2022年7月7日木曜日

掲示板過去ログ111

 2015年 3月16日(月)20時47分7秒から2015年 3月22日(日)20時31分25秒まで。




ひとときの  投稿者:野口裕  投稿日:2015年 3月22日(日)20時31分25秒

   春というのをすっかり忘れていました。


庭を旅して蕗の薹摘む


で、お願いします。一句目は直さない条件は同じです。  

 

 

ひとときの  投稿者:野口裕  投稿日:2015年 3月22日(日)20時12分48秒

  庭を旅してレンズ探索


 一つお願い。直す場合も、一句目の七はそのままでお願いします。

どうしても直さざる得ない場合は、破棄してください。

もう一句考えます。

 

女学生→画学生  投稿者:媚庵  投稿日:2015年 3月22日(日)20時10分22秒

  「女学生」は確かに「女子大生」と同じですから、まずいような気が私もします。

気が付かなくてすみません。


「眼球」が和田悟朗さん由来の言葉ですので、


眼球を動かしてゐる画学生


こういうかたちではいかがでしょうか。

 

あ  投稿者:野口裕  投稿日:2015年 3月22日(日)18時07分24秒

  月と勘違いしていました。しばらくお待ちください。  

ううむ  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 3月22日(日)15時25分20秒

  裕さん、花の座の前に実体としての花を出さない方がよいでしょう。もう一句お願いします。

銀河さん、いいのいいの。  

いや?、でも・・  投稿者:銀河  投稿日:2015年 3月22日(日)14時39分6秒

  これが「女学生」だから、おもしろいのだ、という気もしてきました。ますますいらんことをいったようでもあります。m(_ _)m。。  

ゆかりさん、質問。  投稿者:銀河  投稿日:2015年 3月22日(日)14時35分26秒

  いらんことをいうようですみません。ずいぶんはなれているので、うちこしではないのですが、「女学生」とウラ一句目の「女子大生」はさわりませんか?「観劇」とか「紅葉を見る」、というビジュアルな連想ともかさなりますし、龍一郎さんがここだけをなにかに変えられたら眼球を動かすというのが「キマってきて」もっと面白くなるような気がするのですが?こういうこだわりは無意味でしょうか?  

ひとときの  投稿者:野口裕  投稿日:2015年 3月22日(日)13時55分44秒

  しばしはくれんそののちに木瓜  

ひとときの  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 3月22日(日)12時08分19秒

  媚庵さん、ありがとうございます。一句目は打越の「時空」と障るような気がするので、二句目を頂きます。


   ひとときの太古の焔お水取り  和田悟朗

    余寒おほきくうつろへる影   ゆかり

   かざぐるま風を愉しみ音立てて   銀河

    どこからか来るなつかしき声    七

   昼月のぼやけ両国橋の上      苑を

    電車から見て町は爽やか      令

ウ  紅葉へと女子大生の集まれる    由季

    楽屋口には菓子と手紙と     媚庵

   ささやきは拍手の波をくぐりきて   裕

    鎖骨に触れる罪の舌先      なむ

   蒟蒻を用ゐ閻魔を手なづける     り

    天動説に沿ふも夏月        河

   レコ-ドの傷撫でてゐる宵涼し    七

    先端恐怖症の眼科医        を

   学会へマジックインキで書く図表   令

    乾けばすぐに羽織る春服      季

   夜の花の向かふ側から汽笛鳴る    庵

    鮊子釘煮水分子形         裕

ナオ 抜け忍の家系で草を煎じ飲む     む

    貨物列車のやうなリビドー     り

   速読で知つたつもりのこと多く    河

    蕩蕩として忘却の川        七

   この冬に流行るてふ縞馬模様     を

    氷湖の上でスピン楽しき      令

   五年後の五輪に備へ竹植うる     季

    洗ひ飯食ふ宮本武蔵        庵

   帰りゆく燕の彼方眺めつつ      裕

    物の音の澄む神宮球場       む

   たれかれを招くでもなく月招く    七

    猫は伸びたりまるくなつたり    を

ナウ 二上の雪の時空に律あらむ      令

    揺れをさまりて曇る白息      河

   眼球を動かしてゐる女学生      庵


 裕さん、花より前の春の感じでお願いします。

 

ひとときの  投稿者:媚庵  投稿日:2015年 3月22日(日)11時56分37秒

    二上の雪の時空に律あらむ    令

    揺れをさまりて曇る白息   河


  目覚めれば七十万年後の故郷   庵

  眼球を動かしてゐる女学生    庵


ちょっと難吟苦吟です。お捌きください。


 

分りました  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 3月22日(日)11時54分3秒

  銀河さん、了解です。

 

すこしかえたいんですが・・  投稿者:銀河  投稿日:2015年 3月22日(日)11時25分42秒

  二上の雪の時空に律あらむ      令

    揺れをさまれば曇る白息   河



二上の雪の時空に律あらむ      令

    揺れをさまりて曇る白息   河



前の句が 未然形 推量で終わっているので。現在完了形にしたほうがいいように思います。直してくださいませんか?

   

雑ですね  投稿者:媚庵  投稿日:2015年 3月22日(日)08時07分29秒

  おはようございます。午前中に書き込むつもりでいます。  

ひとときの  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 3月22日(日)00時49分37秒

  一句目がよいでしょう。


   ひとときの太古の焔お水取り  和田悟朗

    余寒おほきくうつろへる影   ゆかり

   かざぐるま風を愉しみ音立てて   銀河

    どこからか来るなつかしき声    七

   昼月のぼやけ両国橋の上      苑を

    電車から見て町は爽やか      令

ウ  紅葉へと女子大生の集まれる    由季

    楽屋口には菓子と手紙と     媚庵

   ささやきは拍手の波をくぐりきて   裕

    鎖骨に触れる罪の舌先      なむ

   蒟蒻を用ゐ閻魔を手なづける     り

    天動説に沿ふも夏月        河

   レコ-ドの傷撫でてゐる宵涼し    七

    先端恐怖症の眼科医        を

   学会へマジックインキで書く図表   令

    乾けばすぐに羽織る春服      季

   夜の花の向かふ側から汽笛鳴る    庵

    鮊子釘煮水分子形         裕

ナオ 抜け忍の家系で草を煎じ飲む     む

    貨物列車のやうなリビドー     り

   速読で知つたつもりのこと多く    河

    蕩蕩として忘却の川        七

   この冬に流行るてふ縞馬模様     を

    氷湖の上でスピン楽しき      令

   五年後の五輪に備へ竹植うる     季

    洗ひ飯食ふ宮本武蔵        庵

   帰りゆく燕の彼方眺めつつ      裕

    物の音の澄む神宮球場       む

   たれかれを招くでもなく月招く    七

    猫は伸びたりまるくなつたり    を

ナウ 二上の雪の時空に律あらむ      令

    揺れをさまれば曇る白息      河


 媚庵さん、雑でお願いします。


 

ひとときの  投稿者:銀河  投稿日:2015年 3月22日(日)00時31分59秒

     たれかれを招くでもなく月招く    七

    猫は伸びたりまるくなつたり    を

ナウ 二上の雪の時空に律あらむ      令


    揺れおさまれば曇る白息      河

     ふるさと壊れたるは口惜し     河


ダイレクトでありたく・・ いかがでせうか?  

はい。  投稿者:銀河  投稿日:2015年 3月21日(土)18時17分48秒

  昨夜遅く寝て今朝早く起き、関西空港に夫を見送りに行ってきて、少々つかれました。夜までお待ちを。


諧謔心横溢する展開を令さんが背筋をただしてくださいました。さて・・。  

二上山  投稿者:令  投稿日:2015年 3月21日(土)14時20分33秒 編集済

  ゆかりさん、そうです。和田悟朗さんは、二上山をよく眺められたそうです。

春分だったか、夏至だったか、丁度二上山に日が没するのを見る事が出来る地点があったそうです。

時空、律、という言葉は、和田悟朗氏の語彙ですね。

「時空のささやき」というタイトルの「ささやき」の方は裕さんが使われました。  

ひとときの  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 3月21日(土)11時29分49秒

  「二上山(ふたかみ)のいただきはるか死後の春 和田悟朗」を踏まえているのでしょうか。「雪の時空に律あらむ」、すばらしい措辞ですね。


   ひとときの太古の焔お水取り  和田悟朗

    余寒おほきくうつろへる影   ゆかり

   かざぐるま風を愉しみ音立てて   銀河

    どこからか来るなつかしき声    七

   昼月のぼやけ両国橋の上      苑を

    電車から見て町は爽やか      令

ウ  紅葉へと女子大生の集まれる    由季

    楽屋口には菓子と手紙と     媚庵

   ささやきは拍手の波をくぐりきて   裕

    鎖骨に触れる罪の舌先      なむ

   蒟蒻を用ゐ閻魔を手なづける     り

    天動説に沿ふも夏月        河

   レコ-ドの傷撫でてゐる宵涼し    七

    先端恐怖症の眼科医        を

   学会へマジックインキで書く図表   令

    乾けばすぐに羽織る春服      季

   夜の花の向かふ側から汽笛鳴る    庵

    鮊子釘煮水分子形         裕

ナオ 抜け忍の家系で草を煎じ飲む     む

    貨物列車のやうなリビドー     り

   速読で知つたつもりのこと多く    河

    蕩蕩として忘却の川        七

   この冬に流行るてふ縞馬模様     を

    氷湖の上でスピン楽しき      令

   五年後の五輪に備へ竹植うる     季

    洗ひ飯食ふ宮本武蔵        庵

   帰りゆく燕の彼方眺めつつ      裕

    物の音の澄む神宮球場       む

   たれかれを招くでもなく月招く    七

    猫は伸びたりまるくなつたり    を

ナウ 二上の雪の時空に律あらむ      令


 銀河さん、お願いします。


 

ひとときの  投稿者:令  投稿日:2015年 3月21日(土)11時20分36秒

      物の音の澄む神宮球場       む

   たれかれを招くでもなく月招く    七

    猫は伸びたりまるくなつたり    を

ナウ 二上の雪の時空に律あらむ      令


お捌きください。  

ゆっくりのんびりゆきましょう  投稿者:銀河  投稿日:2015年 3月20日(金)23時45分20秒

  ウラ、名残オモテの展開は、私にとっては付け筋の展開がとても興味深く面白いです。


脇起、では、次第に話題がドンドンはずれてゆくものですが、今回は、亡くなられて間もないせいか、偲ぶとういう気もちを強く引いているので、すぐに故人の句の世界やエピソードに帰ってくるように思えます。

悟朗句のなかにはいくつかシマウマの句がありしかも、苑をさんがほのめかした時空の流れを読み込んでいます。

その縞の流れは、フィギュアスケートの今度は直立やTの字の姿勢でまわるスピン。の景に転じます。令さんがこの句をつけた所以は、アメリカ滞在中の和田先生が、凍った湖に出かけて、氷上のそこで車がスピンするので楽しかった、というような会話があったから、と聞きました。

オリンピックから宮本武蔵の五輪書、プロ野球の国鉄スワローズ、と活気ある展開。全く楽しいものです。


脇起について、こんなに考えたのは今度が初めてですが、なるほど、こういうふうに「発句」から時空がばがれだすのだな、と感じ入りました。全く関係ないと思えるつけ筋でも、膨大な句群のどれかを引いているような気にさせられて、発案者はたっぷりとその世界を考えることができます。

大団円をしっかり固めれるかどうか心配になる程です。  

分りました  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 3月20日(金)22時55分49秒 編集済

   では由季さんには挙句をお願いすることにしましょう。


   ひとときの太古の焔お水取り  和田悟朗

    余寒おほきくうつろへる影   ゆかり

   かざぐるま風を愉しみ音立てて   銀河

    どこからか来るなつかしき声    七

   昼月のぼやけ両国橋の上      苑を

    電車から見て町は爽やか      令

ウ  紅葉へと女子大生の集まれる    由季

    楽屋口には菓子と手紙と     媚庵

   ささやきは拍手の波をくぐりきて   裕

    鎖骨に触れる罪の舌先      なむ

   蒟蒻を用ゐ閻魔を手なづける     り

    天動説に沿ふも夏月        河

   レコ-ドの傷撫でてゐる宵涼し    七

    先端恐怖症の眼科医        を

   学会へマジックインキで書く図表   令

    乾けばすぐに羽織る春服      季

   夜の花の向かふ側から汽笛鳴る    庵

    鮊子釘煮水分子形         裕

ナオ 抜け忍の家系で草を煎じ飲む     む

    貨物列車のやうなリビドー     り

   速読で知つたつもりのこと多く    河

    蕩蕩として忘却の川        七

   この冬に流行るてふ縞馬模様     を

    氷湖の上でスピン楽しき      令

   五年後の五輪に備へ竹植うる     季

    洗ひ飯食ふ宮本武蔵        庵

   帰りゆく燕の彼方眺めつつ      裕

    物の音の澄む神宮球場       む

   たれかれを招くでもなく月招く    七

    猫は伸びたりまるくなつたり    を

ナウ


 この後の順は以下とします。


ナウ 令

    銀河

   媚庵

    裕

   なむ  花の座

    由季  挙句


 では令さん、雪で行きましょう。名残裏なのでしらふに戻った感じでお願いします。


 

順番が近いのですが  投稿者:由季  投稿日:2015年 3月20日(金)21時51分21秒

  これから日曜の昼頃までアクセスできません。

すみません。すみません・・・。  

ひとときの  投稿者:苑を  投稿日:2015年 3月20日(金)20時48分8秒

   物の音の澄む神宮球場       む

たれかれを招くでもなく月招く    七


 猫は伸びたりまるくなつたり    を


いかがでしょうか。  

ひとときの  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 3月20日(金)12時20分37秒

  二句目を頂きます。苑をさん、秋を離れて下さい。  

ひとときの巻  投稿者:七  投稿日:2015年 3月20日(金)11時45分50秒

   帰りゆく燕の彼方眺めつつ      裕

    物の音の澄む神宮球場       む


鍵開けて月招き入る秘密基地     七

たれかれを招くでもなく月招く    々


いかがでせう。


http://soup-stock7.blogspot.jp/


 

ひとときの  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 3月20日(金)09時03分49秒

  国鉄スワローズですね。


   ひとときの太古の焔お水取り  和田悟朗

    余寒おほきくうつろへる影   ゆかり

   かざぐるま風を愉しみ音立てて   銀河

    どこからか来るなつかしき声    七

   昼月のぼやけ両国橋の上      苑を

    電車から見て町は爽やか      令

ウ  紅葉へと女子大生の集まれる    由季

    楽屋口には菓子と手紙と     媚庵

   ささやきは拍手の波をくぐりきて   裕

    鎖骨に触れる罪の舌先      なむ

   蒟蒻を用ゐ閻魔を手なづける     り

    天動説に沿ふも夏月        河

   レコ-ドの傷撫でてゐる宵涼し    七

    先端恐怖症の眼科医        を

   学会へマジックインキで書く図表   令

    乾けばすぐに羽織る春服      季

   夜の花の向かふ側から汽笛鳴る    庵

    鮊子釘煮水分子形         裕

ナオ 抜け忍の家系で草を煎じ飲む     む

    貨物列車のやうなリビドー     り

   速読で知つたつもりのこと多く    河

    蕩蕩として忘却の川        七

   この冬に流行るてふ縞馬模様     を

    氷湖の上でスピン楽しき      令

   五年後の五輪に備へ竹植うる     季

    洗ひ飯食ふ宮本武蔵        庵

   帰りゆく燕の彼方眺めつつ      裕

    物の音の澄む神宮球場       む


 七さん、月の座をお願いします。

 

ひとときの。  投稿者:なむ。  投稿日:2015年 3月20日(金)06時50分30秒

     ひとときの太古の焔お水取り  和田悟朗

    余寒おほきくうつろへる影   ゆかり

   かざぐるま風を愉しみ音立てて   銀河

    どこからか来るなつかしき声    七

   昼月のぼやけ両国橋の上      苑を

    電車から見て町は爽やか      令

ウ  紅葉へと女子大生の集まれる    由季

    楽屋口には菓子と手紙と     媚庵

   ささやきは拍手の波をくぐりきて   裕

    鎖骨に触れる罪の舌先      なむ

   蒟蒻を用ゐ閻魔を手なづける     り

    天動説に沿ふも夏月        河

   レコ-ドの傷撫でてゐる宵涼し    七

    先端恐怖症の眼科医        を

   学会へマジックインキで書く図表   令

    乾けばすぐに羽織る春服      季

   夜の花の向かふ側から汽笛鳴る    庵

    鮊子釘煮水分子形         裕

ナオ 抜け忍の家系で草を煎じ飲む     む

    貨物列車のやうなリビドー     り

   速読で知つたつもりのこと多く    河

    蕩蕩として忘却の川        七

   この冬に流行るてふ縞馬模様     を

    氷湖の上でスピン楽しき      令

   五年後の五輪に備へ竹植うる     季

    洗ひ飯食ふ宮本武蔵        庵

   帰りゆく燕の彼方眺めつつ      裕

    物の音の澄む神宮球場       む


ちと安易か。。。お捌きを。。。  

ひとときの  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 3月19日(木)22時33分26秒

  最終案の佐々木小次郎で行きたいのですが、「来し方の帰燕の彼方」ではあまりにも詰め込みすぎなので、少しシンプルにして頂くことにします。


   ひとときの太古の焔お水取り  和田悟朗

    余寒おほきくうつろへる影   ゆかり

   かざぐるま風を愉しみ音立てて   銀河

    どこからか来るなつかしき声    七

   昼月のぼやけ両国橋の上      苑を

    電車から見て町は爽やか      令

ウ  紅葉へと女子大生の集まれる    由季

    楽屋口には菓子と手紙と     媚庵

   ささやきは拍手の波をくぐりきて   裕

    鎖骨に触れる罪の舌先      なむ

   蒟蒻を用ゐ閻魔を手なづける     り

    天動説に沿ふも夏月        河

   レコ-ドの傷撫でてゐる宵涼し    七

    先端恐怖症の眼科医        を

   学会へマジックインキで書く図表   令

    乾けばすぐに羽織る春服      季

   夜の花の向かふ側から汽笛鳴る    庵

    鮊子釘煮水分子形         裕

ナオ 抜け忍の家系で草を煎じ飲む     む

    貨物列車のやうなリビドー     り

   速読で知つたつもりのこと多く    河

    蕩蕩として忘却の川        七

   この冬に流行るてふ縞馬模様     を

    氷湖の上でスピン楽しき      令

   五年後の五輪に備へ竹植うる     季

    洗ひ飯食ふ宮本武蔵        庵

   帰りゆく燕の彼方眺めつつ      裕


 なむさん、秋の句を続けて下さい。


 なむさんの後ですが、脇起こしで九吟なので一人あまり、ゆかりは捌きに専念します。で、単純に詰めると長短がずれてしまうので、銀河さんは挙句をお願いします。すなわち以下とします。


    なむ

   七   月の座

    苑を

ナウ 令

    由季

   媚庵

    裕

   なむ  花の座

    銀河  挙句


 よろしくお願いします。  

ひとときの  投稿者:野口裕  投稿日:2015年 3月19日(木)21時09分16秒

  う~ん、難しい。


第一案は、

泡立草刈り取るまでの出番待ち

でしたが、楽屋が出ているのでなさそうです。


薄の穂刈り取る音も鎖鎌

と変えてみましたが、忍者があると駄目か。


両の手に一本ずつの箸を持ち

は、あまりにトリッキー。


最終的に、

来し方の帰燕の彼方眺めつつ

でどうでしょうか。


よろしくお願いします。  

ひとときの  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 3月19日(木)12時23分21秒

  一句目が断然よいですね。

裕さん、雑か秋でお願いします。  

ひとときの  投稿者:媚庵  投稿日:2015年 3月19日(木)09時52分1秒

  ナオ 抜け忍の家系で草を煎じ飲む     む

    貨物列車のやうなリビドー     り

   速読で知つたつもりのこと多く    河

    蕩蕩として忘却の川        七

   この冬に流行るてふ縞馬模様     を

    氷湖の上でスピン楽しき      令

   五年後の五輪に備へ竹植うる     季


        洗ひ飯食ふ宮本武蔵    庵

    七賢人を気取るご隠居   庵


 夏と雑でつくってみました。

 お捌きください。

 

はい  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 3月19日(木)08時59分0秒

  「竹植う」は驚いたことに夏の季語でして、陰暦5月13日に植えると枯れずに根付くのだそうです。冬や夏は一句で捨てて構わないので、夏か雑がいいでしょう。


 春と秋は三句続けないといけないので、花の座や月の座の近傍に出したいです。媚庵さんの次の裕さんで月の座圏に突入します。  

考え中  投稿者:媚庵  投稿日:2015年 3月19日(木)07時31分1秒

  季節は冬ですか?雑の句でもよいのでしょうか?ご教示いただければ幸甚です。  

みしみし第二  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 3月19日(木)00時32分18秒

  粛々と句会進行中です。

新しい題を出題しました。よろしければどうぞ。

http://6911.teacup.com/3434/bbs?  

ひとときの  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 3月18日(水)23時00分0秒

   由季さん、ありがとうございます。


   ひとときの太古の焔お水取り  和田悟朗

    余寒おほきくうつろへる影   ゆかり

   かざぐるま風を愉しみ音立てて   銀河

    どこからか来るなつかしき声    七

   昼月のぼやけ両国橋の上      苑を

    電車から見て町は爽やか      令

ウ  紅葉へと女子大生の集まれる    由季

    楽屋口には菓子と手紙と     媚庵

   ささやきは拍手の波をくぐりきて   裕

    鎖骨に触れる罪の舌先      なむ

   蒟蒻を用ゐ閻魔を手なづける     り

    天動説に沿ふも夏月        河

   レコ-ドの傷撫でてゐる宵涼し    七

    先端恐怖症の眼科医        を

   学会へマジックインキで書く図表   令

    乾けばすぐに羽織る春服      季

   夜の花の向かふ側から汽笛鳴る    庵

    鮊子釘煮水分子形         裕

ナオ 抜け忍の家系で草を煎じ飲む     む

    貨物列車のやうなリビドー     り

   速読で知つたつもりのこと多く    河

    蕩蕩として忘却の川        七

   この冬に流行るてふ縞馬模様     を

    氷湖の上でスピン楽しき      令

   五年後の五輪に備へ竹植うる     季


 媚庵さん、お願いします。

 

ひとときの  投稿者:由季  投稿日:2015年 3月18日(水)22時29分58秒

  ナオ 抜け忍の家系で草を煎じ飲む     む

    貨物列車のやうなリビドー     り

   速読で知つたつもりのこと多く    河

    蕩蕩として忘却の川        七

   この冬に流行るてふ縞馬模様     を

    氷湖の上でスピン楽しき      令


    五年後の五輪に備へ竹植うる    季


 お捌きください。  

ひとときの  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 3月18日(水)18時40分47秒

  はやっ! 由季さん、お願いします。  

ひとときの  投稿者:令  投稿日:2015年 3月18日(水)18時23分7秒

  ナオ 抜け忍の家系で草を煎じ飲む     む

    貨物列車のやうなリビドー     り

   速読で知つたつもりのこと多く    河

    蕩蕩として忘却の川        七

   この冬に流行るてふ縞馬模様     を

    氷湖の上でスピン楽しき      令


お捌き下さい。  

ひとときの  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 3月18日(水)18時17分13秒

  がんがん行きます。令さん、お願いします。  

ひとときの  投稿者:苑を  投稿日:2015年 3月18日(水)16時30分22秒

  ナオ 抜け忍の家系で草を煎じ飲む     む

    貨物列車のやうなリビドー     り

   速読で知つたつもりのこと多く    河

    蕩蕩として忘却の川        七

   この冬に流行るてふ縞馬模様     を


和田悟朗氏には苦笑していただくことに…お捌き下さい。  

ひとときの  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 3月18日(水)12時04分14秒

  七さん、ありがとうございます。苑をさん、お願いします。  

ひとときの  投稿者:七  投稿日:2015年 3月18日(水)10時11分30秒

   貨物列車のやうなリビドー     り

   速読で知つたつもりのこと多く    河


蕩蕩として忘却の川      七


お願いします。

http://soup-stock7.blogspot.jp/


 

ひとときの  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 3月17日(火)22時25分18秒 編集済

  銀河さん、ありがとうございます。暴れどころなのでがんがん行きます。


   ひとときの太古の焔お水取り  和田悟朗

    余寒おほきくうつろへる影   ゆかり

   かざぐるま風を愉しみ音立てて   銀河

    どこからか来るなつかしき声    七

   昼月のぼやけ両国橋の上      苑を

    電車から見て町は爽やか      令

ウ  紅葉へと女子大生の集まれる    由季

    楽屋口には菓子と手紙と     媚庵

   ささやきは拍手の波をくぐりきて   裕

    鎖骨に触れる罪の舌先      なむ

   蒟蒻を用ゐ閻魔を手なづける     り

    天動説に沿ふも夏月        河

   レコ-ドの傷撫でてゐる宵涼し    七

    先端恐怖症の眼科医        を

   学会へマジックインキで書く図表   令

    乾けばすぐに羽織る春服      季

   夜の花の向かふ側から汽笛鳴る    庵

    鮊子釘煮水分子形         裕

ナオ 抜け忍の家系で草を煎じ飲む     む

    貨物列車のやうなリビドー     り

   速読で知つたつもりのこと多く    河


 七さん、お願いします。  

ひとときの  投稿者:銀河  投稿日:2015年 3月17日(火)22時06分8秒

  ひとときの太古の焔お水取り  和田悟朗

    余寒おほきくうつろへる影   ゆかり

   かざぐるま風を愉しみ音立てて   銀河

    どこからか来るなつかしき声    七

   昼月のぼやけ両国橋の上      苑を

    電車から見て町は爽やか      令

ウ  紅葉へと女子大生の集まれる    由季

    楽屋口には菓子と手紙と     媚庵

   ささやきは拍手の波をくぐりきて   裕

    鎖骨に触れる罪の舌先      なむ

   蒟蒻を用ゐ閻魔を手なづける     り

    天動説に沿ふも夏月        河

   レコ-ドの傷撫でてゐる宵涼し    七

    先端恐怖症の眼科医        を

   学会へマジックインキで書く図表   令

    乾けばすぐに羽織る春服      季

   夜の花の向かふ側から汽笛鳴る    庵

    鮊子釘煮水分子形         裕

ナオ 抜け忍の家系で草を煎じ飲む     む

    貨物列車のやうなリビドー     り



   速読で知ったつもりのこと多く   河


「俳句文明」というエッセイ集。あとがきに「この本は、

速読癖のある人には向かない気がする」とあります。  

ひとときの  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 3月17日(火)21時03分52秒

     ひとときの太古の焔お水取り  和田悟朗

    余寒おほきくうつろへる影   ゆかり

   かざぐるま風を愉しみ音立てて   銀河

    どこからか来るなつかしき声    七

   昼月のぼやけ両国橋の上      苑を

    電車から見て町は爽やか      令

ウ  紅葉へと女子大生の集まれる    由季

    楽屋口には菓子と手紙と     媚庵

   ささやきは拍手の波をくぐりきて   裕

    鎖骨に触れる罪の舌先      なむ

   蒟蒻を用ゐ閻魔を手なづける     り

    天動説に沿ふも夏月        河

   レコ-ドの傷撫でてゐる宵涼し    七

    先端恐怖症の眼科医        を

   学会へマジックインキで書く図表   令

    乾けばすぐに羽織る春服      季

   夜の花の向かふ側から汽笛鳴る    庵

    鮊子釘煮水分子形         裕

ナオ 抜け忍の家系で草を煎じ飲む     む

    貨物列車のやうなリビドー     り


 改めまして銀河さん、どうぞ。

 

ひとときの  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 3月17日(火)12時48分4秒

  すごい飛躍ですね。では


貨物列車のやうなリビドー り


銀河さん、お願いします。  

ひとときの。  投稿者:なむ。  投稿日:2015年 3月17日(火)12時28分13秒

     ひとときの太古の焔お水取り  和田悟朗

    余寒おほきくうつろへる影   ゆかり

   かざぐるま風を愉しみ音立てて   銀河

    どこからか来るなつかしき声    七

   昼月のぼやけ両国橋の上      苑を

    電車から見て町は爽やか      令

ウ  紅葉へと女子大生の集まれる    由季

    楽屋口には菓子と手紙と     媚庵

   ささやきは拍手の波をくぐりきて   裕

    鎖骨に触れる罪の舌先      なむ

   蒟蒻を用ゐ閻魔を手なづける     り

    天動説に沿ふも夏月        河

   レコ-ドの傷撫でてゐる宵涼し    七

    先端恐怖症の眼科医        を

   学会へマジックインキで書く図表   令

    乾けばすぐに羽織る春服      季

   夜の花の向かふ側から汽笛鳴る    庵

    鮊子釘煮水分子形         裕

ナオ 抜け忍の家系で草を煎じ飲む     む


お捌きを。

 

面白い有益なコメント・・  投稿者:銀河  投稿日:2015年 3月16日(月)21時33分31秒 編集済

  いくら私が語り部になっても。過去の悟朗氏と、科学部門の和田悟朗教授のことはかたれない、その水の研究は、夫も関心を持って、ご自宅に伺い、ペーパーのコピーをいただいた事があります。

媚庵さんと裕さんとに来ていただいて良かった。渦、で中谷寛章と高山夕美木割大雄、の諸氏は、わたくしにも直結する同時代の方ですね。古き良き眩しき時代のスターです。  

おおお  投稿者:ゆかり  投稿日:2015年 3月16日(月)21時18分26秒

  和田悟朗さんをピボットとして人類の叡智がここに集まる「みしみし」であります。  

ところで  投稿者:野口裕  投稿日:2015年 3月16日(月)20時47分7秒

   和田悟朗の科学者としての最大の業績は、水分子の性質に関してのものです。

 普通の液体は、低温になるほど体積が小さくなります。ところが、水は凍る寸前の摂氏0度ではなく、摂氏4度ほどのときに体積が最小になります。

 この性質を、和田悟朗は水分子の形状に着目して説明しました。

 水分子のような、くの字の形状のものが整然と並ぶとくの字の開口部がスペースを取って体積が小さくなりません。少し雑然としているときの方が、くの字の開口部に他の水分子が入り込んで体積が小さくなります。本人のエッセイによると、和田モデルと呼ばれていたそうです。

 後年、南部陽一郎がノーベル賞を取ったことで有名になった、「自発的対称性の破れ」の例として、水分子の形状がよく取り上げられます。水分子の形状のせいで、摂氏0度ではなく、摂氏4度付近で体積が最小になることも、「自発的対称性の破れ」の帰結として出てくる素粒子の性質と関連づけることが出来ます。

 句会で、和田悟朗自らがその辺の事情について言及していました。司会をしながら、やっぱり和田悟朗は「自発的対称性の破れ」を意識していたかと思いつつ聞いていたことも、少し昔の話になってしまいました。

 


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