2022年7月8日金曜日

掲示板過去ログ118

 2015年 6月23日(火)12時10分55秒から2015年 7月25日(土)11時44分15秒まで。




旅支度  投稿者:恵  投稿日:2015年 7月25日(土)11時44分15秒 編集済

   

 

 

旅支度  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 7月24日(金)18時03分31秒

   ぐみさん、どうも。中七が激しく字余りなのでちょっと変えますね。


   旅支度終へて真黒きバナナかな     恵

    しづかにうなる金魚の水槽    ゆかり

   町角にポストも煙草屋もなくて    媚庵

    暑さの残る射的場跡         七

   望月の翳の起伏に尾根裾野      銀河

    指にじませて秋茱萸を食む     なむ

ウ  修行僧弥勒菩薩に見つめられ     ぐみ

    微熱繰り出す薄きくちびる      恵

   歌姫に芸の肥やしのふたつみつ     り

    独楽が刀の刃を渡り行く       庵

   蜘蛛の囲の掛けられてゐる朝帰り    七

    水栓漏るるおふくろの家       河

   冥王に五つ月あり凍ててをり      む

    面壁九年因縁解脱          み

   淡雪を舌に受くるも直ぐに飽き     恵

    卒業式なき卒業アルバム       り

   坊ちやんとマドンナと見る花盛り    庵

    島々渡る風は緑に          七

ナオ ステーキの皿をふちどる油虫      河

    まざあ・ぐうすに紛れ込む歌     む

   ドローンに運ばれみどり児は生まれ   み


 恵さん、お願いします。  

旅支度  投稿者:ぐみ  投稿日:2015年 7月24日(金)17時00分0秒

  ナオ ステーキの皿をふちどる油虫      河

    まざあ・ぐうすに紛れ込む歌     む


   みどり児はドローンに運ばれ生まれ来て み


    こうのとり失業。

    今テレビではグルジアがモンゴルを負かしたところ。

    終わりまでみると、LA時間 24日の午前2時になるので、もう寝ます。  

旅支度  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 7月24日(金)16時03分19秒

  なむさん、どうも。


   旅支度終へて真黒きバナナかな     恵

    しづかにうなる金魚の水槽    ゆかり

   町角にポストも煙草屋もなくて    媚庵

    暑さの残る射的場跡         七

   望月の翳の起伏に尾根裾野      銀河

    指にじませて秋茱萸を食む     なむ

ウ  修行僧弥勒菩薩に見つめられ     ぐみ

    微熱繰り出す薄きくちびる      恵

   歌姫に芸の肥やしのふたつみつ     り

    独楽が刀の刃を渡り行く       庵

   蜘蛛の囲の掛けられてゐる朝帰り    七

    水栓漏るるおふくろの家       河

   冥王に五つ月あり凍ててをり      む

    面壁九年因縁解脱          み

   淡雪を舌に受くるも直ぐに飽き     恵

    卒業式なき卒業アルバム       り

   坊ちやんとマドンナと見る花盛り    庵

    島々渡る風は緑に          七

ナオ ステーキの皿をふちどる油虫      河

    まざあ・ぐうすに紛れ込む歌     む


 ぐみさん、いかにもそれっぽい俳号のなむさんに「修行僧弥勒菩薩に見つめられ」「面壁九年因縁解脱」と立て続けに仏教由来で付けるのもなんだかビミョーなので、別の視点からお願いします。  

旅支度。  投稿者:なむ。  投稿日:2015年 7月24日(金)10時47分57秒

     旅支度終へて真黒きバナナかな     恵

    しづかにうなる金魚の水槽    ゆかり

   町角にポストも煙草屋もなくて    媚庵

    暑さの残る射的場跡         七

   望月の翳の起伏に尾根裾野      銀河

    指にじませて秋茱萸を食む     なむ

ウ  修行僧弥勒菩薩に見つめられ     ぐみ

    微熱繰り出す薄きくちびる      恵

   歌姫に芸の肥やしのふたつみつ     り

    独楽が刀の刃を渡り行く       庵

   蜘蛛の囲の掛けられてゐる朝帰り    七

    水栓漏るるおふくろの家       河

   冥王に五つ月あり凍ててをり      む

    面壁九年因縁解脱          み

   淡雪を舌に受くるも直ぐに飽き     恵

    卒業式なき卒業アルバム       り

   坊ちやんとマドンナと見る花盛り    庵

    島々渡る風は緑に          七

ナオ ステーキの皿をふちどる油虫      河

    まざあ・ぐうすに紛れ込む歌     む


ちと、おとなしいか。。。

お捌きを。。。

 

旅支度  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 7月23日(木)22時52分3秒

  銀河さん、つらい思いをさせてすみません。一句目を頂きます。


   旅支度終へて真黒きバナナかな     恵

    しづかにうなる金魚の水槽    ゆかり

   町角にポストも煙草屋もなくて    媚庵

    暑さの残る射的場跡         七

   望月の翳の起伏に尾根裾野      銀河

    指にじませて秋茱萸を食む     なむ

ウ  修行僧弥勒菩薩に見つめられ     ぐみ

    微熱繰り出す薄きくちびる      恵

   歌姫に芸の肥やしのふたつみつ     り

    独楽が刀の刃を渡り行く       庵

   蜘蛛の囲の掛けられてゐる朝帰り    七

    水栓漏るるおふくろの家       河

   冥王に五つ月あり凍ててをり      む

    面壁九年因縁解脱          み

   淡雪を舌に受くるも直ぐに飽き     恵

    卒業式なき卒業アルバム       り

   坊ちやんとマドンナと見る花盛り    庵

    島々渡る風は緑に          七

ナオ ステーキの皿をふちどる油虫      河


 なむさん、日に油虫を注いだような句をお願いします。

 

旅支度  投稿者:銀河  投稿日:2015年 7月23日(木)19時08分34秒

  ハチャメチャねえ・・まじめな私には辛い注文です。



坊ちやんとマドンナと見る花盛り    庵

    島々渡る風は緑に       七



ステーキの皿をふちどる油虫  河

よりつよき蟻となりては峰の王 河


 

旅支度  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 7月23日(木)09時01分24秒

  七さん、どうも。一句目を頂きます。


   旅支度終へて真黒きバナナかな     恵

    しづかにうなる金魚の水槽    ゆかり

   町角にポストも煙草屋もなくて    媚庵

    暑さの残る射的場跡         七

   望月の翳の起伏に尾根裾野      銀河

    指にじませて秋茱萸を食む     なむ

ウ  修行僧弥勒菩薩に見つめられ     ぐみ

    微熱繰り出す薄きくちびる      恵

   歌姫に芸の肥やしのふたつみつ     り

    独楽が刀の刃を渡り行く       庵

   蜘蛛の囲の掛けられてゐる朝帰り    七

    水栓漏るるおふくろの家       河

   冥王に五つ月あり凍ててをり      む

    面壁九年因縁解脱          み

   淡雪を舌に受くるも直ぐに飽き     恵

    卒業式なき卒業アルバム       り

   坊ちやんとマドンナと見る花盛り    庵

    島々渡る風は緑に          七

ナオ


 名残表です。銀河さん、はめをはずしたお馬鹿な句を所望します。


 

旅支度の巻  投稿者:七  投稿日:2015年 7月23日(木)08時41分34秒

    卒業式なき卒業アルバム       り

   坊ちやんとマドンナと見る花盛り    庵


島々渡る風は緑に       七

ケ-ジ奏でるきのこ生活   々


またまたムズカシ!よろしくお願いします。  

旅支度  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 7月22日(水)01時22分36秒

   媚庵さん、どうも。坊ちゃんで行きましょう。


   旅支度終へて真黒きバナナかな     恵

    しづかにうなる金魚の水槽    ゆかり

   町角にポストも煙草屋もなくて    媚庵

    暑さの残る射的場跡         七

   望月の翳の起伏に尾根裾野      銀河

    指にじませて秋茱萸を食む     なむ

ウ  修行僧弥勒菩薩に見つめられ     ぐみ

    微熱繰り出す薄きくちびる      恵

   歌姫に芸の肥やしのふたつみつ     り

    独楽が刀の刃を渡り行く       庵

   蜘蛛の囲の掛けられてゐる朝帰り    七

    水栓漏るるおふくろの家       河

   冥王に五つ月あり凍ててをり      む

    面壁九年因縁解脱          み

   淡雪を舌に受くるも直ぐに飽き     恵

    卒業式なき卒業アルバム       り

   坊ちやんとマドンナと見る花盛り    庵


 七さん、春を離れて下さい。人事からも離れましょう。

 

旅支度  投稿者:媚庵  投稿日:2015年 7月21日(火)22時23分3秒

  花の座です。


   冥王に五つ月あり凍ててをり      む

    面壁九年因縁解脱          み

   淡雪を舌に受くるも直ぐに飽き     恵

    卒業式なき卒業アルバム       り


   坊ちゃんとマドンナと見る花盛り    庵

   花の雨南京町を往き還り        庵


いかがでしょうか。お捌きください。

 

旅支度  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 7月20日(月)16時38分23秒

  恵さん、どうも。


   旅支度終へて真黒きバナナかな     恵

    しづかにうなる金魚の水槽    ゆかり

   町角にポストも煙草屋もなくて    媚庵

    暑さの残る射的場跡         七

   望月の翳の起伏に尾根裾野      銀河

    指にじませて秋茱萸を食む     なむ

ウ  修行僧弥勒菩薩に見つめられ     ぐみ

    微熱繰り出す薄きくちびる      恵

   歌姫に芸の肥やしのふたつみつ     り

    独楽が刀の刃を渡り行く       庵

   蜘蛛の囲の掛けられてゐる朝帰り    七

    水栓漏るるおふくろの家       河

   冥王に五つ月あり凍ててをり      む

    面壁九年因縁解脱          み

   淡雪を舌に受くるも直ぐに飽き     恵

    卒業式なき卒業アルバム       り


 媚庵さん、花の座をお願いします。  

旅支度  投稿者:恵  投稿日:2015年 7月20日(月)09時27分41秒

  淡雪を舌に受くるも直ぐに飽き     恵



お捌きください。  

旅支度  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 7月19日(日)16時08分46秒

   ひゃあ、畏れ多くもなむさんに「面壁九年因縁解脱」と付けますか。


   旅支度終へて真黒きバナナかな     恵

    しづかにうなる金魚の水槽    ゆかり

   町角にポストも煙草屋もなくて    媚庵

    暑さの残る射的場跡         七

   望月の翳の起伏に尾根裾野      銀河

    指にじませて秋茱萸を食む     なむ

ウ  修行僧弥勒菩薩に見つめられ     ぐみ

    微熱繰り出す薄きくちびる      恵

   歌姫に芸の肥やしのふたつみつ     り

    独楽が刀の刃を渡り行く       庵

   蜘蛛の囲の掛けられてゐる朝帰り    七

    水栓漏るるおふくろの家       河

   冥王に五つ月あり凍ててをり      む

    面壁九年因縁解脱          み


 恵さん、雑か浅い春でお願いします。

 

旅支度  投稿者:ぐみ  投稿日:2015年 7月19日(日)14時36分50秒

      水栓漏るるおふくろの家       河

   冥王に五つ月あり凍ててをり      む


    面壁九年因縁解脱          み

    面壁九年手足失ひ

             だそく、  探査機、発射時に生まれた子は九歳に。

 

旅支度  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 7月19日(日)12時01分32秒

   ここの座だと初折裏の月の座はなかなか出てこないのですが、時事的な話題を取り込んでうまいことあしらいましたね。


   旅支度終へて真黒きバナナかな     恵

    しづかにうなる金魚の水槽    ゆかり

   町角にポストも煙草屋もなくて    媚庵

    暑さの残る射的場跡         七

   望月の翳の起伏に尾根裾野      銀河

    指にじませて秋茱萸を食む     なむ

ウ  修行僧弥勒菩薩に見つめられ     ぐみ

    微熱繰り出す薄きくちびる      恵

   歌姫に芸の肥やしのふたつみつ     り

    独楽が刀の刃を渡り行く       庵

   蜘蛛の囲の掛けられてゐる朝帰り    七

    水栓漏るるおふくろの家       河

   冥王に五つ月あり凍ててをり      む


 ぐみさん、お願いします。

 

旅支度。  投稿者:なむ。  投稿日:2015年 7月19日(日)11時51分44秒

     旅支度終へて真黒きバナナかな     恵

    しづかにうなる金魚の水槽    ゆかり

   町角にポストも煙草屋もなくて    媚庵

    暑さの残る射的場跡         七

   望月の翳の起伏に尾根裾野      銀河

    指にじませて秋茱萸を食む     なむ

ウ  修行僧弥勒菩薩に見つめられ     ぐみ

    微熱繰り出す薄きくちびる      恵

   歌姫に芸の肥やしのふたつみつ     り

    独楽が刀の刃を渡り行く       庵

   蜘蛛の囲の掛けられてゐる朝帰り    七

    水栓漏るるおふくろの家       河

   冥王に五つ月あり凍ててをり      む


お捌きお願いいたします。


http://。


 

旅支度  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 7月19日(日)01時40分0秒

   銀河さん、どうも。一句目を頂きます。


   旅支度終へて真黒きバナナかな     恵

    しづかにうなる金魚の水槽    ゆかり

   町角にポストも煙草屋もなくて    媚庵

    暑さの残る射的場跡         七

   望月の翳の起伏に尾根裾野      銀河

    指にじませて秋茱萸を食む     なむ

ウ  修行僧弥勒菩薩に見つめられ     ぐみ

    微熱繰り出す薄きくちびる      恵

   歌姫に芸の肥やしのふたつみつ     り

    独楽が刀の刃を渡り行く       庵

   蜘蛛の囲の掛けられてゐる朝帰り    七

    水栓漏るるおふくろの家       河


 なむさん、人間界から離脱して下さい。

 

旅支度  投稿者:銀河  投稿日:2015年 7月19日(日)00時37分45秒

  水栓漏るるおふくろの家  河

デッサン帳に梅雨明けの風 河


かったるいかなあ、おねがいします。  

旅支度  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 7月18日(土)23時26分37秒

   七さんどうも。「られてる」は抵抗があるので、少しいじりますね。


   旅支度終へて真黒きバナナかな     恵

    しづかにうなる金魚の水槽    ゆかり

   町角にポストも煙草屋もなくて    媚庵

    暑さの残る射的場跡         七

   望月の翳の起伏に尾根裾野      銀河

    指にじませて秋茱萸を食む     なむ

ウ  修行僧弥勒菩薩に見つめられ     ぐみ

    微熱繰り出す薄きくちびる      恵

   歌姫に芸の肥やしのふたつみつ     り

    独楽が刀の刃を渡り行く       庵

   蜘蛛の囲の掛けられてゐる朝帰り    七


 銀河さん、お願いします。



 

旅支度  投稿者:七  投稿日:2015年 7月18日(土)21時30分45秒

  歌姫に芸の肥やしのふたつみつ     り

    独楽が刀の刃を渡り行く       庵


蜘蛛の囲が仕掛けられてる朝帰り     七

雪虫の群れを引き連れ初登板       々

無名人仮名目録のやじろべえ       々


ムズカシイ!っす。いきなり夏ってのもど-か、とりあえす、春に雑も。  

旅支度  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 7月18日(土)00時09分2秒

   媚庵さん、ありがとうございます。独楽は新年ですね。それで行きましょう。


   旅支度終へて真黒きバナナかな     恵

    しづかにうなる金魚の水槽    ゆかり

   町角にポストも煙草屋もなくて    媚庵

    暑さの残る射的場跡         七

   望月の翳の起伏に尾根裾野      銀河

    指にじませて秋茱萸を食む     なむ

ウ  修行僧弥勒菩薩に見つめられ     ぐみ

    微熱繰り出す薄きくちびる      恵

   歌姫に芸の肥やしのふたつみつ     り

    独楽が刀の刃を渡り行く       庵


 七さん、お願いします。



 

旅支度  投稿者:媚庵  投稿日:2015年 7月17日(金)22時33分41秒

  ウ  修行僧弥勒菩薩に見つめられ     ぐみ

    微熱繰り出す薄きくちびる      恵

   歌姫に芸の肥やしのふたつみつ     り



    毛皮まとひてライブに見入る  庵

    独楽が刀の刃を渡り行く    庵


冬と雑でつくってみました。いかがでしょうか。

お捌きください。  

旅支度  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 7月17日(金)09時12分40秒

   恵さん、どうも。


   旅支度終へて真黒きバナナかな     恵

    しづかにうなる金魚の水槽    ゆかり

   町角にポストも煙草屋もなくて    媚庵

    暑さの残る射的場跡         七

   望月の翳の起伏に尾根裾野      銀河

    指にじませて秋茱萸を食む     なむ

ウ  修行僧弥勒菩薩に見つめられ     ぐみ

    微熱繰り出す薄きくちびる      恵

   歌姫に芸の肥やしのふたつみつ     り


 媚庵さん、よろしくお願いします。  

旅支度  投稿者:恵  投稿日:2015年 7月17日(金)01時18分45秒

      指にじませて秋茱萸を食む     なむ

ウ  修行僧弥勒菩薩に見つめられ     ぐみ


    微熱繰り出す薄きくちびる      恵


くっくー、恋の座苦手~。お捌き下さい。  

旅支度  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 7月14日(火)21時08分37秒

   ぐみさん、お久しぶりです。「なつかしいわが聖女」ですね。ここは漢字でいいのでは…。


   旅支度終へて真黒きバナナかな     恵

    しづかにうなる金魚の水槽    ゆかり

   町角にポストも煙草屋もなくて    媚庵

    暑さの残る射的場跡         七

   望月の翳の起伏に尾根裾野      銀河

    指にじませて秋茱萸を食む     なむ

ウ  修行僧弥勒菩薩に見つめられ     ぐみ


 この七吟で行きます。恵さん、恋の句を続けて下さい(恋の句、なのか)。


 

旅支度  投稿者:ぐみ  投稿日:2015年 7月14日(火)13時28分15秒

  なんか名前を呼ばれたような気が・・・


   旅支度終へて真黒きバナナかな     恵

    しづかにうなる金魚の水槽    ゆかり

   町角にポストも煙草屋もなくて    媚庵

    暑さの残る射的場跡         七

   望月の翳の起伏に尾根裾野      銀河

    指にじませて秋茱萸を食む     なむ


   修行僧みろく菩薩に見つめられ    ぐみ




 

旅支度  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 7月14日(火)12時33分35秒

  なむさん、ありがとうございます。では、真っ赤なイメージを引き摺って恋へ行きましょう。どなたか秋を離れてお願いします。  

旅支度。  投稿者:なむ。  投稿日:2015年 7月14日(火)10時33分53秒

     旅支度終へて真黒きバナナかな     恵

    しづかにうなる金魚の水槽    ゆかり

   町角にポストも煙草屋もなくて    媚庵

    暑さの残る射的場跡         七

   望月の翳の起伏に尾根裾野      銀河

    指にじませて秋茱萸を食む     なむ


まぜてください。

お捌き、よろしく。




 

旅支度  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 7月10日(金)12時12分16秒

  銀河さん、ありがとうございます。

どなたか秋の短句を続けて下さい。七吟で巻きたいです。  

叙景?女系?  投稿者:銀河  投稿日:2015年 7月10日(金)11時45分51秒

  はい、そうでした。といっても、難行苦行ですが。


望月の翳の起伏に尾根裾野  銀河


いかがでせうか?どんどんくれーむつけてください。  

ううむ  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 7月 9日(木)23時56分41秒

   銀河さん、こんばんは。発句以来人間界を彷徨している感があるので、いちどまったくの叙景でお願いできませんか。  

旅支度の巻  投稿者:銀河  投稿日:2015年 7月 9日(木)23時40分11秒

  バス停に月が案内してくれる 銀河


悪役の倒れし頭上昼の月 銀河


なんだか、勘がもどらないのですが、わすれてしまいそうなので、いれてください。よろしくおねがいします。  

旅支度  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 7月 8日(水)22時09分11秒

   七さん、ありがとうございます。銀漢は月の座の前に出さない方がよいでしょう。二句目、これは残暑で秋の句ですね。


   旅支度終へて真黒きバナナかな     恵

    しづかにうなる金魚の水槽    ゆかり

   町角にポストも煙草屋もなくて    媚庵

    暑さの残る射的場跡         七


 どなたか月の座をお願いします。


 

旅支度の巻  投稿者:七  投稿日:2015年 7月 8日(水)17時37分58秒

    しづかにうなる金魚の水槽    ゆかり

   町角にポストも煙草屋もなくて    媚庵


解体現場に横たう銀漢     七

暑さの残る射的場跡      々


う~ん、何か恐れ多い感じですが~付けてみました~~ついて行けるかしら・・(-_-;)  

旅支度  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 7月 4日(土)20時59分0秒

  媚庵さん、恐れ入ります。前回の巻はなんだか地引き網を引きずるような展開になってしまい、すみませんでした。

さて御句ですが、第三は発句と脇から離れていた方がよいので、一句目を頂くことにします。


   旅支度終へて真黒きバナナかな     恵

    しづかにうなる金魚の水槽    ゆかり

   町角にポストも煙草屋もなくて    媚庵


 どなたか四句目をお願いします。雑か秋がいいです。その次の五句目が月の座となります。



 

旅支度の巻  投稿者:媚庵  投稿日:2015年 7月 4日(土)16時41分13秒

  おそるおそるですが……。


町角にポストも煙草屋もなくて   媚庵

隣り家の宅急便を預かって     媚庵  

旅支度の巻・脇  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 7月 1日(水)23時09分54秒

     旅支度終へて真黒きバナナかな     恵

    しづかにうなる金魚の水槽    ゆかり


 遅くなりました。どなたか夏を離れて第三をて止めでお願いします。  

おお  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 6月27日(土)23時00分58秒

  懐かしい。4年くらい前に感想文を書きました。

http://misimisi2.blogspot.jp/search/label/%E8%BF%91%E6%81%B5


脇はしばしお待ち下さい。  

バナナ  投稿者:恵  投稿日:2015年 6月27日(土)22時33分56秒

  ゆかりさま、梅雨とはあまり関係ないですが、今日の夕焼けがあまりにキレイで旅にでも出てみたくなったので。懐かしの一句でございます。


旅支度終へて真黒きバナナかな     恵


これでよろしくお願いします。  

緑陰の巻評釈4  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 6月27日(土)12時38分8秒

   名残裏である。しらふにかえり大団円に向かう。


    ジュール・ヴェルヌも太鼓判押す   む

ナウ 棚隅に表紙の取れた和佛辞書      を


 えっ、子どもの頃読んだという話ではなく、原書なの、という意外な展開。


    四つ五つは口語自由詩        り


 まだ出ていない数字をこの際全部使おう、という方針を名残裏にして打ち出す。ひどい捌き人である。人は誰でもヴェルレーヌだランボーだと口走り四つ五つは口語自由詩を詠んだ黒歴史がある。


   杉桶の八ツ目うなぎを掴めずに     恵


 口語自由詩? そんなもん、うなぎに聞いてくれ。


    由来不明の涅槃図を吊る       庵


 得体の知れぬ涅槃図にはちゃんとうなぎもいる。


   対岸にけふ九重の花莚         む


 対岸というのは、涅槃図の外の現実世界ということだろうか。折りたたんだ筵を平らにのばして花見が始まる。このようにしてまたしても百人一首が絶ちがたく現れる。数字のノルマは達成。


    小径をゆけば囀りの中        を


 そして、小径をゆけば囀りの中である。脇は発句を「ピアノという楽器のような」と読んで発句の味わいを半分捨てたわけだが、挙句は捨てた方の「ピアノの調べのような」に向かって円環をなす。さすがである。  

緑陰の巻評釈3  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 6月27日(土)11時48分50秒

   名残表である。さらに暴れまくる。


    空へ突き刺す舵の竹竿        恵

ナオ 鉄柱にヒール・レスラー雄々しけれ   庵


 前句からイメージを借りて、リング上で華々しく散る悪役レスラーの雄渾さを詠んでいる。


    やがて消え去る霊と思へず      む


 発句のところでちょっと触れたカズオ・イシグロの不条理長編小説の題は『充たされざる者』なのだった。別に打越にかかるわけではないのだが、無常観とも死生観ともいうべきものが、今回の巻では絶ちがたく現れる。


   とことはにウヰイルキンソン炭酸水   を


 そのあたりの機微を捉えてのことだろうか、「とことはに」が妙にはまっている。


    角瓶を割る年増の女         り


 炭酸といえばハイボールであるが、サントリー角瓶の広告は、小雪→菅野美穂→井川遥と続いているのだったか。前任者と比較するわけでもないのだが、なんとも年増女の妖気を感じる。


   池袋駅の地下街彷徨ひて        恵


 年増→豊島区という駄洒落で池袋駅が導かれているわけであるが、池袋はそんな妖艶な女が彷徨っていそうである。


    捕物帰りの半七に逅ふ        庵


 なぜここで半七なのかはじつは分かりませんでした。分からないけど、時空を超えた彷徨感が心地よいじゃありませんか。


   筋になき十手を要す詰将棋       む


 捕物といえば十手がつきものだが、ここではひねって将棋の手数としている。またしても数字の連鎖が絶ちがたく現れる。


    寝ても覚めても考へてゐる      を


 手筋を大長考しているのである。


   地下鉄の車庫の近くを秋の風      り


 春日三球・照代の「地下鉄の電車はどこから入れたの? それを考えてると一晩中寝られないの。」を踏まえている。四句前に「池袋駅の地下街」があるのだが、またしても絶ちがたく現れる。


    山河を越えて迫る虫の音       恵


 地下鉄の車両基地がある中野富士見町あたりの土地の起伏を思う。が、句は現実を離れ「虫の音」が迫る。


   見あげればアポロの頃と同じ月     庵


 月の座である。地形的に見上げるしかないのだが、そこに人類の進歩と調和が信じられていた頃と同じ月が見える。ふと安倍仲麿の歌を思い出す。「天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも」は遣唐使の仲麿が唐の地で故郷と同じ月を詠むという、空間を超えた「同じ月」であるのに対し、こちらは時間を超えた「同じ月」である。そんなことを思い出すのは、初折裏八句目の「光り物見る藤原定家」のせいだろう。またしても絶ちがたく現れる。


    ジュール・ヴェルヌも太鼓判押す   む


 ヴェルヌの『月世界旅行』は読んだかも知れないが、忘れてしまった。ある種のハードSFはのちにそのまま現実になる。「太鼓判押す」が絶妙である。  

緑陰の巻評釈2  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 6月27日(土)10時29分55秒

   暴れどころに突入する。


    明治節だと言ふ指物師        を

ウ  倶利伽羅を見せあふ仲と囁かれ     り


 頑固一徹な指物師であるが、若い頃には入れ墨を見せ合う相手がいた。


    琵琶の音色の届く灯台        恵


 しかし関係は長続きせず、片割れは楽士として灯台のある辺境に流れていった。


   昼の雪傘さしてゆく三姉妹       庵


 昼の雪が降る中、三姉妹が傘をさして行く。華やいだ雰囲気に転じている。


    茶々・初・江と銘す絵屏風      む


 三姉妹といえば、浅井三姉妹である。激動の時代にそれぞれ豊臣秀吉・京極高次・徳川秀忠の妻(正室・側室)となった。その名を冠した三点ものの絵屏風なのだろうか。なんとも豪奢である。


   運命が扉を叩く音のする        を


 私にも転機が訪れたのだろうか、運命が扉を叩く音のする。


    猫のことばも次第に馴れて      り


 扉を叩いたのは猫だった。いっしょに暮らすようになり、このごろ猫がなにを言っているのか分かるようになってきた。


   小判型UFOに乗りお買物       恵


 猫といえば「猫に小判」だし「猫型ロボット」である。両方ぶち込んでしまうのもどうかと思わなくもないが、往年の西武のCMのようでもある「お買物」という言い回しが妙に可笑しい。


    光り物見る藤原定家         庵


 UFOといえば定家『明月記』である。「光り物」という言い回しがいかにも未確認飛行物体である。


   百人の首並べれば土匂ふ        む


 定家といえば百人一首であるが、ここでは殉死だろうか生き埋めにしてしまった。しれっと付けた春の季語「土匂ふ」がなんともブラックである。


    ひと夜ふた夜と鳴るかざぐるま    を


 そしてひと夜ふた夜と時間が経過する。かざぐるまが鳴るさまは無常である。前句の百を受けているのであるが、すでに「十六夜」「三姉妹」があるので、連句の進行上その後、行くところまで行くことになる。


   干満に委ねあしたの花筏        り


 花の座であるが、前句が夜なので朝としている。海が近いこのあたりではゆうべの花筏が汐の満ち干で戻ってくる。


    空へ突き刺す舵の竹竿        恵


 船頭が操る竹竿は、見ようによっては空へ突き刺すようである。  

では  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 6月26日(金)23時08分25秒

  恵さんの発句で行きましょうか。緑陰の巻の評釈の進行は無視して投げ込んで下さって結構です。梅雨時は足が速いので、がんがん行きましょう。  

緑陰満尾!  投稿者:恵  投稿日:2015年 6月26日(金)22時54分27秒

  出遅れました。

満尾おめでとうございます。

ゆかりさん、お捌きお疲れさまでした。

連衆の皆様、ありがとうございました。


久々の参加で頭が回転しにくいうえ、順番の回ってくる速さにヤラレました^^;;;

でも、いろいろと連想してゆくのは難しくもあり楽しくもあり。

頭が腐らないうちに、また参加させていただきたいなどと思います。

その際、順番が巡ってきたならば、恋をもう少し濃厚に^^


 

緑陰の巻評釈1  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 6月25日(木)21時18分53秒 編集済

   評釈というか、捌き人脳内ビジョンです。


   緑陰にピアノのやうな男かな     苑を


 「ピアノのやうな」とは「ピアノの調べのような」なのか「ピアノという楽器のような」なのか。どちらで付けても残りの可能性を封じ込め、発句の味わいを半分損なうことになる。こういう句は独立した「俳句」として鑑賞すべきなのだが、発句として出された以上、脇を付けねばならない。おおいに悩ましい。

 ところでピアノといえば、ピアニストが演奏旅行中に出会う初対面の人がじつはすべて昔から知っている人で人間関係がどんどん複雑になってゆくカズオ・イシグロの不条理小説の題はなんであったか。あの不条理は、あえて打越を捨て去らない縛りを課した連句のようでもある(そんなものが存在するのならば、であるが…)。


    祝辞さらへばどつと出る汗    ゆかり


 悩んだ結果、「ピアノという楽器のような」として脇を付けた。黒白の礼服に身を包んだ男が緑陰にいる。ここは結婚式場の庭園で、緊張しきって汗まみれになっては祝辞の練習をしている。披露宴まで時間が迫っている。


   匿名の葉書は風に飛ばされて      恵


 第三は発句と脇の世界とは別の、連句にとって展開の始まりである。人生の門出とは無関係な空間で、名乗るに名乗れぬ感情が吹き飛ばされて行く。


    角の垣根の朝顔の紺        媚庵


 飛ばされた葉書を追えば角の垣根の朝顔の紺が目に入る。


   十六夜のあけゆく橋を入谷まで    なむ


 遊び帰りに十六夜のあけゆく橋を渡れば、朝顔市で名高い入谷である。


    明治節だと言ふ指物師        を


 そんな入谷には、文化の日のことを意地でも「明治節」と言う年老いた指物師が似合う。  

そうですね。  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 6月24日(水)19時53分46秒

  直しました。  

緑陰。  投稿者:なむ。  投稿日:2015年 6月24日(水)19時03分32秒

  最後の花の座、前回と同工異曲でしたね。抹香臭いし。

「対岸に」ぐらいに変えたいのですが、如何でしょうか。  

ありがとうございます  投稿者:媚庵  投稿日:2015年 6月24日(水)11時13分57秒

  ゆかりさんのお捌き、連衆のみなさまの絶妙な付けで、勉強させていただきました。  

はい  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 6月23日(火)12時10分55秒 編集済

  直しました。  


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