2021年 6月29日(火)01時37分4秒から2021年 7月 8日(木)18時51分38秒まで。
皆さん、どうも 投稿者:ゆかり 投稿日:2021年 7月 8日(木)18時51分38秒
今回は祥貴さん、黒兎さんが初参加ということもあり、いつもより解説を多めに捌いてみたのですが、なんども参加している人からも反響があり、もしかしたら『みしみし』誌の巻末に毎号2ページ載せている常設記事の「連句骨子」を増ページして「三句の渡り」についても常設記事に含めた方がいいのかなと思い始めています。
祥貴さんがあげてくれた三句の渡りの例は、いずれも付け句だけでがんばるのではなく、前句の力を使っての巴投げのようなことになっていて、かつ全然違う世界へ飛んでいて、打越にもかからず、三句の渡りとしてうまくできていると思います。
全部が全部こうである必要はないと思うのですが、三十六句の中で何ヶ所かこういうのがあると、じつにかっこいいです。
それではまた、いずれご参加下さいませ。ありがとうございました。
満尾おめでとうございます 投稿者:りゑ 投稿日:2021年 7月 7日(水)22時37分12秒
ゆかりさん、みなさま、ありがとうございました。
ゆかりさんの「三句の渡り」などの講釈が出て充実した回だったと思います。
あらためて学びがありました。
うすぼんやり作っているとあっさり打越にかかったりしますねえ。ええ(自戒)。
おめでとうございます 投稿者:黒兎 投稿日:2021年 7月 7日(水)21時44分57秒
満尾おめでとうございます!という御あいさつなのですね。
うん、おめでとうございます。
ゆかりさんはじめ、連衆のみなさま、ありがとうございました。
これからも折々に梅の実の巻を読み返すんだろうな、
そうして懐かしかったり、
恥ずかしかったりするんだろうなと思っています。
とても楽しく、興味深い経験をさせていただきました。
またぜひ、梅の実の巻リターンズ、ご一緒させてください。
満尾おめでとうございます! 投稿者:祥貴 投稿日:2021年 7月 7日(水)20時20分57秒
すごい! おめでとうございます!! はじめての満尾です。。。
はじめこの、満尾のあとにおめでとうございます、と来るのに、自分も加わっていることからちょっと違和感があったのですが、出揃った句をまとめて見ると、自然とおめでとうございます、という気持ちになりました……。
あらためまして連衆のみなさま、ありがとうございました。
途中途中みょうな質問を挟み、失礼しました……。勝手ながら勉強になりました。
三句の渡り、
もの確かむる虫の叢 河
がうがうと紙吐き続く輪転機 兎
トースト焦がすエプロンのきみ り
や、
留守居の猫の額なでつつ 兎
着々と世界征服進みをり り
のの字浄土やみちのくの野辺 聡
のところが、うねり渡っている感じがしました……!
こんなにおもしろいことにはぜひまた参加させてください、よろしくお願いします<(_ _)>
滿尾おめでとうございます。 投稿者:銀河 投稿日:2021年 7月 7日(水)15時40分12秒 編集済
ゆかりさん、丁寧な解説つきのお捌きをありがとうございました。
連中の方方とも、旧知の方にも初めての方にもお世話になりました。
他のことにあまりにも時間をとられているので、連句はもうやめようかと思っていたのですが、お誘いのままに久しぶりにまたふっとまた踏み込んでしまいました。
途中、イメージがのびてかないのかなりできつかったのですが、祥貴さんや、黒兎さんが、どんどん質問されるので、ああそうか、そうだったのか、といろいろ思い出しまた目を開かれました。
「もの」談義。
ここのところは、連句の想像力の流れ方が興味ふかいことと、、曖昧なことを曖昧なままに表現する日本語の特徴が出ているような気がします。
打ち越こさない、と言う意識を持つことは大変むずかしいことでした。
それから、「何が打ち娘さないことなのか」、ということも、わかりにくいことでした。
ともかく、やっぱり連句は、参加しながら考えるという点が、ことにいいですね。
ありがとうございました。またいつか同座させてください。
お疲れさまでした 投稿者:火尖 投稿日:2021年 7月 7日(水)10時32分29秒
ありがとうございました。先の予測できない展開、楽しかったです。何となくぼんやり雰囲気でスルーしてたことがいろいろ話題に上って、ちょっとクリアになりました。三句の渡りかっこいい。
梅の実の巻 満尾 投稿者:ゆかり 投稿日:2021年 7月 7日(水)10時10分55秒
火尖さん、ありがとうございます。これは二句目がよいでしょう。
梅の実やかなしき肌のやうなもの ゆかりり
掌にあればその遠きあまおと 聡
マスタング疾し輪郭を掻き消して 祥貴
すすきすすきと誘はれてをり 火尖
安全な真顔で月を見ていたい りゑ
もの確かむる虫の叢 銀河
ウ がうがうと紙吐き続く輪転機 黒兎
トースト焦がすエプロンのきみ ゆかり
ジューサーで絞りきれない思慕しつぽり 聡
仏と成してローラ・ビーチへ 貴
入国の合唱団は一人欠け 尖
竹冠の名字が似合ふ ゑ
杖笠に矢立忘るな寒の月 河
留守居の猫の額なでつつ 兎
着々と世界征服進みをり り
のの字浄土やみちのくの野辺 聡
寺山のむくんだ頬に花ひとひら 貴
蝶と化さねば剥がれぬ付箋 尖
ナオ パパゲーノ裏原宿で待ち合はせ ゑ
浮世の果てと知りて矢を射る 河
君の名で三度ログインしくじりて 兎
立ち上がらない金曜の朝 り
ケトルベルだんだん父に似てきたね 貴
抽斗で割る温泉卵 ゑ
ポケットの接骨院の回数券 兎
樹海へ入るバスは方舟 聡
暗がりに目覚めるものと眠るもの り
蕣ひらく音のかすかに 河
天網の匂ひのしない昼の月 尖
万のレンズにひかる小芋煮 貴
ナウ 冷たさに今すぐ閉じる二枚貝 ゑ
夢に出で来し雪の風景 河
十字路で解釈論でぶつかりて 聡
おのれを写すコンビニの窓 り
知らぬ間に増えし子の来て花の雲 兎
やむことのなきふらここの揺れ 尖
これにて満尾とします。皆さん、ありがとうございました。しばしご歓談下さい。多少の差替も受け付けます。
梅の実の巻 挙句 投稿者:火尖 投稿日:2021年 7月 7日(水)01時30分57秒
お待たせしました。
春闌のボディペイント
やむことのなきふらここの揺れ
大きな筆で描く陽炎
おめでたさ、おめでたさ、ひとまずこのあたりはどうでしょうか
梅の実の巻 ナウ5 花 投稿者:ゆかり 投稿日:2021年 7月 6日(火)15時23分47秒
黒兎さん、ありがとうございます。
これは三句目が面白いでしょう。過疎の村になにかで子どもがたくさんいるのか、結果的に子だくさんになった半生を回顧しているのか、はたまた犬猫の子の類なのか…。
梅の実やかなしき肌のやうなもの ゆかりり
掌にあればその遠きあまおと 聡
マスタング疾し輪郭を掻き消して 祥貴
すすきすすきと誘はれてをり 火尖
安全な真顔で月を見ていたい りゑ
もの確かむる虫の叢 銀河
ウ がうがうと紙吐き続く輪転機 黒兎
トースト焦がすエプロンのきみ ゆかり
ジューサーで絞りきれない思慕しつぽり 聡
仏と成してローラ・ビーチへ 貴
入国の合唱団は一人欠け 尖
竹冠の名字が似合ふ ゑ
杖笠に矢立忘るな寒の月 河
留守居の猫の額なでつつ 兎
着々と世界征服進みをり り
のの字浄土やみちのくの野辺 聡
寺山のむくんだ頬に花ひとひら 貴
蝶と化さねば剥がれぬ付箋 尖
ナオ パパゲーノ裏原宿で待ち合はせ ゑ
浮世の果てと知りて矢を射る 河
君の名で三度ログインしくじりて 兎
立ち上がらない金曜の朝 り
ケトルベルだんだん父に似てきたね 貴
抽斗で割る温泉卵 ゑ
ポケットの接骨院の回数券 兎
樹海へ入るバスは方舟 聡
暗がりに目覚めるものと眠るもの り
蕣ひらく音のかすかに 河
天網の匂ひのしない昼の月 尖
万のレンズにひかる小芋煮 貴
ナウ 冷たさに今すぐ閉じる二枚貝 ゑ
夢に出で来し雪の風景 河
十字路で解釈論でぶつかりて 聡
おのれを写すコンビニの窓 り
知らぬ間に増えし子の来て花の雲 兎
火尖さん、挙句をお願いします。春のおめでたい句でしめて下さい。
梅の実の巻 ナウ5 投稿者:黒兎 投稿日:2021年 7月 6日(火)00時21分48秒
ナウ 冷たさに今すぐ閉じる二枚貝 ゑ
夢に出で来し雪の風景 河
十字路で解釈論でぶつかりて 聡
おのれを写すコンビニの窓 り
ううう。
ゆかりさん。。。
花の座、めっちゃハードル上がっていませんか。
もう花とか。愛でるとか。難しい。
どっちかいうと菌類みたいにジメジメ生きてるから。
くううう。。
ごちゃごちゃとエクスキューズばっかりですみませんです。
お捌きを。
輪郭の花屑に消え外階段 黒兎
解き明かす花の盛りの陵の
知らぬ間に増えし子の来て花の雲
梅の実の巻 ナウ4 投稿者:ゆかり 投稿日:2021年 7月 5日(月)12時11分48秒
聡さん、ありがとうございます。前句で雪だと言っているので、雨とかレゴランドとかは付かないと考えて下さい。二句目を頂きます。
それから銀河さんの、文語体にしておきます。
梅の実やかなしき肌のやうなもの ゆかりり
掌にあればその遠きあまおと 聡
マスタング疾し輪郭を掻き消して 祥貴
すすきすすきと誘はれてをり 火尖
安全な真顔で月を見ていたい りゑ
もの確かむる虫の叢 銀河
ウ がうがうと紙吐き続く輪転機 黒兎
トースト焦がすエプロンのきみ ゆかり
ジューサーで絞りきれない思慕しつぽり 聡
仏と成してローラ・ビーチへ 貴
入国の合唱団は一人欠け 尖
竹冠の名字が似合ふ ゑ
杖笠に矢立忘るな寒の月 河
留守居の猫の額なでつつ 兎
着々と世界征服進みをり り
のの字浄土やみちのくの野辺 聡
寺山のむくんだ頬に花ひとひら 貴
蝶と化さねば剥がれぬ付箋 尖
ナオ パパゲーノ裏原宿で待ち合はせ ゑ
浮世の果てと知りて矢を射る 河
君の名で三度ログインしくじりて 兎
立ち上がらない金曜の朝 り
ケトルベルだんだん父に似てきたね 貴
抽斗で割る温泉卵 ゑ
ポケットの接骨院の回数券 兎
樹海へ入るバスは方舟 聡
暗がりに目覚めるものと眠るもの り
蕣ひらく音のかすかに 河
天網の匂ひのしない昼の月 尖
万のレンズにひかる小芋煮 貴
ナウ 冷たさに今すぐ閉じる二枚貝 ゑ
夢に出で来し雪の風景 河
十字路で解釈論でぶつかりて 聡
おのれを写すコンビニの窓 り
黒兎さん、花の座をばしっと決めて下さい。象徴として「花」という文字を必ず用い、意味内容としては桜を愛でて下さい。
梅の実の巻 投稿者:聡 投稿日:2021年 7月 5日(月)11時39分21秒
お待たせいたしました。
雨の掌の感情線を伝ひ落ち
十字路で解釈論でぶつかりて
レゴランドならば青波かぶりゆく
取り急ぎ3句です。
「夢に出で来し」に 投稿者:銀河 投稿日:2021年 7月 4日(日)16時00分7秒
俳句の方は、現代仮名遣い、口語体でやろうとしていますが、連句は、いつも直させるので、今回はそのようにしています。忘れていて、いつもの習慣がでました。
夢に出で来し雪の風景 河。
です。
梅の実の巻 ナウ2 投稿者:ゆかり 投稿日:2021年 7月 4日(日)13時45分32秒
銀河さん、ありがとうございます。四句目を頂きます。前句の二枚貝の動きがまぶたの動きのようでもあります。格調を整えるなら「出できし」だけど、ひとまずそのままとします。
梅の実やかなしき肌のやうなもの ゆかりり
掌にあればその遠きあまおと 聡
マスタング疾し輪郭を掻き消して 祥貴
すすきすすきと誘はれてをり 火尖
安全な真顔で月を見ていたい りゑ
もの確かむる虫の叢 銀河
ウ がうがうと紙吐き続く輪転機 黒兎
トースト焦がすエプロンのきみ ゆかり
ジューサーで絞りきれない思慕しつぽり 聡
仏と成してローラ・ビーチへ 貴
入国の合唱団は一人欠け 尖
竹冠の名字が似合ふ ゑ
杖笠に矢立忘るな寒の月 河
留守居の猫の額なでつつ 兎
着々と世界征服進みをり り
のの字浄土やみちのくの野辺 聡
寺山のむくんだ頬に花ひとひら 貴
蝶と化さねば剥がれぬ付箋 尖
ナオ パパゲーノ裏原宿で待ち合はせ ゑ
浮世の果てと知りて矢を射る 河
君の名で三度ログインしくじりて 兎
立ち上がらない金曜の朝 り
ケトルベルだんだん父に似てきたね 貴
抽斗で割る温泉卵 ゑ
ポケットの接骨院の回数券 兎
樹海へ入るバスは方舟 聡
暗がりに目覚めるものと眠るもの り
蕣ひらく音のかすかに 河
天網の匂ひのしない昼の月 尖
万のレンズにひかる小芋煮 貴
ナウ 冷たさに今すぐ閉じる二枚貝 ゑ
夢に出てきた雪の風景 河
聡さん、雑(無季)の長句をお願いします。
梅の実の巻ナウ2 投稿者:銀河 投稿日:2021年 7月 4日(日)12時00分43秒
天網の匂ひのしない昼の月 尖
万のレンズにひかる小芋煮 貴
ナウ 冷たさに今すぐ閉じる二枚貝 ゑ
雪片は。打越にかかるのでやめました。位かヨロシクお願いします。
銀河案
しばしは肩にとどむ初雪 河
雪ふる窓に旅立ちの歌 河
クレーンが掬ふ砂利と地吹雪 河
夢に出てきた雪の風景 河
名残裏2 投稿者:銀河 投稿日:2021年 7月 4日(日)01時11分54秒
天網の匂ひのしない昼の月 尖
万のレンズにひかる小芋煮 貴
ナウ 冷たさに今すぐ閉じる二枚貝 ゑ
すみません、就寝。
目が覚めたらあとにくぐらいできるかもしれません。
しばしは肩にとどむ雪片 河
梅の実の巻 ナウ1 投稿者:ゆかり 投稿日:2021年 7月 3日(土)23時47分51秒
リゑさん、ありがとうございます。一句目がいいでしょう。二句目はちょっと打越にかかるかも。
梅の実やかなしき肌のやうなもの ゆかりり
掌にあればその遠きあまおと 聡
マスタング疾し輪郭を掻き消して 祥貴
すすきすすきと誘はれてをり 火尖
安全な真顔で月を見ていたい りゑ
もの確かむる虫の叢 銀河
ウ がうがうと紙吐き続く輪転機 黒兎
トースト焦がすエプロンのきみ ゆかり
ジューサーで絞りきれない思慕しつぽり 聡
仏と成してローラ・ビーチへ 貴
入国の合唱団は一人欠け 尖
竹冠の名字が似合ふ ゑ
杖笠に矢立忘るな寒の月 河
留守居の猫の額なでつつ 兎
着々と世界征服進みをり り
のの字浄土やみちのくの野辺 聡
寺山のむくんだ頬に花ひとひら 貴
蝶と化さねば剥がれぬ付箋 尖
ナオ パパゲーノ裏原宿で待ち合はせ ゑ
浮世の果てと知りて矢を射る 河
君の名で三度ログインしくじりて 兎
立ち上がらない金曜の朝 り
ケトルベルだんだん父に似てきたね 貴
抽斗で割る温泉卵 ゑ
ポケットの接骨院の回数券 兎
樹海へ入るバスは方舟 聡
暗がりに目覚めるものと眠るもの り
蕣ひらく音のかすかに 河
天網の匂ひのしない昼の月 尖
万のレンズにひかる小芋煮 貴
ナウ 冷たさに今すぐ閉じる二枚貝 ゑ
銀河さん、雪を降らせて下さい。
梅の実の巻 ナウ1 投稿者:りゑ 投稿日:2021年 7月 3日(土)23時41分3秒
「もの」談義おもろうございました。あと三つ四つ使い方の違う「もの」を入れて「もの」特集にする…という碌でもない案は提案いたしません。
冷たさに今すぐ閉じる二枚貝 りゑ
薄壁の向こうの静かなる焚火
お捌きください。
梅の実の巻 ナオ12 投稿者:ゆかり 投稿日:2021年 7月 3日(土)22時59分34秒
祥貴さん、ありがとうございます。検索した結果、原義の老子で行くという選択肢ももちろんある訳ですが、二句目がさらっとしていていいでしょう。
梅の実やかなしき肌のやうなもの ゆかりり
掌にあればその遠きあまおと 聡
マスタング疾し輪郭を掻き消して 祥貴
すすきすすきと誘はれてをり 火尖
安全な真顔で月を見ていたい りゑ
もの確かむる虫の叢 銀河
ウ がうがうと紙吐き続く輪転機 黒兎
トースト焦がすエプロンのきみ ゆかり
ジューサーで絞りきれない思慕しつぽり 聡
仏と成してローラ・ビーチへ 貴
入国の合唱団は一人欠け 尖
竹冠の名字が似合ふ ゑ
杖笠に矢立忘るな寒の月 河
留守居の猫の額なでつつ 兎
着々と世界征服進みをり り
のの字浄土やみちのくの野辺 聡
寺山のむくんだ頬に花ひとひら 貴
蝶と化さねば剥がれぬ付箋 尖
ナオ パパゲーノ裏原宿で待ち合はせ ゑ
浮世の果てと知りて矢を射る 河
君の名で三度ログインしくじりて 兎
立ち上がらない金曜の朝 り
ケトルベルだんだん父に似てきたね 貴
抽斗で割る温泉卵 ゑ
ポケットの接骨院の回数券 兎
樹海へ入るバスは方舟 聡
暗がりに目覚めるものと眠るもの り
蕣ひらく音のかすかに 河
天網の匂ひのしない昼の月 尖
万のレンズにひかる小芋煮 貴
ナウ
あばれどころはここまでです。あとは挙句までしらふに返った感じで粛々と行きましょう。
リゑさん、秋を離れて下さい。
梅の実の巻 ナオ12 投稿者:祥貴 投稿日:2021年 7月 3日(土)22時10分2秒
こんばんは。すみません、丸一日空けてしまいました……。
「もの」のことも、たくさん説明くださりありがとうございます! 字面のみでなく、その句その句での意味合いや、付け句や前句との関係での意味合いもあわせて考えるのですね。どうなるのでしょう。。。
そして以下のように付け句を考えてみました。
蕣ひらく音のかすかに 河
天網の匂ひのしない昼の月 尖
あかもみぢ焚くターミネーター 貴
万のレンズにひかる小芋煮
レンズの奥に芋食ふ主席
ネットで検索というのが、こんなにミソになると思いませんでした。ミソになると分かってからが、苦しみの始まりだったのですが……。
お捌きよろしくお願いします。
梅の実の巻 ナオ11 月 投稿者:ゆかり 投稿日:2021年 7月 2日(金)21時32分16秒
火尖さん、ありがとうございます。訂正後の一句目を頂きます。
梅の実やかなしき肌のやうなもの ゆかりり
掌にあればその遠きあまおと 聡
マスタング疾し輪郭を掻き消して 祥貴
すすきすすきと誘はれてをり 火尖
安全な真顔で月を見ていたい りゑ
もの確かむる虫の叢 銀河
ウ がうがうと紙吐き続く輪転機 黒兎
トースト焦がすエプロンのきみ ゆかり
ジューサーで絞りきれない思慕しつぽり 聡
仏と成してローラ・ビーチへ 貴
入国の合唱団は一人欠け 尖
竹冠の名字が似合ふ ゑ
杖笠に矢立忘るな寒の月 河
留守居の猫の額なでつつ 兎
着々と世界征服進みをり り
のの字浄土やみちのくの野辺 聡
寺山のむくんだ頬に花ひとひら 貴
蝶と化さねば剥がれぬ付箋 尖
ナオ パパゲーノ裏原宿で待ち合はせ ゑ
浮世の果てと知りて矢を射る 河
君の名で三度ログインしくじりて 兎
立ち上がらない金曜の朝 り
ケトルベルだんだん父に似てきたね 貴
抽斗で割る温泉卵 ゑ
ポケットの接骨院の回数券 兎
樹海へ入るバスは方舟 聡
暗がりに目覚めるものと眠るもの り
蕣ひらく音のかすかに 河
天網の匂ひのしない昼の月 尖
さて、最後の一周となりました。その前にこれまでの役どころを見てみましょう。
祥貴さん…初折裏花
リゑさん…初折表月
黒兎さん…
聡さん…脇
ゆかり…捌き
銀河さん…初折裏冬の月
火尖さん…名残表月
ですので、黒兎さんと銀河さんを入れ替えて黒兎さんに花を持たせます(これが語源です)。
では祥貴さん、秋の短句を続けて下さい。「天網」をネットで検索してから臨んで下さい。
訂正 投稿者:火尖 投稿日:2021年 7月 2日(金)20時00分2秒
匂ひのしない昼の月かも
→天網の匂ひのしない昼の月
音律間違えてました。
梅の実の巻 月 投稿者:火尖 投稿日:2021年 7月 2日(金)17時48分7秒
樹海へ入るバスは方舟 聡
暗がりに目覚めるものと眠るもの り
蕣ひらく音のかすかに 河
匂ひのしない昼の月かも
ややあつて爆破解体昼の月
イヤホンの他身に着けず朝の月
手探り。どんな感じでしょうか。しかし段々生き残りルートが難しくなってきたように思います。
よろしくお願いします。
(無題) 投稿者:火尖 投稿日:2021年 7月 2日(金)15時32分24秒
月、いれます。お待ちを
というわけで 投稿者:ゆかり 投稿日:2021年 7月 2日(金)14時52分0秒
火尖さんの月の座をお待ちしているところです。
ふふふ 投稿者:ゆかり 投稿日:2021年 7月 2日(金)14時51分19秒
初折表六句目の銀河さんの「もの」は、その得体の知れなさが事件性を帯びて、次句の輪転機につながっているので、ここをはっきりした事物にすると付け味の点で、今以上に面白いものができるとはあまり思えませんね。
名残裏九句目は、自句自解になってしまいますが、前句の方舟を踏まえ、昼行性の動物は眠り、夜行性の動物は目覚めるという読みも可能となるように、「者」とはしなかったところです。樹海の暗がりのようでもあり、バスツアーの乗客の疲れのようでもあり、という連句の平句としての前にも後ろにも付く多義性(薄さ)をめざしています。
「もの」の件、もうちょっと寝かせておきましょう。忘れた頃にいいアイデアが出るかも知れません。
おそるおそる・・愚見。 投稿者:銀河 投稿日:2021年 7月 2日(金)01時40分1秒
やはり、「もの」が四っつもでてくるのは気になります。
発句の「もの」は比喩であることを曖昧に言っている。でもここは変えられない。
表Ⅵ目はむすこしはっきりした「物体」にすればいい。
名残裏九目は「者」人間を指示している。どちらかひとつにしても次にはさわらない。
全部使い方が違います。
全く触らないとしたら、
今回の偶然かさなってしまったが場面に寄って全く意味付けが違っている、この「もの」の特色を生かして、ゆかりさんの評釈(留書)の仕方で、なにか面白い展開に変えられませんかしら?
全く気が付かなかった。 投稿者:銀河 投稿日:2021年 7月 2日(金)01時02分41秒
初折表6句目、私の付句ですが、裏の方の「矢立」の「矢」重なりばかりが気になって、発句に「もの」が出ていることに全く気が付かなかった。すみません。私の方は、「モノ」「物」物体の意味が強いのです。発句の「もの」とはかなり次元や意味が違うのですが、「もの」はこれは抽象的な語彙ですから、やはり根底ではつながっています。表6句なかでは、この2つがちょっと近すぎますね。何か別の語彙を考えてくださいますか?私も、かんがえてみましたが、ぜんぶ変えると、これ以後の雰囲気にえいきょうするし。全体に触らぬようには、ゆかりさんが調整してくださいますか?
こう言うのはおもいつきましたが/・よくわからない。、
こともなさげに虫すだくなる
迷いこみたる鈴虫の径
ううむ。 投稿者:ゆかり 投稿日:2021年 7月 2日(金)00時18分34秒
祥貴さん、質問ありがとうございます。
字面というか、具体的に明示しない婉曲表現という同じ技の多用が安直で目に余るといったところでしょうか。名残表九句目などリフレインで二回も出しているし…。
とはいえ、打越にかかるわけではないので、委細構わずでもよく、実際そのままとする可能性大なのですが…。
ものは…… 投稿者:祥貴 投稿日:2021年 7月 1日(木)23時14分8秒
こんばんは。またしても気になったときに質問してしまうのですが、「もの」の多用は、どんなところで困りどころなのでしょうか?
単純に、同じ字面が複数出てくるのが前進に反する、ということでしょうか。教えてください<(_ _)>
さて 投稿者:ゆかり 投稿日:2021年 7月 1日(木)22時06分20秒
発句と初折表六句目と名残表九句目に「もの」が出てくるんだけど、どうしたものか。ゆかりりはロボットの分際で「もの」など使いよって…。
梅の実の巻 ナオ10 投稿者:ゆかり 投稿日:2021年 7月 1日(木)21時51分21秒
銀河さん、ありがとうございます。一句目を頂いて火尖さんを困らせてみましょう。
梅の実やかなしき肌のやうなもの ゆかりり
掌にあればその遠きあまおと 聡
マスタング疾し輪郭を掻き消して 祥貴
すすきすすきと誘はれてをり 火尖
安全な真顔で月を見ていたい りゑ
もの確かむる虫の叢 銀河
ウ がうがうと紙吐き続く輪転機 黒兎
トースト焦がすエプロンのきみ ゆかり
ジューサーで絞りきれない思慕しつぽり 聡
仏と成してローラ・ビーチへ 貴
入国の合唱団は一人欠け 尖
竹冠の名字が似合ふ ゑ
杖笠に矢立忘るな寒の月 河
留守居の猫の額なでつつ 兎
着々と世界征服進みをり り
のの字浄土やみちのくの野辺 聡
寺山のむくんだ頬に花ひとひら 貴
蝶と化さねば剥がれぬ付箋 尖
ナオ パパゲーノ裏原宿で待ち合はせ ゑ
浮世の果てと知りて矢を射る 河
君の名で三度ログインしくじりて 兎
立ち上がらない金曜の朝 り
ケトルベルだんだん父に似てきたね 貴
抽斗で割る温泉卵 ゑ
ポケットの接骨院の回数券 兎
樹海へ入るバスは方舟 聡
暗がりに目覚めるものと眠るもの り
蕣ひらく音のかすかに 河
火尖さん、月の座をお願いします。有明の月とか昼の月とか、そんなもので…。
一句訂正 投稿者:銀河 投稿日:2021年 7月 1日(木)18時37分26秒
ゴミを出す日のハシブトガラス 河
梅の実の巻 ナオ10 投稿者:銀河 投稿日:2021年 7月 1日(木)16時18分56秒
すこし惨めっぽいでしょうか?
ポケットの接骨院の回数券 兎
樹海へ入るバスは方舟 聡
暗がりに目覚めるものと眠るもの り
蕣ひらく音のかすかに
門火そろそろ消しておこうよ
鬼灯鳴らし子盗ろ子盗ろと
ごみ置き場ハシブトガラス
梅の実の巻 ナオ9 投稿者:ゆかり 投稿日:2021年 7月 1日(木)12時32分35秒
付けます。
梅の実やかなしき肌のやうなもの ゆかりり
掌にあればその遠きあまおと 聡
マスタング疾し輪郭を掻き消して 祥貴
すすきすすきと誘はれてをり 火尖
安全な真顔で月を見ていたい りゑ
もの確かむる虫の叢 銀河
ウ がうがうと紙吐き続く輪転機 黒兎
トースト焦がすエプロンのきみ ゆかり
ジューサーで絞りきれない思慕しつぽり 聡
仏と成してローラ・ビーチへ 貴
入国の合唱団は一人欠け 尖
竹冠の名字が似合ふ ゑ
杖笠に矢立忘るな寒の月 河
留守居の猫の額なでつつ 兎
着々と世界征服進みをり り
のの字浄土やみちのくの野辺 聡
寺山のむくんだ頬に花ひとひら 貴
蝶と化さねば剥がれぬ付箋 尖
ナオ パパゲーノ裏原宿で待ち合はせ ゑ
浮世の果てと知りて矢を射る 河
君の名で三度ログインしくじりて 兎
立ち上がらない金曜の朝 り
ケトルベルだんだん父に似てきたね 貴
抽斗で割る温泉卵 ゑ
ポケットの接骨院の回数券 兎
樹海へ入るバスは方舟 聡
暗がりに目覚めるものと眠るもの り
銀河さん、お願いします。季を入れるなら初秋で。銀河さんの次の火尖さんが月の座です。(月の座の打越に「暗がり」を出す捌き人)
梅の実の巻 ナオ8 投稿者:ゆかり 投稿日:2021年 7月 1日(木)09時41分27秒
聡さん、ありがとうございます。付け句を考える際は、前句と並べてみて吟味して下さいね。前句の一部のみを取り出して、ポケット→ドラえもん、とか、接骨院→椎間板、とかやると、全体として意味が通らなくなってしまう場合があります。
二句目を頂きます。
梅の実やかなしき肌のやうなもの ゆかりり
掌にあればその遠きあまおと 聡
マスタング疾し輪郭を掻き消して 祥貴
すすきすすきと誘はれてをり 火尖
安全な真顔で月を見ていたい りゑ
もの確かむる虫の叢 銀河
ウ がうがうと紙吐き続く輪転機 黒兎
トースト焦がすエプロンのきみ ゆかり
ジューサーで絞りきれない思慕しつぽり 聡
仏と成してローラ・ビーチへ 貴
入国の合唱団は一人欠け 尖
竹冠の名字が似合ふ ゑ
杖笠に矢立忘るな寒の月 河
留守居の猫の額なでつつ 兎
着々と世界征服進みをり り
のの字浄土やみちのくの野辺 聡
寺山のむくんだ頬に花ひとひら 貴
蝶と化さねば剥がれぬ付箋 尖
ナオ パパゲーノ裏原宿で待ち合はせ ゑ
浮世の果てと知りて矢を射る 河
君の名で三度ログインしくじりて 兎
立ち上がらない金曜の朝 り
ケトルベルだんだん父に似てきたね 貴
抽斗で割る温泉卵 ゑ
ポケットの接骨院の回数券 兎
樹海へ入るバスは方舟 聡
次は私が付けます。
梅の実の巻 ナオ8? 投稿者:聡 投稿日:2021年 7月 1日(木)01時08分18秒
大ブレーキすみません???
6ペンス取り出すドラえもん
樹海へ入るバスは方舟
椎間板の錆が溶け出す
木工ボンド想い出に塗る
薔薇が凭れる夜のタクシー
おっと 投稿者:ゆかり 投稿日:2021年 6月30日(水)22時18分30秒
聡さん、短句の番です!!!
梅の実の巻 投稿者:聡 投稿日:2021年 6月30日(水)19時31分39秒
箱舟になって緑へ沈むバス
ドラえもん差し出した掌に6ペンス
遠州の砂地に眠るメイクイーン
ドリフトでぎりぎり曲がるラリーカー
乾杯が肩より上がるシャンパーニュ
梅の実の巻 ナオ7 投稿者:ゆかり 投稿日:2021年 6月30日(水)14時35分25秒
黒兎さん、ありがとうございます。一句目がさらっとしていてよいでしょう。ちょっと前にも「浮世の果て」があるので遁走ではない方がよいでしょう。兵を引く緋色のマントも温泉卵との両立が難しいような…。
梅の実やかなしき肌のやうなもの ゆかりり
掌にあればその遠きあまおと 聡
マスタング疾し輪郭を掻き消して 祥貴
すすきすすきと誘はれてをり 火尖
安全な真顔で月を見ていたい りゑ
もの確かむる虫の叢 銀河
ウ がうがうと紙吐き続く輪転機 黒兎
トースト焦がすエプロンのきみ ゆかり
ジューサーで絞りきれない思慕しつぽり 聡
仏と成してローラ・ビーチへ 貴
入国の合唱団は一人欠け 尖
竹冠の名字が似合ふ ゑ
杖笠に矢立忘るな寒の月 河
留守居の猫の額なでつつ 兎
着々と世界征服進みをり り
のの字浄土やみちのくの野辺 聡
寺山のむくんだ頬に花ひとひら 貴
蝶と化さねば剥がれぬ付箋 尖
ナオ パパゲーノ裏原宿で待ち合はせ ゑ
浮世の果てと知りて矢を射る 河
君の名で三度ログインしくじりて 兎
立ち上がらない金曜の朝 り
ケトルベルだんだん父に似てきたね 貴
抽斗で割る温泉卵 ゑ
ポケットの接骨院の回数券 兎
では聡さん、お願いします。
梅の実の巻 ナオ7 投稿者:黒兎 投稿日:2021年 6月30日(水)13時21分2秒
こんにちは。
遅くなりました。ごめんなさい。
ケトルベルだんだん父に似てきたね 貴
抽斗で割る温泉卵 ゑ
ポケットの接骨院の回数券 黒兎
レコードと借金残し遁走す
兵を引く緋色のマント翻り
よろしくおねがいします。
梅の実の巻 ナオ6 投稿者:ゆかり 投稿日:2021年 6月30日(水)00時04分20秒
リゑさん、ありがとうございます。「だんだん父に似てきたね」の発話者の非力ですね。二句目を頂きます。上七と下七は逆にしたほうが締まるでしょう。
梅の実やかなしき肌のやうなもの ゆかりり
掌にあればその遠きあまおと 聡
マスタング疾し輪郭を掻き消して 祥貴
すすきすすきと誘はれてをり 火尖
安全な真顔で月を見ていたい りゑ
もの確かむる虫の叢 銀河
ウ がうがうと紙吐き続く輪転機 黒兎
トースト焦がすエプロンのきみ ゆかり
ジューサーで絞りきれない思慕しつぽり 聡
仏と成してローラ・ビーチへ 貴
入国の合唱団は一人欠け 尖
竹冠の名字が似合ふ ゑ
杖笠に矢立忘るな寒の月 河
留守居の猫の額なでつつ 兎
着々と世界征服進みをり り
のの字浄土やみちのくの野辺 聡
寺山のむくんだ頬に花ひとひら 貴
蝶と化さねば剥がれぬ付箋 尖
ナオ パパゲーノ裏原宿で待ち合はせ ゑ
浮世の果てと知りて矢を射る 河
君の名で三度ログインしくじりて 兎
立ち上がらない金曜の朝 り
ケトルベルだんだん父に似てきたね 貴
抽斗で割る温泉卵 ゑ
では黒兎さん、お願いします。
梅の実の巻 ナオ5 投稿者:りゑ 投稿日:2021年 6月29日(火)23時53分27秒
砂のお城に砂の階段 りゑ
温泉卵を抽斗で割る
むむむ…いかがでやんしょう。
お捌きください。
梅の実の巻 ナオ5 投稿者:ゆかり 投稿日:2021年 6月29日(火)23時27分34秒
祥貴さん、ありがとうございます。二句目がいいでしょう。父親は肉体美だったんですかねえ。打越が「三度」で「二回目」はやめた方がいいでしょう。
梅の実やかなしき肌のやうなもの ゆかりり
掌にあればその遠きあまおと 聡
マスタング疾し輪郭を掻き消して 祥貴
すすきすすきと誘はれてをり 火尖
安全な真顔で月を見ていたい りゑ
もの確かむる虫の叢 銀河
ウ がうがうと紙吐き続く輪転機 黒兎
トースト焦がすエプロンのきみ ゆかり
ジューサーで絞りきれない思慕しつぽり 聡
仏と成してローラ・ビーチへ 貴
入国の合唱団は一人欠け 尖
竹冠の名字が似合ふ ゑ
杖笠に矢立忘るな寒の月 河
留守居の猫の額なでつつ 兎
着々と世界征服進みをり り
のの字浄土やみちのくの野辺 聡
寺山のむくんだ頬に花ひとひら 貴
蝶と化さねば剥がれぬ付箋 尖
ナオ パパゲーノ裏原宿で待ち合はせ ゑ
浮世の果てと知りて矢を射る 河
君の名で三度ログインしくじりて 兎
立ち上がらない金曜の朝 り
ケトルベルだんだん父に似てきたね 貴
リゑさん、お願いします。
梅の実の巻 ナオ5 投稿者:祥貴 投稿日:2021年 6月29日(火)22時32分9秒
うおっとこんばんは。席替えがあるということを知っていても、いざ来ると面食らいますね……。
にしてもつくづく勉強になります。ぼくも「付ける」とき、付け句単独で頑張らせすぎようとしていたと思います。この塩梅がだいじなのですね!
さて、挑戦ですが、以下のようになりました。
君の名で三度ログインしくじりて 兎
立ち上がらない金曜の朝 り
二回目の鬼くろぐろと添ひ来たり 貴
ケトルベルだんだん父に似てきたね
死んだとの公認が出て大欠伸
お捌きよろしくお願いします。
いえいえ。 投稿者:ゆかり 投稿日:2021年 6月29日(火)13時56分7秒
慣れた人が集まれば面白いものが巻けるというものでもなく、そうきたかと楽しんでいますので、よしなに。
梅の実の巻 ナオ3 投稿者:黒兎 投稿日:2021年 6月29日(火)12時28分47秒
ゆかりさま
丁寧にご教示下さってありがとうございます。
当意即妙がまるで出来ずに
お手数かけてすみません。
連句、難しくて、楽しいです。
夢中になるわけですね。
梅の実の巻 ナオ4 投稿者:ゆかり 投稿日:2021年 6月29日(火)11時17分29秒 編集済
黒兎さん、ありがとうございます。ええとですね、「付ける」というのは組み合わせることなので、付け句が単独でがんばるのではなく、前句のことばは読むときにそのまま使っていいのです。この場合でいえば前句の「矢を射る」をそのまま戦闘の意味に読み替えてその状況を整える付け句をすればよかったのです。前句の「矢を射る」が打越との関係では「恋のハートを射止める」という意味で用いられ、付け句との関係では同じ文字列なのに意味がすり替わり戦闘となるような、打越~前句~付け句の推移が「三句の渡り」というものです。
前句から発想して別の世界へまるまる飛ぶことを求めているわけではありません。
とはいえ、三句目のどじなストーカーぶりが面白いのでそれを頂きます。
梅の実やかなしき肌のやうなもの ゆかりり
掌にあればその遠きあまおと 聡
マスタング疾し輪郭を掻き消して 祥貴
すすきすすきと誘はれてをり 火尖
安全な真顔で月を見ていたい りゑ
もの確かむる虫の叢 銀河
ウ がうがうと紙吐き続く輪転機 黒兎
トースト焦がすエプロンのきみ ゆかり
ジューサーで絞りきれない思慕しつぽり 聡
仏と成してローラ・ビーチへ 貴
入国の合唱団は一人欠け 尖
竹冠の名字が似合ふ ゑ
杖笠に矢立忘るな寒の月 河
留守居の猫の額なでつつ 兎
着々と世界征服進みをり り
のの字浄土やみちのくの野辺 聡
寺山のむくんだ頬に花ひとひら 貴
蝶と化さねば剥がれぬ付箋 尖
ナオ パパゲーノ裏原宿で待ち合はせ ゑ
浮世の果てと知りて矢を射る 河
君の名で三度ログインしくじりて 兎
立ち上がらない金曜の朝 り
例えばですね、この「立ち上がらない」は前句の関係においてはシステム上の問題ですが、次句との関係においては筋肉痛とか病気とか読み替えることができるわけです。そういうふうに前句を使います。
ここで席替えをします。祥貴さん、三句の渡りに挑戦してみて下さい。
梅の実の巻 ナオ3 投稿者:黒兎 投稿日:2021年 6月29日(火)08時26分59秒
おはようございます。
会議資料読んでるフリで巻く連句。
武力闘争、難しい。
ナオ パパゲーノ裏原宿で待ち合はせ ゑ
浮世の果てと知りて矢を射る 河
したたかに君のピアノの傷ついて 黒兎
パスワードしくじる戒厳令の夜半
君の名で三度ログインしくじりて
お捌きお願いします。
安心しました 投稿者:銀河 投稿日:2021年 6月29日(火)01時37分4秒
ありがとう、枕を高くしてネます。
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