2009年1月5日月曜日

仕事始

お仕事はすつかり初期化されてをり ゆかり

2009年1月4日日曜日

四日

この年末年始は暮の27日から年明けの4日までお休みという方も多かったのではないかと思います。なんだか4日こそが真のカウントダウンのような気がしてきませんか。

四日はやなべて日曜日のうれひ ゆかり

2009年1月3日土曜日

モンポウ自作自演集

 スペインの作曲家、フェデリコ・モンポウによる1974年録音の自作自演集です。正直なところ作曲家のピアニストとしての力量が未知数だったので購入にあたりひどく躊躇したのですが、まったくの杞憂に過ぎませんでした。
 どの曲もモンポウならではの音数の少ない、減衰音の響きを生かした作品にふさわしい弾き方をしていて、まさに作曲家の頭の中で鳴っていたに違いないであろう音響となっています。ショパンの前奏曲(太田胃散のCMでも有名な曲)をテーマに12の変奏曲に仕立てた作品があるのですが、決して多くはない独特の音の付加によって、すっかりモンポウの世界に変貌してしまうさまは驚き以外のなにものでもありません。あろうことか第10変奏ではショパンの別の曲も登場しますが、そちらは聴いてのお楽しみということで。


凍星や書き遺されし減衰音 ゆかり

清澄庭園

 行く先も決めず初詣に行こうと思って家を出たのですが、着いたところは清澄庭園。ぜんぜん神社仏閣でない財閥系庭園というのもいいものです。はじめは豪商紀ノ国屋文左衛門の別邸、その後明治になって岩崎家の所有となったといいますから、そのへんの商売の神様よりご利益がありそうです。いえ、別にお参りに行ったのではなく、雪吊のある松をながめてぼんやりしたかっただけなのですけど。
 雪吊をよく見ると、下の方は枝に縄を直接結んでいるのではなく、竹竿をめぐらし、そこに縄を結んでいるのですね。上の方は支柱に結んであるのだし下も竹竿なので、雪吊の円錐状の縄はいっさい松に触れてなく、装飾用のダミーにしか見えません。雪の降らない東京だからそうなのか、雪国の雪吊もそうなのか、謎です。

冬園やまづ逆光の池を見む   ゆかり
雪吊の弦のふるへに風を知る

2009年1月2日金曜日

宮崎あおい

テレビは日頃「めざましテレビ」と「だんだん」くらいしか見ないので、今日の夕方だらだら観ていたさんまの番組ではじめて宮崎あおいさんの顔と名前が一致しました。ああ、オリンパスのカタログの美しい人はこの人だったんだ。デジタル一眼レフがほしいなあ。

二日には二日に届く電波かな ゆかり

2009年1月1日木曜日

明けましておめでとうございます。

 4年目の「みしみし」をよろしくお願い致します。

火星には火星の人の初茜 ゆかり