2022年7月7日木曜日

掲示板過去ログ17

 2011年 3月16日(水)00時00分56秒から2011年 4月18日(月)07時25分0秒まで。




春天12  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 4月18日(月)07時25分0秒

     春天に鳩をあげたる伽藍かな   川端茅舎

    木蓮といふ合掌植物       ゆかり

   風光る山郷にふと誘はれて      ぐみ

    このあたりにも落人の裔       ゆ

   ほのぐらき眼窩のそらに月ひとり   銀河

    椎の実に添ふ椎の実の影     あとり

ウ  秋麗の坊ちやん電車でうたた寝す      苑を

    夢で逢はむと衣かへせり       み

   身を責めて羽のあやなす異類婚     河

    北窓ふさぐ写真スタジオ       あ

   二十歳とは風花だつたかもしれず    を

    なかつたといふ伍圓拾圓       ゆ


 ぐみさん、夏で。このへんで月を出したいところ。


 

 

 

春天11  投稿者:苑を  投稿日:2011年 4月18日(月)02時58分22秒

  身を責めて羽のあやなす異類婚     河

 北窓ふさぐ写真スタジオ       あ


二十歳とは風花だつたかもしれず    を


うーん、こんなんしか思い付きませぬ。

お捌きを。


 

春天の巻10  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 4月18日(月)00時04分30秒

  あとりさん、ありがとうございます。由緒正しい写真館の店じまいのような趣がありますね。


   春天に鳩をあげたる伽藍かな   川端茅舎

    木蓮といふ合掌植物       ゆかり

   風光る山郷にふと誘はれて      ぐみ

    このあたりにも落人の裔       ゆ

   ほのぐらき眼窩のそらに月ひとり   銀河

    椎の実に添ふ椎の実の影     あとり

ウ  秋麗の坊ちやん電車でうたた寝す      苑を

    夢で逢はむと衣かへせり       み

   身を責めて羽のあやなす異類婚     河

    北窓ふさぐ写真スタジオ       あ


 苑をさん、お次をどうぞ。  

春天の巻10  投稿者:あとり  投稿日:2011年 4月17日(日)20時19分24秒

  お待たせいたしました。では……


北窓ふさぐ写真スタジオ  あとり  

はい  投稿者:あとり  投稿日:2011年 4月16日(土)23時20分40秒

  すみません。少しお時間下さい。  

どうも。  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 4月16日(土)22時49分16秒

  できれば身体部位から離れた方が、前句とのつながり具合がよくなると考えます。もう一句いかがですか。  

春天9  投稿者:あとり  投稿日:2011年 4月16日(土)10時22分57秒

  はい。


夢で逢はむと衣かへせり       み

   身を責めて羽のあやなす異類婚     河


土曜の夜は足湯しながら


まずは思いつくままに。

よろしくお願いいたします。  

春天の巻9  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 4月15日(金)22時51分7秒 編集済

  すごいな、異類婚までも。「夕鶴」かな。


   春天に鳩をあげたる伽藍かな   川端茅舎

    木蓮といふ合掌植物       ゆかり

   風光る山郷にふと誘はれて      ぐみ

    このあたりにも落人の裔       ゆ

   ほのぐらき眼窩のそらに月ひとり   銀河

    椎の実に添ふ椎の実の影     あとり

ウ  秋麗の坊ちやん電車でうたた寝す      苑を

    夢で逢はむと衣かへせり       み

   身を責めて羽のあやなす異類婚     河


 あとりさん、恋を離れましょう。季を入れるなら冬で。






 

銀河  投稿者:銀河  投稿日:2011年 4月15日(金)22時42分57秒

  身を責めて羽のあやなす異類婚        銀河

せんなくばたっとき御簾を押し入りて     銀河


恋になってるかなあ、不安・・・経験豊かな方の想像力におすがりします。  

春天の巻8  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 4月15日(金)20時53分11秒 編集済

  前句の白昼堂々爆睡している感じに付けるのでしたら、「夜」を取ってしまった方がよいでしょう。眠っている人の夢に入り込むためにいたずらするみたいな…。ちょっといじります。


   春天に鳩をあげたる伽藍かな   川端茅舎

    木蓮といふ合掌植物       ゆかり

   風光る山郷にふと誘はれて      ぐみ

    このあたりにも落人の裔       ゆ

   ほのぐらき眼窩のそらに月ひとり   銀河

    椎の実に添ふ椎の実の影     あとり

ウ  秋麗の坊ちやん電車でうたた寝す      苑を

    夢で逢はむと衣かへせり       み


 銀河さん、恋をもう一句続けて下さい。


 

やりなおし1  投稿者:ぐみ  投稿日:2011年 4月15日(金)07時52分12秒 編集済

   化粧なをして君待つ駅へ   ぐみ


 勝負化粧の術も披露し


 夜着返さずも夢で逢ふとは  小野小町さん再登場です。






   

さっそくどうも  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 4月15日(金)07時01分42秒

  もっと付いていてよいです。前句で特定しているものを覆すような付け方はよくないです。電車で夜着は裏返さないでしょう?  

春天の巻8  投稿者:ぐみ  投稿日:2011年 4月15日(金)06時52分35秒

       椎の実に添ふ椎の実の影     あとり

ウ  秋麗の坊ちやん電車でうたた寝す      苑を


     夜着裏返し夢で会はむと   ぐみ


  付き過ぎでしょうか。


 

おはこんばんちは  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 4月15日(金)06時15分51秒

  ではぐみさん、恋の句を。


ちなみに、椎の実→坊ちゃんの筋は「どんぐりころころ」そのもので、捌き人の私は何も想像力を使っていません。  

大切なもの  投稿者:ぐみ  投稿日:2011年 4月15日(金)03時07分1秒

  歴史から学ぶにしても、想像力を働かせなければ、想定外ということになるのですね。

人を思いやるのも想像力、自分を律するのも想像力、根底に働く想像力の質、量が

人間性に影響するのだと思います。

その想像力を鍛錬するのに 連句 は向いていると思います。

替え歌番組と坊ちゃん電車のつながりに至るお捌きさまの黒帯級の想像力に唸りました。

この際、途中下車はしないで、付いて行くことにします。  どうぞ よろしく。

 

ども。  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 4月14日(木)23時10分42秒 編集済

   苑をさん、ご参加ありがとうございます。いいですねえ、このとぼけ方。


   春天に鳩をあげたる伽藍かな   川端茅舎

    木蓮といふ合掌植物       ゆかり

   風光る山郷にふと誘はれて      ぐみ

    このあたりにも落人の裔       ゆ

   ほのぐらき眼窩のそらに月ひとり   銀河

    椎の実に添ふ椎の実の影     あとり

ウ  秋麗の坊ちやん電車でうたた寝す      苑を


 先日観ていた馬鹿なテレビで、森三中が「いい歌はたいてい「どんぐりころころどんぶりこ おいけにはまってさあたいへん どじょうがでてきてこんにちは ぼっちゃんいっしょにあそびましょ」の歌詞で歌える」ということを言い出し、なんと八代亜紀が「舟歌」のメロディで「どんぐりころころ」の歌詞をこぶしをきかせて歌うというすごいことをやっていました。七五調が基調にあるものは、まあ、そういうことになるわけですが、大歌手にそういうことをやらせてしまうところがさすがです。




 さて、秋を離れてがんがん行きましょう。御曹司に恋でしょうか。ぐみさんは結局どうされるのですか。「連句どころではない」のでしたら、残りの連衆で回しますけど…。





 

春天の巻 7  投稿者:苑を  投稿日:2011年 4月14日(木)13時11分46秒

  なんだか久し振りな気がします。

お仲間に入れてください。


ほのぐらき眼窩のそらに月ひとり   銀河

 椎の実に添ふ椎の実の影     あとり


秋麗の坊ちやん電車でうたた寝す      苑を

 

わかりました  投稿者:銀河  投稿日:2011年 4月13日(水)12時47分51秒

  たしかにその通りです。が、「眼窩のそら」も自分のなかでは重要フレーズで、たいそう気にいっており捨てたくなかったのです。、しかし・・前の句、特に発句の響き方とさわるなあ、と・この辺の呼吸。ゆかりさんの大胆さにいつも「納得させられる」ところです。どうもおざわがせしました、あとりさんのこのつけは、やわらかでいいなあ。  

春天の巻6  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 4月13日(水)11時14分9秒

  「吾亦紅」も「椎の実」も「山郷」から展開しきれない感がなきにしもあらずなのですが、「椎の実」の前句の引き立て方がよいので後者を頂きます。

銀河さんのは「月ひとり」と詠んだ擬人法が眼目なので、「眼窩の窓に」、とか「眼窩の裡に」とか、「眼窩の海に」とかにすると、ごちゃごちゃして訳が分からなくなります。シンプルに「そら」のままで頂きます。



   春天に鳩をあげたる伽藍かな   川端茅舎

    木蓮といふ合掌植物       ゆかり

   風光る山郷にふと誘はれて      ぐみ

    このあたりにも落人の裔       ゆ

   ほのぐらき眼窩のそらに月ひとり   銀河

    椎の実に添ふ椎の実の影     あとり


 さて、表六句が終わりました。ここからは諧謔精神を胸におおいに暴れましょう。秋の句を続けて下さい。どなたかまだご参加頂けますか。



 

後出しだめ押し、済みません  投稿者:銀河  投稿日:2011年 4月13日(水)10時26分1秒

  眼窩の「そら」・・・発句の春天をけがすので、表6句では、地上のそれも虚の「月」にするべきところ。しっぱいした、と感じているのですが、いつもあとだしの連続ですみません。出してしまわないとわからないところがあり。。。


「眼窩の窓に」、とか「眼窩の裡に」とか、「眼窩の海に」とか

このほうがいいのでは、と。  

秋  投稿者:あとり  投稿日:2011年 4月13日(水)09時51分58秒

  銀河さま 眼窩のそら、格好いいです!


このあたりにも落人の裔      ゆ

ほのぐらき眼窩のそらに月ひとり  銀河


吾亦紅なる茎のゆらゆら


椎の実に添ふ椎の実の影


何かまだ、気持ちがぶわぶわして、焦点が定まりません。何度でも書きます。よろしくお願いいたします。  

仄  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 4月13日(水)08時44分54秒

  漢和辞典を調べちゃいました。


仄は、厂(がけ)とそのそばに人がからだをかたむけて寄りそうさま。


(「漢字源」より)


平仮名にします。


   春天に鳩をあげたる伽藍かな  川端茅舎

    木蓮といふ合掌植物      ゆかり

   風光る山郷にふと誘はれて     ぐみ

    このあたりにも落人の裔      ゆ

   ほのぐらき眼窩のそらに月ひとり  銀河





 

いいのですか?  投稿者:銀河  投稿日:2011年 4月13日(水)01時01分42秒

  あとりさん、ごめんなさい。あとのものがでしゃばって。

ゆかりさん、ついでに「仄ぐらき」の、「仄」の「人」も気になってきたのですが、

「ほの蒙き」、または、「ほのぐらき」にしていただけませんか?  

ありがとうございます  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 4月13日(水)00時21分1秒

  あとりさん、銀河さん、ありがとうございます。


月さして瀬に散るひかり淵に魚  あとり


 ちょっと要素が多すぎる感があります。ちなみにロボットはそういうの、得意です。

http://yukari3434.web.fc2.com/yukariri.html


仄ぐらき眼窩のそらに月一人   銀河


 前句「落人」と障るので、ひらがなで頂くことにします。


   春天に鳩をあげたる伽藍かな  川端茅舎

    木蓮といふ合掌植物      ゆかり

   風光る山郷にふと誘はれて     ぐみ

    このあたりにも落人の裔      ゆ

   仄ぐらき眼窩のそらに月ひとり   銀河


ではあとりさん、次の句をお願いします。秋の句を続けて下さい。




 

一瞬遅れましたので、  投稿者:銀河  投稿日:2011年 4月13日(水)00時15分13秒

  とりさげます。まあ、こころがうごくかぎり、すすみませう。

 

春  投稿者:銀河  投稿日:2011年 4月13日(水)00時12分13秒

  仄ぐらき眼窩のそらに月一人   銀河


目が疲れて、休むつもりでしたが・・・ゆっくりゆきましょう。幸いにして被災しなかった者は、やるべき事はやらねばならないけど。平常心をとりもどすことがだいじだとおもいます。  

よろしくお願いいたします  投稿者:あとり  投稿日:2011年 4月13日(水)00時08分27秒

  月さして瀬に散るひかり淵に魚  あとり  

感時花濺涙  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 4月12日(火)22時28分2秒

  このところ余震が再び活発化し、明日東京を直下型地震が襲っても不思議はない状況です。「連句どころではない」と感じる方がマジョリティかも知れませんが、そんなときだからこそ、ラッセル車のように連句を貫いて行きたいと感じています。


   春天に鳩をあげたる伽藍かな 川端茅舎

    木蓮といふ合掌植物     ゆかり

   風光る山郷にふと誘はれて    ぐみ

    このあたりにも落人の裔     り


 次は月の座です。賛同して下さる方のみご参加下さい。


 

時をあらためませんか。  投稿者:ぐみ  投稿日:2011年 4月12日(火)05時16分25秒

  連句のベテランに参加お願いメールを出したところで

NHKのテレビニュースで原発事故最悪のレベル7にランクアップの発表を聴きました。


これはもう連句どころではありませんね。

他の掲示板での連句も一ヶ月以上 途中でストップしているのを拝見。世の中、連句どころ

ではないのでしょう。

三句目をつけた私にお気をつかってくださって、両吟でとおっしゃっていただいて

それだけで光栄です。 でも、この未曾有の大災害時の厳しさを共に受けて居る私でも

ありますものですから・・・。どうぞ又の機会にお誘いくださいますように。  

何も動きがないですね  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 4月11日(月)19時02分56秒

  ぐみさん、両吟で行きますか。  

だんだんと  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 4月 3日(日)17時04分5秒 編集済

  皆さんの素性が浮かび上がってきて、それぞれに江戸時代に近いことが偲ばれ、ぐみさんがもっとも近いわけでもなかろうという気もします。ちなみに私は花の中三トリオと同学年です。


   春天に鳩をあげたる伽藍かな 川端茅舎

    木蓮といふ合掌植物     ゆかり

   風光る山郷にふと誘はれて    ぐみ


 「ふと誘はれて」で、だいぶよくなったと感じます。ではどなたか、春を離れて雑で続けて下さい。さらに一句後が月の座となります。







 

はい 存知て居りますとも。  投稿者:ぐみ  投稿日:2011年 4月 3日(日)13時51分25秒 編集済

  皆様のなかで、もっとも江戸時代に近いのが私です。


東京空襲で焼け出され、無一物になりましたから、今回の災害で着のみ着のままのかた達の

お気持がよーくわかります。私は山の手で焼夷弾の雨の中を逃げ回りました。

赤坂が生家の連れ合いは、九死に一生の戦災体験をし、それを、時々微に入り細にわたって

ゴルフ仲間のアメリカ人に話して聞かせると、彼等はイヤーな顔をするそうです。


連句に戻ります。その「魅せられて」ではなく、白川郷の魅力のつもりでした。


風光る山郷にふと誘はれて     これから物語が始まるという気分でいかがでしょうか。  

魅せられて  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 4月 3日(日)11時53分14秒 編集済

  ところでぐみさんはかのジュディ・オングの大ヒット曲はご存じの世代なのでしょうか。




 ついでながら、羽の衣装というと、私にとってはこれ↓。それ以外のものはみんな真似に見えてしまいます。





 さらについでながら、これ↓の曲後のスピーチを聞いていたら不覚にも落涙してしまいました。






http://


 

そうですね  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 4月 3日(日)11時43分36秒

  「魅せられて」がちょっともったいない気がします。感情を表す語はあまり出さない方がよいでしょう。かといって、「訪ねきて」とかにすると「伽藍」と響いてしまい、悩ましいところです。

 発句と脇で天候も鳥も建物も植物も出してしまったので、非常に付けにくいかも知れませんが、もう一句お願いします。他の方でも、よい案があれば…。  

試案  投稿者:ぐみ  投稿日:2011年 4月 3日(日)10時39分20秒

  春天に鳩をあげたる伽藍かな 川端茅舎

 木蓮といふ合掌植物     ゆかり


風光る山郷深く魅せられて   ぐみ   山郷=やまざと


他のお作を待ちかねて、つい ・・・




 

脇起し歌仙・春天の巻  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 4月 2日(土)09時16分49秒

     春天に鳩をあげたる伽藍かな 川端茅舎

    木蓮といふ合掌植物     ゆかり


 しばらく頭の中が連句モードでなくなっておりました。再開します。

どなたか第三をお願いします。春の句を「て止め」で。



 

削除  投稿者:七  投稿日:2011年 3月19日(土)20時30分8秒 編集済

  連句に無関係な投稿、失礼致しました。

http://soup-stock7.blogspot.com/


 

満尾!  投稿者:うさぎ  投稿日:2011年 3月17日(木)21時41分7秒

  えっもう?という感じ。

自分の位置にまったく気づいていませんでした。

足を引っ張ってばかりの劣等生でごめんなさい。


ゆかりさん、連衆のみなさん、本当にありがとうございした。



 

満尾☆おめでとうございます  投稿者:七  投稿日:2011年 3月17日(木)13時37分30秒 編集済

  歌仙を見学できるのもシアワセかもしれません。


http://soup-stock7.blogspot.com/


 

おめでとうございます  投稿者:あとり  投稿日:2011年 3月17日(木)09時22分36秒

  こうしてみなさんと、歌仙を巻けるということが、どれほどしあわせなことかと。感謝いたします。ありがとうございました。  

おめでとうと言う響き  投稿者:ぐみ  投稿日:2011年 3月17日(木)02時37分3秒

  ひさしぶりに耳にしました。毎日ニュース漬け。LA TIMES、米国テレビも連日大惨事報道。

ジャーナリズムの違いを実感。それにしても日本人の国民性をあらためて認識。略奪、暴動

の起きないことに外国人は目を見張っています。どこでも列を乱さず、渋滞の車からもクラクションの皆無。避難所の整然と揃えられた脱いだ靴。悲しみを内に篭め耐える姿・・・・

よその国の人には、とても考えられない美徳を世界中に知らしめています。

すべてを一瞬に失った人々を思うと、ドネーションに駆けつけよう。


頑張れ日本、頑張れ東北。 涙が止まりません。


この中で満尾、これはすごいことですね。おめでとうございます。  

満尾おめでとう!!  投稿者:銀河  投稿日:2011年 3月17日(木)00時26分3秒

  全く、世の中なにがおきるか解りません。歌仙36句の世界はそのミニチュア=寓話の世界だと思いました。

今回は、序破急の移りかたが、すごくよくわかり。筋を作れそうな寓話性が強く出ていたようです。裏に入ってからの展開が、とくにダイナミックでした。付けるときの気合いが、自分も他の方の付け方のときもたのしかったです。ゆかりさんの捌きは挑発的で、巧く引き出されてしまうので、これもおどろき。


れいさんのおっしゃるとおり、これ以上悪いことが怒らぬようこの遠くから来てきらきらとたゆたっている一巻に閉じ込めましょう、ほんとに・・・・。、

 

満尾  投稿者:れい  投稿日:2011年 3月16日(水)22時46分14秒

  この大惨事の中、無事に満尾しましたね。

発句が今になって見ると、図らずも予言めいてみえてきます。

毎日の報道に心痛む日々ですが、どうぞこれ以上悪いことが起こらぬようにと祈らずにはいられません。

ゆかりさん、みなさんありがとうございました。  

祝・満尾!!  投稿者:苑を  投稿日:2011年 3月16日(水)21時33分30秒

  遠くより二月の海のうねりかな  桂信子

   から

春の河口の波のきらきら      あ

    へ


忘れられないひと巻となるでしょう。  

満尾!  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 3月16日(水)21時15分8秒

  昨今の情勢を思うと、この「きらきら」は胸を打つものがあります。


   遠くより二月の海のうねりかな  桂信子

    冴返りたる美しき数式     ゆかり

   ひむがしに春の結び目ほどかれて  苑を

        雲の上行く窓のひとびと     ぐみ

   猫に髭馬に睫毛の月の宴      銀河

    到来ものの南瓜ごろりと      令

ウ  冷ややかに午前零時の継母は   うさぎ

    くるぶしの汗ひとに拭はせ   あとり

   にこやかに取材をかはす上半身    ゆ

        白昼堂々名画を盗む        を

   エルガーの行進曲で式挙げて     み

    べそかきながらやつと一年     河

   寒柝は月の裏側までとどく      令

    蝙蝠傘のフロイト博士       ぎ

      天鵞絨の緑の丘へ続くソファ          あ

    どんどんどんどん撞球の玉     ゆ

   花ふぶく夜は湖となる町に住み    を

    朝陽に染まる白蝶の群れ      み

ナオ 韃靼の春を指したる帆のこころ    河

    ときじくの夢違観音        令

   てのひらに書き足したるは何の線   ぎ

    逆光の鳥まばらに並ぶ       あ

   土偶から土偶生まるる北の国     ゆ

    女スパイは微笑を浮かべ      を

   髪切るも想ひの丈の絶ちがたく    み

    寵愛ふかきお腹様とも       河

   明日はあす今日はけふとて繭籠る   令

    絹ごし豆腐ばかり商ひ       ぎ

   薔薇窓のくづれてのちの月の暈    あ

    森に夢みる蔦の聖堂        ゆ

ナウ 大陸を蝗の群の飛び止まず      を

    羽うしなひし雪の降り積む     み

   このところずつとロングのコート着て 河

    硝子越しなる笙や篳篥       令

   篝火を吸ひ寄せ飽かぬ里の花     ぎ

    春の河口の波のきらきら      あ


 うさぎさん、差し替え案があればまだどうぞ。といいつつ、連衆の皆様、大変な中をありがとうございました。しばし感想などを!




 

はい。  投稿者:あとり  投稿日:2011年 3月16日(水)09時57分35秒

  春の河口の波のきらきら


(めでたくなっているでしょうか……。よろしくお願いいたします!)  

おはようございます  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 3月16日(水)06時41分2秒

  一句目を頂きます。「里の」を、できれば取りたいのですが、いい案があれば差し替えます。


   遠くより二月の海のうねりかな  桂信子

    冴返りたる美しき数式     ゆかり

   ひむがしに春の結び目ほどかれて  苑を

        雲の上行く窓のひとびと     ぐみ

   猫に髭馬に睫毛の月の宴      銀河

    到来ものの南瓜ごろりと      令

ウ  冷ややかに午前零時の継母は   うさぎ

    くるぶしの汗ひとに拭はせ   あとり

   にこやかに取材をかはす上半身    ゆ

        白昼堂々名画を盗む        を

   エルガーの行進曲で式挙げて     み

    べそかきながらやつと一年     河

   寒柝は月の裏側までとどく      令

    蝙蝠傘のフロイト博士       ぎ

      天鵞絨の緑の丘へ続くソファ          あ

    どんどんどんどん撞球の玉     ゆ

   花ふぶく夜は湖となる町に住み    を

    朝陽に染まる白蝶の群れ      み

ナオ 韃靼の春を指したる帆のこころ    河

    ときじくの夢違観音        令

   てのひらに書き足したるは何の線   ぎ

    逆光の鳥まばらに並ぶ       あ

   土偶から土偶生まるる北の国     ゆ

    女スパイは微笑を浮かべ      を

   髪切るも想ひの丈の絶ちがたく    み

    寵愛ふかきお腹様とも       河

   明日はあす今日はけふとて繭籠る   令

    絹ごし豆腐ばかり商ひ       ぎ

   薔薇窓のくづれてのちの月の暈    あ

    森に夢みる蔦の聖堂        ゆ

ナウ 大陸を蝗の群の飛び止まず      を

    羽うしなひし雪の降り積む     み

   このところずつとロングのコート着て 河

    硝子越しなる笙や篳篥       令

   篝火を吸ひ寄せ飽かぬ里の花     ぎ


 あとりさん、挙句を。春のおめでたい句で、お願いします。


 

ありゃまー  投稿者:うさぎ  投稿日:2011年 3月16日(水)01時02分1秒

  苑をさんの句が良かったので「花」を使うのが躊躇われたのですが、裏目に出たかあ。

NGばかりですみまっせーん!


篝火を吸ひ寄せ飽かぬ里の花  ぎ

鳴神の寝所に花の舞ひこんで  ぎ

窓を打つ花の狼藉ゆるされよ  ぎ


取り敢えず寝て出直します・・・






 

あああああ  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 3月16日(水)00時00分56秒

  私も初期の頃には知らなかったのですが、花の座は「花」という言葉で「桜」を詠むもので、「桜」という言葉は駄目なのだそうです。それに一句目は往年のビートルズ連句の「ひとひらの花を肌に歩き出す    ぎ Hey Jude」みたいだし。

もう一句行きましょう。  

むむむむむ  投稿者:うさぎ  投稿日:2011年 3月15日(火)23時50分44秒

  なるほど、そういうものなのですか-。


ひとひらの桜を肩に神楽坂 ぎ

篝火を楊貴妃桜吸ひ寄せて ぎ


今夜のところはこの位しか浮かびません。

 


0 件のコメント:

コメントを投稿