2022年7月6日水曜日

掲示板過去ログ14

 2011年 1月29日(土)00時57分54秒から2011年 2月11日(金)16時16分33秒まで。




遠くより 5  投稿者:銀河  投稿日:2011年 2月11日(金)16時16分33秒

  猫に髭馬に睫毛の月の宴  銀河  

 

 

遠くより 4  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 2月11日(金)12時52分24秒

     ひむがしの春の結び目ほどかれて  苑を


        雲の上行く窓に身を寄せ     ぐみ

    これより我が身機首の意のまま  ぐみ


 飛行機であることを明示してしまうと、壮大な苑を句がオチを得て矮小化してしまう気がするのですが、いかがでしょう。第三も併せ、ちょっといじります。


   遠くより二月の海のうねりかな  桂信子

    冴返りたる美しき数式     ゆかり

   ひむがしに春の結び目ほどかれて  苑を

        雲の上行く窓のひとびと     ぐみ


 月の座です。秋の月を詠んで下さい。この打越、この前句にして月の座はハードルの高い仕事ですが、頑張りましょう。



 

おお  投稿者:苑を  投稿日:2011年 2月11日(金)07時46分28秒

  第三は「て」止めってことさえ失念しておりました。

とりあえず参加表明しとこのお気楽句が、なんとカッコイイ句に変身していることか。


以後、精進いたします故(ホントか)、連衆のみなさま、どうぞよろしくお願いいたします。  

懲りないタチで  投稿者:ぐみ  投稿日:2011年 2月11日(金)05時01分39秒 編集済

  遠くより二月の海のうねりかな  桂信子

    冴返りたる美しき数式     ゆかり

   ひむがしの春の結び目ほどかれて  苑を


        雲の上行く窓に身を寄せ  ぐみ

    これより我が身機首の意のまま ぐみ  

皆さん、ありがとうございます。  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 2月11日(金)01時22分11秒

  いろいろな案を頂きました。


卒業の校門出でて世に出でて      銀河

 無難だと思います。


百千鳥日和と文にしたためて      ぐみ

百千鳥日和に旅へ誘はれて       ぐみ

百千鳥日和の旅に誘はれて       ぐみ

 「百千鳥日和」という言葉、そういう言葉があらかじめ存在するかのような二句目、三句目よりは、一句目のその文に造語として初めて書いてみた感じがよいと思います。


旅人は帽子の鍔に手をかけて     うさぎ

 やや打越にかかる感があります。


ざぶざぶとアルキメデスは湯を出でて うさぎ

 こちらもやや打越にかかる感があります。


結び目の解けるやうに春は曙      苑を

 第三は「て止め」としたいです。


 かなり強引ですが、苑をさんの句をいじって頂くことにします。


   遠くより二月の海のうねりかな  桂信子

    冴返りたる美しき数式     ゆかり

   ひむがしの春の結び目ほどかれて  苑を


 次の句、苑をさん以外の方、雑にてお願い致します。





 

参加させてください。  投稿者:苑を  投稿日:2011年 2月10日(木)20時17分33秒

  とりあえず参加表明として置いてみます。


遠くより二月の海のうねりかな   桂信子

 冴返りたる美しき数式      ゆかり


結び目の解けるやうに春は曙    苑を


 

旅がOKなら  投稿者:ぐみ  投稿日:2011年 2月10日(木)11時37分28秒 編集済

  遠くより二月の海のうねりかな 桂信子

 冴返りたる美しき数式     ゆかり


百千鳥日和に旅へ誘はれて    ぐみ


百千鳥日和の旅に誘はれて    ぐみ


いかがでしょうか。


 

第三  投稿者:うさぎ  投稿日:2011年 2月10日(木)00時55分3秒

  久しぶりに連句に参加したい気分です。


遠くより二月の海のうねりかな 桂信子

 冴返りたる美しき数式    ゆかり


旅人は帽子の鍔に手をかけて  うさぎ


 旅は打越の「遠く」に障るでしょうか。


ざぶざぶとアルキメデスは湯を出でて うさぎ


こんなのしか浮かばぬのですが、以後ぼちぼち加わらせて下さい。


 

はい  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 2月 9日(水)22時04分28秒

  もう少し皆さんから第三をお待ちして、それから進めましょう。


(すでに頂いた銀河さんとぐみさんの句がボツだと言っているのではありません)  

トライ  投稿者:ぐみ  投稿日:2011年 2月 9日(水)19時11分27秒

  遠くより二月の海のうねりかな 桂信子

    冴返りたる美しき数式    ゆかり


      百千鳥日和と文にしたためて   ぐみ


   難問に挑戦してみましたが・・・ボツを承知のうえで。  

さらに別案を・・  投稿者:銀河  投稿日:2011年 2月 9日(水)10時31分53秒

  客亭主と挨拶があり、三句目で、連衆全体に投げられるので、さらに別の方の別案があれば投稿されて、御検討下さい。この付け方は、われながらあまり適当とは思えません。(銀河)  

遠くよりの巻  投稿者:銀河  投稿日:2011年 2月 9日(水)00時41分22秒

  卒業の校門出でて世に出でて 銀河


ご無沙汰していました。今回参加します。表の句にしては

すこし俗っぽいでしょうか?  

脇起し歌仙・遠くよりの巻  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 2月 8日(火)21時58分17秒

     遠くより二月の海のうねりかな 桂信子

    冴返りたる美しき数式    ゆかり


 どなたか第三をお願いします。春の句で続けて下さい。  

皆様どうも  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 2月 8日(火)21時46分39秒

  感想ありがとうございます。参加されなかったざんくろーさん、のかぜさんもありがとうございます。

あとりさんの質問ですが、「焚く」、気づいていませんでした。まあ、「苧殻焚く」でひと続きなのでお許し下さいませ。


さて、次の巻、行きましょうか。  

満尾☆  投稿者:七  投稿日:2011年 2月 7日(月)23時39分5秒

  おめでとうございます♪


どうも。。ワタクシ的にはイマイチ乗りの悪い巻でした。。。いつもの鋭いスピ-ドを止めてしまったようですね~~(-_-;)


でも。。懲りずにまたいつか機会があれば、遊ばせてください。

ゆかり様、連衆の皆様、ありがとうございました。

http://soup-stock7.blogspot.com/


 

おめでとうございます。  投稿者:篠  投稿日:2011年 2月 7日(月)22時55分1秒

  遅くなりました!

満尾、おめでとうございます。

随所で言葉やイメージが響き合う一巻になりましたね。

読み返してみると、言葉がたっぷりと使われている句が多く、

広がりを感じます。

花と月を一緒に詠んだことはこれまで1度もありませんでした。

ほんとうにむずかしかったですけど(笑)、勉強をさせていただきました。

ゆかりさんの見事なお捌きのおかげです。

みなさん、ありがとうございました。  

捌き人の感想  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 2月 7日(月)19時46分30秒

  そう、今回はいくつかの点で一風変わっていて、捌きながらたいへん愉しませてもらいました。


1)遠い位置の句との呼び交わし

 その1

 「七種やなくてぞ数のなつかしき     青蘿」

 「質草に春塵うすく積もりたる       令」

 「 草はかぐはし影に踏まれて       あ」

 その2

 「七種やなくてぞ数のなつかしき     青蘿」

 「数あらば言ひ当ててみよ星月夜      あ」

 とりわけその2の絶唱にはほんとうに驚かされました。


2)月の座の捨てっぷり

 「雨月ゆゑ装束つけて舞うてみる      令」

 「宇宙基地遠く近くに月涼し        七」

 「数あらば言ひ当ててみよ星月夜      あ」

 これだけゴージャスに月の座を捨てた一巻はあまりないのではないでしょうか。あえて月を詠まなかった「星月夜」の絶唱が胸を打ちます。


3)最後の花の座と挙句

 2)の副産物ですが、花の座で月も詠むという難題を出して、篠さんに見事に応えて頂きました。その場所に月があることによって、挙句にふくよかな味わいが加わりました。

 「花の森果て満月の青むころ        篠」

 「 草はかぐはし影に踏まれて       あ」


 みなさん、ありがとうございました。











 

満尾おめでとうございます  投稿者:のかぜ  投稿日:2011年 2月 7日(月)16時33分23秒

  満尾おめでとう御座います。


春の薫風に吹かれてるような気持ちの良い「七種の巻」でした。いつまでも香りが残ります。

 皆様、お疲れ様でした。




 

ありがとうございました  投稿者:あとり  投稿日:2011年 2月 7日(月)14時39分9秒

  みなさまありがとうございました。


花の昼どこが出口かわからない      な

    かげろふ越しにクラインの壺   み


うっとりしました。


ゆかりさんに質問です。「焚く」が2つ出て来るのですが、同じことばでも、間が離れていれば大丈夫なのですね。  

七種の巻  投稿者:令  投稿日:2011年 2月 7日(月)11時52分23秒

  満尾おめでとうございます。

ゆかりさま、皆様ありがとうございました。


七種から始まり、質草が真ん中、終わりに草が、

そのも全部初句にきているという面白い形になりましたね。

質草を詠んだ時は、折の初め毎に「くさ」が来ていることに気付いていませんでした。

ゆかりさんに言われて、あっ!と思いました。  

七種の巻  投稿者: ぽぽな  投稿日:2011年 2月 7日(月)07時58分33秒

  おめでとうございます。

このあたり流浪な感じで好きでした。


   チェロケース背負ひ峠にバス待てば    篠

    頻頻と散るかのししの耳        あ

   風花に先を失ふ摩天楼          ゆ

    冬の水辺はもの焚く匂ひ        な

   歌麿の美人画どれも鼻ひとつ       み

    切手選ぶにあれかこれかと       令

   貝殻に流木ひろふ夏の海         七


祝杯、cheers!!  

一ヶ月  投稿者:ぐみ  投稿日:2011年 2月 7日(月)03時32分58秒 編集済

  足らずの満尾ですね。早ければというものでもないでしょうが、生きの良さの味も格別で。

今回も学ぶところ多く、25で『並べてみると前句は「描く」もうるさい』との

お捌き様のご指摘は、作句の基本として、肝に銘じました。

皆様、有難うございました。


 

おめ~  投稿者:ざんくろー  投稿日:2011年 2月 6日(日)18時58分32秒

  さすがヨゴレがいないと衝撃の展開が続きますね(笑。


おめでとうございますw  

七種 満尾  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 2月 6日(日)17時47分22秒 編集済

  発句「七種」に対し「草」をとるかちょっと悩みましたが、大長考の末、「草はかぐはし影に踏まれて」を頂きます。どこか「おゝチルシスとアマントが/庭に出て来て遊んでる」みたいな雰囲気があっていいではないですか。


脇起し七吟歌仙・七種の巻


   七種やなくてぞ数のなつかしき     青蘿

    薺といはず打ちてしやまん     ゆかり

   隆々と山の肩より朝日でて      ぽぽな

    青海原に響く銅鑼の音        ぐみ

   雨月ゆゑ装束つけて舞うてみる      令

    金唐革は蜻蜒の模様          七

ウ  市庁舎の窓の数だけ秋思あり       篠

    通勤に持つ厄除け詩集       あとり

   土曜日は犬と散歩をして暮らし      ゆ

    バッキンガムの宮殿に雪        な

   賜りしクイーンサイズの掛布団      み

    工場跡は滑走路へと          令

   宇宙基地遠く近くに月涼し        七

    ハンモックてふ恋の前触れ       篠

   ひかがみを指でやさしく洗ひあひ     あ

    力がぬけて天国へ行く         ゆ

   花の昼どこが出口かわからない      な

    かげろふ越しにクラインの壺      み

ナオ 質草に春塵うすく積もりたる       令

    うなぎパイなど手土産にして      七

   チェロケース背負ひ峠にバス待てば    篠

    頻頻と散るかのししの耳        あ

   風花に先を失ふ摩天楼          ゆ

    冬の水辺はもの焚く匂ひ        な

   歌麿の美人画どれも鼻ひとつ       み

    切手選ぶにあれかこれかと       令

   貝殻に流木ひろふ夏の海         七

    山の天気を下駄で占ひ         篠

   数あらば言ひ当ててみよ星月夜      あ

    心なき身の苧殻焚きをり        ゆ

ナウ ひるすぎのつくつくぼふしつくぼふし   な

    赤頭巾ちゃん読んで聞かせて      み

   だんだんと足の先から眠くなる      令

    夢魔に押され揺るるふらここ      七

   花の森果て満月の青むころ        篠

    草はかぐはし影に踏まれて       あ


起首 2011年 1月 8日(土)15時13分40秒

満尾 2011年 2月 6日(日)17時47分22秒

捌き ゆかり




 これにて満尾です。連衆の皆様、お疲れ様でした。しばしご歓談下さい。




 

あるいは  投稿者:あとり  投稿日:2011年 2月 6日(日)08時42分12秒

  唐を目指して百千鳥散る


草生のうへに春の潮満つ

http://konohanas.exblog.jp/


 

はい、ふたたび  投稿者:あとり  投稿日:2011年 2月 5日(土)19時53分43秒

  草はかぐはし影に踏まれて


輪につながつて春の草生ふ

http://konohanas.exblog.jp/


 

あ  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 2月 5日(土)13時30分42秒

  挙句は春の句がよいです。もう一句お願いします。  

36  投稿者:あとり  投稿日:2011年 2月 5日(土)08時13分19秒

  おはようございます。


おほみづ引いて砂は笑ひぬ


よろしくお願いいたします。

http://konohanas.exblog.jp/


 

はい、  投稿者:?  投稿日:2011年 2月 4日(金)22時22分41秒

  出掛けておりました。

明日まいります。しばしお待ちを……。  

七種 35  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 2月 4日(金)07時10分12秒

  いいですねえ。「花の森」を頂きます。「花散りそめて」の方は、前句「揺るるぶらんこ」と因果関係が発生してしまうので、避けた方がよいでしょう。


   七種やなくてぞ数のなつかしき     青蘿

    薺といはず打ちてしやまん     ゆかり

   隆々と山の肩より朝日でて      ぽぽな

    青海原に響く銅鑼の音        ぐみ

   雨月ゆゑ装束つけて舞うてみる      令

    金唐革は蜻蜒の模様          七

ウ  市庁舎の窓の数だけ秋思あり       篠

    通勤に持つ厄除け詩集       あとり

   土曜日は犬と散歩をして暮らし      ゆ

    バッキンガムの宮殿に雪        な

   賜りしクイーンサイズの掛布団      み

    工場跡は滑走路へと          令

   宇宙基地遠く近くに月涼し        七

    ハンモックてふ恋の前触れ       篠

   ひかがみを指でやさしく洗ひあひ     あ

    力がぬけて天国へ行く         ゆ

   花の昼どこが出口かわからない      な

    かげろふ越しにクラインの壺      み

ナオ 質草に春塵うすく積もりたる       令

    うなぎパイなど手土産にして      七

   チェロケース背負ひ峠にバス待てば    篠

    頻頻と散るかのししの耳        あ

   風花に先を失ふ摩天楼          ゆ

    冬の水辺はもの焚く匂ひ        な

   歌麿の美人画どれも鼻ひとつ       み

    切手選ぶにあれかこれかと       令

   貝殻に流木ひろふ夏の海         七

    山の天気を下駄で占ひ         篠

   数あらば言ひ当ててみよ星月夜      あ

    心なき身の苧殻焚きをり        ゆ

ナウ ひるすぎのつくつくぼふしつくぼふし   な

    赤頭巾ちゃん読んで聞かせて      み

   だんだんと足の先から眠くなる      令

    夢魔に押され揺るるふらここ      七

   花の森果て満月の青むころ        篠


 あとりさん、挙句をお願いします。



        

七種35(再)  投稿者:篠  投稿日:2011年 2月 4日(金)02時33分36秒 編集済

  ナウ ひるすぎのつくつくぼふしつくぼふし   な

    赤頭巾ちゃん読んで聞かせて      み

   だんだんと足の先から眠くなる      令

    夢魔に押され揺るるぶらんこ      七


   花の森果て満月の青むころ        篠

   ひとひらの花散りそめて月夜なり     篠


いかがでせうか…。

 

はい。  投稿者:篠  投稿日:2011年 2月 4日(金)01時05分6秒

  推敲してみます。

またしばらくお時間を下さい。  

篠さん、ども  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 2月 3日(木)23時31分25秒

  「舟を漕ぐ」は慣用句として打越に障るので避けましょう。花の座は、桜では駄目で花でないといけないのです。初期の頃、それを教えて下さったのは銀河さんであったか令さんであったか…。「終るとき月あをみたる花の森」みたいな感じで、花にしたいです。うまいこと推敲してみて下さい。  

七種 35  投稿者:篠  投稿日:2011年 2月 3日(木)23時14分27秒

  ナウ ひるすぎのつくつくぼふしつくぼふし   な

    赤頭巾ちゃん読んで聞かせて      み

   だんだんと足の先から眠くなる      令

    夢魔に押され揺るるふらここ      七



   月青む桜の森の終るとき    篠

   花屑を分け満月へ舟を漕ぐ   篠


お捌きを。  

脇にちょっと手を入れます  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 2月 2日(水)22時38分15秒

  今さらながら「薺にあらず」→「薺といはず」とします。


   七種やなくてぞ数のなつかしき     青蘿

    薺といはず打ちてしやまん     ゆかり

   隆々と山の肩より朝日でて      ぽぽな

    青海原に響く銅鑼の音        ぐみ

   雨月ゆゑ装束つけて舞うてみる      令

    金唐革は蜻蜒の模様          七

ウ  市庁舎の窓の数だけ秋思あり       篠

    通勤に持つ厄除け詩集       あとり

   土曜日は犬と散歩をして暮らし      ゆ

    バッキンガムの宮殿に雪        な

   賜りしクイーンサイズの掛布団      み

    工場跡は滑走路へと          令

   宇宙基地遠く近くに月涼し        七

    ハンモックてふ恋の前触れ       篠

   ひかがみを指でやさしく洗ひあひ     あ

    力がぬけて天国へ行く         ゆ

   花の昼どこが出口かわからない      な

    かげろふ越しにクラインの壺      み

ナオ 質草に春塵うすく積もりたる       令

    うなぎパイなど手土産にして      七

   チェロケース背負ひ峠にバス待てば    篠

    頻頻と散るかのししの耳        あ

   風花に先を失ふ摩天楼          ゆ

    冬の水辺はもの焚く匂ひ        な

   歌麿の美人画どれも鼻ひとつ       み

    切手選ぶにあれかこれかと       令

   貝殻に流木ひろふ夏の海         七

    山の天気を下駄で占ひ         篠

   数あらば言ひ当ててみよ星月夜      あ

    心なき身の苧殻焚きをり        ゆ

ナウ ひるすぎのつくつくぼふしつくぼふし   な

    赤頭巾ちゃん読んで聞かせて      み

   だんだんと足の先から眠くなる      令

    夢魔に押され揺るるふらここ      七




 

はい。  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 2月 2日(水)22時27分31秒

  ゆっくり考えて下さい。こんな要求を出す捌き人もあまりいないと思いますので…。  

花月  投稿者:篠  投稿日:2011年 2月 2日(水)18時39分53秒

  む、むずかしい。。。

しばらくお時間を下さいませ。  

七種 34  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 2月 1日(火)20時56分8秒

  夢魔を頂きます。ちょっといじります。


   七種やなくてぞ数のなつかしき     青蘿

    薺にあらず打ちてしやまん     ゆかり

   隆々と山の肩より朝日でて      ぽぽな

    青海原に響く銅鑼の音        ぐみ

   雨月ゆゑ装束つけて舞うてみる      令

    金唐革は蜻蜒の模様          七

ウ  市庁舎の窓の数だけ秋思あり       篠

    通勤に持つ厄除け詩集       あとり

   土曜日は犬と散歩をして暮らし      ゆ

    バッキンガムの宮殿に雪        な

   賜りしクイーンサイズの掛布団      み

    工場跡は滑走路へと          令

   宇宙基地遠く近くに月涼し        七

    ハンモックてふ恋の前触れ       篠

   ひかがみを指でやさしく洗ひあひ     あ

    力がぬけて天国へ行く         ゆ

   花の昼どこが出口かわからない      な

    かげろふ越しにクラインの壺      み

ナオ 質草に春塵うすく積もりたる       令

    うなぎパイなど手土産にして      七

   チェロケース背負ひ峠にバス待てば    篠

    頻頻と散るかのししの耳        あ

   風花に先を失ふ摩天楼          ゆ

    冬の水辺はもの焚く匂ひ        な

   歌麿の美人画どれも鼻ひとつ       み

    切手選ぶにあれかこれかと       令

   貝殻に流木ひろふ夏の海         七

    山の天気を下駄で占ひ         篠

   数あらば言ひ当ててみよ星月夜      あ

    心なき身の苧殻焚きをり        ゆ

ナウ ひるすぎのつくつくぼふしつくぼふし   な

    赤頭巾ちゃん読んで聞かせて      み

   だんだんと足の先から眠くなる      令

    夢魔に押され揺るるふらここ      七


 さて篠さん、花と月いっぺんにお願いします。なぜそうなったのかというと、「雨月ゆゑ装束つけて舞うてみる」「宇宙基地遠く近くに月涼し」「数あらば言ひ当ててみよ星月夜」と、月の座なのに曲者ばかりだからなのです。これでもかというくらい花と月をオーソドックスに愛でて下さい。



 

七種34-B  投稿者:七  投稿日:2011年 2月 1日(火)09時27分55秒

   赤頭巾ちゃん読んで聞かせて      み

   だんだんと足の先から眠くなる      令



夢魔に押されてぶらんこを漕ぐ    七

けふの唇春色の紅

のどけし午後の海岸公園


いまだ、眠気が続きます。。お捌きを。。。




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七種34  投稿者:七  投稿日:2011年 1月31日(月)23時13分40秒

  「白河夜船」!。。。う~~~む。。(~o~)


迷路ゲ-ムにはまる春昼   七

群れ蝶の舞い棚田に映えて

春一番が描く風紋


!ってな感じはいかがでしょう?

明日、また考えます。眠いので(^^;)





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う~む  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 1月31日(月)22時59分3秒

  「うつつ」に戻らなくていいかも知れません。蕪村の引用、あまり効果的でないです。「寝台の舟」、韻律がよろしくないです。


春をただよふ○○○○の舟


みたいな感じでなんとかなりませんか。「寝台」じゃないほうがよいです。「白河夜船」とか。  

七種34  投稿者:七  投稿日:2011年 1月31日(月)22時47分20秒

  樹上に坐せばうつつは朧

ひねもすのたりのたり春の日

寝台の舟は春を漂い


なんだかねえ。。ですが、お捌きを。


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七種 33  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 1月31日(月)00時31分10秒

  いいですねえ。


   七種やなくてぞ数のなつかしき     青蘿

    薺にあらず打ちてしやまん     ゆかり

   隆々と山の肩より朝日でて      ぽぽな

    青海原に響く銅鑼の音        ぐみ

   雨月ゆゑ装束つけて舞うてみる      令

    金唐革は蜻蜒の模様          七

ウ  市庁舎の窓の数だけ秋思あり       篠

    通勤に持つ厄除け詩集       あとり

   土曜日は犬と散歩をして暮らし      ゆ

    バッキンガムの宮殿に雪        な

   賜りしクイーンサイズの掛布団      み

    工場跡は滑走路へと          令

   宇宙基地遠く近くに月涼し        七

    ハンモックてふ恋の前触れ       篠

   ひかがみを指でやさしく洗ひあひ     あ

    力がぬけて天国へ行く         ゆ

   花の昼どこが出口かわからない      な

    かげろふ越しにクラインの壺      み

ナオ 質草に春塵うすく積もりたる       令

    うなぎパイなど手土産にして      七

   チェロケース背負ひ峠にバス待てば    篠

    頻頻と散るかのししの耳        あ

   風花に先を失ふ摩天楼          ゆ

    冬の水辺はもの焚く匂ひ        な

   歌麿の美人画どれも鼻ひとつ       み

    切手選ぶにあれかこれかと       令

   貝殻に流木ひろふ夏の海         七

    山の天気を下駄で占ひ         篠

   数あらば言ひ当ててみよ星月夜      あ

    心なき身の苧殻焚きをり        ゆ

ナウ ひるすぎのつくつくぼふしつくぼふし   な

    赤頭巾ちゃん読んで聞かせて      み

   だんだんと足の先から眠くなる      令


 では七さん、春でお願いします。その次の篠さんは花の座で花と月をいっぺんに詠んで下さい。




 

七種33  投稿者:令  投稿日:2011年 1月30日(日)22時18分55秒

  だんだんと足の先から眠くなる   令


どうでせうか。  

七種 32  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 1月30日(日)13時57分59秒

   いい感じです。


   七種やなくてぞ数のなつかしき     青蘿

    薺にあらず打ちてしやまん     ゆかり

   隆々と山の肩より朝日でて      ぽぽな

    青海原に響く銅鑼の音        ぐみ

   雨月ゆゑ装束つけて舞うてみる      令

    金唐革は蜻蜒の模様          七

ウ  市庁舎の窓の数だけ秋思あり       篠

    通勤に持つ厄除け詩集       あとり

   土曜日は犬と散歩をして暮らし      ゆ

    バッキンガムの宮殿に雪        な

   賜りしクイーンサイズの掛布団      み

    工場跡は滑走路へと          令

   宇宙基地遠く近くに月涼し        七

    ハンモックてふ恋の前触れ       篠

   ひかがみを指でやさしく洗ひあひ     あ

    力がぬけて天国へ行く         ゆ

   花の昼どこが出口かわからない      な

    かげろふ越しにクラインの壺      み

ナオ 質草に春塵うすく積もりたる       令

    うなぎパイなど手土産にして      七

   チェロケース背負ひ峠にバス待てば    篠

    頻頻と散るかのししの耳        あ

   風花に先を失ふ摩天楼          ゆ

    冬の水辺はもの焚く匂ひ        な

   歌麿の美人画どれも鼻ひとつ       み

    切手選ぶにあれかこれかと       令

   貝殻に流木ひろふ夏の海         七

    山の天気を下駄で占ひ         篠

   数あらば言ひ当ててみよ星月夜      あ

    心なき身の苧殻焚きをり        ゆ

ナウ ひるすぎのつくつくぼふしつくぼふし   な

    赤頭巾ちゃん読んで聞かせて      み


 令さん、雑か冬で。  

七種 32  投稿者:ぐみ  投稿日:2011年 1月30日(日)13時42分35秒

  心なき身の苧殻焚きをり        ゆ

ナウ ひるすぎのつくつくぼふしつくぼふし   な


   赤頭巾ちゃん読んで聞かせて   み


   耳袋した驢馬に寄り添ひ


  おだやかに をこころがけましたが・・・いかがでしょうか。

  童話の主人公の名は季語にならないと思いますので、無季ですよね。


 

七種 31  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 1月30日(日)10時49分4秒

  そっちの法師へ行きましたか、やるなあ。


   七種やなくてぞ数のなつかしき     青蘿

    薺にあらず打ちてしやまん     ゆかり

   隆々と山の肩より朝日でて      ぽぽな

    青海原に響く銅鑼の音        ぐみ

   雨月ゆゑ装束つけて舞うてみる      令

    金唐革は蜻蜒の模様          七

ウ  市庁舎の窓の数だけ秋思あり       篠

    通勤に持つ厄除け詩集       あとり

   土曜日は犬と散歩をして暮らし      ゆ

    バッキンガムの宮殿に雪        な

   賜りしクイーンサイズの掛布団      み

    工場跡は滑走路へと          令

   宇宙基地遠く近くに月涼し        七

    ハンモックてふ恋の前触れ       篠

   ひかがみを指でやさしく洗ひあひ     あ

    力がぬけて天国へ行く         ゆ

   花の昼どこが出口かわからない      な

    かげろふ越しにクラインの壺      み

ナオ 質草に春塵うすく積もりたる       令

    うなぎパイなど手土産にして      七

   チェロケース背負ひ峠にバス待てば    篠

    頻頻と散るかのししの耳        あ

   風花に先を失ふ摩天楼          ゆ

    冬の水辺はもの焚く匂ひ        な

   歌麿の美人画どれも鼻ひとつ       み

    切手選ぶにあれかこれかと       令

   貝殻に流木ひろふ夏の海         七

    山の天気を下駄で占ひ         篠

   数あらば言ひ当ててみよ星月夜      あ

    心なき身の苧殻焚きをり        ゆ

ナウ ひるすぎのつくつくぼふしつくぼふし   な


 ぐみさん、雑か、冬でお願いします。あと、何句か先の篠さんは、花の座で花と月をいっぺんに詠んで下さい。心の準備をお願いします。






 

七種 31  投稿者: ぽぽな  投稿日:2011年 1月30日(日)01時17分38秒

     数あらば言ひ当ててみよ星月夜    あ

    心なき身の苧殻焚きをり      ゆ

ナウ

 ひるすぎのつくつくぼふしつくぼふし   な


今年は雪の当たり年です。

よろしくお願いします。

 

七種 30  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 1月29日(土)14時33分31秒

     七種やなくてぞ数のなつかしき   青蘿

    薺にあらず打ちてしやまん   ゆかり

   隆々と山の肩より朝日でて    ぽぽな

    青海原に響く銅鑼の音      ぐみ

   雨月ゆゑ装束つけて舞うてみる    令

    金唐革は蜻蜒の模様        七

ウ  市庁舎の窓の数だけ秋思あり     篠

    通勤に持つ厄除け詩集     あとり

   土曜日は犬と散歩をして暮らし    ゆ

    バッキンガムの宮殿に雪      な

   賜りしクイーンサイズの掛布団    み

    工場跡は滑走路へと        令

   宇宙基地遠く近くに月涼し      七

    ハンモックてふ恋の前触れ     篠

   ひかがみを指でやさしく洗ひあひ   あ

    力がぬけて天国へ行く       ゆ

   花の昼どこが出口かわからない    な

    かげろふ越しにクラインの壺    み

ナオ 質草に春塵うすく積もりたる     令

    うなぎパイなど手土産にして    七

   チェロケース背負ひ峠にバス待てば  篠

    頻頻と散るかのししの耳      あ

   風花に先を失ふ摩天楼        ゆ

    冬の水辺はもの焚く匂ひ      な

   歌麿の美人画どれも鼻ひとつ     み

    切手選ぶにあれかこれかと     令

   貝殻に流木ひろふ夏の海       七

    山の天気を下駄で占ひ       篠

   数あらば言ひ当ててみよ星月夜    あ

    心なき身の苧殻焚きをり      ゆ

ナウ


 ぽぽなさん、秋の句を続けて下さい。名残裏なのでしゅるしゅると締めに入りましょう。

 

七種 29  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 1月29日(土)00時57分54秒

  発句が「七種やなくてぞ数のなつかしき」で、名残表の月の座に「数あらば言ひ当ててみよ星月夜」が出てくるのを、どう捉えるか。これはたとえて言うなら、carry that weightの間奏で高らかにトランペットでyou never give me your moneyが鳴り渡るのと同じくらい感動的なのかも知れないと思う私なのでした。


   七種やなくてぞ数のなつかしき   青蘿

    薺にあらず打ちてしやまん   ゆかり

   隆々と山の肩より朝日でて    ぽぽな

    青海原に響く銅鑼の音      ぐみ

   雨月ゆゑ装束つけて舞うてみる    令

    金唐革は蜻蜒の模様        七

ウ  市庁舎の窓の数だけ秋思あり     篠

    通勤に持つ厄除け詩集     あとり

   土曜日は犬と散歩をして暮らし    ゆ

    バッキンガムの宮殿に雪      な

   賜りしクイーンサイズの掛布団    み

    工場跡は滑走路へと        令

   宇宙基地遠く近くに月涼し      七

    ハンモックてふ恋の前触れ     篠

   ひかがみを指でやさしく洗ひあひ   あ

    力がぬけて天国へ行く       ゆ

   花の昼どこが出口かわからない    な

    かげろふ越しにクラインの壺    み

ナオ 質草に春塵うすく積もりたる     令

    うなぎパイなど手土産にして    七

   チェロケース背負ひ峠にバス待てば  篠

    頻頻と散るかのししの耳      あ

   風花に先を失ふ摩天楼        ゆ

    冬の水辺はもの焚く匂ひ      な

   歌麿の美人画どれも鼻ひとつ     み

    切手選ぶにあれかこれかと     令

   貝殻に流木ひろふ夏の海       七

    山の天気を下駄で占ひ       篠

   数あらば言ひ当ててみよ星月夜    あ


 うるさいことを言えば、星月夜は新月のころの星空の輝かしさを称えたものなので、月の座にはならないのですが、委細構わず行きます。


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