2022年7月9日土曜日

掲示板過去ログ169

 2019年 3月 3日(日)22時26分37秒から2019年 3月 8日(金)21時14分39秒まで。




春雨ナウ3  投稿者:ゆかり  投稿日:2019年 3月 8日(金)21時14分39秒

   遊凪さん、ありがとうございます。春っぽくて何句か先で困ったことになりそうな句が多いですね。三句目を頂きます。イスは漢字にしますね。


   春雨や剥けば魚肉のやはらかさ    凱

    折檻のごと恋猫のこゑ     ゆかり

   朧夜の香のたちのぼる水辺にて   青猫

    乗り捨てられた四輪駆動     媚庵

   畑まで残月を背に向かひたり    遊凪

    息吹きかけて磨く紅玉      裕美

ウ  よそいきで急ぐ芒の波の道     玉簾

    湘南までぢや話し足りない     凱

   生命の起源の棒の如きもの      り

    シーラカンスとなるまで眠る    猫

   聞きたての都市伝説を反芻し     庵

    今でも残る巴里の地下街      凪

   大長編映画の果てて月涼し      美

    人肌ほどの合歓の木の下      簾

   地元では代打の神様と呼ばれ     凱

    野次将軍も四年契約        り

   言の葉はやや脂じみ花の雨      猫

    酸素ボンベの重き遅き日      庵

ナオ 蝌蚪の紐バケツに入れて児ら帰る   凪

    あらゆるものに名前をつけて    美

   玉葱を刻む前から泣いてをり     簾

    ミラーボールに乗つて銀座へ    凱

   裏筋の画廊でお湯が沸いてゐる    り

    夕日にまぎれ一角獣が       猫

   男装の麗人の襟巻の紺        庵

    腕を組もうと誘ふウインク     凪

   疑問符を投げ掛け合つて長き夜    美

    夢の中でも揺るる撫子       簾

   霧の辺をローソク足がついてきて   凱

    ぽつかり上がる終値と月      り

ナウ 白地図を開けば青き風ばかり     猫

    バンガローから女声合唱      庵

   車椅子で小径をつたふ老夫婦     凪


 裕美さん、初春か雑でお願いします。その次の玉簾さんが花の座ですので、植物は詠まないで下さい。(おお、コピペ…)

 

 

 

溜め池ナウ3  投稿者:ゆかり  投稿日:2019年 3月 8日(金)21時07分23秒 編集済

   大祐さん、ありがとうございます。捌き人の誘導が下手でしたね。恋を出してほしくない、の意だったのですが、面白いので二句目を頂きます。


   溜め池に立つや大波春嵐       由良

    落つる椿の地になせる円     ゆかり

   雛の客シャネルスーツを着こなして  由季

    柔軟剤は日なたのかをり       槐

   名月を誤答と思ふ押しボタン     大祐

    道に迷ひし白帝の夜        けんじ

ウ  異土晴れて八万人の阿波踊り     ぐみ

    ロベスピエールの目をした男     良

   雨漏りの盥の音が遠くなる       り

    惚れ薬かもしれぬ梅雨茸       季

   こひびとよ冷えピタの貼り方が雑    槐

    高校生の髷を切るのみ        祐

   校庭にサッカーボール忘れられ      じ

    笛を吹くのは繊き寒月        み

   虎に似て二尺足らずの猫を抱く     良

    濡れ縁といふゆふべの湿り      り

   借景の吉野山より花吹雪        季

    をみなとをみなふらここを漕ぐ    槐

ナオ 鈍器群ボートレースに撒かれつつ    祐

    デカの直感ホシは老人        じ

   地球とて宇宙に光る青き点       み

    蚤ひねりつつ面壁三年        良

   泥団子切つて食みたる石のうへ     り

    子役の台詞たつたひとこと      季

   ラジオ置く張り出し窓の冬ざるる    槐

    象徴界を銀世界へと         祐

   乗り換えの小さき駅の屋根長く     じ

    健さんに似る夜学生立ち       み

   照らしあふ名残の月とわれの顔     良

    下り簗には水の音ばかり       り

ナウ 土手に飼ふ除草のための山羊二頭    季

    右の乳房の入れ墨の赤        槐

   恋人の肉よ機械になり給へ       祐


 けんじさん、初春か雑でお願いします。その次のぐみさんが花の座ですので、植物は詠まないで下さい。


 

春雨ナウ3案  投稿者:遊凪  投稿日:2019年 3月 8日(金)21時00分22秒

  週末に銘酒振る舞ふ峡の駅      凪

スキップしフレアスカート舞回る   凪

車イスで小径をつたふ老夫婦     凪

手作りのランチ持ち寄る草の丘    凪


よろしくお願いします。

 

溜め池ナウ3案  投稿者:大祐  投稿日:2019年 3月 8日(金)17時16分32秒

  滑走路白線内にハグ終はる    大祐

恋人の肉よ機械になり給へ


むずかしいけれど、面白いですね、歌仙。

不慣れな作品で申し訳ないのですが、お捌きください。  

春雨ナウ2  投稿者:ゆかり  投稿日:2019年 3月 8日(金)14時29分17秒

   媚庵さん、ありがとうございます。二句目を頂きます。


一句目…前句で「白」「青」があるので、ここでさらに色を出すのもくどいかなというところです。

三句目…新校舎がなんとも春を感じさせてしまうので、避けたいです。


   春雨や剥けば魚肉のやはらかさ    凱

    折檻のごと恋猫のこゑ     ゆかり

   朧夜の香のたちのぼる水辺にて   青猫

    乗り捨てられた四輪駆動     媚庵

   畑まで残月を背に向かひたり    遊凪

    息吹きかけて磨く紅玉      裕美

ウ  よそいきで急ぐ芒の波の道     玉簾

    湘南までぢや話し足りない     凱

   生命の起源の棒の如きもの      り

    シーラカンスとなるまで眠る    猫

   聞きたての都市伝説を反芻し     庵

    今でも残る巴里の地下街      凪

   大長編映画の果てて月涼し      美

    人肌ほどの合歓の木の下      簾

   地元では代打の神様と呼ばれ     凱

    野次将軍も四年契約        り

   言の葉はやや脂じみ花の雨      猫

    酸素ボンベの重き遅き日      庵

ナオ 蝌蚪の紐バケツに入れて児ら帰る   凪

    あらゆるものに名前をつけて    美

   玉葱を刻む前から泣いてをり     簾

    ミラーボールに乗つて銀座へ    凱

   裏筋の画廊でお湯が沸いてゐる    り

    夕日にまぎれ一角獣が       猫

   男装の麗人の襟巻の紺        庵

    腕を組もうと誘ふウインク     凪

   疑問符を投げ掛け合つて長き夜    美

    夢の中でも揺るる撫子       簾

   霧の辺をローソク足がついてきて   凱

    ぽつかり上がる終値と月      り

ナウ 白地図を開けば青き風ばかり     猫

    バンガローから女声合唱      庵


 遊凪さん、雑でお願いします。  

春雨ナウ2  投稿者:媚庵  投稿日:2019年 3月 8日(金)14時19分17秒

     霧の辺をローソク足がついてきて   凱

    ぽつかり上がる終値と月      り

ナウ 白地図を開けば青き風ばかり     猫



    夕陽に赤き帆をたたみつつ     庵

    バンガローから女声合唱

    新校舎までスキップで行く


遅くなりましてすみません。いかがでしようか?  

溜め池ナウ2  投稿者:ゆかり  投稿日:2019年 3月 8日(金)13時39分0秒

   槐さん、ありがとうございます。二句目がいいでしょう。

 由良さん、では変えておきますね。


   溜め池に立つや大波春嵐       由良

    落つる椿の地になせる円     ゆかり

   雛の客シャネルスーツを着こなして  由季

    柔軟剤は日なたのかをり       槐

   名月を誤答と思ふ押しボタン     大祐

    道に迷ひし白帝の夜        けんじ

ウ  異土晴れて八万人の阿波踊り     ぐみ

    ロベスピエールの目をした男     良

   雨漏りの盥の音が遠くなる       り

    惚れ薬かもしれぬ梅雨茸       季

   こひびとよ冷えピタの貼り方が雑    槐

    高校生の髷を切るのみ        祐

   校庭にサッカーボール忘れられ      じ

    笛を吹くのは繊き寒月        み

   虎に似て二尺足らずの猫を抱く     良

    濡れ縁といふゆふべの湿り      り

   借景の吉野山より花吹雪        季

    をみなとをみなふらここを漕ぐ    槐

ナオ 鈍器群ボートレースに撒かれつつ    祐

    デカの直感ホシは老人        じ

   地球とて宇宙に光る青き点       み

    蚤ひねりつつ面壁三年        良

   泥団子切つて食みたる石のうへ     り

    子役の台詞たつたひとこと      季

   ラジオ置く張り出し窓の冬ざるる    槐

    象徴界を銀世界へと         祐

   乗り換えの小さき駅の屋根長く     じ

    健さんに似る夜学生立ち       み

   照らしあふ名残の月とわれの顔     良

    下り簗には水の音ばかり       り

ナウ 土手に飼ふ除草のための山羊二頭    季

    右の乳房の入れ墨の赤        槐


 大祐さん、恋に落ちたり恋に乱れたりしないよう付けて下さい。


 

溜め池月  投稿者:由良  投稿日:2019年 3月 8日(金)10時48分45秒

  字余り好きなのでつい…

どうぞ名残の月に変えてください。

 

溜池ナウ2  投稿者:田中槐  投稿日:2019年 3月 8日(金)08時01分19秒

  照らしあふ十三夜月とわれの顔     良

    下り簗には水の音ばかり       り

ナウ 土手に飼ふ除草のための山羊二頭    季


ドレスコードに長靴と傘  槐

右の乳房の入れ墨の赤


いつも由季さんの句がよくて、プレッシャーが…

お捌きを!  

溜め池ナウ1  投稿者:ゆかり  投稿日:2019年 3月 8日(金)02時53分37秒

   由季さん、ありがとうございます。いいですねえ。


   溜め池に立つや大波春嵐       由良

    落つる椿の地になせる円     ゆかり

   雛の客シャネルスーツを着こなして  由季

    柔軟剤は日なたのかをり       槐

   名月を誤答と思ふ押しボタン     大祐

    道に迷ひし白帝の夜        けんじ

ウ  異土晴れて八万人の阿波踊り     ぐみ

    ロベスピエールの目をした男     良

   雨漏りの盥の音が遠くなる       り

    惚れ薬かもしれぬ梅雨茸       季

   こひびとよ冷えピタの貼り方が雑    槐

    高校生の髷を切るのみ        祐

   校庭にサッカーボール忘れられ      じ

    笛を吹くのは繊き寒月        み

   虎に似て二尺足らずの猫を抱く     良

    濡れ縁といふゆふべの湿り      り

   借景の吉野山より花吹雪        季

    をみなとをみなふらここを漕ぐ    槐

ナオ 鈍器群ボートレースに撒かれつつ    祐

    デカの直感ホシは老人        じ

   地球とて宇宙に光る青き点       み

    蚤ひねりつつ面壁三年        良

   泥団子切つて食みたる石のうへ     り

    子役の台詞たつたひとこと      季

   ラジオ置く張り出し窓の冬ざるる    槐

    象徴界を銀世界へと         祐

   乗り換えの小さき駅の屋根長く     じ

    健さんに似る夜学生立ち       み

   照らしあふ十三夜月とわれの顔     良

    下り簗には水の音ばかり       り

ナウ 土手に飼ふ除草のための山羊二頭    季


 槐さん、雑か夏か冬でお願いします。


 

溜め池ナウ1  投稿者:由季  投稿日:2019年 3月 8日(金)00時55分19秒

  土手に飼ふ除草のための山羊二頭


いかがでしょうか。  

ところで由良さん  投稿者:ゆかり  投稿日:2019年 3月 7日(木)22時55分12秒

   「十三夜月と」では中八になってしまうので、「名残の月と」とに変えたいのですが、いいですか。俳人は変なところで厳格なのです。  

溜め池ナオ12  投稿者:ゆかり  投稿日:2019年 3月 7日(木)22時48分35秒

   付けます。


   溜め池に立つや大波春嵐       由良

    落つる椿の地になせる円     ゆかり

   雛の客シャネルスーツを着こなして  由季

    柔軟剤は日なたのかをり       槐

   名月を誤答と思ふ押しボタン     大祐

    道に迷ひし白帝の夜        けんじ

ウ  異土晴れて八万人の阿波踊り     ぐみ

    ロベスピエールの目をした男     良

   雨漏りの盥の音が遠くなる       り

    惚れ薬かもしれぬ梅雨茸       季

   こひびとよ冷えピタの貼り方が雑    槐

    高校生の髷を切るのみ        祐

   校庭にサッカーボール忘れられ      じ

    笛を吹くのは繊き寒月        み

   虎に似て二尺足らずの猫を抱く     良

    濡れ縁といふゆふべの湿り      り

   借景の吉野山より花吹雪        季

    をみなとをみなふらここを漕ぐ    槐

ナオ 鈍器群ボートレースに撒かれつつ    祐

    デカの直感ホシは老人        じ

   地球とて宇宙に光る青き点       み

    蚤ひねりつつ面壁三年        良

   泥団子切つて食みたる石のうへ     り

    子役の台詞たつたひとこと      季

   ラジオ置く張り出し窓の冬ざるる    槐

    象徴界を銀世界へと         祐

   乗り換えの小さき駅の屋根長く     じ

    健さんに似る夜学生立ち       み

   照らしあふ十三夜月とわれの顔     良

    下り簗には水の音ばかり       り

ナウ


 さて、溜め池の巻もいよいよ名残裏です。挙句まで酔いを覚まして進みましょう。次は由季さんです。雑でお願いします。  

春雨 ナウ1  投稿者:ゆかり  投稿日:2019年 3月 7日(木)17時09分45秒

   春雨も清書しておきます。


   春雨や剥けば魚肉のやはらかさ    凱

    折檻のごと恋猫のこゑ     ゆかり

   朧夜の香のたちのぼる水辺にて   青猫

    乗り捨てられた四輪駆動     媚庵

   畑まで残月を背に向かひたり    遊凪

    息吹きかけて磨く紅玉      裕美

ウ  よそいきで急ぐ芒の波の道     玉簾

    湘南までぢや話し足りない     凱

   生命の起源の棒の如きもの      り

    シーラカンスとなるまで眠る    猫

   聞きたての都市伝説を反芻し     庵

    今でも残る巴里の地下街      凪

   大長編映画の果てて月涼し      美

    人肌ほどの合歓の木の下      簾

   地元では代打の神様と呼ばれ     凱

    野次将軍も四年契約        り

   言の葉はやや脂じみ花の雨      猫

    酸素ボンベの重き遅き日      庵

ナオ 蝌蚪の紐バケツに入れて児ら帰る   凪

    あらゆるものに名前をつけて    美

   玉葱を刻む前から泣いてをり     簾

    ミラーボールに乗つて銀座へ    凱

   裏筋の画廊でお湯が沸いてゐる    り

    夕日にまぎれ一角獣が       猫

   男装の麗人の襟巻の紺        庵

    腕を組もうと誘ふウインク     凪

   疑問符を投げ掛け合つて長き夜    美

    夢の中でも揺るる撫子       簾

   霧の辺をローソク足がついてきて   凱

    ぽつかり上がる終値と月      り

ナウ 白地図を開けば青き風ばかり     猫


 媚庵さんの句をお待ちしているところです。「青葉風」的に夏と捉えて続けてもいいし、雑でもいいし、です。

 

溜め池ナオ月  投稿者:ゆかり  投稿日:2019年 3月 7日(木)15時19分52秒

   由良さん、ありがとうございます。それから皆さん、すみません。ちょっとばたばたしていてスマホからの雑な応答が続いてしまいました。遡ってコメントします。


○けんじさんの

さすらへる襟足長き少年の…主語しか述べない式は時にはいいけど…。

メーテルの母はラスボス汽笛鳴り…まあ、名残表だから面白くていいんだけど…。


○ぐみさんの

赤毛のアンの手には団栗…ああ、切妻屋根ねとは思うのですが、「団栗」は晩秋の季語なので、秋の一句目だとあとの人が困ってしまいます。

太郎と次郎眠る夜寒き…「夜寒」も晩秋の季語ですし、むしろ三好達治のせいで「雪ふりつむ」感が横溢しています。



   溜め池に立つや大波春嵐       由良

    落つる椿の地になせる円     ゆかり

   雛の客シャネルスーツを着こなして  由季

    柔軟剤は日なたのかをり       槐

   名月を誤答と思ふ押しボタン     大祐

    道に迷ひし白帝の夜        けんじ

ウ  異土晴れて八万人の阿波踊り     ぐみ

    ロベスピエールの目をした男     良

   雨漏りの盥の音が遠くなる       り

    惚れ薬かもしれぬ梅雨茸       季

   こひびとよ冷えピタの貼り方が雑    槐

    高校生の髷を切るのみ        祐

   校庭にサッカーボール忘れられ      じ

    笛を吹くのは繊き寒月        み

   虎に似て二尺足らずの猫を抱く     良

    濡れ縁といふゆふべの湿り      り

   借景の吉野山より花吹雪        季

    をみなとをみなふらここを漕ぐ    槐

ナオ 鈍器群ボートレースに撒かれつつ    祐

    デカの直感ホシは老人        じ

   地球とて宇宙に光る青き点       み

    蚤ひねりつつ面壁三年        良

   泥団子切つて食みたる石のうへ     り

    子役の台詞たつたひとこと      季

   ラジオ置く張り出し窓の冬ざるる    槐

    象徴界を銀世界へと         祐

   乗り換えの小さき駅の屋根長く     じ

    健さんに似る夜学生立ち       み

   照らしあふ十三夜月とわれの顔     良


 次は私です。しばしお待ち下さい。  

溜め池ナオ11月の座  投稿者:由良  投稿日:2019年 3月 7日(木)13時13分35秒

  照らしあふ十三夜月とわれの顔


既に名月が出ているので、八月十五夜でない方が良いのかな??と思い、

迷いつつ後の月にしたのですが…ご指南ください。  

溜め池  投稿者:ゆかり  投稿日:2019年 3月 7日(木)09時01分45秒

  ぐみさん、ありがとうございます。一句目を頂きます。

由良さん、月の座をお願いします。  

溜め池  投稿者:ぐみ  投稿日:2019年 3月 7日(木)07時53分28秒

        ラジオ置く張り出し窓の冬ざるる    槐

      象徴界を銀世界へと         祐

         乗り換えの小さき駅の屋根長く          じ


          健さんに似る夜学生立ち       ぐみ


     赤毛のアンの手には団栗        み


     太郎と次郎眠る夜寒き         み  

溜め池  投稿者:ゆかり  投稿日:2019年 3月 7日(木)01時23分58秒

  けんじさん、ありがとうございます。

一句目を頂きます。

ぐみさん、秋の句をお願いします。  

溜め池ナオ9  投稿者:けんじ  投稿日:2019年 3月 7日(木)00時30分19秒 編集済

  乗り換えの小さき駅の屋根長く  けんじ

さすらへる襟足長き少年の

メーテルの母はラスボス汽笛鳴り


お捌きよろしくお願いします。  

春雨  投稿者:ゆかり  投稿日:2019年 3月 6日(水)21時53分23秒

  では「青き」で頂きます。


媚庵さん、続けて下さい。夏か雑で。  

春雨 ○○○  投稿者:青猫  投稿日:2019年 3月 6日(水)21時38分12秒

   白地図を開ければその日風ばかり


 白地図を開ければみなも風ばかり


あら、「水面」はさわりますか?  

春雨 うう~  投稿者:青猫  投稿日:2019年 3月 6日(水)21時17分17秒

    白地図を開けばさっと風ばかり


  白地図を開けばなべて風ばかり


  白地図をあければ青き風ばかり


連句で中八は可能ですか?

  白地図をあけてもあけても風ばかり (初案はこれ)  

青猫  投稿者:ゆかり  投稿日:2019年 3月 6日(水)16時43分33秒 編集済

  青猫さん、あと三音詰め込みましょう。


白地図をあけてしまえば風ばかり

白地図を開けば○○○風ばかり


ちなみに「白き」だと秋になってしまうので不可です。「縞を」くらいか…。  

春雨 ナう  投稿者:青猫  投稿日:2019年 3月 6日(水)14時01分2秒

  「夢」か「酔い」ざめ、です。「夢」だと打ち越す(?)かと思って。


  階でうすべにいろの領布(ひれ)をふり


  白地図をあけてしまえば風ばかり  

溜め池ナオ8  投稿者:ゆかり  投稿日:2019年 3月 6日(水)11時32分2秒

   大祐さん、ありがとうございます。どちらもぶっ飛んでいて面白いのですが、一句目を頂きます。


   溜め池に立つや大波春嵐       由良

    落つる椿の地になせる円     ゆかり

   雛の客シャネルスーツを着こなして  由季

    柔軟剤は日なたのかをり       槐

   名月を誤答と思ふ押しボタン     大祐

    道に迷ひし白帝の夜        けんじ

ウ  異土晴れて八万人の阿波踊り     ぐみ

    ロベスピエールの目をした男     良

   雨漏りの盥の音が遠くなる       り

    惚れ薬かもしれぬ梅雨茸       季

   こひびとよ冷えピタの貼り方が雑    槐

    高校生の髷を切るのみ        祐

   校庭にサッカーボール忘れられ      じ

    笛を吹くのは繊き寒月        み

   虎に似て二尺足らずの猫を抱く     良

    濡れ縁といふゆふべの湿り      り

   借景の吉野山より花吹雪        季

    をみなとをみなふらここを漕ぐ    槐

ナオ 鈍器群ボートレースに撒かれつつ    祐

    デカの直感ホシは老人        じ

   地球とて宇宙に光る青き点       み

    蚤ひねりつつ面壁三年        良

   泥団子切つて食みたる石のうへ     り

    子役の台詞たつたひとこと      季

   ラジオ置く張り出し窓の冬ざるる    槐

    象徴界を銀世界へと         祐


 けんじさん、冬でも雑でも。二句後が月の座ですので、夜とかひかりものは避けて下さい。


 

溜め池案  投稿者:大祐  投稿日:2019年 3月 6日(水)06時29分50秒

  象徴界を銀世界へと    大祐

すべてにつもる重力の音


お捌きください。  

溜め池  投稿者:大祐  投稿日:2019年 3月 6日(水)06時09分33秒

  頑張ってみます。

もう少々お待ちください。  

春雨  投稿者:ゆかり  投稿日:2019年 3月 6日(水)00時50分16秒

  一句目…月に星は付けない方がいいでしょう。

二句目…なんのさめぎわなのですか。


 もう二三句お願いします。  

春雨 ナウ  投稿者:青猫  投稿日:2019年 3月 6日(水)00時31分30秒

   星ひとつほしいほしいと祈っても


 さめぎわのぬれてさざなみほのかなる  

溜池  投稿者:田中槐  投稿日:2019年 3月 5日(火)23時32分4秒

  おお! 初歩的なミステイク!

勉強になりますm(__)m  

溜め池ナオ7  投稿者:ゆかり  投稿日:2019年 3月 5日(火)23時09分28秒

   槐さん、ありがとうございます。


一句目…「ラジオ置く張り出し窓や/冬ざるる」みたいな切れを持ち込んでいいのは連句では発句だけです。


二句目…具体的すぎて打越と障る感じがします。


 ですので、マイナーチェンジして一句目を頂きます。


   溜め池に立つや大波春嵐       由良

    落つる椿の地になせる円     ゆかり

   雛の客シャネルスーツを着こなして  由季

    柔軟剤は日なたのかをり       槐

   名月を誤答と思ふ押しボタン     大祐

    道に迷ひし白帝の夜        けんじ

ウ  異土晴れて八万人の阿波踊り     ぐみ

    ロベスピエールの目をした男     良

   雨漏りの盥の音が遠くなる       り

    惚れ薬かもしれぬ梅雨茸       季

   こひびとよ冷えピタの貼り方が雑    槐

    高校生の髷を切るのみ        祐

   校庭にサッカーボール忘れられ      じ

    笛を吹くのは繊き寒月        み

   虎に似て二尺足らずの猫を抱く     良

    濡れ縁といふゆふべの湿り      り

   借景の吉野山より花吹雪        季

    をみなとをみなふらここを漕ぐ    槐

ナオ 鈍器群ボートレースに撒かれつつ    祐

    デカの直感ホシは老人        じ

   地球とて宇宙に光る青き点       み

    蚤ひねりつつ面壁三年        良

   泥団子切つて食みたる石のうへ     り

    子役の台詞たつたひとこと      季

   ラジオ置く張り出し窓の冬ざるる    槐


 大祐さん、「雪」の字を使わずに雪を降らすことはできますか。  

春雨ナオ折端  投稿者:ゆかり  投稿日:2019年 3月 5日(火)22時49分27秒

   凱さん、ありがとうございます。うひゃあ…。


一句目…この「ローソク足」というのは株式用語のあれでいいんでしょうか。なんだかこう書かれると妖怪のようで面白いです。


二句目…これは太平洋戦争の激戦地の「トラック島」でしょうか。トラックで休符があるのだとすると、初折の「乗り捨てられた四輪駆動」と代わり映えしません。


 一句目を頂きます。


   春雨や剥けば魚肉のやはらかさ    凱

    折檻のごと恋猫のこゑ     ゆかり

   朧夜の香のたちのぼる水辺にて   青猫

    乗り捨てられた四輪駆動     媚庵

   畑まで残月を背に向かひたり    遊凪

    息吹きかけて磨く紅玉      裕美

ウ  よそいきで急ぐ芒の波の道     玉簾

    湘南までぢや話し足りない     凱

   生命の起源の棒の如きもの      り

    シーラカンスとなるまで眠る    猫

   聞きたての都市伝説を反芻し     庵

    今でも残る巴里の地下街      凪

   大長編映画の果てて月涼し      美

    人肌ほどの合歓の木の下      簾

   地元では代打の神様と呼ばれ     凱

    野次将軍も四年契約        り

   言の葉はやや脂じみ花の雨      猫

    酸素ボンベの重き遅き日      庵

ナオ 蝌蚪の紐バケツに入れて児ら帰る   凪

    あらゆるものに名前をつけて    美

   玉葱を刻む前から泣いてをり     簾

    ミラーボールに乗つて銀座へ    凱

   裏筋の画廊でお湯が沸いてゐる    り

    夕日にまぎれ一角獣が       猫

   男装の麗人の襟巻の紺        庵

    腕を組もうと誘ふウインク     凪

   疑問符を投げ掛け合つて長き夜    美

    夢の中でも揺るる撫子       簾

   霧の辺をローソク足がついてきて   凱

    ぽつかり上がる終値と月      り

ナウ


 青猫さん、ここから名残裏です。連句としての乱高下もこれにて終了です。ここからは酔いがさめた感じでお願いします。雑でお願いします。

 

溜池ナオ7  投稿者:田中槐  投稿日:2019年 3月 5日(火)20時55分38秒

  ナオ 鈍器群ボートレースに撒かれつつ    祐

    デカの直感ホシは老人        じ

   地球とて宇宙に光る青き点       み

    蚤ひねりつつ面壁三年        良

   泥団子切つて食みたる石のうへ     り

    子役の台詞たつたひとこと      季


ラジオ置く張り出し窓や冬ざるる   槐

霜焼の手をポケットに隠しをり


お捌きください。  

春雨 月の座?  投稿者:凱  投稿日:2019年 3月 5日(火)19時49分57秒 編集済

  かなり打越が気になるので、月の座回避します。ゆかりさん、次で拾っていただけると。


霧の辺をローソク足がついてきて

置き去りのトラック島の蛇は穴に  

溜め池  投稿者:ゆかり  投稿日:2019年 3月 5日(火)16時46分33秒

   槐さん、春と秋以外でお願いします。  

溜池ナオ7  投稿者:田中槐  投稿日:2019年 3月 5日(火)16時07分3秒

  ゆかりさま

季節は、雑でよいのでしょうか?  

溜め池ナオ6  投稿者:ゆかり  投稿日:2019年 3月 5日(火)13時38分42秒

   由季さん、ありがとうございます。


一句目…何句か前の「デカ」とか「ホシ」とか言っていた辺りに障りそうです。

二句目…前句を虚構と見立てて面白いです。


   溜め池に立つや大波春嵐       由良

    落つる椿の地になせる円     ゆかり

   雛の客シャネルスーツを着こなして  由季

    柔軟剤は日なたのかをり       槐

   名月を誤答と思ふ押しボタン     大祐

    道に迷ひし白帝の夜        けんじ

ウ  異土晴れて八万人の阿波踊り     ぐみ

    ロベスピエールの目をした男     良

   雨漏りの盥の音が遠くなる       り

    惚れ薬かもしれぬ梅雨茸       季

   こひびとよ冷えピタの貼り方が雑    槐

    高校生の髷を切るのみ        祐

   校庭にサッカーボール忘れられ      じ

    笛を吹くのは繊き寒月        み

   虎に似て二尺足らずの猫を抱く     良

    濡れ縁といふゆふべの湿り      り

   借景の吉野山より花吹雪        季

    をみなとをみなふらここを漕ぐ    槐

ナオ 鈍器群ボートレースに撒かれつつ    祐

    デカの直感ホシは老人        じ

   地球とて宇宙に光る青き点       み

    蚤ひねりつつ面壁三年        良

   泥団子切つて食みたる石のうへ     り

    子役の台詞たつたひとこと      季


 槐さん、お願いします。  

春雨ナオ10  投稿者:ゆかり  投稿日:2019年 3月 5日(火)13時29分8秒

   玉簾さん、ありがとうございます。自分の番のところ以外も目を通して下さいね。


一句目…ひとつ前の記事に書いたとおり、発句が「春雨」なので「春」「夏」「秋」「冬」の字をそのまま使うのは避けましょう。「秋蝶」みたいな使い方はやめましょうの意です。

二句目、三句目…一句目の「秋蝶」にしてもそうなんですが、前句が「長き夜」なのに昼の景をつけてもつながりません。

四句目…次が月の座だと言っているので、ひかりものを出すのはやめましょう。


 というわけで、夢の中のできごとである三句目を頂きます。


   春雨や剥けば魚肉のやはらかさ    凱

    折檻のごと恋猫のこゑ     ゆかり

   朧夜の香のたちのぼる水辺にて   青猫

    乗り捨てられた四輪駆動     媚庵

   畑まで残月を背に向かひたり    遊凪

    息吹きかけて磨く紅玉      裕美

ウ  よそいきで急ぐ芒の波の道     玉簾

    湘南までぢや話し足りない     凱

   生命の起源の棒の如きもの      り

    シーラカンスとなるまで眠る    猫

   聞きたての都市伝説を反芻し     庵

    今でも残る巴里の地下街      凪

   大長編映画の果てて月涼し      美

    人肌ほどの合歓の木の下      簾

   地元では代打の神様と呼ばれ     凱

    野次将軍も四年契約        り

   言の葉はやや脂じみ花の雨      猫

    酸素ボンベの重き遅き日      庵

ナオ 蝌蚪の紐バケツに入れて児ら帰る   凪

    あらゆるものに名前をつけて    美

   玉葱を刻む前から泣いてをり     簾

    ミラーボールに乗つて銀座へ    凱

   裏筋の画廊でお湯が沸いてゐる    り

    夕日にまぎれ一角獣が       猫

   男装の麗人の襟巻の紺        庵

    腕を組もうと誘ふウインク     凪

   疑問符を投げ掛け合つて長き夜    美

    夢の中でも揺るる撫子       簾


 凱さん、打越に長き夜がありますが、月の座をお願いします。初折で残月を出してしまったし、無理だったら他の秋の句でこぼしてくれれば次で私が拾います。

 

溜め池ナオ6  投稿者:由季  投稿日:2019年 3月 5日(火)09時23分16秒

  手を洗ひても落ちぬ血の染み

子役の台詞たつたひとこと


お捌きください。  

春雨ナオ10案  投稿者:玉簾  投稿日:2019年 3月 5日(火)02時25分54秒

  一句目は


揺るる葉の裏ねむる秋蝶


です。  

春雨ナオ10案  投稿者:玉簾  投稿日:2019年 3月 5日(火)02時23分8秒

  揺るる案四句、お捌きを。


葉の裏ねむる秋蝶

風の音して揺るる撫子

夢の中でも揺るる撫子

薄眼で見れば不知火揺るる  

春雨ナオ9  投稿者:ゆかり  投稿日:2019年 3月 4日(月)22時56分2秒

   裕美さん、ありがとうございます。二句目がいいでしょう。


一句目…「花」の字は花の座に残しておきましょう。

三句目…発句が「春雨」なので「春」「夏」「秋」「冬」の字をそのまま使うのは避けましょう。


   春雨や剥けば魚肉のやはらかさ    凱

    折檻のごと恋猫のこゑ     ゆかり

   朧夜の香のたちのぼる水辺にて   青猫

    乗り捨てられた四輪駆動     媚庵

   畑まで残月を背に向かひたり    遊凪

    息吹きかけて磨く紅玉      裕美

ウ  よそいきで急ぐ芒の波の道     玉簾

    湘南までぢや話し足りない     凱

   生命の起源の棒の如きもの      り

    シーラカンスとなるまで眠る    猫

   聞きたての都市伝説を反芻し     庵

    今でも残る巴里の地下街      凪

   大長編映画の果てて月涼し      美

    人肌ほどの合歓の木の下      簾

   地元では代打の神様と呼ばれ     凱

    野次将軍も四年契約        り

   言の葉はやや脂じみ花の雨      猫

    酸素ボンベの重き遅き日      庵

ナオ 蝌蚪の紐バケツに入れて児ら帰る   凪

    あらゆるものに名前をつけて    美

   玉葱を刻む前から泣いてをり     簾

    ミラーボールに乗つて銀座へ    凱

   裏筋の画廊でお湯が沸いてゐる    り

    夕日にまぎれ一角獣が       猫

   男装の麗人の襟巻の紺        庵

    腕を組もうと誘ふウインク     凪

   疑問符を投げ掛け合つて長き夜    美


 玉簾さん、秋の句を続けて下さい。玉簾さんの次の凱さんが月の座です。  

溜め池ナオ5  投稿者:ゆかり  投稿日:2019年 3月 4日(月)22時50分7秒

   付けます。


   溜め池に立つや大波春嵐       由良

    落つる椿の地になせる円     ゆかり

   雛の客シャネルスーツを着こなして  由季

    柔軟剤は日なたのかをり       槐

   名月を誤答と思ふ押しボタン     大祐

    道に迷ひし白帝の夜        けんじ

ウ  異土晴れて八万人の阿波踊り     ぐみ

    ロベスピエールの目をした男     良

   雨漏りの盥の音が遠くなる       り

    惚れ薬かもしれぬ梅雨茸       季

   こひびとよ冷えピタの貼り方が雑    槐

    高校生の髷を切るのみ        祐

   校庭にサッカーボール忘れられ      じ

    笛を吹くのは繊き寒月        み

   虎に似て二尺足らずの猫を抱く     良

    濡れ縁といふゆふべの湿り      り

   借景の吉野山より花吹雪        季

    をみなとをみなふらここを漕ぐ    槐

ナオ 鈍器群ボートレースに撒かれつつ    祐

    デカの直感ホシは老人        じ

   地球とて宇宙に光る青き点       み

    蚤ひねりつつ面壁三年        良

   泥団子切つて食みたる石のうへ     り


 由季さん、お願いします。

 

春雨ナオ9  投稿者:裕美  投稿日:2019年 3月 4日(月)15時18分33秒 編集済

  花蕎麦の渦に突き飛ばしたき人

疑問符を投げ掛け合つて長き夜

口紅を撃つよ秋晴の空へ


お捌きよろしくお願いします。


 

溜め池ナオ4  投稿者:ゆかり  投稿日:2019年 3月 4日(月)12時59分23秒

   由良さん、ありがとうございます。これは二句目がいいでしょう。宇宙船に蚤がいると思うと妙に可笑しいです。


   溜め池に立つや大波春嵐       由良

    落つる椿の地になせる円     ゆかり

   雛の客シャネルスーツを着こなして  由季

    柔軟剤は日なたのかをり       槐

   名月を誤答と思ふ押しボタン     大祐

    道に迷ひし白帝の夜        けんじ

ウ  異土晴れて八万人の阿波踊り     ぐみ

    ロベスピエールの目をした男     良

   雨漏りの盥の音が遠くなる       り

    惚れ薬かもしれぬ梅雨茸       季

   こひびとよ冷えピタの貼り方が雑    槐

    高校生の髷を切るのみ        祐

   校庭にサッカーボール忘れられ      じ

    笛を吹くのは繊き寒月        み

   虎に似て二尺足らずの猫を抱く     良

    濡れ縁といふゆふべの湿り      り

   借景の吉野山より花吹雪        季

    をみなとをみなふらここを漕ぐ    槐

ナオ 鈍器群ボートレースに撒かれつつ    祐

    デカの直感ホシは老人        じ

   地球とて宇宙に光る青き点       み

    蚤ひねりつつ面壁三年        良


 次は私です。しばしお待ち下さい。

 

溜め池ナオ4  投稿者:由良  投稿日:2019年 3月 4日(月)11時11分16秒

  蚤に食はれた跡を見せ合ふ

蚤ひねりつつ面壁三年

生道心を喝破されたり

全能感で踏破する雪


お捌きお願い致します。

拙歌集、ご覧になっていただき嬉しう存じます。  

溜め池ナオ3  投稿者:ゆかり  投稿日:2019年 3月 4日(月)09時13分3秒

   寝ぼけまなこで書いていたので、もう少しちゃんと書きます。


一句目…刑事ドラマの『相棒』から着想しているのでしょうが、相棒はもともと駕籠舁の一本の棒の前を持つ人と後ろを持つ人なので、人生の伴侶というよりは仕事のパートナーなのだと思います。


二句目…前句「ホシ」に対して星取りで着想しているのだと思いますが、面白くありません。


三句目…前句「ホシ」に対して地球を配している訳ですが、景が大きい分、これまでの流れを断ち切る効果があります。


四句目…意味が分かりませんでした(解説無用)。


   溜め池に立つや大波春嵐       由良

    落つる椿の地になせる円     ゆかり

   雛の客シャネルスーツを着こなして  由季

    柔軟剤は日なたのかをり       槐

   名月を誤答と思ふ押しボタン     大祐

    道に迷ひし白帝の夜        けんじ

ウ  異土晴れて八万人の阿波踊り     ぐみ

    ロベスピエールの目をした男     良

   雨漏りの盥の音が遠くなる       り

    惚れ薬かもしれぬ梅雨茸       季

   こひびとよ冷えピタの貼り方が雑    槐

    高校生の髷を切るのみ        祐

   校庭にサッカーボール忘れられ      じ

    笛を吹くのは繊き寒月        み

   虎に似て二尺足らずの猫を抱く     良

    濡れ縁といふゆふべの湿り      り

   借景の吉野山より花吹雪        季

    をみなとをみなふらここを漕ぐ    槐

ナオ 鈍器群ボートレースに撒かれつつ    祐

    デカの直感ホシは老人        じ

   地球とて宇宙に光る青き点       み


 由良さんの句をお待ちしているところです。春、秋以外でしたら何でもいいです。  

春雨ナオ8  投稿者:ゆかり  投稿日:2019年 3月 4日(月)08時55分52秒

   ひゃあ、すみません、すみません。私が「溜め池 名残表折立」の記事を書いている間に遊凪さんが案を出してくれていたのを見落としていました。前句「男装の麗人」に対しことさら「女」を付けるのもどうかなあと感じるので、三句目を頂きます。


   春雨や剥けば魚肉のやはらかさ    凱

    折檻のごと恋猫のこゑ     ゆかり

   朧夜の香のたちのぼる水辺にて   青猫

    乗り捨てられた四輪駆動     媚庵

   畑まで残月を背に向かひたり    遊凪

    息吹きかけて磨く紅玉      裕美

ウ  よそいきで急ぐ芒の波の道     玉簾

    湘南までぢや話し足りない     凱

   生命の起源の棒の如きもの      り

    シーラカンスとなるまで眠る    猫

   聞きたての都市伝説を反芻し     庵

    今でも残る巴里の地下街      凪

   大長編映画の果てて月涼し      美

    人肌ほどの合歓の木の下      簾

   地元では代打の神様と呼ばれ     凱

    野次将軍も四年契約        り

   言の葉はやや脂じみ花の雨      猫

    酸素ボンベの重き遅き日      庵

ナオ 蝌蚪の紐バケツに入れて児ら帰る   凪

    あらゆるものに名前をつけて    美

   玉葱を刻む前から泣いてをり     簾

    ミラーボールに乗つて銀座へ    凱

   裏筋の画廊でお湯が沸いてゐる    り

    夕日にまぎれ一角獣が       猫

   男装の麗人の襟巻の紺        庵

    腕を組もうと誘ふウインク     凪


 裕美さん、十一句目の月の座が近くなってきたので、そろそろ秋を出しても大丈夫です。恋か雑か初秋でお願いします。

 

溜め池ナオ3  投稿者:ゆかり  投稿日:2019年 3月 3日(日)22時26分37秒

  地球とて、がいいでしょう。

由良さん、お願いします。  


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