2019年 5月11日(土)00時36分6秒から2019年 5月21日(火)19時32分56秒まで。
往ぬ 投稿者:くらげを 投稿日:2019年 5月21日(火)19時32分56秒
甲板に雪積んで往ぬ烏賊漁船
操業した帰りの景なのですが、「往ぬ」ひょっとして関西弁かな?
(手元の三省堂国語辞典にはのっていない)
宙に日のの巻 評釈4 投稿者:ゆかり 投稿日:2019年 5月20日(月)22時04分17秒
夜長を走る作曲のペン 島
ナウ 敗荷は秘密のやうにゆるやかに 生
不思議な付けである。「秘密のやうにゆるやかに」自体がひとつの世界観の提示だとさえ言える。咲き誇っていた蓮も季節がめぐればくたくたの敗荷となるのだが、それは秘密がいつしか秘密ではなくなる「やうに」ゆるやかになのか。ものすごい直喩である。そして前句との付けはどうなのか。時の流れの中で、創作の秘密などなにもない、とまで言い放っているのか、この句は…。
敗荷は秘密のやうにゆるやかに 生
逝き残りたる吾とぞ思ふ を
前句「敗荷」に自身を仮託している。秘密を巡りとんでもない悔恨があるのだろう。
逝き残りたる吾とぞ思ふ を
休日のバス乗り継いで古書店へ れ
生きているうちにやらないといけないと決めた調べものがあるのだろうか。余生を楽しむ古書店めぐりとは違う切迫感が「休日のバス乗り継いで」から感じられる。
休日のバス乗り継いで古書店へ れ
夢判断を道標とし 之
前句から感じられる切迫感は夢判断によるものだったのだ。ところで名残表三句目に「歩くたび夢の廊下は長くなり」がある。じゅうぶん離れているとはいえ、夢を媒介して大抵のものは行き来できるので、一巻に二回も「夢」が出てくるのはさすがに捌き人の失策ではないかとも思う。
夢判断を道標とし 之
鳥居よりあふれてゐたる花の雲 あ
お告げめいた前句の「夢判断」から「鳥居」が導かれているのだろうが、鳥居を枠と捉え「鳥居よりあふれてゐたる」とした構図の組み立てがよい。初折裏の花の座をあっさり捨てた分、ここで見事に取り返している。
鳥居よりあふれてゐたる花の雲 あ
紋白蝶は空の高みへ 実
唐突な構造物である前句「鳥居」の垂直性を生かして、広がりのある挙句となっている。
宙に日のの巻 評釈3 投稿者:ゆかり 投稿日:2019年 5月20日(月)16時50分31秒 編集済
五十五倍の春嵐来よ を
ナオ 草餅のにほひをさせて姑が れ
ここから名残表。あばれどころはまだまだ続く。「五十五倍の春嵐」から「姑」が導かれている。花の座からここまでが春の句。
草餅のにほひをさせて姑が れ
お手玉をする双子の姉妹 之
嫁の心中など知るよしもなく、「草餅」につられて娘たちがお手玉を披露している。初折裏六句目に「兄」があるが、障るものでもなかろう。
お手玉をする双子の姉妹 之
歩くたび夢の廊下は長くなり あ
言われてみれば確かに前句の全体が夢のなかのできごとのようではある。うまく雰囲気をすくい上げて付けている。
歩くたび夢の廊下は長くなり あ
戦争の顔やはら見えたる 実
廊下とくれば「戦争が廊下の奥に立つてゐた 白泉」だろう。「やはら」は現代語では「やおら」で、そっと、静かに、ゆっくりとの意。
戦争の顔やはら見えたる 実
膝上の猫あやしつつ意を決す 島
007シリーズには、猫を膝の上であやす悪役の首領が登場する。検索すると、エルンスト・スタヴロ・ブロフェルドというらしい。今日どうでもいいことはすぐに分かる。前句とは裏腹に、初期のシリーズでは猫のみがクローズアップされ決して顔が映されなかったのが印象的だった。
膝上の猫あやしつつ意を決す 島
ラジオネームは準未成年 生
意を決したのはラジオ番組への投稿だったのか。打越「戦争」とのあまりの落差が可笑しい。
ラジオネームは準未成年 生
甲板に雪積んで往ぬ烏賊漁船 を
ずいぶん遠い付けだが、甲板に雪を積んでいるくらいだから操業中ではないのだろう。漁場に着くまではラジオをがんがん鳴らしているのだろうか。
甲板に雪積んで往ぬ烏賊漁船 を
みやげに貰ふ一澤帆布 れ
船つながりで「一澤帆布」が導かれている。先代の死去後相続問題があったが、検索したところ現在は「一澤帆布製」「信三郎帆布」「信三郎布包(布包と書いてかばんと読む)」の三ブランドで展開している由。
みやげに貰ふ一澤帆布 れ
なつかしき北野祭の初デート 之
「なつかしき」というのはブランド分裂以前くらいに思いを馳せているのだろう。「北野祭」は八月四日に開かれる京都北野天満宮の祭。ふたたび恋の座としている。
なつかしき北野祭の初デート 之
囁きあへる黄昏の列 あ
祭なので、どっと繰り出し列をなしているのである。「囁きあへる」とあるが、実際にはかなりの大声を出しても途切れ途切れだったに違いない。
囁きあへる黄昏の列 あ
月影のまどかに満ちて海を引き 実
月の座で恋は終わる。若者よ、「月がきれいですね」とちゃんと言ったのか。連句の進行をいったん離れ、ここまでの岡田一実の句を振り返ると、「宙に日のさざなみの浮く若葉かな」における「さざなみの浮く」、「秒針の進みの淀むゆふべ来て」における「進みの淀む」、本句における「海を引き」など、ある対象を単に詠むのではなく、それが時空にどのように影響を及ぼしているかを、大胆な措辞で捉えているのが分かる。じつに刺激的である。
月影のまどかに満ちて海を引き 実
夜長を走る作曲のペン 島
しばらく屋外の句が続いたので、室内に転じている。ベートーヴェンもドビュッシーも超える曲が今さら書けるというのか。
宙に日のの巻 評釈2 投稿者:ゆかり 投稿日:2019年 5月20日(月)10時18分15秒
骨にも見えるもみぢ葉の色 義之
ウ 踊子の闇ゆるやかに翻し あんこ
前句の静謐なイメージに対し、「踊子」に転じている。「闇ゆるやかに翻し」がなんとも官能的な描写である。ちなみに作者のあんこは俳句のみならずフラメンコ、ゴスペルなどの激情的な表現にも通じている。ここまで秋。
踊子の闇ゆるやかに翻し あんこ
背と背合はせて汗を合はせて 実
男女による激しい踊りのようでもあり、愛の営みのようでもある。
背と背合はせて汗を合はせて 実
折り紙のどうぶつふたつ横たはる 島
前句の「背と背合はせて」から「折り紙」が導かれつつ、愛の営みの終わりのように果てている。
折り紙のどうぶつふたつ横たはる 島
何か出てゐる単三電池 生
前句の「折り紙のどうぶつ」から子ども部屋的なイメージを下敷きにしつつ、塩を吹いているのか液漏れしているのかの単三電池を通じ、幼年時の記憶から消し去ることのできない不気味な異変を詠んでいる。
何か出てゐる単三電池 生
まちがへて枯野に歩くピエロをり を
前句までの室内のイメージを離れ、「枯野」に転じている。「まちがへて」というのは、転調のためのそうとうなパワーワードである。
まちがへて枯野に歩くピエロをり を
行方知れずの兄に凍月 れ
月の座である。前句で「枯野」が出たので冬の月としている。連句を巻いていると、意図的であろうとなかろうとその時の実社会の動きや放映していたテレビドラマなどが暗黙の共通理解として入り込んでくる。「行方知れずの兄」に、連続テレビ小説「なつぞら」に登場する、戦後生き別れとなったタップダンスの得意な兄のイメージが重なる。
行方知れずの兄に凍月 れ
逃亡者逃げる相手が分からない 之
「逃げる相手が分からない」という不条理さは、連句の全体構成の中では初折裏、名残表のいわゆる「あばれどころ」ならではのもので、スピード感をもって意味のしがらみから逃れている。
逃亡者逃げる相手が分からない 之
倫敦橋に雨のそぼ降る あ
いったん叙景により沈静化させている。ずいぶん遠くまで逃げたものだ。
倫敦橋に雨のそぼ降る あ
秒針の進みの淀むゆふべ来て 実
観光名所つながりで前句「倫敦橋」からビッグベンが導かれたものか。「秒針の進みの淀む」という捉え方がなんとも俳である。
秒針の進みの淀むゆふべ来て 実
跳んでは跨ぐ歯車の部屋 島
『ルパン三世 カリオストロの城』的なドタバタで付けている。このひと月ほど前にモンキー・パンチ氏が亡くなっている。
跳んでは跨ぐ歯車の部屋 島
ポイントを貯めれば花の咲くらしく 生
花の座であるが、それどころではないらしい。ファミコンかなにかに夢中のようである。こんなふうに花の座をやり過ごすのも、ときには楽しい。
ポイントを貯めれば花の咲くらしく 生
五十五倍の春嵐来よ を
七七の韻律に乗せるために選ばれたであろう「五十五倍」というポイント加算がなんとも半端で可笑しい。花の座をやり過ごしたことに対して、捌き人を代弁するかのように試練を与えている。
宙に日のの巻 評釈1 投稿者:ゆかり 投稿日:2019年 5月19日(日)02時02分13秒
皆さん、ご感想ありがとうございます。しばらく評釈を続けます。4回に分けて面ごとに書きますが、途中でもいいので茶々を入れて下さい。
宙に日のさざなみの浮く若葉かな 一実
発句は大胆な措辞により、光のゆらめきを感じる若葉の頃だと、たからかに詠み上げてすがすがしい。若葉がわずかに揺れているのだろう。
宙に日のさざなみの浮く若葉かな 一実
金管の音を運ぶ薫風 三島
脇は発句の光のありようを「金管」で引き受けて音に変換し、発句では言外に感じさせるにとどめていた風に運ばせることで挨拶とした。
金管の音を運ぶ薫風 三島
バンダナを載せれば鼻の大きくて 西生
第三である。発句と脇で交わす叙景の雰囲気を破り、唐突にふわりとバンダナが舞って、はみ出した鼻がクローズアップされる。かなりいたずらっぽい第三で、表六句でなければここから恋に展開することだってできただろう。
バンダナを載せれば鼻の大きくて 西生
砂に水脈引くひとこぶらくだ くらげを
前句の「鼻」から「ひとこぶらくだ」が導かれたのだろう。「砂に水脈引く」がシュルレアリスム絵画のように印象的である。
砂に水脈引くひとこぶらくだ くらげを
イヤフォンをはづし降り立つ月の庭 れいこ
月の座である。そのまま付けると童謡「月の沙漠」になりかねないので、「イヤフォンをはづし」という手の込んだ設定としている。打越に「鼻」があって「イヤ」かという声も聞こえてきそうだが、身体部位を詠んでいるわけではないのでよしとする。
イヤフォンをはづし降り立つ月の庭 れいこ
骨にも見えるもみぢ葉の色 義之
月下に見る紅葉は無彩色で骨のようだ、という季語を無効化する使い方で秋の句を続けている。発句が「若葉」なのに「もみぢ葉」でいいのかという声も聞こえてきそうだが、景がぜんぜん違うのでよしとする。
歌仙快感 投稿者:田中義之 偏屈堂 投稿日:2019年 5月18日(土)04時36分35秒 編集済
感想です!
連衆の熱気伝わる画面には快感中枢休む暇なし 義之
三度目の島の土産にゆったりとかんざしをさすりりしい乙女 義之
満尾おめでとうございます! 投稿者:くらげを 投稿日:2019年 5月16日(木)18時16分39秒
三島ゆかりさん、皆さんありがとうございました。
緊張感のある楽しい場でした。
また是非参加させてください!
おめでとうございます! 投稿者:西生ゆかり 投稿日:2019年 5月16日(木)18時00分39秒
先週はモルドバを旅行していたため、海外から「ラジオネームは準未成年」とか投稿していました。
ゆかりさん、皆様、どうもありがとうございました。
またぜひご一緒したいです。どうぞよろしくお願いします。
満尾おめでとうございます! 投稿者:れいこ 投稿日:2019年 5月16日(木)17時22分37秒
ゆかりさま、連衆のみなさま、ありがとうございました。
はやい、しか言ってなかったような気がしますが、
途中からだんだん気持ちよくなってきました。
またご縁があればご一緒させてくださいませ。
皆さんありがとう! 投稿者:田中義之 偏屈堂 投稿日:2019年 5月16日(木)12時53分0秒
誘って頂いたときは、不安でしたが、途中から面白くなってきました。
ゆかりさま。連衆の皆様。ありがとうございました。皆さん速いですね!
とても楽しいですね。
義之
満尾、おめでとうございます☆ 投稿者:あんこ 投稿日:2019年 5月16日(木)12時50分48秒
ゆかりさん、皆さんありがとうございました!
今回も速かったですねー!
有意義な通勤時間でした^_^
この後の講釈&別展開も楽しみです。
超速ペース 投稿者:ゆかり 投稿日:2019年 5月16日(木)12時38分54秒
三十六歌仙をネット上で十四日で巻くのはかなりハイペースな気がします。年間12巻をめざして12/25から12/31で巻いた折鶴の巻http://misimisi2.blogspot.com/2010/12/blog-post_31.htmlというのが2010年にあるにはあるのですが、それに次ぐものかも知れません。つくづく皆様ありがとうございました。
祝!満尾! 投稿者:一実 投稿日:2019年 5月16日(木)12時19分4秒
満尾おめでとうございます!
捌きの三島ゆかりさん、皆さんありがとうございました。
超速ペースでドキドキしましたが、とても楽しかったです!
宙に日のの巻 満尾 投稿者:ゆかり 投稿日:2019年 5月16日(木)11時58分17秒
一実さん、ありがとうございます。これは一句目がいいでしょう。
二句目…「佐保姫」はこれまで散々おちょくった使い方をしてきたので、あらためて挙句に置かれると大いに違和感があります。
三句目…特に破綻はないのですが、前句と並べたときに一句目の上向きと三句目の下向きでどっちがいいかというと、上向きの方が前句の「鳥居」が生きてくると思います。
宙に日のの巻
宙に日のさざなみの浮く若葉かな 一実
金管の音を運ぶ薫風 三島
バンダナを載せれば鼻の大きくて 西生
砂に水脈引くひとこぶらくだ くらげを
イヤフォンをはづし降り立つ月の庭 れいこ
骨にも見えるもみぢ葉の色 義之
ウ 踊子の闇ゆるやかに翻し あんこ
背と背合はせて汗を合はせて 実
折り紙のどうぶつふたつ横たはる 島
何か出てゐる単三電池 生
まちがへて枯野に歩くピエロをり を
行方知れずの兄に凍月 れ
逃亡者逃げる相手が分からない 之
倫敦橋に雨のそぼ降る あ
秒針の進みの淀むゆふべ来て 実
跳んでは跨ぐ歯車の部屋 島
ポイントを貯めれば花の咲くらしく 生
五十五倍の春嵐来よ を
ナオ 草餅のにほひをさせて姑が れ
お手玉をする双子の姉妹 之
歩くたび夢の廊下は長くなり あ
戦争の顔やはら見えたる 実
膝上の猫あやしつつ意を決す 島
ラジオネームは準未成年 生
甲板に雪積んで往ぬ烏賊漁船 を
みやげに貰ふ一澤帆布 れ
なつかしき北野祭の初デート 之
囁きあへる黄昏の列 あ
月影のまどかに満ちて海を引き 実
夜長を走る作曲のペン 島
ナウ 敗荷は秘密のやうにゆるやかに 生
逝き残りたる吾とぞ思ふ を
休日のバス乗り継いで古書店へ れ
夢判断を道標とし 之
鳥居よりあふれてゐたる花の雲 あ
紋白蝶は空の高みへ 実
起首 二〇一九年五月 三日(金)
満尾 二〇一九年五月一六日(木)
捌き 三島ゆかり
これにて満尾とします。連衆の皆様、ありがとうございました。しばしご歓談下さい。多少の差替なども受け付けます。
宙に日の 挙句 投稿者:一実 投稿日:2019年 5月16日(木)11時37分23秒
挙句ですね…緊張します……。
夢判断を道標とし 之
鳥居よりあふれてゐたる花の雲 あ
紋白蝶は空の高みへ 一実
美しき袖ふりて佐保姫
うぐひすのこゑ谷をはしりて
お捌きください。
宙に日の ナウ 花 投稿者:ゆかり 投稿日:2019年 5月16日(木)10時04分0秒
あんこさん、ありがとうございます。よいのですが、挙句の気分まで言い尽くしてしまっているような気がします。一句目をちょっとだけ手直しして頂くことにします。
宙に日のさざなみの浮く若葉かな 一実
金管の音を運ぶ薫風 三島
バンダナを載せれば鼻の大きくて 西生
砂に水脈引くひとこぶらくだ くらげを
イヤフォンをはづし降り立つ月の庭 れいこ
骨にも見えるもみぢ葉の色 義之
ウ 踊子の闇ゆるやかに翻し あんこ
背と背合はせて汗を合はせて 実
折り紙のどうぶつふたつ横たはる 島
何か出てゐる単三電池 生
まちがへて枯野に歩くピエロをり を
行方知れずの兄に凍月 れ
逃亡者逃げる相手が分からない 之
倫敦橋に雨のそぼ降る あ
秒針の進みの淀むゆふべ来て 実
跳んでは跨ぐ歯車の部屋 島
ポイントを貯めれば花の咲くらしく 生
五十五倍の春嵐来よ を
ナオ 草餅のにほひをさせて姑が れ
お手玉をする双子の姉妹 之
歩くたび夢の廊下は長くなり あ
戦争の顔やはら見えたる 実
膝上の猫あやしつつ意を決す 島
ラジオネームは準未成年 生
甲板に雪積んで往ぬ烏賊漁船 を
みやげに貰ふ一澤帆布 れ
なつかしき北野祭の初デート 之
囁きあへる黄昏の列 あ
月影のまどかに満ちて海を引き 実
夜長を走る作曲のペン 島
ナウ 敗荷は秘密のやうにゆるやかに 生
逝き残りたる吾とぞ思ふ を
休日のバス乗り継いで古書店へ れ
夢判断を道標とし 之
鳥居よりあふれてゐたる花の雲 あ
一実さん、春のおめでたい句で挙句をお願いします。
宙に日の ナウ5 花の座 投稿者:あんこ 投稿日:2019年 5月16日(木)08時47分3秒
鳥居よりあふれてゆける花の雲 こ
寿ぎの永遠に続けと花吹雪
今日は薄暑で眠い…花を愛でて王道…(^_^;)
お捌きお願いします。
やっぱり! 投稿者:田中義之 偏屈堂 投稿日:2019年 5月16日(木)01時09分49秒 編集済
うすうす、百物語は夏って気がしてたんだけれど、歳時記 僕の持っている には出ていなかったので、皆が集って、ワイワイって雰囲気で、付けました。体験発表にしておくんだったなぁ!
ゆかりさまありがとうm(_ _)m。義之
宙に日の ナウ4 投稿者:ゆかり 投稿日:2019年 5月15日(水)22時47分7秒
義之さん、ありがとうございます。三句目を頂きます。
一句目…ちょっとベタ付けかなあ。
二句目…「百物語」だと諸説あるけど、夏の季語かなあ。
四句目…「お年玉」は、現代的には正月の季語かなあ。
宙に日のさざなみの浮く若葉かな 一実
金管の音を運ぶ薫風 三島
バンダナを載せれば鼻の大きくて 西生
砂に水脈引くひとこぶらくだ くらげを
イヤフォンをはづし降り立つ月の庭 れいこ
骨にも見えるもみぢ葉の色 義之
ウ 踊子の闇ゆるやかに翻し あんこ
背と背合はせて汗を合はせて 実
折り紙のどうぶつふたつ横たはる 島
何か出てゐる単三電池 生
まちがへて枯野に歩くピエロをり を
行方知れずの兄に凍月 れ
逃亡者逃げる相手が分からない 之
倫敦橋に雨のそぼ降る あ
秒針の進みの淀むゆふべ来て 実
跳んでは跨ぐ歯車の部屋 島
ポイントを貯めれば花の咲くらしく 生
五十五倍の春嵐来よ を
ナオ 草餅のにほひをさせて姑が れ
お手玉をする双子の姉妹 之
歩くたび夢の廊下は長くなり あ
戦争の顔やはら見えたる 実
膝上の猫あやしつつ意を決す 島
ラジオネームは準未成年 生
甲板に雪積んで往ぬ烏賊漁船 を
みやげに貰ふ一澤帆布 れ
なつかしき北野祭の初デート 之
囁きあへる黄昏の列 あ
月影のまどかに満ちて海を引き 実
夜長を走る作曲のペン 島
ナウ 敗荷は秘密のやうにゆるやかに 生
逝き残りたる吾とぞ思ふ を
休日のバス乗り継いで古書店へ れ
夢判断を道標とし 之
あんこさん、きちんと花を愛でた王道の花の座の句をばしっと決めて下さい。
はい! 作りました。 投稿者:田中義之 偏屈堂 投稿日:2019年 5月15日(水)20時54分58秒
求めるものはすでに売られて
車座になり百物語
夢判断を道標とし
店主の孫のお年玉とし
どうでしょうか? お捌きください。義之
ニ句目を頂きます 投稿者:ゆかり 投稿日:2019年 5月15日(水)19時44分25秒
義之さん。初春か雑でお願いします。
途中で 投稿者:れいこ 投稿日:2019年 5月15日(水)18時17分48秒
送ってしまいました。
ナウ3です。
お捌きください。
ナウ 投稿者:れいこ 投稿日:2019年 5月15日(水)18時16分41秒
ナウ 敗荷は秘密のやうにゆるやかに 生
逝き残りたる吾とぞ思ふ を
父がゐた集合写真の三列目
休日のバス乗り継いで古書店へ
宙に日の ナウ2 投稿者:ゆかり 投稿日:2019年 5月15日(水)09時06分50秒
くらげをさん、ありがとうございます。これは二句目がいいでしょう。
一句目…「あけがた」が打越の「夜長」に障るかな、という感じです。その打越の「夜長」もさらにまた打越の「黄昏」に障るような気がしてきたので、あとで微調整するかも知れません。
三句目…「とぢにき」が固いかなと感じました。
宙に日のさざなみの浮く若葉かな 一実
金管の音を運ぶ薫風 三島
バンダナを載せれば鼻の大きくて 西生
砂に水脈引くひとこぶらくだ くらげを
イヤフォンをはづし降り立つ月の庭 れいこ
骨にも見えるもみぢ葉の色 義之
ウ 踊子の闇ゆるやかに翻し あんこ
背と背合はせて汗を合はせて 実
折り紙のどうぶつふたつ横たはる 島
何か出てゐる単三電池 生
まちがへて枯野に歩くピエロをり を
行方知れずの兄に凍月 れ
逃亡者逃げる相手が分からない 之
倫敦橋に雨のそぼ降る あ
秒針の進みの淀むゆふべ来て 実
跳んでは跨ぐ歯車の部屋 島
ポイントを貯めれば花の咲くらしく 生
五十五倍の春嵐来よ を
ナオ 草餅のにほひをさせて姑が れ
お手玉をする双子の姉妹 之
歩くたび夢の廊下は長くなり あ
戦争の顔やはら見えたる 実
膝上の猫あやしつつ意を決す 島
ラジオネームは準未成年 生
甲板に雪積んで往ぬ烏賊漁船 を
みやげに貰ふ一澤帆布 れ
なつかしき北野祭の初デート 之
囁きあへる黄昏の列 あ
月影のまどかに満ちて海を引き 実
夜長を走る作曲のペン 島
ナウ 敗荷は秘密のやうにゆるやかに 生
逝き残りたる吾とぞ思ふ を
れいこさん、雑でお願いします。
宙に日の ナウ2 投稿者:くらげを 投稿日:2019年 5月15日(水)06時45分44秒
夜長を走る作曲のペン 島
敗荷は秘密のやうにゆるやかに 生
終の光を溜めるあけがた
逝き残りたる吾とぞ思ふ
鷺の発ちたる水面とぢにき
いかがでしょうか。お捌きよろしくお願いします。
では 投稿者:ゆかり 投稿日:2019年 5月14日(火)22時23分38秒
敗荷を頂きます。
宙に日のさざなみの浮く若葉かな 一実
金管の音を運ぶ薫風 三島
バンダナを載せれば鼻の大きくて 西生
砂に水脈引くひとこぶらくだ くらげを
イヤフォンをはづし降り立つ月の庭 れいこ
骨にも見えるもみぢ葉の色 義之
ウ 踊子の闇ゆるやかに翻し あんこ
背と背合はせて汗を合はせて 実
折り紙のどうぶつふたつ横たはる 島
何か出てゐる単三電池 生
まちがへて枯野に歩くピエロをり を
行方知れずの兄に凍月 れ
逃亡者逃げる相手が分からない 之
倫敦橋に雨のそぼ降る あ
秒針の進みの淀むゆふべ来て 実
跳んでは跨ぐ歯車の部屋 島
ポイントを貯めれば花の咲くらしく 生
五十五倍の春嵐来よ を
ナオ 草餅のにほひをさせて姑が れ
お手玉をする双子の姉妹 之
歩くたび夢の廊下は長くなり あ
戦争の顔やはら見えたる 実
膝上の猫あやしつつ意を決す 島
ラジオネームは準未成年 生
甲板に雪積んで往ぬ烏賊漁船 を
みやげに貰ふ一澤帆布 れ
なつかしき北野祭の初デート 之
囁きあへる黄昏の列 あ
月影のまどかに満ちて海を引き 実
夜長を走る作曲のペン 島
ナウ 敗荷は秘密のやうにゆるやかに 生
くらげをさん、秋を離れてお願いします。名残裏なので突飛じゃないものがいいです。
がーん 投稿者:西生ゆかり 投稿日:2019年 5月14日(火)22時18分27秒
敗荷は秘密のやうにゆるやかに
残る蚊と言葉の集ふ席に居て
いかがでしょうか。
ううむ 投稿者:ゆかり 投稿日:2019年 5月14日(火)21時33分17秒
「ト音記号」だとちょっとベタ付けな気もしますし、「檸檬ティー」で檸檬だから秋だというのもなんとも苦しまぎれです。
もう一句いかがですか。
宙に日の ナウ1 投稿者:西生ゆかり 投稿日:2019年 5月14日(火)21時26分3秒
ゆらゆらとト音記号と残る蚊と
檸檬ティー隣の人も飲んでゐて
よろしくお願いします。
宙に日の ナオ12 投稿者:ゆかり 投稿日:2019年 5月13日(月)15時36分36秒
付けます。
宙に日のさざなみの浮く若葉かな 一実
金管の音を運ぶ薫風 三島
バンダナを載せれば鼻の大きくて 西生
砂に水脈引くひとこぶらくだ くらげを
イヤフォンをはづし降り立つ月の庭 れいこ
骨にも見えるもみぢ葉の色 義之
ウ 踊子の闇ゆるやかに翻し あんこ
背と背合はせて汗を合はせて 実
折り紙のどうぶつふたつ横たはる 島
何か出てゐる単三電池 生
まちがへて枯野に歩くピエロをり を
行方知れずの兄に凍月 れ
逃亡者逃げる相手が分からない 之
倫敦橋に雨のそぼ降る あ
秒針の進みの淀むゆふべ来て 実
跳んでは跨ぐ歯車の部屋 島
ポイントを貯めれば花の咲くらしく 生
五十五倍の春嵐来よ を
ナオ 草餅のにほひをさせて姑が れ
お手玉をする双子の姉妹 之
歩くたび夢の廊下は長くなり あ
戦争の顔やはら見えたる 実
膝上の猫あやしつつ意を決す 島
ラジオネームは準未成年 生
甲板に雪積んで往ぬ烏賊漁船 を
みやげに貰ふ一澤帆布 れ
なつかしき北野祭の初デート 之
囁きあへる黄昏の列 あ
月影のまどかに満ちて海を引き 実
夜長を走る作曲のペン 島
ナウ
さて、名残裏です。ここからはしらふに返った感じで進めて下さい。西生ゆかりさん、秋の句をもう一句お願いします。
宙に日の ナオ 月 投稿者:ゆかり 投稿日:2019年 5月13日(月)12時14分33秒
一実さん、ありがとうございます。どちらの句も面白いですね。
一句目…前句「黄昏」に対し「白きこと」と付ける効果がじつにいいのですが、表六句の月の座の前後で「骨にも見えるもみぢ葉の色」と色に言及してしまったので、今回は趣向を変えたいです。
二句目…「海を引き」の着想の大きさがいいですね。
ということで二句目を頂きます。
宙に日のさざなみの浮く若葉かな 一実
金管の音を運ぶ薫風 三島
バンダナを載せれば鼻の大きくて 西生
砂に水脈引くひとこぶらくだ くらげを
イヤフォンをはづし降り立つ月の庭 れいこ
骨にも見えるもみぢ葉の色 義之
ウ 踊子の闇ゆるやかに翻し あんこ
背と背合はせて汗を合はせて 実
折り紙のどうぶつふたつ横たはる 島
何か出てゐる単三電池 生
まちがへて枯野に歩くピエロをり を
行方知れずの兄に凍月 れ
逃亡者逃げる相手が分からない 之
倫敦橋に雨のそぼ降る あ
秒針の進みの淀むゆふべ来て 実
跳んでは跨ぐ歯車の部屋 島
ポイントを貯めれば花の咲くらしく 生
五十五倍の春嵐来よ を
ナオ 草餅のにほひをさせて姑が れ
お手玉をする双子の姉妹 之
歩くたび夢の廊下は長くなり あ
戦争の顔やはら見えたる 実
膝上の猫あやしつつ意を決す 島
ラジオネームは準未成年 生
甲板に雪積んで往ぬ烏賊漁船 を
みやげに貰ふ一澤帆布 れ
なつかしき北野祭の初デート 之
囁きあへる黄昏の列 あ
月影のまどかに満ちて海を引き 実
次は私です。しばしお待ち下さい。
宙に日の ナオ11 投稿者:一実 投稿日:2019年 5月13日(月)11時45分6秒
なつかしき北野祭の初デート 之
囁きあへる黄昏の列 あ
群雲の吹かれて月の白きこと 一実
月影のまどかに満ちて海を引き
お捌きください。
宙に日の ナオ10 投稿者:ゆかり 投稿日:2019年 5月13日(月)09時18分39秒
朝もはよからご苦労様です。
一句目…打越に「一澤帆布」があるので「一」は避けましょうか(^^);
二句目…初折裏九句目に「ゆふべ」があるので避けましょうか(^^);
というわけで、祭で囁いても喧噪で消されるような気もしますが、三句目を頂きます。
宙に日のさざなみの浮く若葉かな 一実
金管の音を運ぶ薫風 三島
バンダナを載せれば鼻の大きくて 西生
砂に水脈引くひとこぶらくだ くらげを
イヤフォンをはづし降り立つ月の庭 れいこ
骨にも見えるもみぢ葉の色 義之
ウ 踊子の闇ゆるやかに翻し あんこ
背と背合はせて汗を合はせて 実
折り紙のどうぶつふたつ横たはる 島
何か出てゐる単三電池 生
まちがへて枯野に歩くピエロをり を
行方知れずの兄に凍月 れ
逃亡者逃げる相手が分からない 之
倫敦橋に雨のそぼ降る あ
秒針の進みの淀むゆふべ来て 実
跳んでは跨ぐ歯車の部屋 島
ポイントを貯めれば花の咲くらしく 生
五十五倍の春嵐来よ を
ナオ 草餅のにほひをさせて姑が れ
お手玉をする双子の姉妹 之
歩くたび夢の廊下は長くなり あ
戦争の顔やはら見えたる 実
膝上の猫あやしつつ意を決す 島
ラジオネームは準未成年 生
甲板に雪積んで往ぬ烏賊漁船 を
みやげに貰ふ一澤帆布 れ
なつかしき北野祭の初デート 之
囁きあへる黄昏の列 あ
一実さん、月の座をお願いします。「月がきれいですね」という感じのをお願いします。
宙に日の ナオ10 恋 投稿者:あんこ 投稿日:2019年 5月13日(月)08時25分43秒
抱き寄せられて影の一つに あ
小指と小指絡める夕
囁きあへる黄昏の列
おはようございます。朝から恋…(^_^;)
お捌きお願いします。
宙に日の ナオ9 恋 投稿者:ゆかり 投稿日:2019年 5月12日(日)21時33分41秒
二句目がいいでしょう。北野祭は八月四日だからわずかに立秋前ですが、まあ、恋だからいいでしょう。初折裏の恋と変化をつけたいので、過去にしてしまいます。
宙に日のさざなみの浮く若葉かな 一実
金管の音を運ぶ薫風 三島
バンダナを載せれば鼻の大きくて 西生
砂に水脈引くひとこぶらくだ くらげを
イヤフォンをはづし降り立つ月の庭 れいこ
骨にも見えるもみぢ葉の色 義之
ウ 踊子の闇ゆるやかに翻し あんこ
背と背合はせて汗を合はせて 実
折り紙のどうぶつふたつ横たはる 島
何か出てゐる単三電池 生
まちがへて枯野に歩くピエロをり を
行方知れずの兄に凍月 れ
逃亡者逃げる相手が分からない 之
倫敦橋に雨のそぼ降る あ
秒針の進みの淀むゆふべ来て 実
跳んでは跨ぐ歯車の部屋 島
ポイントを貯めれば花の咲くらしく 生
五十五倍の春嵐来よ を
ナオ 草餅のにほひをさせて姑が れ
お手玉をする双子の姉妹 之
歩くたび夢の廊下は長くなり あ
戦争の顔やはら見えたる 実
膝上の猫あやしつつ意を決す 島
ラジオネームは準未成年 生
甲板に雪積んで往ぬ烏賊漁船 を
みやげに貰ふ一澤帆布 れ
なつかしき北野祭の初デート 之
あんこさん、もう一句恋で付けて十一句目の月の座につないで下さい。
(なんという高度な注文)
むむっ! 残念! 投稿者:田中義之 偏屈堂 投稿日:2019年 5月12日(日)21時03分42秒 編集済
涼風至る四条河原を徘徊し
君と行く北野祭りの初デート
二つ星友禅染の小銭入れ
ご迷惑かけます。お捌きください。
ううむ 投稿者:ゆかり 投稿日:2019年 5月12日(日)20時31分4秒
だんだん注文のハードルも上がってくるのですが、連句では無造作に「春」「夏」「秋」「冬」の字をそのまま使うのを避ける傾向があります。すでに「春嵐」が初折折端にありますので、「初秋」とか「秋風」ではなく、わざを使いませんか。ちなみに「鞦韆」はつくりに秋を含むものの、これは春の季語です。また、「風邪」はそのままだと冬の季語です。だから「少し早めに」なのだとは思いますが…。前句がせっかく「一澤帆布」なので、京都っぽいものを仕込むと面白いかもしれません。
初秋 何だか面白くなってきました! 投稿者:田中義之 偏屈堂 投稿日:2019年 5月12日(日)20時08分45秒
鞦韆の歌うたいだす蓄音機
初秋の少し早めに風邪をひき
秋風の吹く街並みの薄化粧
お捌きください。これでいいですか? 義之
宙に日の ナオ8 投稿者:ゆかり 投稿日:2019年 5月12日(日)19時52分10秒
ううむ、では一見、船つながりでしかない二句目を頂いてみます。
宙に日のさざなみの浮く若葉かな 一実
金管の音を運ぶ薫風 三島
バンダナを載せれば鼻の大きくて 西生
砂に水脈引くひとこぶらくだ くらげを
イヤフォンをはづし降り立つ月の庭 れいこ
骨にも見えるもみぢ葉の色 義之
ウ 踊子の闇ゆるやかに翻し あんこ
背と背合はせて汗を合はせて 実
折り紙のどうぶつふたつ横たはる 島
何か出てゐる単三電池 生
まちがへて枯野に歩くピエロをり を
行方知れずの兄に凍月 れ
逃亡者逃げる相手が分からない 之
倫敦橋に雨のそぼ降る あ
秒針の進みの淀むゆふべ来て 実
跳んでは跨ぐ歯車の部屋 島
ポイントを貯めれば花の咲くらしく 生
五十五倍の春嵐来よ を
ナオ 草餅のにほひをさせて姑が れ
お手玉をする双子の姉妹 之
歩くたび夢の廊下は長くなり あ
戦争の顔やはら見えたる 実
膝上の猫あやしつつ意を決す 島
ラジオネームは準未成年 生
甲板に雪積んで往ぬ烏賊漁船 を
みやげに貰ふ一澤帆布 れ
では義之さん、初秋でお願いします。
宙に日の ナオ8 投稿者:れいこ 投稿日:2019年 5月12日(日)15時43分51秒
このスピード感、慣れると心地よいかも。
かはりばんこに卵酒煮る
みやげに貰ふ一澤帆布
寒いと先に言つたら負けよ
どっか触ってたらごめんなさい。お捌ねがいます。
宙に日の ナオ7 投稿者:ゆかり 投稿日:2019年 5月12日(日)10時55分5秒
くらげをさん、ありがとうございます。烏賊漁船でラジオを聞くなんて考えたこともなかったです。
宙に日のさざなみの浮く若葉かな 一実
金管の音を運ぶ薫風 三島
バンダナを載せれば鼻の大きくて 西生
砂に水脈引くひとこぶらくだ くらげを
イヤフォンをはづし降り立つ月の庭 れいこ
骨にも見えるもみぢ葉の色 義之
ウ 踊子の闇ゆるやかに翻し あんこ
背と背合はせて汗を合はせて 実
折り紙のどうぶつふたつ横たはる 島
何か出てゐる単三電池 生
まちがへて枯野に歩くピエロをり を
行方知れずの兄に凍月 れ
逃亡者逃げる相手が分からない 之
倫敦橋に雨のそぼ降る あ
秒針の進みの淀むゆふべ来て 実
跳んでは跨ぐ歯車の部屋 島
ポイントを貯めれば花の咲くらしく 生
五十五倍の春嵐来よ を
ナオ 草餅のにほひをさせて姑が れ
お手玉をする双子の姉妹 之
歩くたび夢の廊下は長くなり あ
戦争の顔やはら見えたる 実
膝上の猫あやしつつ意を決す 島
ラジオネームは準未成年 生
甲板に雪積んで往ぬ烏賊漁船 を
れいこさん、冬でも雑でも。
宙に日の ナオ7 投稿者:くらげを 投稿日:2019年 5月12日(日)07時52分3秒
膝上の猫あやしつつ意を決す 島
ラジオネームは準未成年 生
甲板に雪積んで往ぬ烏賊漁船 を
ペン先に霜夜のハガキ鳴いてゐる
震え止む蝉の腹部を見届けて
お捌きお願いします。
宙に日の ナオ6 投稿者:ゆかり 投稿日:2019年 5月12日(日)00時35分30秒 編集済
西生ゆかりさん、ありがとうございます。一句目がいいでしょう。打越の「戦争」に対し、なんというしょぼい決意。
宙に日のさざなみの浮く若葉かな 一実
金管の音を運ぶ薫風 三島
バンダナを載せれば鼻の大きくて 西生
砂に水脈引くひとこぶらくだ くらげを
イヤフォンをはづし降り立つ月の庭 れいこ
骨にも見えるもみぢ葉の色 義之
ウ 踊子の闇ゆるやかに翻し あんこ
背と背合はせて汗を合はせて 実
折り紙のどうぶつふたつ横たはる 島
何か出てゐる単三電池 生
まちがへて枯野に歩くピエロをり を
行方知れずの兄に凍月 れ
逃亡者逃げる相手が分からない 之
倫敦橋に雨のそぼ降る あ
秒針の進みの淀むゆふべ来て 実
跳んでは跨ぐ歯車の部屋 島
ポイントを貯めれば花の咲くらしく 生
五十五倍の春嵐来よ を
ナオ 草餅のにほひをさせて姑が れ
お手玉をする双子の姉妹 之
歩くたび夢の廊下は長くなり あ
戦争の顔やはら見えたる 実
膝上の猫あやしつつ意を決す 島
ラジオネームは準未成年 生
くらげをさん、そろそろ季がほしいので、雪でも降らせて下さい。
宙に日の ナオ6 投稿者:西生ゆかり 投稿日:2019年 5月12日(日)00時27分18秒
ラジオネームは準未成年
解脱の次は教員免許
よろしくお願いします。
宙に日の ナオ5 投稿者:ゆかり 投稿日:2019年 5月11日(土)19時35分20秒
一実さん、ありがとうございます。白泉ベースの一句目を頂きます。「やはら」は、そっと、静かに、ゆっくりと、の意の古語なのですね。練馬区にはガスタンクがあります。
宙に日のさざなみの浮く若葉かな 一実
金管の音を運ぶ薫風 三島
バンダナを載せれば鼻の大きくて 西生
砂に水脈引くひとこぶらくだ くらげを
イヤフォンをはづし降り立つ月の庭 れいこ
骨にも見えるもみぢ葉の色 義之
ウ 踊子の闇ゆるやかに翻し あんこ
背と背合はせて汗を合はせて 実
折り紙のどうぶつふたつ横たはる 島
何か出てゐる単三電池 生
まちがへて枯野に歩くピエロをり を
行方知れずの兄に凍月 れ
逃亡者逃げる相手が分からない 之
倫敦橋に雨のそぼ降る あ
秒針の進みの淀むゆふべ来て 実
跳んでは跨ぐ歯車の部屋 島
ポイントを貯めれば花の咲くらしく 生
五十五倍の春嵐来よ を
ナオ 草餅のにほひをさせて姑が れ
お手玉をする双子の姉妹 之
歩くたび夢の廊下は長くなり あ
戦争の顔やはら見えたる 実
膝上の猫あやしつつ意を決す り
西生ゆかりさん、お願いします。
宙に日の ナオ4 投稿者:一実 投稿日:2019年 5月11日(土)17時53分21秒
お手玉をする双子の姉妹 之
歩くたび夢の廊下は長くなり こ
戦争の顔やはら見えたる 一実
理科準備室ひそと灯れば
お捌きください。
宙に日のナオ3 投稿者:ゆかり 投稿日:2019年 5月11日(土)16時58分35秒
これは一句目がいいでしょう。
一実さん、お願いします。
宙に日の ナオ3 投稿者:あんこ 投稿日:2019年 5月11日(土)16時51分25秒
歩くたび夢の廊下は長くなり こ
押し入れに眠つてゐたる通信簿
短夜の予約録画のはじまりて
お捌きお願いします。
宙に日の ナオ2 投稿者:ゆかり 投稿日:2019年 5月11日(土)09時24分25秒
まあ、確かに早いのですが、やけは起こさないで下さい。ただのことばのあやかもしれませんが、他の連衆にも失礼です。
三句目を頂きたいのですが、「お嬢様たち」と敬体にすると人間関係の呪縛がややこしくなるので、常態として別の情報を詰め込みます。
宙に日のさざなみの浮く若葉かな 一実
金管の音を運ぶ薫風 三島
バンダナを載せれば鼻の大きくて 西生
砂に水脈引くひとこぶらくだ くらげを
イヤフォンをはづし降り立つ月の庭 れいこ
骨にも見えるもみぢ葉の色 義之
ウ 踊子の闇ゆるやかに翻し あんこ
背と背合はせて汗を合はせて 実
折り紙のどうぶつふたつ横たはる 島
何か出てゐる単三電池 生
まちがへて枯野に歩くピエロをり を
行方知れずの兄に凍月 れ
逃亡者逃げる相手が分からない 之
倫敦橋に雨のそぼ降る あ
秒針の進みの淀むゆふべ来て 実
跳んでは跨ぐ歯車の部屋 島
ポイントを貯めれば花の咲くらしく 生
五十五倍の春嵐来よ を
ナオ 草餅のにほひをさせて姑が れ
お手玉をする双子の姉妹 之
打越が「五十五倍」で「双子」ですか、とか「双子の/姉妹」で四三ですね、とか聞こえて来そうですが、気にしないことにします。
あんこさん、春に戻らなければ何でもいいです。
早っ! 投稿者:田中義之 偏屈堂 投稿日:2019年 5月11日(土)00時36分6秒 編集済
奇想天外支離滅裂図
枯れ木が焼けて蜘蛛になる
お手玉をするお嬢様たち
不幸な便り投函はせず
メールを削除したままにする
やけですね! お捌きください!
http://っ
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