太田胃散のCMでも有名な曲)をテーマに12の変奏曲に仕立てた作品があるのですが、決して多くはない独特の音の付加によって、すっかりモンポウの世界に変貌してしまうさまは驚き以外のなにものでもありません。あろうことか第10変奏ではショパンの別の曲も登場しますが、そちらは聴いてのお楽しみということで。
凍星や書き遺されし減衰音 ゆかり
清澄庭園
行く先も決めず初詣に行こうと思って家を出たのですが、着いたところは清澄庭園。ぜんぜん神社仏閣でない財閥系庭園というのもいいものです。はじめは豪商紀ノ国屋文左衛門の別邸、その後明治になって岩崎家の所有となったといいますから、そのへんの商売の神様よりご利益がありそうです。いえ、別にお参りに行ったのではなく、雪吊のある松をながめてぼんやりしたかっただけなのですけど。
雪吊をよく見ると、下の方は枝に縄を直接結んでいるのではなく、竹竿をめぐらし、そこに縄を結んでいるのですね。上の方は支柱に結んであるのだし下も竹竿なので、雪吊の円錐状の縄はいっさい松に触れてなく、装飾用のダミーにしか見えません。雪の降らない東京だからそうなのか、雪国の雪吊もそうなのか、謎です。
冬園やまづ逆光の池を見む ゆかり
雪吊の弦のふるへに風を知る
雪吊をよく見ると、下の方は枝に縄を直接結んでいるのではなく、竹竿をめぐらし、そこに縄を結んでいるのですね。上の方は支柱に結んであるのだし下も竹竿なので、雪吊の円錐状の縄はいっさい松に触れてなく、装飾用のダミーにしか見えません。雪の降らない東京だからそうなのか、雪国の雪吊もそうなのか、謎です。
冬園やまづ逆光の池を見む ゆかり
雪吊の弦のふるへに風を知る
2009年1月2日金曜日
2009年1月1日木曜日
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