2022年7月9日土曜日

掲示板過去ログ204

 2021年 1月28日(木)23時18分16秒から2021年 4月14日(水)23時39分41秒まで。




桜餅の巻 ウ3  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 4月14日(水)23時39分41秒 編集済

   付けます。


   思ひ出すための一日や桜餅      西生

    やがてひかりにとける囀      三島

   風船の轍をのこす雲もなし      秀雄

    抜かれぬやうに立ち漕ぎをして   なな

   衛星の影横切り行く大き月      今朝

    留守番電話に蜩のこゑ      れいこ

ウ  踊り出す案山子次世代ミュージック  茱萸

    硝子の靴の踵を踏んで        生

   砕け散る糸し糸しと言ふ心       島


 秀雄さん、恋を続けて下さい。  

 

 

桜餅の巻 ウ2  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 4月14日(水)23時26分15秒

   西生ゆかりさん、ありがとうございます。これは二句目が圧倒的に面白いでしょう。


   思ひ出すための一日や桜餅      西生

    やがてひかりにとける囀      三島

   風船の轍をのこす雲もなし      秀雄

    抜かれぬやうに立ち漕ぎをして   なな

   衛星の影横切り行く大き月      今朝

    留守番電話に蜩のこゑ      れいこ

ウ  踊り出す案山子次世代ミュージック  茱萸

    硝子の靴の踵を踏んで        生


 次は私です。ひゃあ、これはむずかしい…。

 

桜餅の巻 雑であばれどころっぽいもの  投稿者:西生ゆかり  投稿日:2021年 4月14日(水)23時20分36秒

  点検中の頭を揺らし

硝子の靴の踵を踏んで

回覧板をズボンに差して


よろしくお願いします。  

桜餅の巻 ウ1  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 4月13日(火)21時44分55秒

   茱萸さん、ありがとうございます。三句目を頂きたいのですが、聴かせるだけじゃもったいないので悪乗りしてみます。あばれどころだし…。


   思ひ出すための一日や桜餅      西生

    やがてひかりにとける囀      三島

   風船の轍をのこす雲もなし      秀雄

    抜かれぬやうに立ち漕ぎをして   なな

   衛星の影横切り行く大き月      今朝

    留守番電話に蜩のこゑ      れいこ

ウ  踊り出す案山子次世代ミュージック  茱萸


 では一回りして西生ゆかりさん、雑であばれどころっぽいものを…。  

ウ1  投稿者:沢茱萸  投稿日:2021年 4月13日(火)21時29分5秒

  こんばんは。参加させていただき光栄です。よろしくお願いします。


菊人形ジェンダー論を独りごち

くすくすと笑ふリモート芋煮会

案山子にも聴かせる次世代ミュージック  

桜餅の巻 6  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 4月13日(火)16時00分45秒

   れいこさん、ありがとうございます。脇が「囀」ではありますが、同季の中での時系列に対し、揺らしをかける留守番電話というアイテムがじつに面白いので、三句目を頂きます。表六句の終わりなので、それっぽく体言止めにしてみます。


   思ひ出すための一日や桜餅     西生

    やがてひかりにとける囀     三島

   風船の轍をのこす雲もなし     秀雄

    抜かれぬやうに立ち漕ぎをして  なな

   衛星の影横切り行く大き月     今朝

    留守番電話に蜩のこゑ     れいこ


 ここからあばれどころです。茱萸さん、秋をもう一句続けつつ、景気のいいのを一発お願いします。

 

桜餅の巻 6  投稿者:れいこ  投稿日:2021年 4月13日(火)00時43分47秒

  さらわれてきました。

みなさま、どうぞよろしくお願いします。


白茅ゆらして猫の集会

天の川にて垂らす釣り糸

留守番電話に蜩の鳴く


(あ、囀りがあった)お捌きください。


 

桜餅の巻 月  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 4月13日(火)00時02分5秒

   今朝さん、よろしくお願いします。今朝さんは『みしみし』創刊号以来の読者の方です。いつもありがとうございます。

 さて、前句との続き具合でいうと一句目が素直なのですが、打越に「轍」があって「車夫」というのも悩ましいところです。「ET」のポスターみたいな三句目を頂きたいのですが、月の座なのでもう少し月をフィーチャーしてみます。


   思ひ出すための一日や桜餅    西生

    やがてひかりにとける囀    三島

   風船の轍をのこす雲もなし    秀雄

    抜かれぬやうに立ち漕ぎをして なな

   衛星の影横切り行く大き月    今朝


 人さらいは完了し、六句目はなかはられいこさん、七句目は沢茱萸さんにお願いしました。れいこさん、あと二句秋の句を続けます。同季の中では時系列なので、茱萸さんが困らないよう、あまり晩秋でないものがよいです。

 

桜餅の巻 5  投稿者:今朝  投稿日:2021年 4月12日(月)22時59分14秒

  みなさん、はじめまして。

さらわれてきました。

では、秋の月を。

どうぞよろしくお願いします。


月明に車夫の背中の寡黙なる  今朝

有明のアルミケースに月の石

月前をいま衛星の横切れる  

桜餅の巻 4  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 4月12日(月)21時08分38秒

   ななさん、ありがとうございます。では初体験「もなし」止めに「て」止めをさらに続けるということをやってみます。発句が「一日」なので「一眼」は避けた方がいいでしょう。


   思ひ出すための一日や桜餅    西生

    やがてひかりにとける囀    三島

   風船の轍をのこす雲もなし    秀雄

    抜かれぬやうに立ち漕ぎをして なな


 次は月の座です。さらに人さらいを続けます。


 

桜餅の巻  投稿者:なかやまなな  投稿日:2021年 4月12日(月)19時49分11秒

  さらわれてきました。

よろしくお願いいたします。

あ、なるほど、ゆかりさんがおふたりなんですね。


思ひ出すための一日や桜餅 西生

    やがてひかりにとける囀 三島

   風船の轍をのこす雲もなし 秀雄



背もたれのなきベンチを選ぶ  なな

ずしりと重き一眼カメラ

抜かれぬやうに立ち漕ぎをして


お捌きお願いいたします。

 

桜餅の巻 第三  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 4月12日(月)19時03分33秒

   秀雄さん、ありがとうございます。二句目が飄逸でよいでしょう。じつは私、「もなし」止めって初めてです。五句目に月を出しにくい打越となるかも知れませんが、五句目の人に考えてもらうことにしましょう。


   思ひ出すための一日や桜餅 西生

    やがてひかりにとける囀 三島

   風船の轍をのこす雲もなし 秀雄


 四句目は雑でお願いします。五句目が秋で月の座となります。引き続き人さらいしてきます。



 

第三  投稿者:斎藤秀雄  投稿日:2021年 4月12日(月)18時35分4秒

  こんばんは。

三案ほど。捌きお願いします。


春風のまつげをかする岬にて

風船の轍をのこす雲もなし

桜貝拾へば沖のけぶるらむ  

桜餅の巻  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 4月12日(月)12時55分7秒

   お久しぶりです。発句ありがとうございます。せっかく発句なので、「ひとひ」と読むことにして切れ字を入れますね。


   思ひ出すための一日や桜餅 西生

    やがてひかりにとける囀 三島



 人さらいしてきます。

 

こんにちは、発句です  投稿者:西生ゆかり  投稿日:2021年 4月12日(月)12時06分10秒

  思ひ出すための一日桜餅


いかがでしょうか?よろしくお願いします!  

ありがとうございました!  投稿者:酔鳴  投稿日:2021年 2月17日(水)22時22分2秒

  みなさんありがとうございました!

初心者がお正月、酔っ払って気が大きくなっていて

あとさき考えずに発句をポンと投げ入れてしまいました。

無事に満尾の運びとなり幸甚です~

ハワイにもジュラ紀にも行けましたし、株も3万円の大台を見ました。

ナオ月の座とナウ花の座が淡く響きあっているようでとても好きです。

おさらいで「出過ぎ」ていたことも、なんとも楽しい出来事でした。

それではまた、宜しくお願い致します。  

ありがとうございました♪  投稿者:青猫  投稿日:2021年 2月17日(水)21時40分14秒

  ゆかりさん、ありがとうございました。

久々の連句、いつ~も初心者で、お世話になってしまっています。

連中のみなさま、ありがとうございました。  

ありがとうございます。  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 2月17日(水)00時39分25秒

   ではこれで、感想などご歓談下さい。  

挙句  投稿者:けんじ  投稿日:2021年 2月16日(火)14時34分37秒

  遅くなりすみません。


動く、で大丈夫です。

よろしくお願いします。  

弥縫暫定  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 2月16日(火)00時55分13秒

  月犬さん、ありがとうございます。

けんじさんからまだお返事がないけど、暫定で反映させます。


    九吟歌仙・よく薫るの巻(調整中)


   よく薫る女礼者の名刺かな     酔鳴

    末広がりにゆづりはの青    ゆかり

   その日また船尾に旗のはためいて  天気

    きんとん雲で合つてゐるつけ    七

   飲みすすむ桂男もめでる酒     遊凪

    白露といふうつくしき嘘     青猫

ウ  からつぽの郵便受けは行く秋の   夜景

    ダリの画室にとろける時計    月犬

   野良犬の眉間の先にぶら下がり  けんじ

    埋蔵金を打つ検土杖        鳴

   変更を余儀なくされる海開き     り

    月を肴の見越しの葭簀       気

   足跡をたうたう夢に埋めたり     七

    ジーンズ似合ふ三つ編みのひと   凪

   さて今日は霊長類になりすます    猫

    雨水の城に隠す天秤        景

   ゆさゆさと大枝に揺れ花の夜     犬

    遠くに響く虫出しの雷       じ

ナオ 五丁目の歯医者はすぐに抜きたがり  鳴

    まだ生きてゐる闇の神経      り

   秒読みに入る枯野の発射台      気

    混沌屯画像乱るる         七

   さそり座の彼氏を追つてハワイまで  凪

    ジュラ紀の魚となるまで泳ぐ    猫

   燃ゆる木の顛末を説く閑古鳥     景

    廃墟めきたる場末のホテル     犬

   テーブルに伏せ置かれたる請求書   じ

    放電しきるタニマチの袖      鳴

   月の浜靴美しく並べたり       七

    芒の波へまたひとり消え      気

ナウ 銀杏散る午後を開拓史の講義     り

    株式相場上下運動         凪

   旋律は雪原を越え戸口へと      犬

    羊たちみな声がはりして      景

   あかつきの足裏をそつと花の塵    猫

    始発の動く風光る街        じ


起首:2021年 1月 5日(火)

満尾:2021年 2月13日(土)

捌き:ゆかり  

とろける  投稿者:月犬  投稿日:2021年 2月16日(火)00時31分51秒

  いいですね、よろしくお願いします。  

弥縫いろいろ  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 2月16日(火)00時24分19秒

   月犬さん、ナウ3、了解です。恐れ入ります。あと、ウ2を「とろける」にしたいです。


 酔鳴さん、「タニマチ」了解です。


 けんじさん、「虫出し」はそのままにして、挙句を「始発の動く」にしたいです。


 いかがでしょうか。

 

放電しきる打ち出の小槌  投稿者:酔鳴  投稿日:2021年 2月15日(月)21時48分28秒

  放電しきる打ち出の小槌→放電しきるタニマチの袖

ではいかがでしょう。  

ナウ  投稿者:月犬  投稿日:2021年 2月15日(月)16時55分59秒

  ナウ3の雪原の句、なんとかならぬかとあれこれ考えてみましたが、どうにも浮かびません。このままでお願いします。  

おお  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 2月14日(日)23時35分52秒

   夜景さん、ありがとうございます。それ、頂きます。修正案が出揃ったところで差し替えますね。  

「出」  投稿者:夜景  投稿日:2021年 2月14日(日)23時07分49秒

  燃ゆる木の思ひ出を説く閑古鳥


↓↓↓


燃ゆる木の顛末を説く閑古鳥


このように直してもよろしいでしょうか?  

ううむ。  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 2月14日(日)21時57分2秒

   酔鳴さん、お疲れ様でした。「みしみし」的には打越を過ぎたら、同字などほとんど気にしないのですが、よほど目立つものは指摘したりもします。今回の場合、「打ち出の小槌」で一語なんだから別にいいじゃないかと思います。

 とはいえ、気になりだしたら別のことが気になりますね。


    ダリの画室に溶け出す時計    月犬

    遠くに響く虫出しの雷       じ

   燃ゆる木の思ひ出を説く閑古鳥    景

    放電しきる打ち出の小槌      鳴

    始発の出づる風光る街       じ


 これはさすがに出過ぎではないか…。

 

よく薫るの巻 満尾おめでとうございます  投稿者:酔鳴  投稿日:2021年 2月14日(日)21時27分2秒

  みなさまありがとうございました。

ところでわたしウ4とナウ10でともに「打」を使ってしまいましたが

これは良かったんでしょうか。

いまひとつまだ決まりごとがわかっていないのですが。

お教えください。

 

よく薫るの巻 満尾  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 2月14日(日)00時14分57秒

   けんじさん、ありがとうございます。一句目を頂きます。


   よく薫る女礼者の名刺かな     酔鳴

    末広がりにゆづりはの青    ゆかり

   その日また船尾に旗のはためいて  天気

    きんとん雲で合つてゐるつけ    七

   飲みすすむ桂男もめでる酒     遊凪

    白露といふうつくしき嘘     青猫

ウ  からつぽの郵便受けは行く秋の   夜景

    ダリの画室に溶け出す時計    月犬

   野良犬の眉間の先にぶら下がり  けんじ

    埋蔵金を打つ検土杖        鳴

   変更を余儀なくされる海開き     り

    月を肴の見越しの葭簀       気

   足跡をたうたう夢に埋めたり     七

    ジーンズ似合ふ三つ編みのひと   凪

   さて今日は霊長類になりすます    猫

    雨水の城に隠す天秤        景

   ゆさゆさと大枝に揺れ花の夜     犬

    遠くに響く虫出しの雷       じ

ナオ 五丁目の歯医者はすぐに抜きたがり  鳴

    まだ生きてゐる闇の神経      り

   秒読みに入る枯野の発射台      気

    混沌屯画像乱るる         七

   さそり座の彼氏を追つてハワイまで  凪

    ジュラ紀の魚となるまで泳ぐ    猫

   燃ゆる木の思ひ出を説く閑古鳥    景

    廃墟めきたる場末のホテル     犬

   テーブルに伏せ置かれたる請求書   じ

    放電しきる打ち出の小槌      鳴

   月の浜靴美しく並べたり       七

    芒の波へまたひとり消え      気

ナウ 銀杏散る午後を開拓史の講義     り

    株式相場上下運動         凪

   旋律は雪原を越え戸口へと      犬

    羊たちみな声がはりして      景

   あかつきの足裏をそつと花の塵    猫

    始発の出づる風光る街       じ


起首:2021年 1月 5日(火)

満尾:2021年 2月13日(土)

捌き:ゆかり


 これにて満尾とします。連衆の皆様、ありがとうございました。ちょっと時間がかかってしまいましたね。微調整の指摘があれば受け付けます。しばしご歓談下さい。



 

挙句  投稿者:けんじ  投稿日:2021年 2月13日(土)23時56分31秒

  始発の出づる風光る街 じ

春の山より届く吉報

うららかなりし青の庭園


お捌きよろしくお願いします。  

よく薫るの巻 ナウ5 花  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 2月11日(木)22時40分24秒 編集済

   青猫さん、ありがとうございます。一句目がいいでしょう。


 それから打越と前句ですが、捌き人の見落としで「声」が重複していました。すみません。打越の方を「歌声」→「旋律」とします。


   よく薫る女礼者の名刺かな     酔鳴

    末広がりにゆづりはの青    ゆかり

   その日また船尾に旗のはためいて  天気

    きんとん雲で合つてゐるつけ    七

   飲みすすむ桂男もめでる酒     遊凪

    白露といふうつくしき嘘     青猫

ウ  からつぽの郵便受けは行く秋の   夜景

    ダリの画室に溶け出す時計    月犬

   野良犬の眉間の先にぶら下がり  けんじ

    埋蔵金を打つ検土杖        鳴

   変更を余儀なくされる海開き     り

    月を肴の見越しの葭簀       気

   足跡をたうたう夢に埋めたり     七

    ジーンズ似合ふ三つ編みのひと   凪

   さて今日は霊長類になりすます    猫

    雨水の城に隠す天秤        景

   ゆさゆさと大枝に揺れ花の夜     犬

    遠くに響く虫出しの雷       じ

ナオ 五丁目の歯医者はすぐに抜きたがり  鳴

    まだ生きてゐる闇の神経      り

   秒読みに入る枯野の発射台      気

    混沌屯画像乱るる         七

   さそり座の彼氏を追つてハワイまで  凪

    ジュラ紀の魚となるまで泳ぐ    猫

   燃ゆる木の思ひ出を説く閑古鳥    景

    廃墟めきたる場末のホテル     犬

   テーブルに伏せ置かれたる請求書   じ

    放電しきる打ち出の小槌      鳴

   月の浜靴美しく並べたり       七

    芒の波へまたひとり消え      気

ナウ 銀杏散る午後を開拓史の講義     り

    株式相場上下運動         凪

   旋律は雪原を越え戸口へと      犬

    羊たちみな声がはりして      景

   あかつきの足裏をそつと花の塵    猫


 けんじさん、春のめでたい句で挙句をお願いします。  

ナウ5  投稿者:青猫  投稿日:2021年 2月11日(木)22時28分58秒

  あかつきの足裏をそっと花の塵


少年はあわくあぶられ花疲れ


少年の水のまどろみ花の昼


お捌きください。  

よく薫るの巻 ナウ4  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 2月11日(木)12時42分41秒

   夜景さん、ありがとうございます。これは二句目がいいでしょう。


   よく薫る女礼者の名刺かな     酔鳴

    末広がりにゆづりはの青    ゆかり

   その日また船尾に旗のはためいて  天気

    きんとん雲で合つてゐるつけ    七

   飲みすすむ桂男もめでる酒     遊凪

    白露といふうつくしき嘘     青猫

ウ  からつぽの郵便受けは行く秋の   夜景

    ダリの画室に溶け出す時計    月犬

   野良犬の眉間の先にぶら下がり  けんじ

    埋蔵金を打つ検土杖        鳴

   変更を余儀なくされる海開き     り

    月を肴の見越しの葭簀       気

   足跡をたうたう夢に埋めたり     七

    ジーンズ似合ふ三つ編みのひと   凪

   さて今日は霊長類になりすます    猫

    雨水の城に隠す天秤        景

   ゆさゆさと大枝に揺れ花の夜     犬

    遠くに響く虫出しの雷       じ

ナオ 五丁目の歯医者はすぐに抜きたがり  鳴

    まだ生きてゐる闇の神経      り

   秒読みに入る枯野の発射台      気

    混沌屯画像乱るる         七

   さそり座の彼氏を追つてハワイまで  凪

    ジュラ紀の魚となるまで泳ぐ    猫

   燃ゆる木の思ひ出を説く閑古鳥    景

    廃墟めきたる場末のホテル     犬

   テーブルに伏せ置かれたる請求書   じ

    放電しきる打ち出の小槌      鳴

   月の浜靴美しく並べたり       七

    芒の波へまたひとり消え      気

ナウ 銀杏散る午後を開拓史の講義     り

    株式相場上下運動         凪

   歌声は雪原を越え戸口へと      犬

    羊たちみな声がはりして      景


 青猫さん、花の座をお願いします。  

よく薫るの巻 ナウ4  投稿者:夜景  投稿日:2021年 2月11日(木)11時54分9秒

  だあれもいない高周波塔

羊たちみな声がはりして


お捌きください  

よく薫るの巻 ナウ3  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 2月 7日(日)00時49分43秒

   月犬さん、ありがとうございます。捌き人がやらかしたかも知れませんね。打越が「開拓史」で「雪」でとお願いしたら、いくらがんばっても打越にかかるような気がします。が、前句「上下運動」がメロディラインのような二句目を頂くことにします。


   よく薫る女礼者の名刺かな     酔鳴

    末広がりにゆづりはの青    ゆかり

   その日また船尾に旗のはためいて  天気

    きんとん雲で合つてゐるつけ    七

   飲みすすむ桂男もめでる酒     遊凪

    白露といふうつくしき嘘     青猫

ウ  からつぽの郵便受けは行く秋の   夜景

    ダリの画室に溶け出す時計    月犬

   野良犬の眉間の先にぶら下がり  けんじ

    埋蔵金を打つ検土杖        鳴

   変更を余儀なくされる海開き     り

    月を肴の見越しの葭簀       気

   足跡をたうたう夢に埋めたり     七

    ジーンズ似合ふ三つ編みのひと   凪

   さて今日は霊長類になりすます    猫

    雨水の城に隠す天秤        景

   ゆさゆさと大枝に揺れ花の夜     犬

    遠くに響く虫出しの雷       じ

ナオ 五丁目の歯医者はすぐに抜きたがり  鳴

    まだ生きてゐる闇の神経      り

   秒読みに入る枯野の発射台      気

    混沌屯画像乱るる         七

   さそり座の彼氏を追つてハワイまで  凪

    ジュラ紀の魚となるまで泳ぐ    猫

   燃ゆる木の思ひ出を説く閑古鳥    景

    廃墟めきたる場末のホテル     犬

   テーブルに伏せ置かれたる請求書   じ

    放電しきる打ち出の小槌      鳴

   月の浜靴美しく並べたり       七

    芒の波へまたひとり消え      気

ナウ 銀杏散る午後を開拓史の講義     り

    株式相場上下運動         凪

   歌声は雪原を越え戸口へと      犬


 夜景さん、初春か雑でお願いします。


 

よく薫る  投稿者:月犬  投稿日:2021年 2月 6日(土)23時57分58秒

  雪の夜の軽い引鉄指先に   犬

歌声は雪原を越え戸口へと


お捌き下さい。  

よく薫るの巻 ナウ2  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 2月 6日(土)22時50分15秒

   遊凪さん、ありがとうございます。二句目を頂きます。


   よく薫る女礼者の名刺かな     酔鳴

    末広がりにゆづりはの青    ゆかり

   その日また船尾に旗のはためいて  天気

    きんとん雲で合つてゐるつけ    七

   飲みすすむ桂男もめでる酒     遊凪

    白露といふうつくしき嘘     青猫

ウ  からつぽの郵便受けは行く秋の   夜景

    ダリの画室に溶け出す時計    月犬

   野良犬の眉間の先にぶら下がり  けんじ

    埋蔵金を打つ検土杖        鳴

   変更を余儀なくされる海開き     り

    月を肴の見越しの葭簀       気

   足跡をたうたう夢に埋めたり     七

    ジーンズ似合ふ三つ編みのひと   凪

   さて今日は霊長類になりすます    猫

    雨水の城に隠す天秤        景

   ゆさゆさと大枝に揺れ花の夜     犬

    遠くに響く虫出しの雷       じ

ナオ 五丁目の歯医者はすぐに抜きたがり  鳴

    まだ生きてゐる闇の神経      り

   秒読みに入る枯野の発射台      気

    混沌屯画像乱るる         七

   さそり座の彼氏を追つてハワイまで  凪

    ジュラ紀の魚となるまで泳ぐ    猫

   燃ゆる木の思ひ出を説く閑古鳥    景

    廃墟めきたる場末のホテル     犬

   テーブルに伏せ置かれたる請求書   じ

    放電しきる打ち出の小槌      鳴

   月の浜靴美しく並べたり       七

    芒の波へまたひとり消え      気

ナウ 銀杏散る午後を開拓史の講義     り

    株式相場上下運動         凪


 このまま行くと月犬さんに二度花の座が回ってしまいますので、順を入れ替えます。月犬さん、雪でお願いします。

 

よく薫るの巻 ナウ2案  投稿者:遊凪  投稿日:2021年 2月 6日(土)22時39分23秒

   鉄路を引いて生きのびる村  凪

 株式相場上下運動

 高速めざしトンネルを掘る


よろしくお願いします。

 

よく薫るの巻 ナウ1  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 2月 6日(土)21時36分57秒

   天気さん、ありがとうございます。


   よく薫る女礼者の名刺かな     酔鳴

    末広がりにゆづりはの青    ゆかり

   その日また船尾に旗のはためいて  天気

    きんとん雲で合つてゐるつけ    七

   飲みすすむ桂男もめでる酒     遊凪

    白露といふうつくしき嘘     青猫

ウ  からつぽの郵便受けは行く秋の   夜景

    ダリの画室に溶け出す時計    月犬

   野良犬の眉間の先にぶら下がり  けんじ

    埋蔵金を打つ検土杖        鳴

   変更を余儀なくされる海開き     り

    月を肴の見越しの葭簀       気

   足跡をたうたう夢に埋めたり     七

    ジーンズ似合ふ三つ編みのひと   凪

   さて今日は霊長類になりすます    猫

    雨水の城に隠す天秤        景

   ゆさゆさと大枝に揺れ花の夜     犬

    遠くに響く虫出しの雷       じ

ナオ 五丁目の歯医者はすぐに抜きたがり  鳴

    まだ生きてゐる闇の神経      り

   秒読みに入る枯野の発射台      気

    混沌屯画像乱るる         七

   さそり座の彼氏を追つてハワイまで  凪

    ジュラ紀の魚となるまで泳ぐ    猫

   燃ゆる木の思ひ出を説く閑古鳥    景

    廃墟めきたる場末のホテル     犬

   テーブルに伏せ置かれたる請求書   じ

    放電しきる打ち出の小槌      鳴

   月の浜靴美しく並べたり       七

    芒の波へまたひとり消え      気

ナウ 銀杏散る午後を開拓史の講義     り


 名残裏です。あばれどころは終わり、しゅっと行きます。

遊凪さん、雑でお願いします。

 

ナオ12  投稿者:天気  投稿日:2021年 2月 6日(土)15時43分41秒

      放電しきる打ち出の小槌      鳴

   月の浜靴美しく並べたり       七

    芒の波へまたひとり消え      気


お捌きください。  

よく薫るの巻 ナオ11 月  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 2月 3日(水)09時26分23秒

   七さん、ありがとうございます。三句目を頂きます。入水か…。


   よく薫る女礼者の名刺かな     酔鳴

    末広がりにゆづりはの青    ゆかり

   その日また船尾に旗のはためいて  天気

    きんとん雲で合つてゐるつけ    七

   飲みすすむ桂男もめでる酒     遊凪

    白露といふうつくしき嘘     青猫

ウ  からつぽの郵便受けは行く秋の   夜景

    ダリの画室に溶け出す時計    月犬

   野良犬の眉間の先にぶら下がり  けんじ

    埋蔵金を打つ検土杖        鳴

   変更を余儀なくされる海開き     り

    月を肴の見越しの葭簀       気

   足跡をたうたう夢に埋めたり     七

    ジーンズ似合ふ三つ編みのひと   凪

   さて今日は霊長類になりすます    猫

    雨水の城に隠す天秤        景

   ゆさゆさと大枝に揺れ花の夜     犬

    遠くに響く虫出しの雷       じ

ナオ 五丁目の歯医者はすぐに抜きたがり  鳴

    まだ生きてゐる闇の神経      り

   秒読みに入る枯野の発射台      気

    混沌屯画像乱るる         七

   さそり座の彼氏を追つてハワイまで  凪

    ジュラ紀の魚となるまで泳ぐ    猫

   燃ゆる木の思ひ出を説く閑古鳥    景

    廃墟めきたる場末のホテル     犬

   テーブルに伏せ置かれたる請求書   じ

    放電しきる打ち出の小槌      鳴

   月の浜靴美しく並べたり       七


 天気さん、秋の句を続けて下さい。




 

よく薫るも巻 ナオ11  投稿者:七  投稿日:2021年 2月 2日(火)21時05分1秒

  月の庭あなたとわたしと犬と猫   七

あばら屋の一間に月光匂ひたち

月の浜靴美しく並べたり


夕べは月が小窓から覗いていましたw? お捌き下さいませ?


 

よく薫るの巻 ナオ10  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 2月 2日(火)18時19分13秒

   酔鳴さん、ありがとうございます。ない袖は振れませんね。


   よく薫る女礼者の名刺かな     酔鳴

    末広がりにゆづりはの青    ゆかり

   その日また船尾に旗のはためいて  天気

    きんとん雲で合つてゐるつけ    七

   飲みすすむ桂男もめでる酒     遊凪

    白露といふうつくしき嘘     青猫

ウ  からつぽの郵便受けは行く秋の   夜景

    ダリの画室に溶け出す時計    月犬

   野良犬の眉間の先にぶら下がり  けんじ

    埋蔵金を打つ検土杖        鳴

   変更を余儀なくされる海開き     り

    月を肴の見越しの葭簀       気

   足跡をたうたう夢に埋めたり     七

    ジーンズ似合ふ三つ編みのひと   凪

   さて今日は霊長類になりすます    猫

    雨水の城に隠す天秤        景

   ゆさゆさと大枝に揺れ花の夜     犬

    遠くに響く虫出しの雷       じ

ナオ 五丁目の歯医者はすぐに抜きたがり  鳴

    まだ生きてゐる闇の神経      り

   秒読みに入る枯野の発射台      気

    混沌屯画像乱るる         七

   さそり座の彼氏を追つてハワイまで  凪

    ジュラ紀の魚となるまで泳ぐ    猫

   燃ゆる木の思ひ出を説く閑古鳥    景

    廃墟めきたる場末のホテル     犬

   テーブルに伏せ置かれたる請求書   じ

    放電しきる打ち出の小槌      鳴


 順番通りだと私の番なのですが、月の座なので七さんにお願いします。長句で秋の月を詠んで下さい。  

よく馨るナオ10  投稿者:酔鳴  投稿日:2021年 2月 2日(火)17時49分43秒

     燃ゆる木の思ひ出を説く閑古鳥    景

    廃墟めきたる場末のホテル     犬

   テーブルに伏せ置かれたる請求書   じ

    放電しきる打ち出の小槌      鳴

 

よく薫るの巻 ナオ9  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 2月 2日(火)13時38分2秒

   けんじさん、ありがとうございます。一句目がどうとでも読めるので、次句で面白くなりそうです。


   よく薫る女礼者の名刺かな     酔鳴

    末広がりにゆづりはの青    ゆかり

   その日また船尾に旗のはためいて  天気

    きんとん雲で合つてゐるつけ    七

   飲みすすむ桂男もめでる酒     遊凪

    白露といふうつくしき嘘     青猫

ウ  からつぽの郵便受けは行く秋の   夜景

    ダリの画室に溶け出す時計    月犬

   野良犬の眉間の先にぶら下がり  けんじ

    埋蔵金を打つ検土杖        鳴

   変更を余儀なくされる海開き     り

    月を肴の見越しの葭簀       気

   足跡をたうたう夢に埋めたり     七

    ジーンズ似合ふ三つ編みのひと   凪

   さて今日は霊長類になりすます    猫

    雨水の城に隠す天秤        景

   ゆさゆさと大枝に揺れ花の夜     犬

    遠くに響く虫出しの雷       じ

ナオ 五丁目の歯医者はすぐに抜きたがり  鳴

    まだ生きてゐる闇の神経      り

   秒読みに入る枯野の発射台      気

    混沌屯画像乱るる         七

   さそり座の彼氏を追つてハワイまで  凪

    ジュラ紀の魚となるまで泳ぐ    猫

   燃ゆる木の思ひ出を説く閑古鳥    景

    廃墟めきたる場末のホテル     犬

   テーブルに伏せ置かれたる請求書   じ


 酔鳴さん、月の座の前です。初秋か雑でお願いします。  

よく薫るの巻 ナオ9  投稿者:けんじ  投稿日:2021年 2月 1日(月)22時27分23秒

  テーブルに伏せ置かれたる請求書 じ

朝からの乾物のみのバイキング

デキャンタへ仏蘭西ワイン注がれて


よろしくお願いします。  

よく薫るの巻 ナオ8  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 1月30日(土)15時33分41秒

   月犬さん、ありがとうございます。あがた森魚の「大寒町」みたいな付句ですね。一句目は恋の余韻がくすぶっているので二句目の方を頂きます。


   よく薫る女礼者の名刺かな     酔鳴

    末広がりにゆづりはの青    ゆかり

   その日また船尾に旗のはためいて  天気

    きんとん雲で合つてゐるつけ    七

   飲みすすむ桂男もめでる酒     遊凪

    白露といふうつくしき嘘     青猫

ウ  からつぽの郵便受けは行く秋の   夜景

    ダリの画室に溶け出す時計    月犬

   野良犬の眉間の先にぶら下がり  けんじ

    埋蔵金を打つ検土杖        鳴

   変更を余儀なくされる海開き     り

    月を肴の見越しの葭簀       気

   足跡をたうたう夢に埋めたり     七

    ジーンズ似合ふ三つ編みのひと   凪

   さて今日は霊長類になりすます    猫

    雨水の城に隠す天秤        景

   ゆさゆさと大枝に揺れ花の夜     犬

    遠くに響く虫出しの雷       じ

ナオ 五丁目の歯医者はすぐに抜きたがり  鳴

    まだ生きてゐる闇の神経      り

   秒読みに入る枯野の発射台      気

    混沌屯画像乱るる         七

   さそり座の彼氏を追つてハワイまで  凪

    ジュラ紀の魚となるまで泳ぐ    猫

   燃ゆる木の思ひ出を説く閑古鳥    景

    廃墟めきたる場末のホテル     犬


 けんじさん、季を入れるなら初秋でお願いします。けんじさんの次の次が月の座となります。



 

よく薫る  投稿者:月犬  投稿日:2021年 1月30日(土)11時44分55秒

     さそり座の彼氏を追つてハワイまで  凪

    ジュラ紀の魚となるまで泳ぐ    猫

   燃ゆる木の思ひ出を説く閑古鳥    景


    ダンスホールの灯りも消えて    犬

    廃墟めきたる場末のホテル


よろしくお願いいたします。  

よく薫るの巻 ナオ7  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年 1月30日(土)01時07分4秒

   夜景さん、ありがとうございます。


   よく薫る女礼者の名刺かな     酔鳴

    末広がりにゆづりはの青    ゆかり

   その日また船尾に旗のはためいて  天気

    きんとん雲で合つてゐるつけ    七

   飲みすすむ桂男もめでる酒     遊凪

    白露といふうつくしき嘘     青猫

ウ  からつぽの郵便受けは行く秋の   夜景

    ダリの画室に溶け出す時計    月犬

   野良犬の眉間の先にぶら下がり  けんじ

    埋蔵金を打つ検土杖        鳴

   変更を余儀なくされる海開き     り

    月を肴の見越しの葭簀       気

   足跡をたうたう夢に埋めたり     七

    ジーンズ似合ふ三つ編みのひと   凪

   さて今日は霊長類になりすます    猫

    雨水の城に隠す天秤        景

   ゆさゆさと大枝に揺れ花の夜     犬

    遠くに響く虫出しの雷       じ

ナオ 五丁目の歯医者はすぐに抜きたがり  鳴

    まだ生きてゐる闇の神経      り

   秒読みに入る枯野の発射台      気

    混沌屯画像乱るる         七

   さそり座の彼氏を追つてハワイまで  凪

    ジュラ紀の魚となるまで泳ぐ    猫

   燃ゆる木の思ひ出を説く閑古鳥    景


 月犬さん、夏が二句続きましたので雑でお願いします。



 

よく薫るの巻 ナオ7  投稿者:夜景  投稿日:2021年 1月28日(木)23時18分16秒

  燃ゆる木の思ひ出を説く閑古鳥


水から火へ。お捌きください。  


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