2022年7月7日木曜日

掲示板過去ログ24

 2011年 7月20日(水)23時44分2秒から2011年 8月 2日(火)02時42分11秒まで。




連句の効用  投稿者:ぐみ  投稿日:2011年 8月 2日(火)02時42分11秒 編集済

  苑をさま

 お気遣い戴いて木に登り・・・ということで、豚か馬鹿か猿かと検索の結果です。

 回答が沢山出て居て ↓

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/476698.html


 これで又ひとつ、勉強したわけで、得しちゃった次第です。  

 

 

ぐみさま  投稿者:苑を  投稿日:2011年 7月31日(日)22時01分33秒

  全然お見苦しくないですよ。

一緒に教えていただきましたし、発想もとても素敵。

短歌って、とてもゴージャス! 俳句では描けぬ世界です。


それにしても捌きのチャレンジ精神には「まいった」ですね。  

あとりさんへ  投稿者:ぐみ  投稿日:2011年 7月31日(日)15時09分26秒

  いっときの恥と引き換えに、私自身には、大きな収穫がありました。

あとりさんのご感想をいただけたのも私にとっては得難い成果です。

有難うございました。

 

苑をさんへ  投稿者:ぐみ  投稿日:2011年 7月31日(日)14時50分57秒

  幕下としては、横綱の胸を借りられるチャンスは滅多あるものではなく、はためにどううつろうと、がむしゃらに・・・ということで、お見苦しいところを披露してしまいました。

コメント頂戴し光栄です。  

どもっ!  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 7月31日(日)10時47分40秒

  あとりさん、ご感想ありがとうございます。短歌におけるルフランは遠く天武朝頃までさかのぼるものなのですね。なにも知らずにやっております(^^);


ついでながら「咲くやこの花館」って、まだあるのですね! 検索してびっくりしました。

http://www.sakuyakonohana.com/index.html




 

感想  投稿者:あとり  投稿日:2011年 7月31日(日)08時15分25秒

  土曜日の夜は熱出す土曜日の夜は寝るだけ土曜日の夜    り

   月ぞ知る大日本は銃後にも月月火水木金金         み


掛け合いが見事で、うらやましいくらい。

土曜日の繰り返しに「難波津に咲くやこの花……」みたいなドライブ感があって好きです。


すべからく天めざすべし花と翅ともに地の舞ひ楽しみてのち み


絶唱だと思いました。ちょっと、鳥肌が。


歌ばっかりに反応してしまいました。舟を漕ぎつつ近づく草間彌生のイメージも楽しかったです。(ほんまに来たらちょっとコワイけど)  

たぶん  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 7月31日(日)01時31分17秒

  三句ずつで交替すると、打越にかかってはいけないという禁忌を自分の中に取り込むことになって、さらにハードルが上がるのでしょうね。付句は別の人が…、という当たり前のことをたまにははずしてみるのも面白いということが分かった一巻でした。


ついでながら、ミクシィはちょっとまえに足あと機能の仕様変更というとんでもない改悪をしまして、ことばは交わさないけど「ああ、読んでくれているんだ」という共感幻想がなくなってしまい、急に色褪せてしまいました。という理由で、「そうまでして入らなくても」と私も思います。  

ヘンな例え  投稿者:ぐみ  投稿日:2011年 7月30日(土)17時17分42秒

  自分の長句に自分で短句を付ける、それも連想を飛躍させるのって、とても新鮮な体験でした。ちょっと例えが適切ではないかもしれませんが、絵を描く時、その絵を鏡に映してみると第三者的に絵の問題点が見つけられることがあります。カンジンスキーは、出来上がった絵を逆さに置いていたのを、それと知らない友人にその絵の面白さを云われ、それからは逆さまのままがその絵の正しい向きということになったそうです。自分の句を別人の目で付け句をするって意外にとても面白かったです。  

ミクシィ  投稿者:ぐみ  投稿日:2011年 7月30日(土)16時53分26秒

  それが前のアドレスのパスワードがいろいろやっても全部ダメ。これっていう記録をとってなくて。おそまつです。新しく友人に紹介手続きをして戴いたのですが、最近は携帯電話の番号で確認を送ってくることになっており、その携帯電話会社が限られていて、米国扱いの私のでは規定外でこれもダメ。ミクシィに問い合わせたら、現段階では対応不可とのことでした。友人はもう少し踏み込んだ親切なお助け案を出してくれていますが、そうまでして入らなくても・・って感じと言うのが現状です。  

ついでながら  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 7月30日(土)13時34分53秒

  > eメールアドレス変更で、ミクシィは諦めたので入れず。


 入会しなおすのではなく、前のeメールアドレスでミクシィにログインして、プロフィール変更でeメールアドレスを変更すれば、できるんじゃないですか?

詳しい人、フォロー願います。


 

どうも~  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 7月30日(土)13時19分19秒

  ぐみさんの目白の焼け野原の昔話から、私がひとりで発句と脇を作ってしまい、二句ずつ作者交替という異例の展開となり、名残の折からはさらに二句を足すように短歌となった訳ですが、いや、この不如意な感じがなんとも楽しかったです。


自分の句に自分でつける、というのは、世間でいうところの「舌の根も乾かぬうちに…」みたいなところがあって、実にやりにくく、またそれが結構楽しいということも分かりました。


短歌は私もほとんど馴染みがありません。俵万智さんの歌集を二冊お持ちとのことですが、私も同じようなものです。私は東直子さんの歌集を三冊持っているくらいです。


あらためて見渡すと時系列の混乱(落花のあとに春めくだったり、月のあとに逢魔が時だったり)、同じ単語や言い回しが出てくるといったおかしな点もありますが、すべては勢いということで看過することにします。


それにしても「サタデイナイトフィーバー」で「土曜日の夜」を連呼した後の、月の座の「月月火水木金金」という応酬、パソコンを前に思わず笑ってしまいました。


あとりさんは、ほんとは歌人なのですよね? いやあ、大変なものをお見せしてしまいました。追ってご感想をお聞かせ下さいませ。


苑をさん、そうですね、付け合いというよりは贈り合うって感じが確かにありますね。次はなにをやらかしましょうか、漢詩?


 

満尾!  投稿者:苑を  投稿日:2011年 7月30日(土)10時21分41秒

  おめでとうございます。


回文に短歌…目が回ります。

短歌になると、贈り合うって感じが強まるなァと思ったり。

楽しませていただきました。




 

おめでとうございます!  投稿者:あとり  投稿日:2011年 7月30日(土)07時28分55秒

  ゆかりさま、ぐみさま、おめでとうございます!


ずっと見ておりましたよ-。


また感想書きにきます。  

有難うございました。  投稿者:ぐみ  投稿日:2011年 7月30日(土)06時12分32秒

  手取り、足取り、お捌きさまのおかげでここまで来れました。


ダメ出しをいただく度に目のうろこがはがれ、参加させていただき自分の瞳のボルテージが上ったと確信しています。


短歌ということになり、大慌て。手元の参考書は俵万智の「サラダ記念日」「チョコレート革命」二冊だけ。 短歌は敬して遠ざかっていたものですから。だから私の俳句に深みが無いわけで。

短歌の真似事をしてみてわかったことは、やっぱり、俳句はいいなってこと。

短歌愛好者の方、ごめんなさい。 かってポスターなどを描いていたものですから、端的にが癖になってまして。

名残ウラに来て、鳥が出ていないことに気付き、小鳥来るを入れてみました。数え歌を「忘れずに」と「忘れずに来る小鳥たち」と両方にかけた独りよがりでしたが、孔雀の登場は衝撃でした。これはイタダキでこれから描く私の絵にも登場させよう。

それと、サタデーナイト フィーバー・・・・これには一本取られました。それと終局でいきなり食虫植物とは。静かにフエイドアウトするのかと思っていたら、もうびっくり。

透明な虫の翅や、小鳥の落とした羽毛が花びらと一緒に天上に舞い上がり、落下傘へと続く暗示と言う趣向なーんて・・・(笑


eメールアドレス変更で、ミクシィは諦めたので入れず。人伝えで、お捌きさまのご都合の具合を漏れ聞き、大変な時期に重なったようで、心苦しく又、心痛めておりました。


当地は猛暑でないのが助かりますが、この一ヶ月、句友の突然の葬儀、私自身のホームドクターの変更

急激なドル安、ア、これは余り関係ないか とけっこういろいろありました。でも秋蝉満尾は私にとって大きな出来事に違いありません。 お捌きさま、有難うございました。もしも、見守ってくださった方が居られましたら、御礼申し上げます。


 

両吟歌仙・秋蝉の巻 満尾!  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 7月29日(金)23時29分6秒 編集済

     秋蝉やナイロンひかる落下傘             ゆかり

    色なき風に甘き横文字                 り

   月も乗せ客船の旅整ひて                ぐみ

    物見の山に動く人影                  み

   遠近法もちひすはこそ天狗様               り

    大風呂敷で包む大法螺                 り

ウ  果しなき唐草模様とカルーセル              み

    姉妹の屋根に雪降り募り                み

   百合族のはじめは鏡殺しの刑               り

    牛車の列の三里四里とも                り

   土用波あやつる我の背に翼                み

    提灯に舌からかさに足                 み

   火にあぶり肴としたる神無月               り

    ひと雨ごとに海の近づく                り

   煙草屋の嫗舟漕ぐ昼下がり                み

    赤いかつらは草間彌生か                み

   幕をなし花の散りゆく嵐山                り

    等高線のとほり春めく                 り

ナオ 切り株に当つて転ぶうさぎゐて棚の下には大き皿など    み

   きんいろの懐中時計に鎖あるやうに私の時は囚はれ     り

   濃い霧に自由の女神は右の手を下げて休みぬ少し微笑み   み

   土曜日の夜は熱出す土曜日の夜は寝るだけ土曜日の夜    り

   月ぞ知る大日本は銃後にも月月火水木金金         み

   秋といふ逢魔が時をひとつづつ街灯ともり影は四方に    り

ナウ お手玉の数へ歌など思い出し孔雀の庭を丸く掃きをり    み

   どの窓も曇つてゐたる温室の順路に沿つて食虫植物     り

   すべからく天めざすべし花と翅ともに地の舞ひ楽しみてのち み


起首:2011年 6月25日(土)

満尾:2011年 7月29日(金)

捌き:ゆかり


 いやあ、ぐみさん、お付き合い下さいましてありがとうございました。この捌き人の気まぐれ、大変でしたでしょう?


 しばしご歓談と致しましょう。賑やかし隊の方もよろしく!  

さすが  投稿者:ぐみ  投稿日:2011年 7月29日(金)08時35分22秒

  素晴らしいです。


どうか、それでシャンシャンシャンと。  

じゃ、こうしましょう  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 7月29日(金)08時03分23秒

  すべからく天めざすべし花と翅ともに地の舞ひ楽しみてのち  

ダメかなぁ  投稿者:ぐみ  投稿日:2011年 7月29日(金)07時50分5秒

  落下傘を意識しているので、昇るにしたいんですけど・・・  

では  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 7月29日(金)07時15分14秒

  散らさないで花万朶くらいでまとめられませんか。  

では  投稿者:ぐみ  投稿日:2011年 7月29日(金)07時02分3秒 編集済

  ナウ お手玉の数へ歌など思い出し孔雀の庭を丸く掃きをり   み

   どの窓も曇つてゐたる温室の順路に沿つて食虫植物    り


花吹雪天まで昇れ羽と翅共に地の舞ひ楽しみてのち


  幕をなし花の散りゆく嵐山     り

 花の散り行くと花吹雪は似すぎていますか?

 花舞ふて天まで・・・  としましょうか。  

ううむ  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 7月29日(金)06時17分12秒

  もっと平明でよいです。  

食虫植物に触発されて。  投稿者:ぐみ  投稿日:2011年 7月29日(金)05時30分20秒

  ナウ お手玉の数へ歌など思い出し孔雀の庭を丸く掃きをり   み

   どの窓も曇つてゐたる温室の順路に沿つて食虫植物    り


      朝陽受け綺羅花の雲呑み込むや清流のごと満つる言霊  み


   折句 あ・き・の・せ・み としてみましたが、

   もっと穏やかに終るべき?

 

ちょっと変えます  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 7月28日(木)21時47分8秒

  「忘れずに」より「思い出し」かなと思ったり、「小鳥来る」だとちょっと窮屈かなあと思ったりで、少しいじらせて下さいませ。


   秋蝉やナイロンひかる落下傘  ゆかり

    色なき風に甘き横文字      り

   月も乗せ客船の旅整ひて     ぐみ

    物見の山に動く人影       み

   遠近法もちひすはこそ天狗様    り

    大風呂敷で包む大法螺      り

ウ  果しなき唐草模様とカルーセル   み

    姉妹の屋根に雪降り募り     み

   百合族のはじめは鏡殺しの刑    り

    牛車の列の三里四里とも     り

   土用波あやつる我の背に翼     み

    提灯に舌からかさに足      み

   火にあぶり肴としたる神無月    り

    ひと雨ごとに海の近づく     り

   煙草屋の嫗舟漕ぐ昼下がり     み

    赤いかつらは草間彌生か     み

   幕をなし花の散りゆく嵐山     り

    等高線のとほり春めく      り

ナオ 切り株に当つて転ぶうさぎゐて棚の下には大き皿など   み

   きんいろの懐中時計に鎖あるやうに私の時は囚はれ    り

   濃い霧に自由の女神は右の手を下げて休みぬ少し微笑み  み

   土曜日の夜は熱出す土曜日の夜は寝るだけ土曜日の夜   り

   月ぞ知る大日本は銃後にも月月火水木金金        み

   秋といふ逢魔が時をひとつづつ街灯ともり影は四方に   り

ナウ お手玉の数へ歌など思い出し孔雀の庭を丸く掃きをり   み

   どの窓も曇つてゐたる温室の順路に沿つて食虫植物    り


 さて、花の座兼挙歌(?)をお願いします。



 

数え歌  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 7月28日(木)07時48分11秒

  なるほど、♪一番はじめは一の宮…は聞いたことないです。紹介してくれたURLにある♪いろれつらんぱん…は「いちれつらんぱん」の誤記ですね。これは鞠つき歌として割と最近存在を知り、母に訊ねました。  

数え歌  投稿者:ぐみ  投稿日:2011年 7月28日(木)07時12分47秒 編集済

  ♪一番はじめは一の宮 二は日光東照宮 三は讃岐の金比羅さん 四は信濃の善光寺 五つ出雲の大社(おおやしろ) 六つ村には鎮守様 七つ成田の不動様 八つやはたの八幡宮 九つ高野の弘法さん 十は東京招魂社♪


お手玉の遊び方と歌、一例  http://www.children.ne.jp/play/i-otedama.html


 

秋蝉 名残裏1  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 7月28日(木)06時52分6秒

  お手玉の数え歌って、どんなのでしたっけ?


   秋蝉やナイロンひかる落下傘  ゆかり

    色なき風に甘き横文字      り

   月も乗せ客船の旅整ひて     ぐみ

    物見の山に動く人影       み

   遠近法もちひすはこそ天狗様    り

    大風呂敷で包む大法螺      り

ウ  果しなき唐草模様とカルーセル   み

    姉妹の屋根に雪降り募り     み

   百合族のはじめは鏡殺しの刑    り

    牛車の列の三里四里とも     り

   土用波あやつる我の背に翼     み

    提灯に舌からかさに足      み

   火にあぶり肴としたる神無月    り

    ひと雨ごとに海の近づく     り

   煙草屋の嫗舟漕ぐ昼下がり     み

    赤いかつらは草間彌生か     み

   幕をなし花の散りゆく嵐山     り

    等高線のとほり春めく      り

ナオ 切り株に当つて転ぶうさぎゐて棚の下には大き皿など   み

   きんいろの懐中時計に鎖あるやうに私の時は囚はれ    り

   濃い霧に自由の女神は右の手を下げて休みぬ少し微笑み  み

   土曜日の夜は熱出す土曜日の夜は寝るだけ土曜日の夜   り

   月ぞ知る大日本は銃後にも月月火水木金金        み

   秋といふ逢魔が時をひとつづつ街灯ともり影は四方に   り

ナウ お手玉の数へ歌など忘れずに小鳥来る庭丸く掃きつつ   み


次は私です。  

穏やかに・・・ですね  投稿者:ぐみ  投稿日:2011年 7月28日(木)04時03分4秒 編集済

  秋蝉やナイロンひかる落下傘  ゆかり

    色なき風に甘き横文字      り

   月も乗せ客船の旅整ひて     ぐみ

    物見の山に動く人影       み

   遠近法もちひすはこそ天狗様    り

    大風呂敷で包む大法螺      り

ウ  果しなき唐草模様とカルーセル   み

    姉妹の屋根に雪降り募り     み

   百合族のはじめは鏡殺しの刑    り

    牛車の列の三里四里とも     り

   土用波あやつる我の背に翼     み

    提灯に舌からかさに足      み

   火にあぶり肴としたる神無月    り

    ひと雨ごとに海の近づく     り

   煙草屋の嫗舟漕ぐ昼下がり     み

    赤いかつらは草間彌生か     み

   幕をなし花の散りゆく嵐山     り

    等高線のとほり春めく      り

ナオ 切り株に当つて転ぶうさぎゐて棚の下には大き皿など   み

   きんいろの懐中時計に鎖あるやうに私の時は囚はれ    り

   濃い霧に自由の女神は右の手を下げて休みぬ少し微笑み  み

   土曜日の夜は熱出す土曜日の夜は寝るだけ土曜日の夜   り

   月ぞ知る大日本は銃後にも月月火水木金金        み

   秋といふ逢魔が時をひとつづつ街灯ともり影は四方に   り

ナウ

      お手玉の数へ歌など忘れずに小鳥来る庭丸く掃きつつ   み


    雑(無季)が宜しければ


   ゆるやかにグーグルアース操りて故郷の今訪ね得るとは  

秋蝉 名残表6  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 7月27日(水)23時54分26秒

     秋蝉やナイロンひかる落下傘  ゆかり

    色なき風に甘き横文字      り

   月も乗せ客船の旅整ひて     ぐみ

    物見の山に動く人影       み

   遠近法もちひすはこそ天狗様    り

    大風呂敷で包む大法螺      り

ウ  果しなき唐草模様とカルーセル   み

    姉妹の屋根に雪降り募り     み

   百合族のはじめは鏡殺しの刑    り

    牛車の列の三里四里とも     り

   土用波あやつる我の背に翼     み

    提灯に舌からかさに足      み

   火にあぶり肴としたる神無月    り

    ひと雨ごとに海の近づく     り

   煙草屋の嫗舟漕ぐ昼下がり     み

    赤いかつらは草間彌生か     み

   幕をなし花の散りゆく嵐山     り

    等高線のとほり春めく      り

ナオ 切り株に当つて転ぶうさぎゐて棚の下には大き皿など   み

   きんいろの懐中時計に鎖あるやうに私の時は囚はれ    り

   濃い霧に自由の女神は右の手を下げて休みぬ少し微笑み  み

   土曜日の夜は熱出す土曜日の夜は寝るだけ土曜日の夜   り

   月ぞ知る大日本は銃後にも月月火水木金金        み

   秋といふ逢魔が時をひとつづつ街灯ともり影は四方に   り

ナウ


 名残裏も短歌三首で突っ走りましょう。  

秋蝉 名残表5  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 7月27日(水)20時57分5秒

  「土曜日の夜は熱出す」云々は"saturday night fever"なのでお見舞い無用です。


「月月火水木金金」を頂きたいのですが、もともと♪海~の男の艦隊勤務、月月火水木金金なので、「銃後とは」に限定したくないのです。ちょっといじりますが、いかがでしょう。


   秋蝉やナイロンひかる落下傘  ゆかり

    色なき風に甘き横文字      り

   月も乗せ客船の旅整ひて     ぐみ

    物見の山に動く人影       み

   遠近法もちひすはこそ天狗様    り

    大風呂敷で包む大法螺      り

ウ  果しなき唐草模様とカルーセル   み

    姉妹の屋根に雪降り募り     み

   百合族のはじめは鏡殺しの刑    り

    牛車の列の三里四里とも     り

   土用波あやつる我の背に翼     み

    提灯に舌からかさに足      み

   火にあぶり肴としたる神無月    り

    ひと雨ごとに海の近づく     り

   煙草屋の嫗舟漕ぐ昼下がり     み

    赤いかつらは草間彌生か     み

   幕をなし花の散りゆく嵐山     り

    等高線のとほり春めく      り

ナオ 切り株に当つて転ぶうさぎゐて棚の下には大き皿など   み

   きんいろの懐中時計に鎖あるやうに私の時は囚はれ    り

   濃い霧に自由の女神は右の手を下げて休みぬ少し微笑み  み

   土曜日の夜は熱出す土曜日の夜は寝るだけ土曜日の夜   り

   月ぞ知る大日本は銃後にも月月火水木金金        み


次は私です。  

遅ればせ乍らお見舞いを  投稿者:ぐみ  投稿日:2011年 7月27日(水)16時10分6秒 編集済

  きんいろの懐中時計に鎖あるやうに私の時は囚はれ    り

   濃い霧に自由の女神は右の手を下げて休みぬ少し微笑み  み

   土曜日の夜は熱出す土曜日の夜は寝るだけ土曜日の夜   り


   丘の月海原の月古都の月赤き十字の窓に寄る月       み


   月も知る日本にありし銃後とは月月火水木金金


   メリー描く太陽黄色月は白クリームサンデー大好きな色


     たいがいのアメリカの子は黄色いのは太陽で、月は白く表します。


 

秋蝉 名残表4  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 7月27日(水)07時36分0秒

     秋蝉やナイロンひかる落下傘  ゆかり

    色なき風に甘き横文字      り

   月も乗せ客船の旅整ひて     ぐみ

    物見の山に動く人影       み

   遠近法もちひすはこそ天狗様    り

    大風呂敷で包む大法螺      り

ウ  果しなき唐草模様とカルーセル   み

    姉妹の屋根に雪降り募り     み

   百合族のはじめは鏡殺しの刑    り

    牛車の列の三里四里とも     り

   土用波あやつる我の背に翼     み

    提灯に舌からかさに足      み

   火にあぶり肴としたる神無月    り

    ひと雨ごとに海の近づく     り

   煙草屋の嫗舟漕ぐ昼下がり     み

    赤いかつらは草間彌生か     み

   幕をなし花の散りゆく嵐山     り

    等高線のとほり春めく      り

ナオ 切り株に当つて転ぶうさぎゐて棚の下には大き皿など   み

   きんいろの懐中時計に鎖あるやうに私の時は囚はれ    り

   濃い霧に自由の女神は右の手を下げて休みぬ少し微笑み  み

   土曜日の夜は熱出す土曜日の夜は寝るだけ土曜日の夜   り


 遅くなりました。すみません、続きをお願いします。月の座を繰り上げて詠んで下さい。  

秋蝉 名残表3  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 7月25日(月)01時40分34秒

  「自由の女神」を頂きます。海霧(じり)なんてむずかしい言葉を使わなくても、「濃い霧に」とかでよいのでは?


   秋蝉やナイロンひかる落下傘  ゆかり

    色なき風に甘き横文字      り

   月も乗せ客船の旅整ひて     ぐみ

    物見の山に動く人影       み

   遠近法もちひすはこそ天狗様    り

    大風呂敷で包む大法螺      り

ウ  果しなき唐草模様とカルーセル   み

    姉妹の屋根に雪降り募り     み

   百合族のはじめは鏡殺しの刑    り

    牛車の列の三里四里とも     り

   土用波あやつる我の背に翼     み

    提灯に舌からかさに足      み

   火にあぶり肴としたる神無月    り

    ひと雨ごとに海の近づく     り

   煙草屋の嫗舟漕ぐ昼下がり     み

    赤いかつらは草間彌生か     み

   幕をなし花の散りゆく嵐山     り

    等高線のとほり春めく      り

ナオ 切り株に当つて転ぶうさぎゐて棚の下には大き皿など   み

   きんいろの懐中時計に鎖あるやうに私の時は囚はれ    り

   濃い霧に自由の女神は右の手を下げて休みぬ少し微笑み  み


 次は私です。  

秋蝉 名残表4  投稿者:ぐみ  投稿日:2011年 7月24日(日)14時37分38秒 編集済

  ナオ 切り株に当つて転ぶうさぎゐて棚の下には大き皿など み

   きんいろの懐中時計に鎖あるやうに私の時は囚はれ  り


   縞馬の檻白黒に塗りたれば囲いは己が身に溶けしごと み


   海霧(じり)濃き夜自由の女神右の手を下げて休みぬ笑みの微かに  み



 

かぶりました。  投稿者:ぐみ  投稿日:2011年 7月24日(日)10時53分0秒

  もたもた第三案をいじっていたら、時は進んでいました。

まぐろは冬の季語だと気付き、無理やり春を入れたり、題名も変えたりしましたが

すべては過去をいじっていたわけで。

では名残表3,4 の短歌に挑戦します。少々お待ちを。  

秋蝉 名残表2  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 7月24日(日)10時40分15秒

     秋蝉やナイロンひかる落下傘  ゆかり

    色なき風に甘き横文字      り

   月も乗せ客船の旅整ひて     ぐみ

    物見の山に動く人影       み

   遠近法もちひすはこそ天狗様    り

    大風呂敷で包む大法螺      り

ウ  果しなき唐草模様とカルーセル   み

    姉妹の屋根に雪降り募り     み

   百合族のはじめは鏡殺しの刑    り

    牛車の列の三里四里とも     り

   土用波あやつる我の背に翼     み

    提灯に舌からかさに足      み

   火にあぶり肴としたる神無月    り

    ひと雨ごとに海の近づく     り

   煙草屋の嫗舟漕ぐ昼下がり     み

    赤いかつらは草間彌生か     み

   幕をなし花の散りゆく嵐山     り

    等高線のとほり春めく      り

ナオ 切り株に当つて転ぶうさぎゐて棚の下には大き皿など み

   きんいろの懐中時計に鎖あるやうに私の時は囚はれ  り


 では次をお願いします。  

秋蝉 名残表1  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 7月24日(日)10時30分11秒

  では「春兎」をちょっといじって頂きます。前句と「春」がかぶるので、この際「草間彌生」を春と見なして春から離れます。一行でべろんと書きましょう。


   秋蝉やナイロンひかる落下傘  ゆかり

    色なき風に甘き横文字      り

   月も乗せ客船の旅整ひて     ぐみ

    物見の山に動く人影       み

   遠近法もちひすはこそ天狗様    り

    大風呂敷で包む大法螺      り

ウ  果しなき唐草模様とカルーセル   み

    姉妹の屋根に雪降り募り     み

   百合族のはじめは鏡殺しの刑    り

    牛車の列の三里四里とも     り

   土用波あやつる我の背に翼     み

    提灯に舌からかさに足      み

   火にあぶり肴としたる神無月    り

    ひと雨ごとに海の近づく     り

   煙草屋の嫗舟漕ぐ昼下がり     み

    赤いかつらは草間彌生か     み

   幕をなし花の散りゆく嵐山     り

    等高線のとほり春めく      り

ナオ 切り株に当つて転ぶうさぎゐて棚の下には大き皿など み


次は私です。

 

処女作です。  投稿者:ぐみ  投稿日:2011年 7月24日(日)02時51分25秒 編集済

  幕をなし花の散りゆく嵐山     り

     等高線のとほり春めく    り


雛壇にバウムクーヘン供へたり

 これもドイツ語トライリンガル  み


切り株に当りコロリの春兎

 棚の下には大き皿など      み


箸先に光る断面春まぐろ

  水輪のごとき筋の美はし     み



 

大丈夫  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 7月23日(土)23時30分34秒

  回文俳句だって作ったんだから。  

ええええっ????  投稿者:ぐみ  投稿日:2011年 7月23日(土)23時03分16秒

  私・・・短歌 作ったことありません。 どうしよう・・・  

秋蝉18  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 7月23日(土)18時06分34秒

     秋蝉やナイロンひかる落下傘  ゆかり

    色なき風に甘き横文字      り

   月も乗せ客船の旅整ひて     ぐみ

    物見の山に動く人影       み

   遠近法もちひすはこそ天狗様    り

    大風呂敷で包む大法螺      り

ウ  果しなき唐草模様とカルーセル   み

    姉妹の屋根に雪降り募り     み

   百合族のはじめは鏡殺しの刑    り

    牛車の列の三里四里とも     り

   土用波あやつる我の背に翼     み

    提灯に舌からかさに足      み

   火にあぶり肴としたる神無月    り

    ひと雨ごとに海の近づく     り

   煙草屋の嫗舟漕ぐ昼下がり     み

    赤いかつらは草間彌生か     み

   幕をなし花の散りゆく嵐山     り

    等高線のとほり春めく      り

ナオ


 さて名残の折です。7/1に私は(ひとまず、というのは、さきざきサプライズがあるかも知れないというほのめかしです。)と書きましたが、名残表は短歌六首としましょう。よろしくお願いします。


 

秋蝉16  投稿者:ぐみ  投稿日:2011年 7月23日(土)16時58分32秒

  火にあぶり肴としたる神無月    り

    ひと雨ごとに海の近づく  り


  煙草屋の嫗舟漕ぐ昼下がり   み

    赤いかつらは草間彌生か  み


    

秋蝉14  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 7月23日(土)13時20分6秒

   はい、どちらかというと「舌唐傘」という連なりが読みにくいという理由でひらがなとします。


   秋蝉やナイロンひかる落下傘  ゆかり

    色なき風に甘き横文字      り

   月も乗せ客船の旅整ひて     ぐみ

    物見の山に動く人影       み

   遠近法もちひすはこそ天狗様    り

    大風呂敷で包む大法螺      り

ウ  果しなき唐草模様とカルーセル   み

    姉妹の屋根に雪降り募り     み

   百合族のはじめは鏡殺しの刑    り

    牛車の列の三里四里とも     り

   土用波あやつる我の背に翼     み

    提灯に舌からかさに足      み

   火にあぶり肴としたる神無月    り

    ひと雨ごとに海の近づく     り


 とんでもない「月」の出し方をしてしまいました:-p

続きをお願いします。

 

蒲焼  投稿者:ぐみ  投稿日:2011年 7月23日(土)02時47分49秒

  こちら、昨日7月21日は「土用うしの日」とかで、日本食専門スーパーで試食販売をしていました。


ところで、発句に「傘」の文字が在るので、唐傘は「からかさ」としましょうか?  

秋蝉12  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 7月22日(金)19時41分39秒

  ううむ、自他場理論を援用するなら、この場合、自にしてしまえばよいのだと考えます。ちょっといじりますね。


秋蝉やナイロンひかる落下傘 ゆかり

    色なき風に甘き横文字     り

   月も乗せ客船の旅整ひて    ぐみ

    物見の山に動く人影      み

   遠近法もちひすはこそ天狗様   り

    大風呂敷で包む大法螺     り

ウ  果しなき唐草模様とカルーセル  み

    姉妹の屋根に雪降り募り    み

   百合族のはじめは鏡殺しの刑   り

    牛車の列の三里四里とも    り

   土用波あやつる我の背に翼    み

    提灯に舌唐傘に足       み


 颯爽とした感のある「背に翼」が、付句を得てにわかに妖怪めいてくる感じが、「飛行船」より効いていると思います。



 

何度でもアキラメナイ  投稿者:ぐみ  投稿日:2011年 7月22日(金)17時16分4秒

  秋蝉やナイロンひかる落下傘 ゆかり

    色なき風に甘き横文字     り

   月も乗せ客船の旅整ひて    ぐみ

    物見の山に動く人影      み

   遠近法もちひすはこそ天狗様   り

    大風呂敷で包む大法螺     り

ウ  果しなき唐草模様とカルーセル  み

    姉妹の屋根に雪降り募り    み

   百合族のはじめは鏡殺しの刑   り

    牛車の列の三里四里とも    り


   土用波御するサーファー背に翼  み

    ずん胴誇り飛行船浮く    み


 飛行船は乗り物なので、牛車に障るなら、更に客船も登場済みで障るなら


    提灯に舌唐傘に足     み



      

もう一回いかがですか  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 7月22日(金)00時29分29秒

      牛車の列の三里四里とも    り

   高速路大夕焼に呑み込まれ    み


 前にざんくろーさんがしきりに自他場ということを書いていましたが、この場合、場が続いて展開していない感があります。

 もう一句の方は蚊遣り豚とはいえ、打越の牛車に障るのでこちらも別の方がいいです。もう一回いかがですか。

 

やり直し  投稿者:ぐみ  投稿日:2011年 7月21日(木)14時14分5秒

  百合族のはじめは鏡殺しの刑   り

    牛車の列の三里四里とも    り


高速路大夕焼に呑み込まれ    み

  貯金は無理よ蚊遣り豚です  み  

はい  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 7月21日(木)07時54分33秒

  百合族で恋は通り過ぎたので、別のものの方がよいです。  

秋蝉の巻 12  投稿者:ぐみ  投稿日:2011年 7月21日(木)03時59分34秒

  百合族のはじめは鏡殺しの刑   り

    牛車の列の三里四里とも    り


誘はれる映画はいつも西部劇    、み

    年の差落差滝の激しさ    み


ここらで「恋」はいかがでしょうか。

百合族と障るかしら。

やりなおし、覚悟してます。  

秋蝉の巻 10  投稿者:ゆかり  投稿日:2011年 7月20日(水)23時44分2秒

     秋蝉やナイロンひかる落下傘 ゆかり

    色なき風に甘き横文字     り

   月も乗せ客船の旅整ひて    ぐみ

    物見の山に動く人影      み

   遠近法もちひすはこそ天狗様   り

    大風呂敷で包む大法螺     り

ウ  果しなき唐草模様とカルーセル  み

    姉妹の屋根に雪降り募り    み

   百合族のはじめは鏡殺しの刑   り

    牛車の列の三里四里とも    り


 遅くなりました。よろしくお願いします。


 


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