2022年7月9日土曜日

掲示板過去ログ211

 2021年11月11日(木)21時54分59秒から2022年 3月26日(土)19時57分41秒まで。




根分の巻 ウ12  投稿者:媚庵  投稿日:2022年 3月26日(土)19時57分41秒

     薄氷を踏みし同期のものもらひ     魚

    霾るごとく呷るやけ酒        り

   花筏捉へて軍事衛星は         恵


    ホットケーキのやうな火口湖     庵

    ムー大陸も写る映写機


いかがでしょうか?

お捌きください。  

 

 

根分の巻 ウ11 花  投稿者:ゆかり  投稿日:2022年 3月26日(土)10時48分21秒

   恵さん、ありがとうございます。一句目が面白いでしょう。


   手鏡に目鼻おさめる根分かな   抹茶金魚

    水きらきらと春のゆふぐれ    ゆかり

   鞦韆に青いリボンの結ばれて      恵

    箱の中から箱を取り出す      媚庵

   満月に変身願望うつすらと     あんこ

    バイク急がす馬追のひげ      銀河

ウ  宅配のピザのひしこの焼き加減 とつかあ太

    大人びてきし隣のピアノ       魚

   偶然を装つて待つ冬木立        り

    折りし氷柱をいつまでも舐め     恵

   眉太き復員兵の馬鹿笑ひ        庵

    機影はるかに峰雲を越え       こ

   月待ちて烏賊釣る竿をたしかむる    河

    蕎麦打つ度に招く客人        太

   薄氷を踏みし同期のものもらひ     魚

    霾るごとく呷るやけ酒        り

   花筏捉へて軍事衛星は         恵


 媚庵さん、春を離れて下さい。一周前が「復員兵」なので、違う傾向でお願いします。  

根分の巻 ウ11  投稿者:恵  投稿日:2022年 3月26日(土)04時05分32秒

  すみません、思考力が低下しておりました。


   薄氷を踏みし同期のものもらひ     魚

    霾るごとく呷るやけ酒        り



   花筏捉へて軍事衛星は         恵

   早朝の花の下にて銭拾ふ


いかがでしょうか。お捌きください。

     

根分の巻 ウ10  投稿者:ゆかり  投稿日:2022年 3月24日(木)22時54分45秒

   すみません、止めてしまいました。


   手鏡に目鼻おさめる根分かな   抹茶金魚

    水きらきらと春のゆふぐれ    ゆかり

   鞦韆に青いリボンの結ばれて      恵

    箱の中から箱を取り出す      媚庵

   満月に変身願望うつすらと     あんこ

    バイク急がす馬追のひげ      銀河

ウ  宅配のピザのひしこの焼き加減 とつかあ太

    大人びてきし隣のピアノ       魚

   偶然を装つて待つ冬木立        り

    折りし氷柱をいつまでも舐め     恵

   眉太き復員兵の馬鹿笑ひ        庵

    機影はるかに峰雲を越え       こ

   月待ちて烏賊釣る竿をたしかむる    河

    蕎麦打つ度に招く客人        太

   薄氷を踏みし同期のものもらひ     魚

    霾るごとく呷るやけ酒        り


 恵さん、お待たせしました。花の座をお願いします。



 

根分の巻 ウ9  投稿者:ゆかり  投稿日:2022年 3月23日(水)00時28分29秒

   すみません、別の方面でばたばたしておりました。抹茶金魚さん、ありがとうございます。一句目、面白いんだけど、ウ4「折りし氷柱をいつまでも舐め」のみそっかす感と通じるものがあって、避けたいと思います。二句目は、職場上司が蕎麦を打ってふるまう感じなのかしら。災難が重なっている感じが面白いので頂きます。


   手鏡に目鼻おさめる根分かな   抹茶金魚

    水きらきらと春のゆふぐれ    ゆかり

   鞦韆に青いリボンの結ばれて      恵

    箱の中から箱を取り出す      媚庵

   満月に変身願望うつすらと     あんこ

    バイク急がす馬追のひげ      銀河

ウ  宅配のピザのひしこの焼き加減 とつかあ太

    大人びてきし隣のピアノ       魚

   偶然を装つて待つ冬木立        り

    折りし氷柱をいつまでも舐め     恵

   眉太き復員兵の馬鹿笑ひ        庵

    機影はるかに峰雲を越え       こ

   月待ちて烏賊釣る竿をたしかむる    河

    蕎麦打つ度に招く客人        太

   薄氷を踏みし同期のものもらひ     魚


 次は私です。しばしお待ち下さいませ。

 

根分の巻  投稿者:抹茶金魚  投稿日:2022年 3月21日(月)18時25分17秒

     月待ちて烏賊釣る竿をたしかむる    河

    蕎麦打つ度に招く客人        太



   ついてきし鶯笛をいかにせん      魚

   薄氷を踏みし同期のものもらい

   薄らかな眼ほど鋭く春浅し


よろしくお願いします。  

根分の巻 ウ8  投稿者:ゆかり  投稿日:2022年 3月20日(日)15時59分44秒

   とつかあ太さん、ありがとうございます。確かにこの前句、漁業従事者というよりは竿自慢の趣味人みたいな風情ですね。一句目を頂きます。


   手鏡に目鼻おさめる根分かな   抹茶金魚

    水きらきらと春のゆふぐれ    ゆかり

   鞦韆に青いリボンの結ばれて      恵

    箱の中から箱を取り出す      媚庵

   満月に変身願望うつすらと     あんこ

    バイク急がす馬追のひげ      銀河

ウ  宅配のピザのひしこの焼き加減 とつかあ太

    大人びてきし隣のピアノ       魚

   偶然を装つて待つ冬木立        り

    折りし氷柱をいつまでも舐め     恵

   眉太き復員兵の馬鹿笑ひ        庵

    機影はるかに峰雲を越え       こ

   月待ちて烏賊釣る竿をたしかむる    河

    蕎麦打つ度に招く客人        太


 さて、11句目の花の座が近づいてまいりました。季語を入れるなら早春でお願いします。雑でもよいです。次は抹茶金魚さんです。

 

ウ八  投稿者:とつかあ太  投稿日:2022年 3月20日(日)10時44分7秒 編集済

    折りし氷柱をいつまでも舐め     恵

 眉太き復員兵の馬鹿笑ひ        庵

  機影はるかに峰雲を越え       こ

 月待ちて烏賊釣る竿をたしかむる    河



蕎麦打つ度に招く客人 太

万年筆を集むるが趣味

 

季語の浪費・・  投稿者:銀河  投稿日:2022年 3月19日(土)12時41分2秒

  ゆかりさん,うまく掬ってくださってありがとうございます。夕方になるとよく釣れる烏賊がいるそうです。まあそんな時刻の釣り人の気持ちや風景を想像しまして。夏の月、そのものを景にするのは、これも大変難しいですね。連句の中だとなおさら。ありきたりになって。  

根分の巻 ウ7  投稿者:ゆかり  投稿日:2022年 3月19日(土)00時09分33秒

   銀河さん、ありがとうございます。三句目は漁に出る前の点検でしょうか。じつは月も詠んでなければ烏賊釣も詠んでいないという、ゴージャスな季語の浪費がたのしいです。


   手鏡に目鼻おさめる根分かな   抹茶金魚

    水きらきらと春のゆふぐれ    ゆかり

   鞦韆に青いリボンの結ばれて      恵

    箱の中から箱を取り出す      媚庵

   満月に変身願望うつすらと     あんこ

    バイク急がす馬追のひげ      銀河

ウ  宅配のピザのひしこの焼き加減 とつかあ太

    大人びてきし隣のピアノ       魚

   偶然を装つて待つ冬木立        り

    折りし氷柱をいつまでも舐め     恵

   眉太き復員兵の馬鹿笑ひ        庵

    機影はるかに峰雲を越え       こ

   月待ちて烏賊釣る竿をたしかむる    河


 とつかあ太さん、雑でお願いします。

 

根分の巻  投稿者:銀河  投稿日:2022年 3月18日(金)23時56分22秒

  やっぱりむずかしかったので思いついたものを全部。どうぞよろしくおさばき下さい。


   眉太き復員兵の馬鹿笑ひ        庵

    機影はるかに峰雲を越え       こ




    夕映えの月も出でたり涼風に     河

     カルデラの湖に揺ら揺れ夏の月

    月待ちて烏賊釣る竿をたしかむる

    デザートのパイナツプルのやうな月

      

根分の巻 ウ6  投稿者:ゆかり  投稿日:2022年 3月18日(金)10時34分15秒

   あんこさん、ありがとうございます。二句目は打越に障りますね。三句目を頂きます。


   手鏡に目鼻おさめる根分かな   抹茶金魚

    水きらきらと春のゆふぐれ    ゆかり

   鞦韆に青いリボンの結ばれて      恵

    箱の中から箱を取り出す      媚庵

   満月に変身願望うつすらと     あんこ

    バイク急がす馬追のひげ      銀河

ウ  宅配のピザのひしこの焼き加減 とつかあ太

    大人びてきし隣のピアノ       魚

   偶然を装つて待つ冬木立        り

    折りし氷柱をいつまでも舐め     恵

   眉太き復員兵の馬鹿笑ひ        庵

    機影はるかに峰雲を越え       こ


 銀河さん、お願いします。ちょっと夏の月を出しにくいかも知れません。別のところで回収しますので、夏の月にこだわらずどうぞ。

 

根分の巻 ウ六  投稿者:あんこ  投稿日:2022年 3月18日(金)10時24分17秒

  南京虫の刺し跡赤く あんこ

襟に垂れゆくアイスクリーム

機影はるかに峰雲を越え


お捌き、お願いします。  

根分の巻 ウ5  投稿者:ゆかり  投稿日:2022年 3月18日(金)00時38分16秒

   媚庵さん、ありがとうございます。これは二句目がよいでしょう。一句目だと打越の「待つ」に障るようです。


   手鏡に目鼻おさめる根分かな   抹茶金魚

    水きらきらと春のゆふぐれ    ゆかり

   鞦韆に青いリボンの結ばれて      恵

    箱の中から箱を取り出す      媚庵

   満月に変身願望うつすらと     あんこ

    バイク急がす馬追のひげ      銀河

ウ  宅配のピザのひしこの焼き加減 とつかあ太

    大人びてきし隣のピアノ       魚

   偶然を装つて待つ冬木立        り

    折りし氷柱をいつまでも舐め     恵

   眉太き復員兵の馬鹿笑ひ        庵


 あんこさん、夏で行けますか。

 

根分の巻ウ5  投稿者:媚庵  投稿日:2022年 3月17日(木)20時47分40秒

     偶然を装つて待つ冬木立        り

    折りし氷柱をいつまでも舐め     恵


   日傾き紙芝居屋の来る頃か       庵

   眉太き復員兵の馬鹿笑ひ


遅くなってすみませんでした。お捌きください。


 

根分の巻 ウ4  投稿者:ゆかり  投稿日:2022年 3月15日(火)10時11分51秒 編集済

   恵さん、ありがとうございます。二句目が意表をついていておもしろいでしょう。これは待つ対象が我が子に読み替えられているのか。


   手鏡に目鼻おさめる根分かな   抹茶金魚

    水きらきらと春のゆふぐれ    ゆかり

   鞦韆に青いリボンの結ばれて      恵

    箱の中から箱を取り出す      媚庵

   満月に変身願望うつすらと     あんこ

    バイク急がす馬追のひげ      銀河

ウ  宅配のピザのひしこの焼き加減 とつかあ太

    大人びてきし隣のピアノ       魚

   偶然を装つて待つ冬木立        り

    折りし氷柱をいつまでも舐め     恵


 媚庵さん、雑でお願いします。  

根分の巻 ウ4  投稿者:恵  投稿日:2022年 3月15日(火)02時55分12秒

  ウ  宅配のピザのひしこの焼き加減 とつかあ太

    大人びてきし隣のピアノ       魚

   偶然を装つて待つ冬木立        り


    褞袍の袖に宝石隠し         恵

    折りし氷柱をいつまでも舐め


いかがでしょう。お捌きください。  

根分の巻 ウ3  投稿者:ゆかり  投稿日:2022年 3月14日(月)18時42分47秒

   ほとんどユーミン状態です。


   手鏡に目鼻おさめる根分かな   抹茶金魚

    水きらきらと春のゆふぐれ    ゆかり

   鞦韆に青いリボンの結ばれて      恵

    箱の中から箱を取り出す      媚庵

   満月に変身願望うつすらと     あんこ

    バイク急がす馬追のひげ      銀河

ウ  宅配のピザのひしこの焼き加減 とつかあ太

    大人びてきし隣のピアノ       魚

   偶然を装つて待つ冬木立        り


 恵さん、お願いします。

 

根分の巻 ウ2  投稿者:ゆかり  投稿日:2022年 3月14日(月)13時03分47秒

   抹茶金魚さん、ありがとうございます。書き方はだいたいよいのですが、前のコピペは先に進むにつれ増えてくるので打越まででよいです。御句、高層マンションを感じさせる一句目もよいのですが、二句目が面白いでしょう。芭蕉を呼び込んでいるのか、ひとことも秋だとは言っていないのに寂寥感があります。ちょっとだけもったいぶって、虚を突いてみます。


   手鏡に目鼻おさめる根分かな   抹茶金魚

    水きらきらと春のゆふぐれ    ゆかり

   鞦韆に青いリボンの結ばれて      恵

    箱の中から箱を取り出す      媚庵

   満月に変身願望うつすらと     あんこ

    バイク急がす馬追のひげ      銀河

ウ  宅配のピザのひしこの焼き加減 とつかあ太

    大人びてきし隣のピアノ       魚


 次は私です。隣の娘に恋心を寄せてよいものか、倫理観が問われる局面です(^^);

 

根分の巻  投稿者:抹茶金魚  投稿日:2022年 3月14日(月)12時49分3秒

     手鏡に目鼻おさめる根分かな   抹茶金魚

    水きらきらと春のゆふぐれ    ゆかり

   鞦韆に青いリボンの結ばれて      恵

    箱の中から箱を取り出す      媚庵

   満月に変身願望うつすらと     あんこ

    バイク急がす馬追のひげ      銀河

ウ  宅配のピザのひしこの焼き加減 とつかあ太


   灯の増えてゆく窓の墨色     抹茶金魚

   隣のピアノ大人びてきて


こんにちは。

書き方はこれで良いのでしょうか。

不慣れでご迷惑をおかけすると思いますが、よろしくお願い致します。  

根分けの巻 ウ1  投稿者:ゆかり  投稿日:2022年 3月14日(月)01時02分4秒

   とつかあ太さん、ありがとうございます。シーフードピザなのでしょうか。おっしゃるとおり、満月は三秋ということで。


   手鏡に目鼻おさめる根分かな   抹茶金魚

    水きらきらと春のゆふぐれ    ゆかり

   鞦韆に青いリボンの結ばれて      恵

    箱の中から箱を取り出す      媚庵

   満月に変身願望うつすらと     あんこ

    バイク急がす馬追のひげ      銀河

ウ  宅配のピザのひしこの焼き加減 とつかあ太


 では、この七人で回します。抹茶金魚さん、秋を離れて恋っぽいものをお願いします。前句、焼き加減がいいとも悪いとも言っていないあたりから、新たな場面に展開できますでしょうか。

 

満月  投稿者:とつかあ太  投稿日:2022年 3月13日(日)20時26分51秒

  僕は満月は仲秋と判断しますが、三秋判断ですよね。仲秋だと馬追が初秋で季戻りになるので三秋判断だと思い、三秋→初秋→仲秋の渡りにしました。  

初裏 折立  投稿者:とつかあ太  投稿日:2022年 3月13日(日)20時01分28秒

  手鏡に目鼻おさめる根分かな 抹茶金魚

    水きらきらと春のゆふぐれ  ゆかり

   鞦韆に青いリボンの結ばれて    恵

    箱の中から箱を取り出す    媚庵

   満月に変身願望うつすらと   あんこ

    バイク急がす馬追のひげ    銀河


宅配のピザのひしこの焼き加減 とつかあ太  

根分の巻 6  投稿者:ゆかり  投稿日:2022年 3月13日(日)09時52分48秒

   銀河さん、ありがとうございます。これは二句目がよいでしょう。表記をちょっと変えます。


   手鏡に目鼻おさめる根分かな 抹茶金魚

    水きらきらと春のゆふぐれ  ゆかり

   鞦韆に青いリボンの結ばれて    恵

    箱の中から箱を取り出す    媚庵

   満月に変身願望うつすらと   あんこ

    バイク急がす馬追のひげ    銀河


 表六句が終り、ここからあばれどころです。秋の句を続けて下さい。次は風牙さんにお願いしました。

 

根分の巻  投稿者:銀河  投稿日:2022年 3月13日(日)07時55分26秒

  ごぶさたしています。啓蟄の日も過ぎて、ふらふらとであるいていたら、ここがなくなるそうなので、思い出作りにさらわれてきました。ゆかりさん、皆さん、よろしくお願いします。


   手鏡に目鼻おさめる根分かな 抹茶金魚

    水きらきらと春のゆふぐれ  ゆかり

   鞦韆に青いリボンの結ばれて    恵

    箱の中から箱を取り出す    媚庵

   満月に変身願望うつすらと   あんこ


六句め


案  色なき風にマント靡かす     銀河

   バイク急がすうま追いのひげ   銀河

 

根分の巻 5 月  投稿者:ゆかり  投稿日:2022年 3月12日(土)19時11分49秒 編集済

   あんこさん、ありがとうございます。二句目が面白いでしょう。


   手鏡に目鼻おさめる根分かな 抹茶金魚

    水きらきらと春のゆふぐれ  ゆかり

   鞦韆に青いリボンの結ばれて    恵

    箱の中から箱を取り出す    媚庵

   満月に変身願望うつすらと   あんこ


 秋の句を続けて下さい。引き続き人さらいにいそしみます。

 

根分の巻 五  投稿者:あんこ  投稿日:2022年 3月12日(土)17時29分3秒

  月光の橋の真中に佇めば

満月に変身願望うつすらと


ご無沙汰しております。宜しくお願いします。

お捌きお願いします。




 

根分の巻 4  投稿者:ゆかり  投稿日:2022年 3月12日(土)14時11分27秒

   媚庵さん、ありがとうございます。うやうやしく包まれた贈り物でしょうか。一句目を頂きます。


   手鏡に目鼻おさめる根分かな 抹茶金魚

    水きらきらと春のゆふぐれ  ゆかり

   鞦韆に青いリボンの結ばれて    恵

    箱の中から箱を取り出す    媚庵


 次は月の座です。人さらいをしてきます。

 

根分の巻 四句目  投稿者:媚庵  投稿日:2022年 3月12日(土)13時04分12秒

  媚庵です。久しぶりに参加させていただきます。


    水きらきらと春のゆふぐれ  ゆかり

   鞦韆に青いリボンの結ばれて    恵


    箱の中から箱を取り出す    媚庵

    運動靴の片方脱げる


お捌きください。


      

根分の巻 第三  投稿者:ゆかり  投稿日:2022年 3月12日(土)10時18分22秒

   恵さん、第三をありがとうございます。俳味のある一句目もいいのですが、二句目の青春性をいただきます。


   手鏡に目鼻おさめる根分かな 抹茶金魚

    水きらきらと春のゆふぐれ  ゆかり

   鞦韆に青いリボンの結ばれて    恵


 四句目はまだ表六句なので、恋に落ちぬよう春を離れて下さい。

 

根分  投稿者:恵  投稿日:2022年 3月12日(土)04時39分39秒 編集済

  久々で思い出せない事ばかりですがよろしくお願いします。

同じ季節で発句・脇の世界から離れて、て止めにすればいいんでしたっけ。


   手鏡に目鼻おさめる根分かな 抹茶金魚

    水きらきらと春のゆふぐれ  ゆかり


   雪囲い解けば靴下穴あきで     恵

   鞦韆に青いリボンの結ばれて


お捌きください。  

根分の巻 脇  投稿者:ゆかり  投稿日:2022年 3月11日(金)23時35分45秒 編集済

   抹茶金魚さんに発句を頂きました。


   手鏡に目鼻おさめる根分かな 抹茶金魚

    水きらきらと春のゆふぐれ  ゆかり


 この掲示板、8月1日でサービス終了するのですが、まあ引っ越し先はゆっくり考えましょう。  

満尾!  投稿者:うさぎ  投稿日:2021年11月20日(土)00時20分51秒

  コメントが遅くなってしまいました。


連句でまた遊びたいとぼんやりと思っていたところに、不意打ちのお声掛けを頂いたのでした。

会わなくてもこんな形で「おめでとう」の気持に参加できたことが嬉しいです。


こいさんの膝の猫については「無理矢理に山茶花の藪通る猫」から発想を頂きました。


ともあれ、由季さんがこの受賞をきっかけにますます素敵な俳句で私たち以外の人を魅了して欲しいにゃ!










 

おお  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年11月19日(金)09時50分22秒

   続々と種明しが…。そうだったのかと認識をあらたにすること、しきり…。


   消印ははつなつのニューカレドニア    な

    ポストコロニアリズム論考       ぎ


 ゆらぎさんの付句、消印→ポストという関連にも気づいて、じわじわ可笑しいです。


 令さん、そうですよね。いまや鳥類写真家でもある由季さんのそっちの側面も詠み込めれば幅が拡がりましたよね。


 ぽぽなさん、エディはそういう由来でしたか。それ自体が第一級の付句だと思います。


 うさぎさんもなにかひとこと…。  

祝満尾!  投稿者:ぽぽな  投稿日:2021年11月19日(金)09時09分34秒

  皆さんと一緒にお祝いできて嬉しかったです!

由季ちゃん、改めておめでとうございます!


ナオ5の「消印ははつなつのニューカレドニア」は「仏領の島の切手や秋の雨」から、

ナオ12の「エディーの方が先に逝く秋」は「兄弟に見える板前今年酒」から発想しました。

共に受賞作「優しき腹」の句です。


ゆかりさん、皆さん、ありがとうございました。

https://ja-jp.facebook.com/PoponaTsukino


 

祝☆満尾  投稿者:れい  投稿日:2021年11月18日(木)20時56分51秒 編集済

  「広げたる」満尾おめでとうございます!

重ねて岡田由季様、角川俳句賞おめでとうございます。

由季さんに因んだ、雉のこととか鳥を待つための折りたたみ椅子の事とか

詠めたらなあと思っていましたが、それは合うところがなかったですね。


ナウ4の「売家を見て大あくびして」は、「優しき腹」の

「藪柑子売家見にくる夫婦かな」からです。

「トランジスタラジオ」の中のあくびで前句に繋げました。

記念の歌仙に参加させていただき、ゆかり様、皆様ありがとうございました。  

祝満尾!  投稿者:ゆらぎ  投稿日:2021年11月17日(水)20時11分52秒

  岡田由季さんの角川俳句賞御受賞記念の歌仙に参加させて頂き嬉しかったです。

改めておめでとうございました!

連句は、短歌や俳句では使わない脳を使う感じで、刺激を受けます。

ゆかりさん、皆さま、どうもありがとうございました。  

佳世乃さんの  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年11月17日(水)13時59分17秒

  「月光の届き始める楽器店」は、そのままでいいでしょう。文語文法に厳格な流派もあるようですが、遡れば連句のみなもとである「俳諧の連歌」そのものが連歌に対してブロークンなアンチテーゼとして始ったものなので、ここではその精神で行きたいと思います。  

補註  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年11月17日(水)13時49分52秒

   出典を明らかにしていなかった句ではウ10の「祖母から貰ふ輪ゴム九つ」は「神の留守輪ゴムは祖母が管理する」(『豆の木』No.4)をもとにしています。なんと二十世紀ですよ。ずいぶん歳をとったものですね。  

満尾!  投稿者:由季  投稿日:2021年11月17日(水)09時29分35秒

  みなさま、改めましてありがとうございました。


華やかな顔ぶれで・・・

本人も忘れているような句や、エピソードをたくさん盛り込んでいただき、嬉しいやら、くすぐったいやら。得難い体験でした。


心より感謝いたします!  

満尾おめでとうございます!  投稿者:佳世乃  投稿日:2021年11月17日(水)07時55分6秒

  満尾おめでとうございます!

ゆかりさん、みなさまありがとうございました。あざやか、はなやかでした。

また、由季さん、角川俳句賞おめでとうございます。

私の「月光の届き始める楽器店」は、「始むる」のほうがよいでしょうか。

また、「同窓会にひとり足りない」は、由季さんの「誰か一人足りないやうな花疲れ」を踏まえました。  

広げたるの巻  満尾  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年11月16日(火)22時42分2秒

   佳世乃さん、ありがとうございます。三句目がよいでしょう。


    七吟歌仙 広げたるの巻


   広げたる翼あかるき千草かな     ぽぽな

    空耳のごと白き虫の音       ゆかり

   月明にかざすシャンパンはにかんで  ゆらぎ

    スクリーンにはをどる踊り字    佳世乃

   席立ちて席にハンカチ残りたり      令

    百合一輪に礼状を添へ       うさぎ

ウ  暗号をマングローブの森に解く     由季

    鳥になつたり魚になつたり       な

   ゆつくりと鼻から吸つて鼻で吐く     り

    観音様と仰ぐ裸身を          ぎ

   高き日の映る鏡にせかされて       乃

    靴を響かせコサック騎兵        令

   掘りたての人参を手に駆け回り      う

    月も凍るし穴も凍るし         季

   熟睡をぴくりと動く犬の眉        な

    祖母から貰ふ輪ゴム九つ        り

   花万朶帝国陸軍埋蔵金          ぎ

    はたらく船ははるのゆふぐれ      乃

ナオ 大阪に河口干潟の残されて        令

    猫の飛び乗るこいさんの膝       う

   眼鏡かけ憎まれ役で押し通す       季

    同窓会にひとり足りない        乃

   消印ははつなつのニューカレドニア    な

    ポストコロニアリズム論考       ぎ

   いちまいの付箋を剥す昼深く       う

    送信あとは掃除機を連れ        り

   寝室の夫とのあひに誰かゐる       令

    方程式は冷たく甘く          季

   月光の届き始める楽器店         乃

    エディーの方が先に逝く秋       な

ナウ 野は山へ移り疎らに茨の実        ぎ

    双子同時に霜柱踏む          う

   日の当る場所を空までヒット曲      り

    売家を見て大あくびして        令

   塀を越え虚子庵からの花吹雪       季

    うぐひすもちの餡のつややか      乃


起首:2021年10月12日(火)

満尾:2021年11月16日(火)

捌き:三島ゆかり


 これにて満尾とします。あらためまして由季さん、角川賞受賞おめでとうございました。記念の一巻として残るとよいのですが…。連衆のみなさま、お疲れ様でした。しばしご歓談下さいませ。多少の差替も受付けます。あと、特にふれずに由季さんの句を引用したものがあれば、種明しもお願いします。

 

広げたる 挙句です  投稿者:佳世乃  投稿日:2021年11月16日(火)22時20分51秒

  ちょっと緊張ですが…よろしくおねがいします。


前もうしろもひかる魚島

さくらうぐひのやはらかき腹

うぐひすもちの餡のつややか

笑ふ山また山笑ふ山

 

広げたるの巻  ナウ花  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年11月16日(火)00時03分34秒

   由季さん、ありがとうございます。一句目がよいでしょう。由季さんから虚子が出てきましたか。感慨深いです。前句が「て止め」なので上五をちょっと変えますね。(前句、しかも二回「て」を繰返してリズムを作っているのですね。)


   広げたる翼あかるき千草かな     ぽぽな

    空耳のごと白き虫の音       ゆかり

   月明にかざすシャンパンはにかんで  ゆらぎ

    スクリーンにはをどる踊り字    佳世乃

   席立ちて席にハンカチ残りたり      令

    百合一輪に礼状を添へ       うさぎ

ウ  暗号をマングローブの森に解く     由季

    鳥になつたり魚になつたり       な

   ゆつくりと鼻から吸つて鼻で吐く     り

    観音様と仰ぐ裸身を          ぎ

   高き日の映る鏡にせかされて       乃

    靴を響かせコサック騎兵        令

   掘りたての人参を手に駆け回り      う

    月も凍るし穴も凍るし         季

   熟睡をぴくりと動く犬の眉        な

    祖母から貰ふ輪ゴム九つ        り

   花万朶帝国陸軍埋蔵金          ぎ

    はたらく船ははるのゆふぐれ      乃

ナオ 大阪に河口干潟の残されて        令

    猫の飛び乗るこいさんの膝       う

   眼鏡かけ憎まれ役で押し通す       季

    同窓会にひとり足りない        乃

   消印ははつなつのニューカレドニア    な

    ポストコロニアリズム論考       ぎ

   いちまいの付箋を剥す昼深く       う

    送信あとは掃除機を連れ        り

   寝室の夫とのあひに誰かゐる       令

    方程式は冷たく甘く          季

   月光の届き始める楽器店         乃

    エディーの方が先に逝く秋       な

ナウ 野は山へ移り疎らに茨の実        ぎ

    双子同時に霜柱踏む          う

   日の当る場所を空までヒット曲      り

    売家を見て大あくびして        令

   塀を越え虚子庵からの花吹雪       季


 挙句、佳世乃さん、お願いします。春のおめでたい句でお願いします。前句が「花吹雪」なので、もう雪は不要です。


 

広げたるの巻  ナウ5  投稿者:由季  投稿日:2021年11月15日(月)19時05分45秒

  ハードルが高いです・・・。


塀越えて虚子庵からの花吹雪

百種から御衣黄ざくら見つけ出し


お捌きください。  

広げたるの巻 ナウ4  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年11月14日(日)14時40分9秒

   れいさん、ありがとうございます。


   広げたる翼あかるき千草かな     ぽぽな

    空耳のごと白き虫の音       ゆかり

   月明にかざすシャンパンはにかんで  ゆらぎ

    スクリーンにはをどる踊り字    佳世乃

   席立ちて席にハンカチ残りたり      令

    百合一輪に礼状を添へ       うさぎ

ウ  暗号をマングローブの森に解く     由季

    鳥になつたり魚になつたり       な

   ゆつくりと鼻から吸つて鼻で吐く     り

    観音様と仰ぐ裸身を          ぎ

   高き日の映る鏡にせかされて       乃

    靴を響かせコサック騎兵        令

   掘りたての人参を手に駆け回り      う

    月も凍るし穴も凍るし         季

   熟睡をぴくりと動く犬の眉        な

    祖母から貰ふ輪ゴム九つ        り

   花万朶帝国陸軍埋蔵金          ぎ

    はたらく船ははるのゆふぐれ      乃

ナオ 大阪に河口干潟の残されて        令

    猫の飛び乗るこいさんの膝       う

   眼鏡かけ憎まれ役で押し通す       季

    同窓会にひとり足りない        乃

   消印ははつなつのニューカレドニア    な

    ポストコロニアリズム論考       ぎ

   いちまいの付箋を剥す昼深く       う

    送信あとは掃除機を連れ        り

   寝室の夫とのあひに誰かゐる       令

    方程式は冷たく甘く          季

   月光の届き始める楽器店         乃

    エディーの方が先に逝く秋       な

ナウ 野は山へ移り疎らに茨の実        ぎ

    双子同時に霜柱踏む          う

   日の当る場所を空までヒット曲      り

    売家を見て大あくびして        令


 さて満を持して由季さん、花の座を決めて下さい。(花を持たせるように進行を設計してあるんです、えへん。)

 

広げたるの巻 ナウ4  投稿者:れい  投稿日:2021年11月14日(日)12時26分21秒

      学芸員はポケットさぐる   令

    無理な毎日授業をさぼる

    売家を見て大あくびして


どうでせうか。  

広げたるの巻 ナウ2  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年11月13日(土)16時36分0秒

   うさぎさん、ありがとうございます。由季さんといえば双子ははずせませんよね。ちょっとリズムを変えて頂くことにします。


   広げたる翼あかるき千草かな     ぽぽな

    空耳のごと白き虫の音       ゆかり

   月明にかざすシャンパンはにかんで  ゆらぎ

    スクリーンにはをどる踊り字    佳世乃

   席立ちて席にハンカチ残りたり      令

    百合一輪に礼状を添へ       うさぎ

ウ  暗号をマングローブの森に解く     由季

    鳥になつたり魚になつたり       な

   ゆつくりと鼻から吸つて鼻で吐く     り

    観音様と仰ぐ裸身を          ぎ

   高き日の映る鏡にせかされて       乃

    靴を響かせコサック騎兵        令

   掘りたての人参を手に駆け回り      う

    月も凍るし穴も凍るし         季

   熟睡をぴくりと動く犬の眉        な

    祖母から貰ふ輪ゴム九つ        り

   花万朶帝国陸軍埋蔵金          ぎ

    はたらく船ははるのゆふぐれ      乃

ナオ 大阪に河口干潟の残されて        令

    猫の飛び乗るこいさんの膝       う

   眼鏡かけ憎まれ役で押し通す       季

    同窓会にひとり足りない        乃

   消印ははつなつのニューカレドニア    な

    ポストコロニアリズム論考       ぎ

   いちまいの付箋を剥す昼深く       う

    送信あとは掃除機を連れ        り

   寝室の夫とのあひに誰かゐる       令

    方程式は冷たく甘く          季

   月光の届き始める楽器店         乃

    エディーの方が先に逝く秋       な

ナウ 野は山へ移り疎らに茨の実        ぎ

    双子同時に霜柱踏む          う

   日の当る場所を空までヒット曲      り


 気分を変えてRCサクセションにしてみました。雪は挙句かなあ。


 令さん、雑か春でお願いします。





 

ナウ2  投稿者:うさぎ  投稿日:2021年11月13日(土)10時22分22秒

  たいへんお待たせしているわりに浮かばず・・・


双子同時に踏む霜柱  う

狩の犬にも兄と弟

てぶくろの手を繋ぎ帰らう

いとも軽々登るオリオン


お捌きよろしくお願いいたします。



 

ふふふ  投稿者:ゆかり  投稿日:2021年11月11日(木)21時54分59秒

  ごゆるりと。  


0 件のコメント:

コメントを投稿