かごめかごめが官邸で泣いている 岡村知昭
帝国のあんなにあって猫泳ぐ
警官のままの兎の濡れている
淋しくて国民になるバナナかな
梔子の花いきなりの遺憾の意
出征と言わないでおく冬三日月
現実界への風刺としては機能しないくらい無意味なこれらの語彙は、変なたとえですが『ひょっこりひょうたん島』にガバスという通貨があったみたいに、岡村知昭ワールドの重要な機能としての、国家や政府や軍隊や警察なのでしょう。それにしても、なんと頼りない国家や政府や軍隊や警察であることよ。
三島ゆかり俳句日記2.0
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