2022年7月9日土曜日

掲示板過去ログ206

 2021年 5月 1日(土)00時39分15秒から2021年 6月29日(火)01時20分22秒まで。




どうも。  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 6月29日(火)01時20分22秒

  スマホからなので乱文悪しからず。

1.矢の件

 『みしみし』は些細なことは気にしません。

2.射る~つぐの件

 ハートを射止めるイメージでそのまま頂きます。つぐのほうがプロセスを次句に委ねる感じがありますが、そのまま行きましょう。  

 

 

なお、ナオ2  投稿者:銀河  投稿日:2021年 6月29日(火)01時11分5秒

  わ―。ありがとうございます、苦労の甲斐がアリました。

ただ、自分としては気になることがふたつありまして。


1.わたしの句に「矢立」(筆入れの筒)を使っていて、、今回といずれも「矢」が入ってしまっていること、用法が全くちがうので敢行したこと。(祥貴さんの先の質問に似ているのですが。)


2,「矢を射る」よりも、「矢をつぐ」のほうがいいのではないか、と。今でも少しそう思うのですがゆかりさん、これでいいですか?

 

梅の実の巻ナオ2  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 6月29日(火)00時10分55秒

   銀河さん、ありがとうございます。三句目がおもしろいでしょう。


   梅の実やかなしき肌のやうなもの   ゆかりり

    掌にあればその遠きあまおと       聡

   マスタング疾し輪郭を掻き消して     祥貴

    すすきすすきと誘はれてをり      火尖

   安全な真顔で月を見ていたい       りゑ

    もの確かむる虫の叢          銀河

ウ  がうがうと紙吐き続く輪転機       黒兎

    トースト焦がすエプロンのきみ    ゆかり

   ジューサーで絞りきれない思慕しつぽり   聡

    仏と成してローラ・ビーチへ       貴

   入国の合唱団は一人欠け          尖

    竹冠の名字が似合ふ           ゑ

   杖笠に矢立忘るな寒の月          河

    留守居の猫の額なでつつ         兎

   着々と世界征服進みをり          り

    のの字浄土やみちのくの野辺       聡

   寺山のむくんだ頬に花ひとひら       貴

    蝶と化さねば剥がれぬ付箋        尖

ナオ パパゲーノ裏原宿で待ち合はせ       ゑ

    浮世の果てと知りて矢を射る       河


 黒兎さん、恋を続けるでも離れるでも。武力抗争に転じた方が面白そうです。



 

梅の実の巻ナオ2  投稿者:銀河  投稿日:2021年 6月29日(火)00時05分37秒

     寺山のむくんだ頬に花ひとひら       貴

    蝶と化さねば剥がれぬ付箋        尖

ナオ パパゲーノ裏原宿で待ち合はせ       ゑ




後期高齢者ともなれば、あまたの経験も忘却のかなたに・・むずかしいですね(笑)。

ともかく。


    君の贔屓の焼き鳥屋さん        銀河

    このデュエットが歌い納めに     河

    浮き世の果てと知りて矢を射る     河

 

梅の実の巻 ナオ折立  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 6月28日(月)22時40分55秒

   リゑさん、ありがとうございます。一句目を頂きます。


   梅の実やかなしき肌のやうなもの   ゆかりり

    掌にあればその遠きあまおと       聡

   マスタング疾し輪郭を掻き消して     祥貴

    すすきすすきと誘はれてをり      火尖

   安全な真顔で月を見ていたい       りゑ

    もの確かむる虫の叢          銀河

ウ  がうがうと紙吐き続く輪転機       黒兎

    トースト焦がすエプロンのきみ    ゆかり

   ジューサーで絞りきれない思慕しつぽり   聡

    仏と成してローラ・ビーチへ       貴

   入国の合唱団は一人欠け          尖

    竹冠の名字が似合ふ           ゑ

   杖笠に矢立忘るな寒の月          河

    留守居の猫の額なでつつ         兎

   着々と世界征服進みをり          り

    のの字浄土やみちのくの野辺       聡

   寺山のむくんだ頬に花ひとひら       貴

    蝶と化さねば剥がれぬ付箋        尖

ナオ パパゲーノ裏原宿で待ち合はせ       ゑ


 銀河さん、恋でお願いします。  

梅の実の巻 ナオ1  投稿者:りゑ  投稿日:2021年 6月28日(月)22時30分44秒

  仏教趣味wたしかに。


パパゲーノ裏原宿で待ち合はせ  りゑ

サンシャインシティといふも地下の街


お捌きください。  

ううむ。  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 6月28日(月)21時11分49秒

   りゑさん、ありがとうございます。仏教趣味が臨界点を超えてしまったようなので、以後、仏とか浄土とか寺とか孔雀とか禁止とします。お母さんもかなり打越っぽいです。


 もう二三句いかがですか。  

梅の実の巻 ナオ1  投稿者:りゑ  投稿日:2021年 6月28日(月)20時19分4秒

   のの字浄土やみちのくの野辺       聡

寺山のむくんだ頬に花ひとひら       貴

 蝶と化さねば剥がれぬ付箋        尖


ピーコック柄のタイルが光ってる りゑ

お母さん!戦の炎揺れ止まず


戻り気味ですかね…?

お捌きください。  

梅の実の巻 折端  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 6月28日(月)18時58分58秒

   火尖さん、ありがとうございます。寺山修司は「書を捨てよ、町へ出よう」と言った訳ですが、しがらみのような付箋があるわけですね。一句目を頂きます。打越が「野辺」なので「野遊び」とか出さない方がよいです。


   梅の実やかなしき肌のやうなもの   ゆかりり

    掌にあればその遠きあまおと       聡

   マスタング疾し輪郭を掻き消して     祥貴

    すすきすすきと誘はれてをり      火尖

   安全な真顔で月を見ていたい       りゑ

    もの確かむる虫の叢          銀河

ウ  がうがうと紙吐き続く輪転機       黒兎

    トースト焦がすエプロンのきみ    ゆかり

   ジューサーで絞りきれない思慕しつぽり   聡

    仏と成してローラ・ビーチへ       貴

   入国の合唱団は一人欠け          尖

    竹冠の名字が似合ふ           ゑ

   杖笠に矢立忘るな寒の月          河

    留守居の猫の額なでつつ         兎

   着々と世界征服進みをり          り

    のの字浄土やみちのくの野辺       聡

   寺山のむくんだ頬に花ひとひら       貴

    蝶と化さねば剥がれぬ付箋        尖

ナオ


 名残表に入ります。あばれどころはまだまだ続きます。リゑさん、春でも雑でも。

 

梅の実の巻 折端  投稿者:火尖  投稿日:2021年 6月28日(月)09時13分29秒

   着々と世界征服進みをり          り

 のの字浄土やみちのくの野辺       聡

 寺山のむくんだ頬に花ひとひら       貴


蝶と化さねば剥がれぬ付箋

目隠し布をひかれ野遊び



うーー難しいな。ちょっと放り投げてみます。

 

ありがとうございます!  投稿者:祥貴  投稿日:2021年 6月27日(日)23時37分11秒

  お答えありがとうございます!

俳諧の、がつくことの大きさ、「あ」の字がつづく例えでとてもよくわかりました。

ひとつ気が楽になりましたので、引き続き楽しませていただきます<(_ _)>  

梅の実の巻 ウ11 花  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 6月27日(日)23時29分28秒

   祥貴さん、ありがとうございます。連句は正式には「俳諧の連歌」といいます。「俳諧の」が付かない連歌は、宗祇らの幽玄でみやびなものでしたが、そこではやまとことばしか使ってはいけないというしばりがありました。みやびなばかりでは面白くないので漢語とか外来語とかなんでもありでもっと俗な感じにしたものが「俳諧の」です。なんでもありとはいえ、前進し後戻りしないのが連句なので、「ローラ・ビーチ」があるから「琵琶湖」は避けましょうみたいなことは言う訳ですが、片仮名が続くとか数字が続くとかは、別に後戻りしているわけではないし、「俳諧の連歌」の語彙のなんでもありの中では「あ」の字が続くから避けましょうというのと同じくらい珍妙で無意味な気もします。このあたり、捌き人の気分次第でハードルを上げたり下げたりすることはあっても、絶対的なルールはないと思います。


 御句ですが、一句目を頂きます。寺山で前句の「みちのく」が生きると思います。やや語順を変えて、もう少し花そのものも生かしてみます。


   梅の実やかなしき肌のやうなもの   ゆかりり

    掌にあればその遠きあまおと       聡

   マスタング疾し輪郭を掻き消して     祥貴

    すすきすすきと誘はれてをり      火尖

   安全な真顔で月を見ていたい       りゑ

    もの確かむる虫の叢          銀河

ウ  がうがうと紙吐き続く輪転機       黒兎

    トースト焦がすエプロンのきみ    ゆかり

   ジューサーで絞りきれない思慕しつぽり   聡

    仏と成してローラ・ビーチへ       貴

   入国の合唱団は一人欠け          尖

    竹冠の名字が似合ふ           ゑ

   杖笠に矢立忘るな寒の月          河

    留守居の猫の額なでつつ         兎

   着々と世界征服進みをり          り

    のの字浄土やみちのくの野辺       聡

   寺山のむくんだ頬に花ひとひら       貴


 火尖さん、春の句を続けて折端をお願いします。


 

梅の実の巻 ウ11  投稿者:祥貴  投稿日:2021年 6月27日(日)23時00分52秒

  こんばんは。のの字浄土……、すさまじい前句にたじろいでおります……。しかも花を入れつつ、愛でる。なんとも……。


着々と世界征服進みをり          り

 のの字浄土やみちのくの野辺       聡


花は降る寺山のむくんだ頬に        貴

青天のマハラジャにいま花吹雪

たちずさむ花の引き幕前にして


以上三句、お捌きよろしくお願いします。


……それからこちらでお尋ねしていいのか分からないのに恐縮ですが、一つ教えてください。

前ぼくが付けたところで、「トースト」「ジューサー」につづいて「ローラ・ビーチ」としたのですが、カタカナのことばがつづくのも、本当なら避けた方が良かったのでしょうか?

いろいろ気になると、気になったときに確かめたくなりまして。。。ご教示ください<(_ _)>  

梅の実の巻 ウ10  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 6月27日(日)14時00分56秒

   聡さん、ありがとうございます。これは三句目が圧倒的によいでしょう。ぜんまいによる世界征服。「のの字」は季語かと言われそうですが、流れによってはここから春とします。

 花の座の前なので、花とか桜とか出してはいけません。次の祥貴さんを立てて下さい。


   梅の実やかなしき肌のやうなもの   ゆかりり

    掌にあればその遠きあまおと       聡

   マスタング疾し輪郭を掻き消して     祥貴

    すすきすすきと誘はれてをり      火尖

   安全な真顔で月を見ていたい       りゑ

    もの確かむる虫の叢          銀河

ウ  がうがうと紙吐き続く輪転機       黒兎

    トースト焦がすエプロンのきみ    ゆかり

   ジューサーで絞りきれない思慕しつぽり   聡

    仏と成してローラ・ビーチへ       貴

   入国の合唱団は一人欠け          尖

    竹冠の名字が似合ふ           ゑ

   杖笠に矢立忘るな寒の月          河

    留守居の猫の額なでつつ         兎

   着々と世界征服進みをり          り

    のの字浄土やみちのくの野辺       聡


 祥貴さん、花の座をお願いします。約束ごととして「花」ということばを使って内容的には桜を愛でて下さい。


 

梅の実の巻 ウ10  投稿者:聡  投稿日:2021年 6月27日(日)10時29分46秒

  おはようございます。


散り敷く花の裏はみな遺書


桜の蕾すべて弾丸


のの字浄土やみちのくの野辺


青春の門宗俊の屠蘇


萌えにキャトルミューティレーション


猫の換毛摘むスペクター


取り急ぎ、詠んでみました~  

梅の実の巻 ウ9  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 6月27日(日)00時25分32秒

   付けます。


   梅の実やかなしき肌のやうなもの   ゆかりり

    掌にあればその遠きあまおと       聡

   マスタング疾し輪郭を掻き消して     祥貴

    すすきすすきと誘はれてをり      火尖

   安全な真顔で月を見ていたい       りゑ

    もの確かむる虫の叢          銀河

ウ  がうがうと紙吐き続く輪転機       黒兎

    トースト焦がすエプロンのきみ    ゆかり

   ジューサーで絞りきれない思慕しつぽり   聡

    仏と成してローラ・ビーチへ       貴

   入国の合唱団は一人欠け          尖

    竹冠の名字が似合ふ           ゑ

   杖笠に矢立忘るな寒の月          河

    留守居の猫の額なでつつ         兎

   着々と世界征服進みをり          り


 聡さん、雑か春でお願いします。その次の祥貴さんが花の座となりますので、春にするなら時間が逆行しないよう、早春っぽいものでお願いします。  

梅の実の巻 ウ8  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 6月26日(土)21時19分29秒

   黒兎さん、ありがとうございます。ちょっと前に「一人」があるし、もうちょっと前に「仏と成して」があるので、「ひと撫で」「ひとり」「信心」などは避けたいところです。一句目をちょっといじります。


   梅の実やかなしき肌のやうなもの   ゆかりり

    掌にあればその遠きあまおと       聡

   マスタング疾し輪郭を掻き消して     祥貴

    すすきすすきと誘はれてをり      火尖

   安全な真顔で月を見ていたい       りゑ

    もの確かむる虫の叢          銀河

ウ  がうがうと紙吐き続く輪転機       黒兎

    トースト焦がすエプロンのきみ    ゆかり

   ジューサーで絞りきれない思慕しつぽり   聡

    仏と成してローラ・ビーチへ       貴

   入国の合唱団は一人欠け          尖

    竹冠の名字が似合ふ           ゑ

   杖笠に矢立忘るな寒の月          河

    留守居の猫の額なでつつ         兎


 次は私です。しばしお待ち下さい。

 

梅の実の巻 ウ8  投稿者:黒兎  投稿日:2021年 6月26日(土)16時18分5秒

  こんにちは。矢立!杖笠!!宗匠頭巾!!!

弱りました。ぴえん(←言ってみたかった)


入国の合唱団は一人欠け          尖

 竹冠の名字が似合ふ           ゑ

杖笠に矢立忘るな寒の月          河



 留守居の猫の額ひと撫で    黒兎

 湯気たたしむるひとり寝の間に

 信心絶えし沼の水鳥


お捌きください。  

梅の実の巻 ウ7 冬の月  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 6月26日(土)14時24分41秒 編集済

   銀河さん、ありがとうございます。急に竹冠とか言われても笠智衆くらいしか思い浮かばないですよね。三句目を頂きます。直前にローラ・ビーチとかしつぽりがあるので琵琶湖とかポキリとか出さない方がよいでしょう。


   梅の実やかなしき肌のやうなもの   ゆかりり

    掌にあればその遠きあまおと       聡

   マスタング疾し輪郭を掻き消して     祥貴

    すすきすすきと誘はれてをり      火尖

   安全な真顔で月を見ていたい       りゑ

    もの確かむる虫の叢          銀河

ウ  がうがうと紙吐き続く輪転機       黒兎

    トースト焦がすエプロンのきみ    ゆかり

   ジューサーで絞りきれない思慕しつぽり   聡

    仏と成してローラ・ビーチへ       貴

   入国の合唱団は一人欠け          尖

    竹冠の名字が似合ふ           ゑ

   杖笠に矢立忘るな寒の月          河


 さてこの渋い展開に黒兎さんはどう付けるか。冬か雑でお願いします。


 

梅の実の巻 ウ6   投稿者:銀河  投稿日:2021年 6月25日(金)23時23分4秒

     ジューサーで絞りきれない思慕しつぽり   聡

    仏と成してローラ・ビーチへ       貴

   入国の合唱団は一人欠け          尖

    竹冠の名字が似合ふ           ゑ


竹冠の後をひいていながら戻らない「冬の月」。さし当たってこう言うのしか思いつきませんでした。


  凍て月の琵琶湖の島へ棹ささむ       銀河

  寒月光ポキリと折れてしまひさう      銀河

  杖笠に矢立忘るな寒の月          銀河


あれ模様が楽しい進行ぶりですね。よろしくお願いします。

ムスタンクは、ガスタンクでもなく、「マスタンク」でした、失礼しました。  

梅の実の巻 ウ6  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 6月25日(金)20時32分8秒

   リゑさん、ありがとうございます。七七は句またがりとかやらない方がいいでしょう。謎の二句目を頂きます。


   梅の実やかなしき肌のやうなもの   ゆかりり

    掌にあればその遠きあまおと       聡

   マスタング疾し輪郭を掻き消して     祥貴

    すすきすすきと誘はれてをり      火尖

   安全な真顔で月を見ていたい       りゑ

    もの確かむる虫の叢          銀河

ウ  がうがうと紙吐き続く輪転機       黒兎

    トースト焦がすエプロンのきみ    ゆかり

   ジューサーで絞りきれない思慕しつぽり   聡

    仏と成してローラ・ビーチへ       貴

   入国の合唱団は一人欠け          尖

    竹冠の名字が似合ふ           ゑ


 銀河さん、冬の月でお願いします。  

梅の実の巻 ウ6  投稿者:りゑ  投稿日:2021年 6月25日(金)20時01分47秒

  ジューサーで絞りきれない思慕しつぽり   聡

 仏と成してローラ・ビーチへ       貴

入国の合唱団は一人欠け          尖


濃厚に濃厚に霙るる  りゑ

竹冠の名字が似合う


お捌きください。  

梅の実の巻 ウ5  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 6月25日(金)19時19分28秒

   火尖さん、ありがとうございます。ブラックでいいですね。


   梅の実やかなしき肌のやうなもの   ゆかりり

    掌にあればその遠きあまおと       聡

   マスタング疾し輪郭を掻き消して     祥貴

    すすきすすきと誘はれてをり      火尖

   安全な真顔で月を見ていたい       りゑ

    もの確かむる虫の叢          銀河

ウ  がうがうと紙吐き続く輪転機       黒兎

    トースト焦がすエプロンのきみ    ゆかり

   ジューサーで絞りきれない思慕しつぽり   聡

    仏と成してローラ・ビーチへ       貴

   入国の合唱団は一人欠け          尖


 りゑさん、お願いします。季を入れるなら冬がいいですが、入れなくてもいいです。

 

梅の実の巻 ウ5  投稿者:火尖  投稿日:2021年 6月25日(金)16時47分52秒

     ジューサーで絞りきれない思慕しつぽり   聡

    仏と成してローラ・ビーチへ       貴


入国の合唱団は一人欠け


ひとまず一句。足りなければ後二三句考えます。  

梅の実の巻 ウ4  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 6月25日(金)13時29分41秒

   祥貴さん、ありがとうございます。恍惚とも昇天ともとれる三句目がよいでしょう。連句では前句との関係ではこういう意味だが、次句との関係ではああいう意味だと、同じ文字列ががらっと意味を変えることがあります。これを三句の渡りといい、連句ではもっともスリリングな場面です。逆に言うと、作者がこういうつもりで詠んだ、というのは次の句が付く時点で無視されることになります。近代的自我とか知るかの世界なので、そういうものだと思ってお楽しみ下さい。

 それから後学のためにいうと、連句ではつねに前進しますので、前句が「シボシボ」だからと「しぼまないで」と付けたり、打越からずっと台所なのに「目刺」を出したりするのは好まれません。


   梅の実やかなしき肌のやうなもの   ゆかりり

    掌にあればその遠きあまおと       聡

   マスタング疾し輪郭を掻き消して     祥貴

    すすきすすきと誘はれてをり      火尖

   安全な真顔で月を見ていたい       りゑ

    もの確かむる虫の叢          銀河

ウ  がうがうと紙吐き続く輪転機       黒兎

    トースト焦がすエプロンのきみ    ゆかり

   ジューサーで絞りきれない思慕しつぽり   聡

    仏と成してローラ・ビーチへ       貴


 火尖さん、恋に戻らぬようお願いします。もし季を入れるなら冬がよいですが、入れなくてよいです。  

再度、梅の実の巻 ウ4  投稿者:祥貴  投稿日:2021年 6月24日(木)22時42分55秒

  なんと、気づかないうちに二つも季語を! 勉強不足ですみません……。

ひとつ目、「あまおと」に付きそうだなあ、とはなんとなく思っていたのですが、やはりそうなのですね。ふたつ目は、失礼しました、ただただ乾燥させたい一心でした。。。

改めて、以下の三句でお願いします。ああ、季語の多さに翻弄されます……!


 トースト焦がすエプロンのきみ    ゆかり

ジューサーで絞りきれない思慕しつぽり   聡


 しぼまないでと来たる観音       祥貴

 目刺し噛み噛み撫でつつつきつ     祥貴

 仏と成してローラ・ビーチへ      祥貴  

ううむ。  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 6月24日(木)21時31分7秒

   祥貴さん、ありがとうございます。


したたりを聞く砂丘の寝冷え…俳句の世界では「滴り」は季語で、「地中から滲み出した水が山の崖や岩肌などを伝って落ちる雫のこと」なのですが、砂丘のことなのでそれではなく心象のできごとなのかも知れませんね。もうひとつ「寝冷え」も夏の季語です。で、聡さんの脇に「あまおと」があるので、水の音を聞くものは避けた方がいいでしょう。


唸るジブリやオアシスの西…すみません、句意がよく分かりませんでした。


 もう二三句いかがですか。


 

梅の実の巻 ウ4  投稿者:祥貴  投稿日:2021年 6月24日(木)20時33分2秒

  こんばんは! 掲示板では初めまして、あらためまして西脇祥貴と申します。よろしくお願いします。

続けるもよし、離れるもよし……。それでは思いっきり離れるつもりで、


 トースト焦がすエプロンのきみ    ゆかり

ジューサーで絞りきれない思慕しつぽり   聡


 したたりを聞く砂丘の寝冷え      祥貴

 唸るジブリやオアシスの西       祥貴


以上二句、いかがでしょうか……。お捌きをよろしくお願いします。  

梅の実の巻 ウ3  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 6月24日(木)01時03分31秒

   おっと、二句目「絞られぬ思慕」がシボシボで面白いのですが、なぜぜんぶ七七?

長句化して頂くことにします。


   梅の実やかなしき肌のやうなもの   ゆかりり

    掌にあればその遠きあまおと       聡

   マスタング疾し輪郭を掻き消して     祥貴

    すすきすすきと誘はれてをり      火尖

   安全な真顔で月を見ていたい       りゑ

    もの確かむる虫の叢          銀河

ウ  がうがうと紙吐き続く輪転機       黒兎

    トースト焦がすエプロンのきみ    ゆかり

   ジューサーで絞りきれない思慕しつぽり   聡


 祥貴さん、恋を続けるでもよし、離れるでもよしです。




 

初折裏  投稿者:聡  投稿日:2021年 6月24日(木)00時39分51秒

  ほたる袋に灯す想いを


遠心分離で絞られぬ思慕


呼びあう鳥を消えるまで見て


沼にはまって引き返せない


取り急ぎ、詠みなおしました~。






 

ううむ。  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 6月24日(木)00時13分59秒

   聡さん、ありがとうございます。twitterの三句も含めコメントします。


①きみがため喫水深き傷隠す

 前句とセットで読むものなので、前句と同じことばは使わない方がよいでしょう。


②濡れし袖絞る気もせぬつれなさに

 恋の句は二三句続けるものなので、いきなり破局にしない方がよいでしょう。王朝和歌では「袖を濡らす」といえば泣くことですが、前句が「エプロンのきみ」なのでじゃぶじゃぶ濡らすのも楽しいかなと思いました。


③キウイジャム網膜を焼く酸い想い

 前句が「焦がす」なので、セットで読むことを考えると焼いたりしない方がいいと思います。


④壊れた樋の悲歌の飛沫よ

 これもいきなり破局系ですね。トーストを焦がしたくらいでこの展開ではかわいそうです。


⑤身を焼くほどのパンダの双子

 焼かない方がいいでしょう。前句の一部のことばを切りとってつなげようとすると、全体としてつながらなくなります。


⑥スコティッシュ・アン・フォールドな文

 猫の種類かなにかなのでしょうか。ちょっとよく分かりませんでした。


 前句のかけらから連想ゲームをしようとするとつながらなくなるので、前句全体に寄り添いつつ、原因とか結果とか付帯状況とかを考えてみて下さい。もう二三句お願いします。  

梅の実の巻 ウ2  投稿者:聡  投稿日:2021年 6月23日(水)23時36分41秒

  壊れた樋の悲歌の飛沫よ


身を焼くほどのパンダの双子


スコティッシュ・アン・フォールドな文


取り急ぎ3句、詠み直しました~(汗。

 

梅の実の巻 ウ2  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 6月23日(水)22時53分43秒

   黒兎さん、ありがとうございます。虫の叢で重大な証拠物件が見つかったのでしょうか。一句目が面白いでしょう。


   梅の実やかなしき肌のやうなもの  ゆかりり

    掌にあればその遠きあまおと      聡

   マスタング疾し輪郭を掻き消して    祥貴

    すすきすすきと誘はれてをり     火尖

   安全な真顔で月を見ていたい      りゑ

    もの確かむる虫の叢         銀河

ウ  がうがうと紙吐き続く輪転機      黒兎

    トースト焦がすエプロンのきみ   ゆかり


 この七人で巻くことにします。聡さん、恋でお願いします。

 

梅の実の巻 7  投稿者:黒兎  投稿日:2021年 6月23日(水)21時14分8秒

  ゆかりさま、みなさま、こんばんは。

初めての歌仙。めちゃくちゃ緊張しています。

よろしくお願いいたします。

秋を離れては、雑の句でということでしょうか。

むずかしー。


もの確かむる虫の叢         銀河



がうがうと紙吐き続く輪転機     黒兎

アレクサのやにはに歌ひ出す真闇   黒兎


お捌き、どうぞよろしくお願いします。



 

梅の実の巻 訂正追加  投稿者:銀河  投稿日:2021年 6月23日(水)21時09分58秒

   「連絡船」は、乗り物だから三句目の「ムスタング」に響くようながします。

それで、つぎのように出します。


  子らを集めてまつすぐに秋     銀河

もしくは

  もの確かむる虫の叢        銀河

 

梅の実の巻 6  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 6月23日(水)20時42分10秒

   銀河さん、ありがとうございます。「秋」とかストレートに置きたくないので、二句目を頂きます。前句と並べると危険物っぽくて面白いです。打越の「すすきすすき」に「叢」でいいのかはちょっと悩ましいけど、景が戻っているわけではないし、進めます。


   梅の実やかなしき肌のやうなもの  ゆかりり

    掌にあればその遠きあまおと      聡

   マスタング疾し輪郭を掻き消して    祥貴

    すすきすすきと誘はれてをり     火尖

   安全な真顔で月を見ていたい      りゑ

    もの確かむる虫の叢         銀河


 では黒兎さん、秋を離れて下さい。よろしくお願いします。

 

梅の実の巻  投稿者:銀河  投稿日:2021年 6月23日(水)18時19分31秒

  ゆかりさん、皆様、しばらくでございます。お休みつづきなので勘がもどるかドウか心もとないですが、よろしくおねがいします。



5句目月  安全な真顔で月を見ていたい      りえ



6句目秋   連絡船はまっすぐに秋       銀河

       もの確かむる虫の叢        銀河   

梅の実の巻 5 月  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 6月23日(水)16時08分17秒

   りゑさん、ありがとうございます。時節柄痛切な一句ですね。


   梅の実やかなしき肌のやうなもの  ゆかりり

    掌にあればその遠きあまおと      聡

   マスタング疾し輪郭を掻き消して    祥貴

    すすきすすきと誘はれてをり     火尖

   安全な真顔で月を見ていたい      りゑ


 銀河さん、秋の句を続けて下さい。

 

梅の実の巻 5  投稿者:りゑ  投稿日:2021年 6月23日(水)15時50分11秒

  こんにちは、佐藤りえです。よろしくお願いします。


マスタング疾し輪郭を掻き消して    祥貴

 すすきすすきと誘はれてをり     火尖


安全な真顔で月を見ていたい  りゑ


お捌きください。  

梅の実の巻 4  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 6月23日(水)11時15分3秒

   火尖さん、ありがとうございます。一句目がよいでしょう。二句目はせっかくのマスタングの疾走感が生きないような気もします。


   梅の実やかなしき肌のやうなもの  ゆかりり

    掌にあればその遠きあまおと      聡

   マスタング疾し輪郭を掻き消して    祥貴

    すすきすすきと誘はれてをり     火尖


 月の座は佐藤りゑさんにお願いしました。

 

梅の実の巻 第四  投稿者:火尖  投稿日:2021年 6月23日(水)10時47分50秒

  急に誘われたら四句目でした。西川火尖ですよろしくお願いします。


すすきすすきと誘はれてをり

体温近き秋の蝶追ふ


いかがでしょう?

 

梅の実の巻  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 6月22日(火)23時30分58秒 編集済

   twitterで俳句自動生成ロボットゆかりりが詠んだ句に石川聡さんが脇を付け、連句が始まりました。以後、twitterで案内しつつ、こちらで巻きます。


   梅の実やかなしき肌のやうなもの  ゆかりり

    掌にあればその遠きあまおと      聡


 発句と脇は、実景を詠んで挨拶とします。その次の第三からは架空の世界で、打越(うちこし。二句前のこと)を捨て去りながら次々と新しいことを詠み続けます。全体として物語があるわけではなく、前の句に付けるという「いま、ここ」だけが連続する感じです。


 第三は架空の世界の始まりとして様式美があります。句尾を言い切りにしないで、続く感じにして、架空の世界に呼び込む感じです。


 西脇祥貴さんに第三の案を頂きました。


掻き消して光線と化すマスタング  祥貴



 たいへんスピード感がありかっこいいのですが、このままでは一句で完結して付ける隙がないので、ちょっと様式美のほうに寄せてみます。捌き人が連句の進行に合わせて句をいじることは一直(いっちょく)といい、連句ではよくあることなのでお許し下さい。



   梅の実やかなしき肌のやうなもの  ゆかりり

    掌にあればその遠きあまおと      聡

   マスタング疾し輪郭を掻き消して    祥貴


 以後は架空の世界が続きます。今は梅雨ですが、現実界には関係なく、連句の世界では季節を行き来します。五句目が月の座(秋)なので、次は秋か雑(ぞう。無季のこと)の七七をお願いします。


 

満尾  投稿者:沢茱萸  投稿日:2021年 5月 1日(土)21時24分53秒

  おめでとうございます。

連句楽しいですね。終わってしまってさびしいです。こんなお洒落な遊びに参加させていただき充実の2週間でした。皆様ありがとうございました。  

満尾  投稿者:西生ゆかり  投稿日:2021年 5月 1日(土)18時27分47秒

  おめでとうございます。

連句とは楽しいものだなあと改めて思いました。

皆さま、ありがとうございました。  

満尾  投稿者:秀雄  投稿日:2021年 5月 1日(土)18時10分56秒

  おめでとうございます。

2週間ちょっとで終わってしまいましたね。

早いな!と目を回しているうちに満尾。

お世話になりました。

ありがとうございました。  

満尾  投稿者:れいこ  投稿日:2021年 5月 1日(土)17時14分44秒

  おめでとうございます。


ゆかりさま、お世話になりました。

お誘いいただいてうれしかったです。

そして今回も楽しかった。

連衆のみなさま、

ご一緒させていただいてありがとうございました。  

満尾、おめでとうございます。  投稿者:今朝  投稿日:2021年 5月 1日(土)14時47分58秒

  ゆかりさま、このたびはお誘いをありがとうございました。

みなさま、ありがとうございます。

普段ご一緒できない方々と座を共にするのは刺激になりますね。

これからもよろしくお願いします。

宣伝になりますが、最近になって連句のサイトを作りましたので、暇潰しにでもいらしてご笑覧ください^^

まだまだ内容は乏しいですが、Twitterや掲示板などで巻いた作品を記録がてらアップしております。


https://goodmorningrenku.blogspot.com

 

「大」の件  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 5月 1日(土)00時47分15秒

   ありがとうございます。さしあたり編集機能で差し替えます。  

「大」の件  投稿者:なかやまなな  投稿日:2021年 5月 1日(土)00時44分15秒

  ゆかりさん

ありがとうございます。

「みごとな染み」でお願いします。

 

「大」の件  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 5月 1日(土)00時39分15秒

   ななさん、差替案ありがとうございます。どうせなら「みごとな」くらいにしませんか。  


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