2020年10月13日(火)09時05分27秒から2020年10月20日(火)16時42分30秒まで。
三ウ7 投稿者:媚庵 投稿日:2020年10月20日(火)16時42分30秒
一人また一人と欠ける列にゐる 子
ボーイズラブも老け専にして 槐
親方に手とり教はるかんな掛け 太
釘を使はず柱を組んで 月
春の闇あの火は丑の刻参り 庵
メルツェルの将棋指し見る春の暮
切妻の屋根の彼方に鳥帰る
長考してしまいました。いかがでしょうか。雑が続いているので
春にすすめたのですが、よかったでしょうか?
鯊天の巻 三ウ6 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月20日(火)10時10分32秒
葉月さん、ありがとうございます。一句目のフェティシズムが打越に障るような気もしますので、二句目を頂きます。宮大工のような仕事ぶりですね。打越「て」に「で」でいいのか。ちょっと寝かせます。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
以後千年は水を打つべし 尖
さざれ石巌と為らずタピオカに 羽
右に左にかはす急坂 り
疎ましき求婚者たち髯の伸び ぎ
実習生の握るカミソリ 子
かほの傷かくしつつゆく朝帰り 槐
チャージ不足に開かぬ改札 太
またしても取り残されて涼あらた 月
運動会のピストルの音 庵
天地の硬きに月といふ響き 尖
ソイレントグリーンで乾杯 羽
三ウ 近未来小説よりも長生きす り
南柯の残夢蟻の巣に蟻 ぎ
一人また一人と欠ける列にゐる 子
ボーイズラブも老け専にして 槐
親方に手とり教はるかんな掛け 太
釘を使はず柱を組んで 月
媚庵さん、お願いします。
(無題) 投稿者:葉月 投稿日:2020年10月20日(火)09時14分20秒
令和に残すこの皮下脂肪
釘を使わず柱を組んで
どうでしょうか?
鯊天の巻 三ウ55 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月20日(火)01時24分10秒
とつかあ太さん、ありがとうございます。コイバナでいいんじゃないでしょうか。一句目を頂きます。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
以後千年は水を打つべし 尖
さざれ石巌と為らずタピオカに 羽
右に左にかはす急坂 り
疎ましき求婚者たち髯の伸び ぎ
実習生の握るカミソリ 子
かほの傷かくしつつゆく朝帰り 槐
チャージ不足に開かぬ改札 太
またしても取り残されて涼あらた 月
運動会のピストルの音 庵
天地の硬きに月といふ響き 尖
ソイレントグリーンで乾杯 羽
三ウ 近未来小説よりも長生きす り
南柯の残夢蟻の巣に蟻 ぎ
一人また一人と欠ける列にゐる 子
ボーイズラブも老け専にして 槐
親方に手とり教はるかんな掛け 太
葉月さん、「ボーイズラブ」にも「老け専」にも戻らないように付けて下さい。
恋離っぽいですが 投稿者:とつかあ太 投稿日:2020年10月19日(月)23時55分41秒
一人また一人と欠ける列にゐる 子
ボーイズラブも老け専にして 槐
親方に手とり教はるかんな掛け 太
長距離のトラックの助手席広し
蒼全裸(あおはだか)なる兄の背を拭いてをり
致死量の光浴びすぎかもしれず
鯊天の巻 三ウ4 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月19日(月)20時57分13秒
槐さん、ありがとうございます。二句目を頂きます。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
以後千年は水を打つべし 尖
さざれ石巌と為らずタピオカに 羽
右に左にかはす急坂 り
疎ましき求婚者たち髯の伸び ぎ
実習生の握るカミソリ 子
かほの傷かくしつつゆく朝帰り 槐
チャージ不足に開かぬ改札 太
またしても取り残されて涼あらた 月
運動会のピストルの音 庵
天地の硬きに月といふ響き 尖
ソイレントグリーンで乾杯 羽
三ウ 近未来小説よりも長生きす り
南柯の残夢蟻の巣に蟻 ぎ
一人また一人と欠ける列にゐる 子
ボーイズラブも老け専にして 槐
とつかあ太さん、お願いします。
ミウ4 投稿者:田中槐 投稿日:2020年10月19日(月)19時16分35秒
南柯の残夢蟻の巣に蟻 ぎ
一人また一人と欠ける列にゐる 子
スーパーカミオカンデはしづか 槐
ボーイズラブも老け専にして
どうでしょう。
ゆらぎさんの「南柯の夢」は槐の木の下での居眠りなんですね。なんだかうれしいです。
鯊天の巻 三ウ3 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月19日(月)18時45分5秒
桐子さん、ありがとうございます。花の座ではないので、「花」の字は徹底的に避けたいです。三句目を頂きます。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
以後千年は水を打つべし 尖
さざれ石巌と為らずタピオカに 羽
右に左にかはす急坂 り
疎ましき求婚者たち髯の伸び ぎ
実習生の握るカミソリ 子
かほの傷かくしつつゆく朝帰り 槐
チャージ不足に開かぬ改札 太
またしても取り残されて涼あらた 月
運動会のピストルの音 庵
天地の硬きに月といふ響き 尖
ソイレントグリーンで乾杯 羽
三ウ 近未来小説よりも長生きす り
南柯の残夢蟻の巣に蟻 ぎ
一人また一人と欠ける列にゐる 子
槐さん、お願いします。まだまだあばれどころは続きます。
鯊天の巻 三ウ3 投稿者:桐子 投稿日:2020年10月19日(月)17時29分34秒
三ウ 近未来小説よりも長生きす り
南柯の残夢蟻の巣に蟻 ぎ
思い出そうとすると白い花が咲く
黎明へ首を差し出す女王花
一人また一人と欠ける列にいる
いかがでしょう?
鯊天の巻 三ウ2 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月19日(月)12時41分22秒
ゆらぎさん、ありがとうございます。夏の二句目を頂きます。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
以後千年は水を打つべし 尖
さざれ石巌と為らずタピオカに 羽
右に左にかはす急坂 り
疎ましき求婚者たち髯の伸び ぎ
実習生の握るカミソリ 子
かほの傷かくしつつゆく朝帰り 槐
チャージ不足に開かぬ改札 太
またしても取り残されて涼あらた 月
運動会のピストルの音 庵
天地の硬きに月といふ響き 尖
ソイレントグリーンで乾杯 羽
三ウ 近未来小説よりも長生きす り
南柯の残夢蟻の巣に蟻 ぎ
桐子さん、夏を続けるでも一句で打ち棄てるでも。
鯊天の巻 三ウ2 投稿者:ゆらぎ 投稿日:2020年10月19日(月)12時32分26秒
覚えきれない動詞活用
南柯の残夢蟻の巣に蟻
数珠を押し揉む寒行のひと
二河白道を振り返らずに
いかがでしょう。よろしくお願い致します。
鯊天の巻 三ウ1 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月19日(月)09時45分10秒
付けます。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
以後千年は水を打つべし 尖
さざれ石巌と為らずタピオカに 羽
右に左にかはす急坂 り
疎ましき求婚者たち髯の伸び ぎ
実習生の握るカミソリ 子
かほの傷かくしつつゆく朝帰り 槐
チャージ不足に開かぬ改札 太
またしても取り残されて涼あらた 月
運動会のピストルの音 庵
天地の硬きに月といふ響き 尖
ソイレントグリーンで乾杯 羽
三ウ 近未来小説よりも長生きす り
ゆらぎさん、秋に戻らぬようお願いします。
鯊天の巻 三オ14 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月19日(月)00時28分5秒
四羽さん、ありがとうございます。小夜啼鳥もソイレントグリーンも知らず検索したのですが、ソイレントグリーンを頂きます。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
以後千年は水を打つべし 尖
さざれ石巌と為らずタピオカに 羽
右に左にかはす急坂 り
疎ましき求婚者たち髯の伸び ぎ
実習生の握るカミソリ 子
かほの傷かくしつつゆく朝帰り 槐
チャージ不足に開かぬ改札 太
またしても取り残されて涼あらた 月
運動会のピストルの音 庵
天地の硬きに月といふ響き 尖
ソイレントグリーンで乾杯 羽
三ウ
次は私ですが、しばしお待ち下さいませ。三の折の裏は九句目が月、十三句目が花となります。四羽さんのときに捌き人が勘違いしていましたが、まだまだあばれどころは続きます。
鯊天の巻 三オ14 投稿者:四羽 投稿日:2020年10月18日(日)17時35分38秒
またしても取り残されて涼あらた 月
運動会のピストルの音 庵
天地の硬きに月といふ響き 尖
お兄さまならすぐ甦る 羽
小夜啼鳥はその鳥でなく
ソイレントグリーンで乾杯
よろしくお願いします。
鯊天の巻 三オ13 月 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月18日(日)14時46分55秒
火尖さん、ありがとうございます。「ち」「き」「き」「き」と音でリズムを作った一句目を頂きます。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
以後千年は水を打つべし 尖
さざれ石巌と為らずタピオカに 羽
右に左にかはす急坂 り
疎ましき求婚者たち髯の伸び ぎ
実習生の握るカミソリ 子
かほの傷かくしつつゆく朝帰り 槐
チャージ不足に開かぬ改札 太
またしても取り残されて涼あらた 月
運動会のピストルの音 尖
天地の硬きに月といふ響き 尖
四羽さん、秋を続けるでも雑でも。あばれどころとしては最後の短句となります。
ミオ13 投稿者:火尖 投稿日:2020年10月18日(日)04時04分44秒
またしても取り残されて涼あらた 月
運動会のピストルの音 庵
天地の硬きに月といふ響き
月光を容れまなうらの謐けさよ
万国旗いくつ透かして月上る
よろしくお願いします。一旦寝ます。
鯊天の巻 三オ12 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月18日(日)00時06分42秒
媚庵さん、ありがとうございます。「4K液晶テレビ」くらいではあまり取り残された感がないような…。三句目を頂きます。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
以後千年は水を打つべし 尖
さざれ石巌と為らずタピオカに 羽
右に左にかはす急坂 り
疎ましき求婚者たち髯の伸び ぎ
実習生の握るカミソリ 子
かほの傷かくしつつゆく朝帰り 槐
チャージ不足に開かぬ改札 太
またしても取り残されて涼あらた 月
運動会のピストルの音 尖
ここからどうやって月の座につなぐのだろう。火尖さん、腕のみせどころです。
三オ12 投稿者:媚庵 投稿日:2020年10月17日(土)23時58分11秒
かほの傷かくしつつゆく朝帰り 槐
チャージ不足に開かぬ改札 太
またしても取り残されて涼あらた 月
4K液晶テレビに花野 庵
鰯雲うくふるさとの空
運動会のピストルの音
いかがでしょうか?
鯊天の巻 三オ11 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月17日(土)23時00分37秒
葉月さん、ありがとうございます。前句と一緒に読むものなので、「駅」は言わなくてよいです。韻律を整えますね。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
以後千年は水を打つべし 尖
さざれ石巌と為らずタピオカに 羽
右に左にかはす急坂 り
疎ましき求婚者たち髯の伸び ぎ
実習生の握るカミソリ 子
かほの傷かくしつつゆく朝帰り 槐
チャージ不足に開かぬ改札 太
またしても取り残されて涼あらた 月
媚庵さん、秋の句を続けて下さい。その次の火尖さんが月の座となります。
ミオ11 投稿者:葉月 投稿日:2020年10月17日(土)22時11分14秒
またも取り残される新涼の駅
南瓜道師範奥儀の滑り込み
そんなときアメリカンなら嘘つかない
どうでしょうか?
`
ううむ。 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月17日(土)21時05分24秒
前句が強固に限定してるものはそのまま受け入れましょう。5W1Hで前句が言っていない隙に付け入る感じです。この場合だと「改札」だと明言しているので、博物館とか夢殿を出してもつながらないのです。飛び越えるとか、歩くとか、しけこむとか、季語を出すなら折からの台風に途方に暮れるとか、…。
ミオ11 投稿者:葉月 投稿日:2020年10月17日(土)18時13分29秒
八月の博物館にタブレット
フィアンセは東大卒の巫女で女医
夢殿の新涼ササン朝の扉
どうでしょうか?
鯊天の巻 三オ10 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月17日(土)16時25分5秒
とつかあ太さん、ありがとうございます。二百五十年後の人には分からないだろう二句目を頂きます。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
以後千年は水を打つべし 尖
さざれ石巌と為らずタピオカに 羽
右に左にかはす急坂 り
疎ましき求婚者たち髯の伸び ぎ
実習生の握るカミソリ 子
かほの傷かくしつつゆく朝帰り 槐
チャージ不足に開かぬ改札 太
葉月さん、十四句目の月の座が近いので、初秋っぽい句など、いかがですか。雑でも構いません。さしあたり、「かほの傷」も「朝帰り」も捨てて、フラッパー・ゲートが開かないときの次の行動から発想して下さい。
三オ10 投稿者:とつかあ太 投稿日:2020年10月17日(土)15時28分2秒
実習生の握るカミソリ 子
かほの傷かくしつつゆく朝帰り 槐
生ゴミ漁る烏へと石 太
チャージ不足に開かぬ改札
鯊天の巻 三オ9 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月17日(土)12時07分59秒
槐さん、ありがとうございます。「父」だと打越の「求婚者」に障るような気がしますね。一句目を頂きます。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
以後千年は水を打つべし 尖
さざれ石巌と為らずタピオカに 羽
右に左にかはす急坂 り
疎ましき求婚者たち髯の伸び ぎ
実習生の握るカミソリ 子
かほの傷かくしつつゆく朝帰り 槐
とつかあ太さん、お願いします。
ミオ9 投稿者:田中槐 投稿日:2020年10月17日(土)09時52分39秒
すみません、昨日はWiFiの不具合やらで、こちらにアクセスできず。この緊迫の展開に怯んでいます。
疎ましき求婚者たち髯の伸び ぎ
実習生の握るカミソリ 子
かほの傷かくしつつゆく朝帰り 槐
家を出る決意の父のかほの傷
不穏、不穏…
鯊天の巻 三オ8 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月16日(金)21時53分31秒
桐子さん、ありがとうございます。二句目、三句目は前の句とどうつながっているのでしょうね。一句目を頂きます。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
以後千年は水を打つべし 尖
さざれ石巌と為らずタピオカに 羽
右に左にかはす急坂 り
疎ましき求婚者たち髯の伸び ぎ
実習生の握るカミソリ 子
前句と関係性でいうと理容師の卵だった「実習生」は、次の句との関係性の中では教育実習生かも知れないし、技能実習生であるかも知れません。さて、緊迫の次回は…。槐さん、お願いします。
鯊天の巻 三オ8 投稿者:桐子 投稿日:2020年10月16日(金)16時59分47秒
さざれ石巌と為らずタピオカに 羽
右に左にかはす急坂 り
疎ましき求婚者たち髯の伸び ぎ
実習生の握るカミソリ
蓋を探しに星を出てゆく
死神の打つ天文時計
いかがでしょうか?
鯊天の巻 三オ7 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月16日(金)13時12分21秒
ゆらぎさん、ありがとうございます。一句目がいいでしょう。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
以後千年は水を打つべし 尖
さざれ石巌と為らずタピオカに 羽
右に左にかはす急坂 り
疎ましき求婚者たち髯の伸び ぎ
では桐子さん、お願いします。
鯊天の巻 三オ7 投稿者:ゆらぎ 投稿日:2020年10月16日(金)12時39分57秒
疎ましき求婚者たち髯の伸び
侍女たちと籠る閨房龍涎香
ぽつぺんを鳴らす長居の客に倦み
いかがでしょうか。
鯊天の巻 三オ6 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月15日(木)22時24分24秒
四羽さん、ありがとうございます。ハッシュタグも面白いのですが、一句目を頂きます。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
以後千年は水を打つべし 尖
さざれ石巌と為らずタピオカに 羽
右に左にかはす急坂 り
ゆらぎさん、お願いします。
鯊天の巻 三オ5 投稿者:四羽 投稿日:2020年10月15日(木)21時45分28秒
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
以後千年は水を打つべし 尖
さざれ石巌と為らずタピオカに
#弥勒菩薩が来ない件
直ちには影響の無い火星人
よろしくお願いします。
あ 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月15日(木)12時39分49秒
「べし」が打越の「掟」に障るか? よいよい、そのまま行きます。
鯊天の巻 三オ4 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月15日(木)12時36分50秒
火尖さん、ありがとうございます。三句目がよいでしょう。俄然あばれどころっぽくなってきました。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
以後千年は水を打つべし 尖
四羽さん、お願いします。
三オ4 投稿者:火尖 投稿日:2020年10月15日(木)12時17分59秒
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
タバコ屋で買ふ収入印紙
空間デザイン事務所立ち上げ
以後千年は水を打つべし
どうでしょう
鯊天の巻 三オ3 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月15日(木)10時20分52秒
媚庵さん、ありがとうございます。これは一句目がいいでしょう。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
では火尖さん、お願いします。
ちなみに三の折の表ですが、十三句目に月の座があるだけなので、がんがん行きましょう。
三オ3 投稿者:媚庵 投稿日:2020年10月15日(木)10時06分0秒
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
そもそもは湯殿山麓呪い村
ツイートは居眠り中に炎上し
難しいですね。いかがでしょうか?
鯊天の巻 三オ2 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月14日(水)12時32分56秒
葉月さん、ありがとうございます。鋭器的な推移ですね。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
さて、三たび媚庵さんには戦争的なものが回ってきました。今回はどの手で来るか。楽しみです。
(無題) 投稿者:葉月 投稿日:2020年10月14日(水)11時56分31秒
鉄の掟と鋼の心
どうでしょうか?
鯊天の巻 三オ折立 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月14日(水)11時20分58秒
とつかあ太さん、ありがとうございます。つい破いてしまいそうですね。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
葉月さん、雑の短句をお願いします。
三折立 投稿者:とつかあ太 投稿日:2020年10月14日(水)08時28分46秒 編集済
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鯊天の巻 二ウ折端 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月13日(火)21時29分46秒
四羽さん、ありがとうございます。二の折の裏の折端ということで、叙景を頂くことにします。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ
ここから三の折に入りますが、席替えをします。これから回る長句の人をふたり分後回しにします。とつかあ太さん、葉月さん、媚庵さん、火尖さん、四羽さん、ゆかり、ゆらぎさん、桐子さん、槐さんの順で行きます。
ではとつかあ太さん、晩春か雑で折立をお願いします。
鯊天の巻 ニウ14 投稿者:四羽 投稿日:2020年10月13日(火)19時50分26秒
なんとなく晩春よく当たるような。
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声
ムツゴロウ式銀河鉄道
蜃気楼までとどく前髪
よろしくお願いします。
鯊天の巻 ニウ13 花 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月13日(火)15時45分4秒
桐子さん、ありがとうございます。一句目がよいでしょう。俳人の立つ瀬がありません。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
四羽さん、晩春の句でお願いします。「春惜しむ」が既出なので、「春」の字を含まないものがよいです。
鯊天の巻 ニウ13 投稿者:桐子 投稿日:2020年10月13日(火)14時52分11秒
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらわず
ゴスペルの声すきとおる花の昼
ひとりだけ笑って写る花の下
純正苦手…。いかがでしょうか?
鯊天の巻 二ウ12 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月13日(火)12時34分44秒
媚庵さん、ありがとうございます。二ウ7の「身に着ける学校指定の網タイツ」があまりにもインパクトがあって、着衣や学校生活はいまだ障るようです。三句目を頂きたいのですが、「春」の字を避けたいのでちょっと変えます。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
桐子さん、純正な花の座をお願いします。
ニウ12 投稿者:媚庵 投稿日:2020年10月13日(火)12時20分9秒
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
動物柄の春服を着る 庵
英文学部学士入学
ステンドグラスごし春日差す
いかがでしょうか? お捌きください。
鯊天の巻 二ウ11 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月13日(火)11時37分32秒
とつかあ太さん、ありがとうございます。二句目を頂きます。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
媚庵さん、お願いします。十三句目が花の座なので、それに障らぬ感じで雑か春がいいです。
二ウ10 投稿者:とつかあ太 投稿日:2020年10月13日(火)10時06分24秒
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
盗難保険補償充実 太
尾崎豊は友の後輩
鯊天の巻 二ウ9 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月13日(火)09時05分27秒
火尖さん、ありがとうございます。ええと、「脆き月」という季語があるわけではなく、「プール」との合わせ技ですね。二句目の方は打越の「身に着ける」と障るようです。「ナイトプール」だとゴージャス過ぎて、ジュースじゃんけんに負け続けるような人には分不相応な気がします。全体にしょぼくしてみます。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み
三ウ7 投稿者:媚庵 投稿日:2020年10月20日(火)16時42分30秒
一人また一人と欠ける列にゐる 子
ボーイズラブも老け専にして 槐
親方に手とり教はるかんな掛け 太
釘を使はず柱を組んで 月
春の闇あの火は丑の刻参り 庵
メルツェルの将棋指し見る春の暮
切妻の屋根の彼方に鳥帰る
長考してしまいました。いかがでしょうか。雑が続いているので
春にすすめたのですが、よかったでしょうか?
鯊天の巻 三ウ6 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月20日(火)10時10分32秒
葉月さん、ありがとうございます。一句目のフェティシズムが打越に障るような気もしますので、二句目を頂きます。宮大工のような仕事ぶりですね。打越「て」に「で」でいいのか。ちょっと寝かせます。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
以後千年は水を打つべし 尖
さざれ石巌と為らずタピオカに 羽
右に左にかはす急坂 り
疎ましき求婚者たち髯の伸び ぎ
実習生の握るカミソリ 子
かほの傷かくしつつゆく朝帰り 槐
チャージ不足に開かぬ改札 太
またしても取り残されて涼あらた 月
運動会のピストルの音 庵
天地の硬きに月といふ響き 尖
ソイレントグリーンで乾杯 羽
三ウ 近未来小説よりも長生きす り
南柯の残夢蟻の巣に蟻 ぎ
一人また一人と欠ける列にゐる 子
ボーイズラブも老け専にして 槐
親方に手とり教はるかんな掛け 太
釘を使はず柱を組んで 月
媚庵さん、お願いします。
(無題) 投稿者:葉月 投稿日:2020年10月20日(火)09時14分20秒
令和に残すこの皮下脂肪
釘を使わず柱を組んで
どうでしょうか?
鯊天の巻 三ウ55 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月20日(火)01時24分10秒
とつかあ太さん、ありがとうございます。コイバナでいいんじゃないでしょうか。一句目を頂きます。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
以後千年は水を打つべし 尖
さざれ石巌と為らずタピオカに 羽
右に左にかはす急坂 り
疎ましき求婚者たち髯の伸び ぎ
実習生の握るカミソリ 子
かほの傷かくしつつゆく朝帰り 槐
チャージ不足に開かぬ改札 太
またしても取り残されて涼あらた 月
運動会のピストルの音 庵
天地の硬きに月といふ響き 尖
ソイレントグリーンで乾杯 羽
三ウ 近未来小説よりも長生きす り
南柯の残夢蟻の巣に蟻 ぎ
一人また一人と欠ける列にゐる 子
ボーイズラブも老け専にして 槐
親方に手とり教はるかんな掛け 太
葉月さん、「ボーイズラブ」にも「老け専」にも戻らないように付けて下さい。
恋離っぽいですが 投稿者:とつかあ太 投稿日:2020年10月19日(月)23時55分41秒
一人また一人と欠ける列にゐる 子
ボーイズラブも老け専にして 槐
親方に手とり教はるかんな掛け 太
長距離のトラックの助手席広し
蒼全裸(あおはだか)なる兄の背を拭いてをり
致死量の光浴びすぎかもしれず
鯊天の巻 三ウ4 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月19日(月)20時57分13秒
槐さん、ありがとうございます。二句目を頂きます。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
以後千年は水を打つべし 尖
さざれ石巌と為らずタピオカに 羽
右に左にかはす急坂 り
疎ましき求婚者たち髯の伸び ぎ
実習生の握るカミソリ 子
かほの傷かくしつつゆく朝帰り 槐
チャージ不足に開かぬ改札 太
またしても取り残されて涼あらた 月
運動会のピストルの音 庵
天地の硬きに月といふ響き 尖
ソイレントグリーンで乾杯 羽
三ウ 近未来小説よりも長生きす り
南柯の残夢蟻の巣に蟻 ぎ
一人また一人と欠ける列にゐる 子
ボーイズラブも老け専にして 槐
とつかあ太さん、お願いします。
ミウ4 投稿者:田中槐 投稿日:2020年10月19日(月)19時16分35秒
南柯の残夢蟻の巣に蟻 ぎ
一人また一人と欠ける列にゐる 子
スーパーカミオカンデはしづか 槐
ボーイズラブも老け専にして
どうでしょう。
ゆらぎさんの「南柯の夢」は槐の木の下での居眠りなんですね。なんだかうれしいです。
鯊天の巻 三ウ3 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月19日(月)18時45分5秒
桐子さん、ありがとうございます。花の座ではないので、「花」の字は徹底的に避けたいです。三句目を頂きます。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
以後千年は水を打つべし 尖
さざれ石巌と為らずタピオカに 羽
右に左にかはす急坂 り
疎ましき求婚者たち髯の伸び ぎ
実習生の握るカミソリ 子
かほの傷かくしつつゆく朝帰り 槐
チャージ不足に開かぬ改札 太
またしても取り残されて涼あらた 月
運動会のピストルの音 庵
天地の硬きに月といふ響き 尖
ソイレントグリーンで乾杯 羽
三ウ 近未来小説よりも長生きす り
南柯の残夢蟻の巣に蟻 ぎ
一人また一人と欠ける列にゐる 子
槐さん、お願いします。まだまだあばれどころは続きます。
鯊天の巻 三ウ3 投稿者:桐子 投稿日:2020年10月19日(月)17時29分34秒
三ウ 近未来小説よりも長生きす り
南柯の残夢蟻の巣に蟻 ぎ
思い出そうとすると白い花が咲く
黎明へ首を差し出す女王花
一人また一人と欠ける列にいる
いかがでしょう?
鯊天の巻 三ウ2 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月19日(月)12時41分22秒
ゆらぎさん、ありがとうございます。夏の二句目を頂きます。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
以後千年は水を打つべし 尖
さざれ石巌と為らずタピオカに 羽
右に左にかはす急坂 り
疎ましき求婚者たち髯の伸び ぎ
実習生の握るカミソリ 子
かほの傷かくしつつゆく朝帰り 槐
チャージ不足に開かぬ改札 太
またしても取り残されて涼あらた 月
運動会のピストルの音 庵
天地の硬きに月といふ響き 尖
ソイレントグリーンで乾杯 羽
三ウ 近未来小説よりも長生きす り
南柯の残夢蟻の巣に蟻 ぎ
桐子さん、夏を続けるでも一句で打ち棄てるでも。
鯊天の巻 三ウ2 投稿者:ゆらぎ 投稿日:2020年10月19日(月)12時32分26秒
覚えきれない動詞活用
南柯の残夢蟻の巣に蟻
数珠を押し揉む寒行のひと
二河白道を振り返らずに
いかがでしょう。よろしくお願い致します。
鯊天の巻 三ウ1 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月19日(月)09時45分10秒
付けます。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
以後千年は水を打つべし 尖
さざれ石巌と為らずタピオカに 羽
右に左にかはす急坂 り
疎ましき求婚者たち髯の伸び ぎ
実習生の握るカミソリ 子
かほの傷かくしつつゆく朝帰り 槐
チャージ不足に開かぬ改札 太
またしても取り残されて涼あらた 月
運動会のピストルの音 庵
天地の硬きに月といふ響き 尖
ソイレントグリーンで乾杯 羽
三ウ 近未来小説よりも長生きす り
ゆらぎさん、秋に戻らぬようお願いします。
鯊天の巻 三オ14 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月19日(月)00時28分5秒
四羽さん、ありがとうございます。小夜啼鳥もソイレントグリーンも知らず検索したのですが、ソイレントグリーンを頂きます。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
以後千年は水を打つべし 尖
さざれ石巌と為らずタピオカに 羽
右に左にかはす急坂 り
疎ましき求婚者たち髯の伸び ぎ
実習生の握るカミソリ 子
かほの傷かくしつつゆく朝帰り 槐
チャージ不足に開かぬ改札 太
またしても取り残されて涼あらた 月
運動会のピストルの音 庵
天地の硬きに月といふ響き 尖
ソイレントグリーンで乾杯 羽
三ウ
次は私ですが、しばしお待ち下さいませ。三の折の裏は九句目が月、十三句目が花となります。四羽さんのときに捌き人が勘違いしていましたが、まだまだあばれどころは続きます。
鯊天の巻 三オ14 投稿者:四羽 投稿日:2020年10月18日(日)17時35分38秒
またしても取り残されて涼あらた 月
運動会のピストルの音 庵
天地の硬きに月といふ響き 尖
お兄さまならすぐ甦る 羽
小夜啼鳥はその鳥でなく
ソイレントグリーンで乾杯
よろしくお願いします。
鯊天の巻 三オ13 月 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月18日(日)14時46分55秒
火尖さん、ありがとうございます。「ち」「き」「き」「き」と音でリズムを作った一句目を頂きます。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
以後千年は水を打つべし 尖
さざれ石巌と為らずタピオカに 羽
右に左にかはす急坂 り
疎ましき求婚者たち髯の伸び ぎ
実習生の握るカミソリ 子
かほの傷かくしつつゆく朝帰り 槐
チャージ不足に開かぬ改札 太
またしても取り残されて涼あらた 月
運動会のピストルの音 尖
天地の硬きに月といふ響き 尖
四羽さん、秋を続けるでも雑でも。あばれどころとしては最後の短句となります。
ミオ13 投稿者:火尖 投稿日:2020年10月18日(日)04時04分44秒
またしても取り残されて涼あらた 月
運動会のピストルの音 庵
天地の硬きに月といふ響き
月光を容れまなうらの謐けさよ
万国旗いくつ透かして月上る
よろしくお願いします。一旦寝ます。
鯊天の巻 三オ12 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月18日(日)00時06分42秒
媚庵さん、ありがとうございます。「4K液晶テレビ」くらいではあまり取り残された感がないような…。三句目を頂きます。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
以後千年は水を打つべし 尖
さざれ石巌と為らずタピオカに 羽
右に左にかはす急坂 り
疎ましき求婚者たち髯の伸び ぎ
実習生の握るカミソリ 子
かほの傷かくしつつゆく朝帰り 槐
チャージ不足に開かぬ改札 太
またしても取り残されて涼あらた 月
運動会のピストルの音 尖
ここからどうやって月の座につなぐのだろう。火尖さん、腕のみせどころです。
三オ12 投稿者:媚庵 投稿日:2020年10月17日(土)23時58分11秒
かほの傷かくしつつゆく朝帰り 槐
チャージ不足に開かぬ改札 太
またしても取り残されて涼あらた 月
4K液晶テレビに花野 庵
鰯雲うくふるさとの空
運動会のピストルの音
いかがでしょうか?
鯊天の巻 三オ11 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月17日(土)23時00分37秒
葉月さん、ありがとうございます。前句と一緒に読むものなので、「駅」は言わなくてよいです。韻律を整えますね。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
以後千年は水を打つべし 尖
さざれ石巌と為らずタピオカに 羽
右に左にかはす急坂 り
疎ましき求婚者たち髯の伸び ぎ
実習生の握るカミソリ 子
かほの傷かくしつつゆく朝帰り 槐
チャージ不足に開かぬ改札 太
またしても取り残されて涼あらた 月
媚庵さん、秋の句を続けて下さい。その次の火尖さんが月の座となります。
ミオ11 投稿者:葉月 投稿日:2020年10月17日(土)22時11分14秒
またも取り残される新涼の駅
南瓜道師範奥儀の滑り込み
そんなときアメリカンなら嘘つかない
どうでしょうか?
`
ううむ。 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月17日(土)21時05分24秒
前句が強固に限定してるものはそのまま受け入れましょう。5W1Hで前句が言っていない隙に付け入る感じです。この場合だと「改札」だと明言しているので、博物館とか夢殿を出してもつながらないのです。飛び越えるとか、歩くとか、しけこむとか、季語を出すなら折からの台風に途方に暮れるとか、…。
ミオ11 投稿者:葉月 投稿日:2020年10月17日(土)18時13分29秒
八月の博物館にタブレット
フィアンセは東大卒の巫女で女医
夢殿の新涼ササン朝の扉
どうでしょうか?
鯊天の巻 三オ10 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月17日(土)16時25分5秒
とつかあ太さん、ありがとうございます。二百五十年後の人には分からないだろう二句目を頂きます。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
以後千年は水を打つべし 尖
さざれ石巌と為らずタピオカに 羽
右に左にかはす急坂 り
疎ましき求婚者たち髯の伸び ぎ
実習生の握るカミソリ 子
かほの傷かくしつつゆく朝帰り 槐
チャージ不足に開かぬ改札 太
葉月さん、十四句目の月の座が近いので、初秋っぽい句など、いかがですか。雑でも構いません。さしあたり、「かほの傷」も「朝帰り」も捨てて、フラッパー・ゲートが開かないときの次の行動から発想して下さい。
三オ10 投稿者:とつかあ太 投稿日:2020年10月17日(土)15時28分2秒
実習生の握るカミソリ 子
かほの傷かくしつつゆく朝帰り 槐
生ゴミ漁る烏へと石 太
チャージ不足に開かぬ改札
鯊天の巻 三オ9 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月17日(土)12時07分59秒
槐さん、ありがとうございます。「父」だと打越の「求婚者」に障るような気がしますね。一句目を頂きます。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
以後千年は水を打つべし 尖
さざれ石巌と為らずタピオカに 羽
右に左にかはす急坂 り
疎ましき求婚者たち髯の伸び ぎ
実習生の握るカミソリ 子
かほの傷かくしつつゆく朝帰り 槐
とつかあ太さん、お願いします。
ミオ9 投稿者:田中槐 投稿日:2020年10月17日(土)09時52分39秒
すみません、昨日はWiFiの不具合やらで、こちらにアクセスできず。この緊迫の展開に怯んでいます。
疎ましき求婚者たち髯の伸び ぎ
実習生の握るカミソリ 子
かほの傷かくしつつゆく朝帰り 槐
家を出る決意の父のかほの傷
不穏、不穏…
鯊天の巻 三オ8 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月16日(金)21時53分31秒
桐子さん、ありがとうございます。二句目、三句目は前の句とどうつながっているのでしょうね。一句目を頂きます。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
以後千年は水を打つべし 尖
さざれ石巌と為らずタピオカに 羽
右に左にかはす急坂 り
疎ましき求婚者たち髯の伸び ぎ
実習生の握るカミソリ 子
前句と関係性でいうと理容師の卵だった「実習生」は、次の句との関係性の中では教育実習生かも知れないし、技能実習生であるかも知れません。さて、緊迫の次回は…。槐さん、お願いします。
鯊天の巻 三オ8 投稿者:桐子 投稿日:2020年10月16日(金)16時59分47秒
さざれ石巌と為らずタピオカに 羽
右に左にかはす急坂 り
疎ましき求婚者たち髯の伸び ぎ
実習生の握るカミソリ
蓋を探しに星を出てゆく
死神の打つ天文時計
いかがでしょうか?
鯊天の巻 三オ7 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月16日(金)13時12分21秒
ゆらぎさん、ありがとうございます。一句目がいいでしょう。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
以後千年は水を打つべし 尖
さざれ石巌と為らずタピオカに 羽
右に左にかはす急坂 り
疎ましき求婚者たち髯の伸び ぎ
では桐子さん、お願いします。
鯊天の巻 三オ7 投稿者:ゆらぎ 投稿日:2020年10月16日(金)12時39分57秒
疎ましき求婚者たち髯の伸び
侍女たちと籠る閨房龍涎香
ぽつぺんを鳴らす長居の客に倦み
いかがでしょうか。
鯊天の巻 三オ6 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月15日(木)22時24分24秒
四羽さん、ありがとうございます。ハッシュタグも面白いのですが、一句目を頂きます。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
以後千年は水を打つべし 尖
さざれ石巌と為らずタピオカに 羽
右に左にかはす急坂 り
ゆらぎさん、お願いします。
鯊天の巻 三オ5 投稿者:四羽 投稿日:2020年10月15日(木)21時45分28秒
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
以後千年は水を打つべし 尖
さざれ石巌と為らずタピオカに
#弥勒菩薩が来ない件
直ちには影響の無い火星人
よろしくお願いします。
あ 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月15日(木)12時39分49秒
「べし」が打越の「掟」に障るか? よいよい、そのまま行きます。
鯊天の巻 三オ4 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月15日(木)12時36分50秒
火尖さん、ありがとうございます。三句目がよいでしょう。俄然あばれどころっぽくなってきました。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
以後千年は水を打つべし 尖
四羽さん、お願いします。
三オ4 投稿者:火尖 投稿日:2020年10月15日(木)12時17分59秒
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
タバコ屋で買ふ収入印紙
空間デザイン事務所立ち上げ
以後千年は水を打つべし
どうでしょう
鯊天の巻 三オ3 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月15日(木)10時20分52秒
媚庵さん、ありがとうございます。これは一句目がいいでしょう。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
では火尖さん、お願いします。
ちなみに三の折の表ですが、十三句目に月の座があるだけなので、がんがん行きましょう。
三オ3 投稿者:媚庵 投稿日:2020年10月15日(木)10時06分0秒
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
母に憑くおキツネ様を燻し出し 庵
そもそもは湯殿山麓呪い村
ツイートは居眠り中に炎上し
難しいですね。いかがでしょうか?
鯊天の巻 三オ2 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月14日(水)12時32分56秒
葉月さん、ありがとうございます。鋭器的な推移ですね。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鉄の掟と鋼の心 月
さて、三たび媚庵さんには戦争的なものが回ってきました。今回はどの手で来るか。楽しみです。
(無題) 投稿者:葉月 投稿日:2020年10月14日(水)11時56分31秒
鉄の掟と鋼の心
どうでしょうか?
鯊天の巻 三オ折立 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月14日(水)11時20分58秒
とつかあ太さん、ありがとうございます。つい破いてしまいそうですね。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ 誰ぞやの服の掛けある落し角 太
葉月さん、雑の短句をお願いします。
三折立 投稿者:とつかあ太 投稿日:2020年10月14日(水)08時28分46秒 編集済
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
誰ぞやの服の掛けある落し角 太
鯊天の巻 二ウ折端 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月13日(火)21時29分46秒
四羽さん、ありがとうございます。二の折の裏の折端ということで、叙景を頂くことにします。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声 羽
三オ
ここから三の折に入りますが、席替えをします。これから回る長句の人をふたり分後回しにします。とつかあ太さん、葉月さん、媚庵さん、火尖さん、四羽さん、ゆかり、ゆらぎさん、桐子さん、槐さんの順で行きます。
ではとつかあ太さん、晩春か雑で折立をお願いします。
鯊天の巻 ニウ14 投稿者:四羽 投稿日:2020年10月13日(火)19時50分26秒
なんとなく晩春よく当たるような。
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
風炎の日の谷の泣き声
ムツゴロウ式銀河鉄道
蜃気楼までとどく前髪
よろしくお願いします。
鯊天の巻 ニウ13 花 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月13日(火)15時45分4秒
桐子さん、ありがとうございます。一句目がよいでしょう。俳人の立つ瀬がありません。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらはず 子
四羽さん、晩春の句でお願いします。「春惜しむ」が既出なので、「春」の字を含まないものがよいです。
鯊天の巻 ニウ13 投稿者:桐子 投稿日:2020年10月13日(火)14時52分11秒
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
花ひとひら水のひかりへためらわず
ゴスペルの声すきとおる花の昼
ひとりだけ笑って写る花の下
純正苦手…。いかがでしょうか?
鯊天の巻 二ウ12 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月13日(火)12時34分44秒
媚庵さん、ありがとうございます。二ウ7の「身に着ける学校指定の網タイツ」があまりにもインパクトがあって、着衣や学校生活はいまだ障るようです。三句目を頂きたいのですが、「春」の字を避けたいのでちょっと変えます。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
ステンドグラスごしののどけさ 庵
桐子さん、純正な花の座をお願いします。
ニウ12 投稿者:媚庵 投稿日:2020年10月13日(火)12時20分9秒
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
動物柄の春服を着る 庵
英文学部学士入学
ステンドグラスごし春日差す
いかがでしょうか? お捌きください。
鯊天の巻 二ウ11 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月13日(火)11時37分32秒
とつかあ太さん、ありがとうございます。二句目を頂きます。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
尾崎豊は友の後輩 太
恐るべきアンチエージングの秘術 り
媚庵さん、お願いします。十三句目が花の座なので、それに障らぬ感じで雑か春がいいです。
二ウ10 投稿者:とつかあ太 投稿日:2020年10月13日(火)10時06分24秒
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
盗難保険補償充実 太
尾崎豊は友の後輩
鯊天の巻 二ウ9 投稿者:ゆかり 投稿日:2020年10月13日(火)09時05分27秒
火尖さん、ありがとうございます。ええと、「脆き月」という季語があるわけではなく、「プール」との合わせ技ですね。二句目の方は打越の「身に着ける」と障るようです。「ナイトプール」だとゴージャス過ぎて、ジュースじゃんけんに負け続けるような人には分不相応な気がします。全体にしょぼくしてみます。
鯊天の朱字に惹かれて引戸かな とつかあ太
黙々と呑む関取の背 ゆかり
犬が行き荷車が行き秋深み 媚庵
通りすがりにふれる楠 桐子
羚羊ら裸婦の如きに怠けたる 四羽
ぐるぐる回る磁石の針が ゆらぎ
指し示す立待月の三陰交 葉月
十日の菊を出窓に飾る 槐
ウ 色鳥に紛れ散髪してゐたり 火尖
アニメ声なるラジオDJ 太
大陸の帽子でガラス越しに笑む り
復員兵は瀬島龍三 庵
満水のダム湖にねむる綴じ暦 子
陸の蛸ならジルバが得意 羽
枕絵の女となつてまなこ閉づ ぎ
甘き誘ひの開く口元 月
ガルウイングのベンツの抱く朧月 槐
野焼き帰りの貌の男等 尖
花守と呼ばるるにまだ若すぎて 太
戦を知らぬ長き髪の毛 り
汗吹きてざくざくと行く羅生門 庵
顎までずらすガーゼのマスク 子
二オ 大統領咳のはづみにポチッとな 羽
「いいね」ひとつに怯む総書記 ぎ
兄上と呼ばれ背筋を駆けるもの 月
ろくろつ首の抜衣紋へと 槐
折紙の余りに折紙の匂ひ 尖
風やはらかく揺るるカーテン 太
木洩れ日に窓といふ窓開け放ち り
三年生が吹くリコーダー 庵
ありふれた写真を流れ出るボレロ 子
裸足のままで走る国道 羽
御百度のさなかに猿が乱入し ぎ
バッハ会長夢見るやうに 月
聖火台に聖火こほらせ月のあを 槐
皆がやさしく磨く猟銃 尖
二ウ 均等に切り分くることなら得意 太
巴里から届く手紙数通 り
黄砂降り不破写真館閉館す 庵
蒲公英色の初代ビートル 子
丸眼鏡拭いて悪役春惜しむ 羽
やがて薬の効いてくる頃 ぎ
身に着ける学校指定の網タイツ 月
負けてばかりのジュースじやんけん 槐
月もろき夜のプールに忍び込み 尖
とつかあ太さん、夏を離れてお願いします。
尖
とつかあ太さん、夏を離れてお願いします。
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