掲示板で巻いていた歌仙が満尾。
秋蝉やナイロンひかる落下傘 ゆかり
色なき風に甘き横文字 り
月も乗せ客船の旅整ひて ぐみ
物見の山に動く人影 み
遠近法もちひすはこそ天狗様 り
大風呂敷で包む大法螺 り
ウ 果しなき唐草模様とカルーセル み
姉妹の屋根に雪降り募り み
百合族のはじめは鏡殺しの刑 り
牛車の列の三里四里とも り
土用波あやつる我の背に翼 み
提灯に舌からかさに足 み
火にあぶり肴としたる神無月 り
ひと雨ごとに海の近づく り
煙草屋の嫗舟漕ぐ昼下がり み
赤いかつらは草間彌生か み
幕をなし花の散りゆく嵐山 り
等高線のとほり春めく り
ナオ 切り株に当つて転ぶうさぎゐて棚の下には大き皿など み
きんいろの懐中時計に鎖あるやうに私の時は囚はれ り
濃い霧に自由の女神は右の手を下げて休みぬ少し微笑み み
土曜日の夜は熱出す土曜日の夜は寝るだけ土曜日の夜 り
月ぞ知る大日本は銃後にも月月火水木金金 み
秋といふ逢魔が時をひとつづつ街灯ともり影は四方に り
ナウ お手玉の数へ歌など思ひ出し孔雀の庭を丸く掃きをり み
どの窓も曇つてゐたる温室の順路に沿つて食虫植物 り
すべからく天めざすべし花と翅ともに地の舞ひ楽しみてのち み
起首:2011年 6月25日(土)
満尾:2011年 7月29日(金)
捌き:ゆかり
ご覧の通り、初折は二句ずつで交代し、名残の折はそのまま二句をつなげたかたちで短歌とした。
2011年6月23日木曜日
七吟回文歌仙 譲りしはの巻
掲示板で巻いていた回文歌仙が満尾。
七吟回文歌仙 譲りしはの巻
譲りしは闇の火のみや走り梅雨 ぽぽな
卯の花腐しを仕度縄の鵜 ゆかり
父無し子らしかる頭腰なでて 二健
来るだけのひと問ひのけだるく 令
満月は如何にと二回発言魔 ぐみ
菊の酒の香かの今朝の茎 あとり
ウ はぎ取りし湯巻秋繭尻伽は 吾郎
君愛し妬く悔しい編み機 み
もつれ的濡れ場のばれぬ奇天烈も 令
盗りても燈火買うとも照りと あ
傘も買ふ冬清き夕深藻坂 み
雪にやさしき岸さやに消ゆ な
春の月死んでぞ電磁気募るは ゆ
酔ふ夜の水が霞のやうよ 健
隅の陰試験案消し外科のミス 郎
つながる管をたぐるが夏 ゆ
丸く汝はやめよやよめや花車 健
弓塚に来て敵に勝つ見ゆ 令
ナオ 新酒を酌め憩ひめくを今朝日に あ
芒はらりと鳥等はキスす な
虫置きし土間のその窓子規惜しむ 郎
根岸界隈岩生かし杵 ゆ
風俗なないろ風呂いななく臓腑 な
寸暇文会いかん俯瞰す 健
不意にみなシネマを真似し波に言ふ 令
人力飛行浮かび麒麟児 み
初霜の行方問へ崩ゆ野燃しつは あ
悲しき性へ屁が割きし仲 郎
八日月閨のあの屋根気遣ふよ な
鶏頭の庭ワニの疎い毛 ゆ
ナウ 地味も咲くしがない流し草紅葉 健
黴の下駄裏らうたげの美か 令
占ひで天気は禁手で易習ふ み
永日草の野裂く辻家 あ
今の名は飲みし伏見の花の舞 郎
遠のき乗るは春の木の音 な
起首:2011年 5月28日(土)
満尾:2011年 6月23日(木)
捌き:ゆかり
七吟回文歌仙 譲りしはの巻
譲りしは闇の火のみや走り梅雨 ぽぽな
卯の花腐しを仕度縄の鵜 ゆかり
父無し子らしかる頭腰なでて 二健
来るだけのひと問ひのけだるく 令
満月は如何にと二回発言魔 ぐみ
菊の酒の香かの今朝の茎 あとり
ウ はぎ取りし湯巻秋繭尻伽は 吾郎
君愛し妬く悔しい編み機 み
もつれ的濡れ場のばれぬ奇天烈も 令
盗りても燈火買うとも照りと あ
傘も買ふ冬清き夕深藻坂 み
雪にやさしき岸さやに消ゆ な
春の月死んでぞ電磁気募るは ゆ
酔ふ夜の水が霞のやうよ 健
隅の陰試験案消し外科のミス 郎
つながる管をたぐるが夏 ゆ
丸く汝はやめよやよめや花車 健
弓塚に来て敵に勝つ見ゆ 令
ナオ 新酒を酌め憩ひめくを今朝日に あ
芒はらりと鳥等はキスす な
虫置きし土間のその窓子規惜しむ 郎
根岸界隈岩生かし杵 ゆ
風俗なないろ風呂いななく臓腑 な
寸暇文会いかん俯瞰す 健
不意にみなシネマを真似し波に言ふ 令
人力飛行浮かび麒麟児 み
初霜の行方問へ崩ゆ野燃しつは あ
悲しき性へ屁が割きし仲 郎
八日月閨のあの屋根気遣ふよ な
鶏頭の庭ワニの疎い毛 ゆ
ナウ 地味も咲くしがない流し草紅葉 健
黴の下駄裏らうたげの美か 令
占ひで天気は禁手で易習ふ み
永日草の野裂く辻家 あ
今の名は飲みし伏見の花の舞 郎
遠のき乗るは春の木の音 な
起首:2011年 5月28日(土)
満尾:2011年 6月23日(木)
捌き:ゆかり
2011年5月16日月曜日
九吟自由律歌仙 藤棚の巻
掲示板で巻いていた歌仙が満尾。
藤棚という姉妹へ時々しっぽかな ねここ
夏近き半球 ゆかり
メーデーの帰りに背広新調などはやめて 銀河
大漁旗高々と ぐみ
スカートごとひよこゆっくり後の月 こ
空飛ぶ夜長二人乗りの我等 ゆ
ウ いつかは胡桃の中へ入ってゆくのか 令
ラビリンチュラは冬眠しつつ 七
片恋童話みたいなキャベツの森 こ
ひらひらと番う 河
唾液中年に告げる夏の言い訳 キヨヒロー
駱駝よ道がまっすぐ み
村長の案山子へ睨む出戻りのにおい ー
目玉焼きも爽やか 令
水に映える月を掻き取ってくると兄は言い 七
蛇がとぐろを巻いた朝 蘆汀
花の盛りに触れて鐘の響きは遠い彼方へ み
白居易と霞を食べた 河
ナオ 眠とうなったまた明日あめふらしの肘枕 あとり
恋人離婚に思う ー
接吻の刹那に指輪が煌めいた 汀
途方もなくザンジバル 令
お母さん人生は歩いて行くのですね ゆ
雲梯のすきまだらけ あ
呪術師となる最終講義は変身の章 七
空豆の日記と盲導犬 こ
崩れた石垣でけふ子燕が鳴いた 汀
天気予報の号外 あ
ひとつずつ冬満月が配られている狭庭 み
指先を濡らすような写真 ー
ナウ めまいは誰もいない浜辺より明るく 令
夢ならば判断して ゆ
戦争が丸くなったら人もフラフープ 河
春昼のリボンをほどく 七
花は明日空をゆくてのひらもう誰にもつかまらへんよ あ
みごもってこぐふらこゝ 汀
起首:2011年 5月 3日(火)
満尾:2011年 5月16日(月)
捌き:ゆかり
ねここ、キヨヒローは俳句自動生成ロボット
藤棚という姉妹へ時々しっぽかな ねここ
夏近き半球 ゆかり
メーデーの帰りに背広新調などはやめて 銀河
大漁旗高々と ぐみ
スカートごとひよこゆっくり後の月 こ
空飛ぶ夜長二人乗りの我等 ゆ
ウ いつかは胡桃の中へ入ってゆくのか 令
ラビリンチュラは冬眠しつつ 七
片恋童話みたいなキャベツの森 こ
ひらひらと番う 河
唾液中年に告げる夏の言い訳 キヨヒロー
駱駝よ道がまっすぐ み
村長の案山子へ睨む出戻りのにおい ー
目玉焼きも爽やか 令
水に映える月を掻き取ってくると兄は言い 七
蛇がとぐろを巻いた朝 蘆汀
花の盛りに触れて鐘の響きは遠い彼方へ み
白居易と霞を食べた 河
ナオ 眠とうなったまた明日あめふらしの肘枕 あとり
恋人離婚に思う ー
接吻の刹那に指輪が煌めいた 汀
途方もなくザンジバル 令
お母さん人生は歩いて行くのですね ゆ
雲梯のすきまだらけ あ
呪術師となる最終講義は変身の章 七
空豆の日記と盲導犬 こ
崩れた石垣でけふ子燕が鳴いた 汀
天気予報の号外 あ
ひとつずつ冬満月が配られている狭庭 み
指先を濡らすような写真 ー
ナウ めまいは誰もいない浜辺より明るく 令
夢ならば判断して ゆ
戦争が丸くなったら人もフラフープ 河
春昼のリボンをほどく 七
花は明日空をゆくてのひらもう誰にもつかまらへんよ あ
みごもってこぐふらこゝ 汀
起首:2011年 5月 3日(火)
満尾:2011年 5月16日(月)
捌き:ゆかり
ねここ、キヨヒローは俳句自動生成ロボット
ラベル:
俳句自動生成ロボット,
連句
2011年5月1日日曜日
脇起し五吟歌仙 春天の巻
掲示板で巻いていた歌仙が満尾。
春天に鳩をあげたる伽藍かな 川端茅舎
木蓮といふ合掌植物 ゆかり
風光る山郷にふと誘はれて ぐみ
このあたりにも落人の裔 ゆ
ほのぐらき眼窩のそらに月ひとり 銀河
椎の実に添ふ椎の実の影 あとり
ウ 秋麗の坊ちやん電車でうたた寝す 苑を
夢で逢はむと衣かへせり み
身を責めて羽のあやなす異類婚 河
北窓ふさぐ写真スタジオ あ
二十歳とは風花だつたかもしれず を
なかつたといふ伍圓拾圓 ゆ
交番を出て仰ぎ見る夏の月 み
禁遊泳の旗翩翻と 河
文庫本ひらけば砂のいくばくか あ
都会の虻は岸田今日子似 を
身を裂いて花のトロルの荒ぶるる ゆ
干鰈焼き酒はぬるめに み
ナオ 郷愁ハコノ店ノ扉ノウラオモテ 河
有平棒の輪廻転生 あ
Maid in Solingen と金の文字 を
足止め食らふ神の旅立 ゆ
雪だるま夜半に長靴履くさうな み
買つてもらつた新しい傘 河
ビル風は犂耕体にわたりつつ あ
フォークダンスで目と目を合はす を
ふつふつとDNAの意のままに ゆ
双子それぞれ指輪もらひぬ み
穴くぐり月光かへるところなし 河
秋の水面の左右さかさま あ
ナウ 渦をなし踊はじまる越後獅子 を
髪型を変へ立ち直らんと ゆ
霊峰を背に手彫りの観音像 み
笑みもうららか若きお妃 河
さしのべて空のそこひの花万朶 あ
青き踏まむと駆けだしてゆく を
起首:2011年 4月 2日
満尾:2011年 5月 1日
春天に鳩をあげたる伽藍かな 川端茅舎
木蓮といふ合掌植物 ゆかり
風光る山郷にふと誘はれて ぐみ
このあたりにも落人の裔 ゆ
ほのぐらき眼窩のそらに月ひとり 銀河
椎の実に添ふ椎の実の影 あとり
ウ 秋麗の坊ちやん電車でうたた寝す 苑を
夢で逢はむと衣かへせり み
身を責めて羽のあやなす異類婚 河
北窓ふさぐ写真スタジオ あ
二十歳とは風花だつたかもしれず を
なかつたといふ伍圓拾圓 ゆ
交番を出て仰ぎ見る夏の月 み
禁遊泳の旗翩翻と 河
文庫本ひらけば砂のいくばくか あ
都会の虻は岸田今日子似 を
身を裂いて花のトロルの荒ぶるる ゆ
干鰈焼き酒はぬるめに み
ナオ 郷愁ハコノ店ノ扉ノウラオモテ 河
有平棒の輪廻転生 あ
Maid in Solingen と金の文字 を
足止め食らふ神の旅立 ゆ
雪だるま夜半に長靴履くさうな み
買つてもらつた新しい傘 河
ビル風は犂耕体にわたりつつ あ
フォークダンスで目と目を合はす を
ふつふつとDNAの意のままに ゆ
双子それぞれ指輪もらひぬ み
穴くぐり月光かへるところなし 河
秋の水面の左右さかさま あ
ナウ 渦をなし踊はじまる越後獅子 を
髪型を変へ立ち直らんと ゆ
霊峰を背に手彫りの観音像 み
笑みもうららか若きお妃 河
さしのべて空のそこひの花万朶 あ
青き踏まむと駆けだしてゆく を
起首:2011年 4月 2日
満尾:2011年 5月 1日
2011年3月18日金曜日
脇起し七吟歌仙・遠くよりの巻
掲示板で巻いていた歌仙が満尾。
遠くより二月の海のうねりかな 桂信子
冴返りたる美しき数式 ゆかり
ひむがしに春の結び目ほどかれて 苑を
雲の上行く窓のひとびと ぐみ
猫に髭馬に睫毛の月の宴 銀河
到来ものの南瓜ごろりと 令
ウ 冷ややかに午前零時の継母は うさぎ
くるぶしの汗ひとに拭はせ あとり
にこやかに取材をかはす上半身 ゆ
白昼堂々名画を盗む を
エルガーの行進曲で式挙げて み
べそかきながらやつと一年 河
寒柝は月の裏側までとどく 令
蝙蝠傘のフロイト博士 ぎ
天鵞絨の緑の丘へ続くソファ あ
どんどんどんどん撞球の玉 ゆ
花ふぶく夜は湖となる町に住み を
朝陽に染まる白蝶の群れ み
ナオ 韃靼の春を指したる帆のこころ 河
ときじくの夢違観音 令
てのひらに書き足したるは何の線 ぎ
逆光の鳥まばらに並ぶ あ
土偶から土偶生まるる北の国 ゆ
女スパイは微笑を浮かべ を
髪切るも想ひの丈の絶ちがたく み
寵愛ふかきお腹様とも 河
明日はあす今日はけふとて繭籠る 令
絹ごし豆腐ばかり商ひ ぎ
薔薇窓のくづれてのちの月の暈 あ
森に夢みる蔦の聖堂 ゆ
ナウ 大陸を蝗の群の飛び止まず を
羽うしなひし雪の降り積む み
このところずつとロングのコート着て 河
硝子越しなる笙や篳篥 令
篝火を吸ひ寄せ飽かぬ里の花 ぎ
春の河口の波のきらきら あ
起首:2011年 2月 8日(火)
満尾:2011年 3月16日(水)
遠くより二月の海のうねりかな 桂信子
冴返りたる美しき数式 ゆかり
ひむがしに春の結び目ほどかれて 苑を
雲の上行く窓のひとびと ぐみ
猫に髭馬に睫毛の月の宴 銀河
到来ものの南瓜ごろりと 令
ウ 冷ややかに午前零時の継母は うさぎ
くるぶしの汗ひとに拭はせ あとり
にこやかに取材をかはす上半身 ゆ
白昼堂々名画を盗む を
エルガーの行進曲で式挙げて み
べそかきながらやつと一年 河
寒柝は月の裏側までとどく 令
蝙蝠傘のフロイト博士 ぎ
天鵞絨の緑の丘へ続くソファ あ
どんどんどんどん撞球の玉 ゆ
花ふぶく夜は湖となる町に住み を
朝陽に染まる白蝶の群れ み
ナオ 韃靼の春を指したる帆のこころ 河
ときじくの夢違観音 令
てのひらに書き足したるは何の線 ぎ
逆光の鳥まばらに並ぶ あ
土偶から土偶生まるる北の国 ゆ
女スパイは微笑を浮かべ を
髪切るも想ひの丈の絶ちがたく み
寵愛ふかきお腹様とも 河
明日はあす今日はけふとて繭籠る 令
絹ごし豆腐ばかり商ひ ぎ
薔薇窓のくづれてのちの月の暈 あ
森に夢みる蔦の聖堂 ゆ
ナウ 大陸を蝗の群の飛び止まず を
羽うしなひし雪の降り積む み
このところずつとロングのコート着て 河
硝子越しなる笙や篳篥 令
篝火を吸ひ寄せ飽かぬ里の花 ぎ
春の河口の波のきらきら あ
起首:2011年 2月 8日(火)
満尾:2011年 3月16日(水)
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