2011年12月16日金曜日

もろもろ昨今

先週は10日(土)に現代俳句協会青年部の正木ゆう子『静かな水』の勉強会、11日(日)に西原天気さんの『けむり』の出版記念パーティーと、私にしては珍しく人前に姿を現し、今週になって13日(火)に複数の方の連名で『俳コレ』を恵贈賜りました。こうなると俄然俳句モードであります。しばらく、私の中の秩序により『静かな水』と『けむり』と『俳コレ』について、模索することにします。
 といいつつ『俳コレ』って、これ、非常に困ります。何か書こうにも、すでに各人についてもれなく小論という作者以外の評があって、これがなんだか、予想問題集の記述式問題の回答例みたいに、扱いに困ります。さらに巻末にはそうそうたる5名の方による合評座談会がついていて、各作家の相対的な位置づけのようなことまで語られているのです。作品を読む前に目を通さないことはできるのですが、ブログに何か書こうとしたときに6重のバイアスの網目であるそれらに触れなかったら「おんなじこと言ってら」「くすくすくす」とか言われかねない…。
 が、ここは清志郎ばりに「♪情報を無~視~」と行くことにします。

極月の静かな水をけむりかな ゆかり

【12/29追記】改めて聴き返したら「♪情報を無~視~」の一節は坂本冬美が歌っていました。謹んでお詫びするようなことではないのですが…。

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